メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?

プレスリリース

search form

ソウル市、校内暴力・犯罪など「デザインで社会問題解決」法制化

– 韓国初「ソウル特別市社会問題解決デザイン条例案」8月3日立法予告 – 様々な社会問題の解決に成功したソウル市のデザイン事業の統合・体系的な推進 – 既存事業の推進のみならず今後の事業の拡大や他の自治体への拡大を期待 □ ソウル市は8月3日韓国で初めて「ソウル特別市社会問題解決デザイン条例案」の立法を予告した。デザインを通じて社会問題を予防し、様々な社会問題に対応できる法的根拠を整えるという趣旨である。 □ 社会問題を解決するデザインとして、犯罪予防デザイン条例は他の自治体や自治区にも多数あったが、犯罪予防デザインはもちろん校内暴力予防デザイン、認知症・高齢化対応デザインなど社会問題の解決につながるデザイン全般を包括する条例策定の試みはソウル市が初めてだ。 □ ソウル市はこれまで犯罪予防デザイン、校内暴力予防デザイン、ストレスフリーデザイン、認知健康デザイン、デザインガバナンスなど社会問題の解決に向けたデザイン事業を推進してきた。ソウル市の社会問題解決に向けたデザイン事業の効果が立証され、市民の社会的な支持や関心を受けることで、デザイン政策の軸としての重要性が増すだけでなく、物が中心となってきたデザインから人間中心のデザインへと、デザイン政策のパラダイムシフトが行われた。これを受け、政策の持続性と体系を整えるため法的根拠を設けることで今回の条例案を立法することになった。 □ 犯罪予防デザイン事業は2012年から2016年まで37か所、校内暴力予防デザインは2014年から2016年まで4か所、認知健康デザインは2014年から2016年まで3か所、ストレスフリーデザイン事業は昨年から始まり1か所が設置されており、このようにソウル市によるデザイン事業は今年も進められている。 □ また、今年6月に初めて社会問題解決デザインの国際フォーラムが開催され、約700人の市民から熱い反響を受け、ソウル市による社会問題解決デザインの国内外の事例や政策の方向性について議論し、社会問題解決デザイン条例の必要性に対するコンセンサスを形成した。 □ 条例案には▲社会問題解決デザインの定義および適用範囲 ▲基本計画の策定 ▲市民の参加 ▲教育・広報 などが盛り込まれている。 □ 急変する現代社会における社会問題は、可変的かつ流動的であるため、これらをデザインと結び付けて定義を下すことが容易ではなかったが、これまで事業を推進する過程で追及してきた政策の方向性を中心に有識者の意見を取りまとめ社会問題解決デザインを定義した。 □ 「社会問題解決デザイン」とは、市民の要望を把握し、市民の協力のもとデザインを通じた効率的な解決策を提示するデザインと定義される。 □ 適用範囲は、人口構造の変化に対応するデザイン、リスク予防を目的としたデザイン、生活環境改善デザイン、情緒的安定感を増進するデザインなど7つのカテゴリーと規定している。また3年ごとに基本計画を策定し段階別・部門別の推進計画を立てるようにした。 □ 特に市民がデザイン事業を提案しその過程で市民が参加できる規定を作ることで、他のデザイン関連条例より市民の参加を強調した。 □ 「ソウル特別市社会問題解決デザイン条例案」は、2017年8月3日から23日まで20日間の立法予告期間を設ける。今回の制定案に関して意見のある団体又は個人は、8月23日までソウル特別市デザイン政策課宛に郵便、ソウル特別市法務行政サービス(http://legal.seoul.go.kr/)を通じて意見を提出することができる。 □ ソウル市文化本部のソ・ジョンヒョプ本部長は「今回の条例を通じて社会問題解決デザインを包括的に管理できる体系を作り、これまで扱うことができなかった社会問題もデザインの観点から扱えるよう本格的に政策を推進していきたい」とし「全国的に社会問題の解決に向けたデザインが拡大していくきっかけになればと思う」と話した。
SMG 1,877
世宗大路の水遊び場で真夏の暑さを吹き飛ばそう!

世宗大路の水遊び場で真夏の暑さを吹き飛ばそう!

– 当日給水のきれいな水の様々なプールや憩いの場を設置 – ウォータースライド、ウォーターホイール、迷路・障害物バウンスハウスなどいろんなアイテムが盛りだくさん – 午前9時から午後6時まで世宗大路の車の通行止め、迂回道路の確認や公共交通の利用促す □ 暑さが猛威を振るう今年の夏、遠出しなくてもバカンス気分を味わいたい市民には朗報だ。8月6日(日)、ソウル市が光化門Y字路から世宗大路十字路に向かって550mの道路を歩行者天国にし、水遊びフェスティバルを開催する。 ○ 水遊びフェスティバルは世宗大路の歩行者天国で開催されたものの中でも多くの市民から人気を集めたイベントで、今年で3回目を迎える。 < 子どもと一緒に安全で楽しい都心の中の水遊び > □ 今回の世宗大路の水遊び場は5つのプールと迷路・障害物のバウンスハウスなど合わせて6つで構成され、昨年よりスケールも大きくなった。 □ 各プールには2つのウォータースライドやウォーターホイールなど一緒に楽しめる水遊びアイテムを配置するほか、乳幼児向けのミニプールも用意される。 ○ 楽しいウォータースライドだけでなく、ウォーターホイールや迷路・障害物ゲームなど様々な水遊び体験もできるうえ、乳児はペダルボートやミニプールに設置されたあめんぼボートも体験できるようになっている。 □ 水遊びの途中、疲れた子どもや子連れの家族が暑さを凌げるよう、芝生の休憩所、パラソル、日よけテントなど憩いの場が設けられ、市民の便宜を図った簡易更衣室も設置される。 □ 特にソウル市は28人のライフセーバーを各プールに配置し、プール周辺は人口芝生を敷くことで子どもたちがより安全に水遊びを楽しむことができるよう事故予防に細心の注意を払う方針だ。 ○ すべての水遊び体験は安全ルールを順守し、ライフセーバーの指導のもと安全に行われる予定で、安心して楽しめるよう当日使われるウォータープールの水も飲めるほどのきれいな水が使われる計画。 □ 今週日曜日、子どもと一緒に安全で楽しい水遊びを体験したければ、着替えの服やタオルなどを用意して世宗大路を訪問すると、ビルの森の中の歩行者天国で、様々な水遊びをしながら特別な思い出を作れるだろう。 < 9時~18時光化門→世宗大路の十字路通行止め、公共交通の利用促す > □ 一方、当日の8月6日(日)の午前9時から午後6時までの間、光化門のY字路から世宗大路の十字路方向の道路では車が通行止めとなる。。市は訪問客になるべく公共交通を利用し、近隣の道路を利用する人にはあらかじめ迂回情報を確認するよう呼び掛けている。 関連イメージ 世宗大路の車の通行止め区間 迂回道路および主な交差路の交通案内 □ また当日は普段世宗路を運行している29路線ののバスも迂回運行し、歩行者天国により光化門と世宗大路の間の3つの市内バス停留所も一時閉鎖される。バスを利用する場合は、光化門(東和免税店前)、鍾路1街(鐘閣前)など周辺の停留所で下車し、徒歩で移動するか地下鉄を利用することになる。 □ ソウル市は、イベント当日世宗大路一帯の交通混雑や市民が感じる不便さを解消するために13の交差路と主な横断歩道に警察、模範運転手、安全要員など80人を分散配置し、迂回道路を案内するなどして通行量を調整する計画。 ○ これに先立ち、30日から光化門広場を中心に独立門~恵化交差路、市庁駅~三清洞、西大門~鍾閣など都心全域の主な道路沿いにPRバナーや大型の立て看板などを設置し、車の通行の内容と迂回道路に関する情報を案内している。 □ さらにソウル市はこのような交通情報を120タサンコールセンター、交通情報センターホームページ(topis.seoul.go.kr)、モバイルアプリ(m.topis.seoul.go.kr)、歩行者天国道路ホームページ(www.seoul.go.kr/story/walk)でも案内する。 □ ソウル市都市交通本部のコ・フンソク本部長は「今週日曜日、近くの世宗大路に足を運び道路の上での一味違った水遊びを楽しんでいただきたい」とし、「今後も気楽に楽しめる都心の中の歩行空間や遊びの空間を拡大していきたい」と話した。 添付1:8月1週行事プログラム運営(案) 添付2:2016世宗大路水遊び場(写真資料) 添付1 8月1週行事プログラム運営(案) □ 水遊びフェスティバル ○ 水遊びフェスティバル※ 利用ルール:満7歳~14歳、満7歳未満の場合は保護者同伴で利用可能 ○...   Read more
SMG 1,653

漢江に並ぶ100の味のパレード!

– 7月30日~8月20日、毎週日曜日、盤浦漢江公園、「フードトラック100」→ 午後3時~夜9時、漢江沿いで繰り広げられる真夏の暑さを吹き飛ばす特別イベント! – 8月13日~15日、盤浦漢江公園「グローバルフードフェスティバル」→ 午後4時~夜11時、漢江で世界の人々と一緒に楽しめるグローバルフードフェスティバル □ ソウル市(漢江事業本部)は盤浦漢江公園の月光広場で食べて見て楽しい「フードトラック100」と「グローバルフードフェスティバル」を開催すると発表した。 < 毎週日曜日、盤浦漢江公園を訪れる味の祭り > □ 「フードトラック100」は昨年に続き今年で2回目を迎えるプログラムで、7月30日(日)から8月20日(日)まで毎週日曜日(8月13日を除く)盤浦漢江公園の月光広場で開催される。都心で特別な時間を過ごしたいカップル、家族などの避暑客のために設けられた。 □ 「フードトラック100」には、現在人気運営中のソウルバムトッケビナイトマーケットのフードトラック25台と新たに選定されたフードクラック25台が参加する予定。味はもちろん衛生面でも安全性が検証された50台のフードトラックが盤浦漢江公園に集まり、味の饗宴が始まる。 □ また、アクセサリー、インテリアアイテム、生活用品などアーティストの手作り商品を販売するトラックも並び、様々な料理を味わい、世界でたった一つのハンドメイド商品を見物しながら、真夏の特別な思い出を残すことができる。さらに今年はカードおよび現金決済も可能になり、美味しい食べ物を気楽に楽しむことができるようになる。   □ 雨天中止の場合あり。問い合わせや案内はホームページ(http://www.foodtruck100.org)または電話(02-6927-0039)まで。 < 漢江フードバカンス!Global Food Festival@漢江2017 > □ 3日間限定で、8月13日(日)から8月15日(火)まで盤浦漢江公園の月光広場で「グローバルフードフェスティバル」が開催される。今回の行事は全国のフードトラックが一堂に会する「ソウル・バムトッケビナイトマーケット」と米国、ポーランド、ケニアなど6国の大使館も参加する世界文化交流の場になる。 □ 「グローバルフードフェスティバル」のテーマは3つに分けられ、訪問客が好きなテーマを選んで楽しめるように用意されている。まず、多様な食べ物を味わうことができる「グローバルフードゾーン」、冷たいドリンクが飲める「グローバルクラフトドリンクゾーン」、そして各国の大使館が参加し世界各国のエキゾチックな商品が並ぶ「グローバルフリーマーケットゾーン」で構成される。そのほか、トークコンサートやライブステージなど楽しい公演も開催される。 □ 「グローバルフードフェスティバル」の運営時間は午後4時から夜11時までで、入場は無料。 □ 雨天延期の場合あり。問い合わせはホームページ(http://greatkoreanbeerfestival.com)または電話(070-7680-1115)まで。 □ ソウル市漢江事業本部のパク・ギヨン総務部長は「暑さで疲れた市民のために漢江で楽しめるパーティーを用意した」とし、「盤浦漢江公園に足を運び美しい夜景を背景に様々な味の料理を楽しみながら暑い夏を涼しく過ごしてほしい」と話した。  □ 添付:1.関連イメージ 関連イメージ フードトラック100 グローバルフードフェスティバル
SMG 780

外国人観光客がソウルの地下鉄に熱狂する理由は?

– CNNなど海外メディアでも最高と認められた交通カードシステムなど最先端のITサービス – 便利な乗換施設、階段を使わずアクセス可能な駅88%、ロンドンより3倍↑ – 車内の冷暖房設備、乗降場ホームドア、外国語案内など細心なサービスも人気 □ ペルーはマチュピチュ、中国は万里の長城、インドはタージマハル。では、韓国を代表するのは何だろうか。世界最大規模の旅行情報サイト「トリップアドバイザー」は、昨年発表した「世界の国々で観光客がやるべきただ一つのこと」で、韓国に行くならソウルの地下鉄に必ず乗るべきだと紹介している。京福宮と明洞を抜き、世界の人々を熱狂させたソウル地下鉄の魅力は何だろう。 □ ソウル地下鉄1~8号線を運営するソウル交通公社(代表:キム・テホ)が、外国人がソウルの地下鉄を利用した際に満足したサービスや印象に残ったと答えた施設の話を紹介した。 «交通カードシステムなど最先端のITサービス» □ ソウル地下鉄の交通カードシステムは、数多くの国がベンチマークのため韓国を訪れるほど注目されている。実際にソウル市は、多くの国や都市に交通カードシステムを輸出している。昨年は、スペイン経営大学院が発表する全世界都市発展度評価でソウルが都市交通分野で第1位となった。 □ ソウル地下鉄は、運営会社や路線とは関係なく交通カード一枚でどこでも乗換が可能で、料金を一度で清算できるという長所がある。利用区間超過などにより交通カードが残額不足となった場合、改札周辺に設置された自動精算機で直ちに精算できる。 □ 観光地に関する情報や地図を検索することの多い外国人観光客は、ソウル地下鉄が提供するWifiサービスに大変満足している。BBCは、ロンドンの地下鉄と世界の地下鉄を比較する記事で、ソウル地下鉄の4G-Wifiサービスを世界最高のシステムだと評価した。米CNNも、ソウル地下鉄の無線インターネットサービスを世界で最も優れたシステムだと紹介した。。 ○ 開通から100年経ったニューヨーク地下鉄は、現在もトンネルで携帯電話の通信状態がよくないという点でソウル地下鉄とは対照的だ。 □ 外国人が驚くもう一つのソウル地下鉄のITサービスは、3~4つ前の駅からリアルタイムで到着情報を知らせるLED発車案内表示である。ソウル地下鉄のLED発車案内表示が閉鎖的に運営されていた地下鉄運行情報をデジタル技術と融合することで、地下鉄の利用客に有益な情報を提供できるようになった良い例だ。 «ロンドンチューブも羨む乗降便宜施設» □ 7月初旬ロンドンの地下鉄チューブは、高齢者や障がい者の利用便宜を図るために今後5年間2億ポンド(約1,500憶ウォン)を投じ、階段を使わずアクセスできる(Step-Free)駅舎を、現在の26%から40%以上に引き上げると発表した。では、ソウル地下鉄の乗降便宜施設はどうだろう。 □ ソウル地下鉄は、階段を全く利用せずエレベーターだけで乗降場から出口まで移動できる駅舎が駅全体の88%に上る。ロンドンチューブの3倍を超える水準だ。ソウル地下鉄は現在11の駅でエレベーターの追加設置を進めており、今後乗降便宜施設の設置率はさらに高くなる見込みだ。 «座席も暖かく、快適な冷暖房システム» □ ソウル交通公社は「暑すぎる」や「寒すぎる」といった苦情が1日平均1,500件以上寄せられるが、外国人の目から見たソウル地下鉄の冷暖房システムは非常に優秀である。 □ 外国人は特にソウル地下鉄はほかの地下鉄に比べ差別化された、細かいところまで行き届いた冷暖房システムを整えている点が印象深いと答えている。ニューヨークに住むパラッシュ・ゴーシュ(Palash ghosh)氏は、オンラインニュースメディアの「インターナショナルビジネスタイムズ」に投稿し、「ソウル地下鉄は座席が布で覆われておりどこも破れていないうえ、冬には座席にも暖房がきくところが素晴らしい」と話した。 □ 米旅行情報サイト「ワンダーウィズダム(Wander Wisdom)」は昨年5月、アジア4大地下鉄のひとつとしてソウルを集中的に紹介し、冷房が苦手な人のために冷房の設定温度を他の車両より少し上げた「弱冷房車」をソウル地下鉄の魅力として取り上げていた。 «韓国語が分からなくてもOK、便利な外国人案内システム» □ ソウル交通公社は外国人も地下鉄を不便なく利用できるよう多言語案内システムを整えている。地下鉄の乗車券を購入できる1回用交通カード販売機には韓国語以外に英語、中国語、日本語で案内言語を選べる。すべての車両では韓国語と共に英語の案内が順次放送され、72の主な乗換駅と終着駅では中国語と日本語のアナウンスも流れる。 □ モバイルアプリの路線図サービスの普及に伴い、韓国語の路線図へのニーズより、外国語路線図へのニーズが着実に増えている。ソウル交通公社では毎年2回、英語、中国語、日本語が併記された外国人向け路線図を制作し、277の全駅の案内センターに配置している。 ○ 外国人向け路線図には地下鉄路線以外にも1回用交通カードの購入方法や観光通訳サービス、主な観光情報センターなどに関する案内も載っている。 «未来型地下鉄につながるドア、乗降場のホームドア» □ 米ニュースサイト「ビジネスインサイダー」は、2015年12月の記事で「韓国で地下鉄に乗ると、ニューヨークの地下鉄がどれだけ立ち遅れているかわかるだろう」と、ソウル地下鉄の最新施設に多くの関心を示した。同メディアは騒音や安全事故の減少効果の高い乗降場のホームドアをソウル地下鉄の代表的な施設として紹介した。 □ ソウル地下鉄の乗降場のホームドアは、2009年に全駅に設置を完了したが、以前に比べ騒音は7.9%改善し、冷房費用は36%も減少する効果があった。アメリカの留学生トーマス・マッケンス氏は、今年6月「ワンダフル、韓国の地下鉄」というタイトルで東亜日報に投稿し「ソウルは他の国と比べてより早いスピードで未来の交通手段に近づいているようだ」とソウルの地下鉄を説明した。 □ ソウル交通公社のキム・テホ代表は、「外国人が安全かつ便利にソウル地下鉄を利用できるよう不便な点や改善点がないかなどを継続して関心を持っている」とし「世界的な規模に見合うよう、満足度や利便性においても世界的な水準を目指して最善を尽くしたい」と話した。 □ ソウル交通公社は今年5月の発足で、輸送人員世界3位、営業距離世界4位、保有車両世界4位、運営駅数世界3位となり、北京、ニューヨーク、ロンドン、パリの地下鉄など世界有数の地下鉄と肩を並べるようになった。
SMG 2,530

ソウル地下鉄1~8号線「ゴミ箱のないトイレ」を拡大運営

– ソウル交通公社、備え付けのゴミ箱をなくす事業運営を1~4号線に拡大。 – 使用済みのトイレットペーパーは便器に、生理用品はサニタリーボックスに – 便器の詰まりに備え、メンテナンス要員を投入、代替利用可能なトイレへ案内 □ ソウル地下鉄1~8号線を運営しているソウル交通公社(代表:キム・テホ)は、駅内の快適なトイレ環境づくりのため「ゴミ箱のないトイレ」を1~8号線の全駅で運営すると発表した。男子トイレは8月1日から、女子トイレは9月1日から本格的に運営される予定。 ○ ソウル地下鉄5~8号線は、2014年4月から「ゴミ箱のないトイレ」が全面実施されている。 □ 「ゴミ箱のないトイレ」は、各トイレに備え付けられているゴミ箱をなくし、女子トイレには、サニタリーボックスのみを設置するという事業である。ゴミ箱をなくせば悪臭が減り、トイレを清潔に保つことができるため、地下鉄を利用する市民はより快適に公衆トイレを利用できると期待される。 ○ ソウル交通公社は、トイレの備え付けのゴミ箱をなくす代わりに洗面台の隣に一般のゴミ箱を設置し、市民の便宜を図る計画。 □ 交通公社はこの事業を通じて一日も早く新たな公衆トイレ文化として定着するよう、韓国トイレ協会、トイレ文化市民連帯と協力し「ゴミ箱のないトイレ」のPRに乗り出す。 □ 「ゴミ箱のないトイレ」の実施にあたっては、初期はトイレがよく詰まる可能性もあることから、トイレのメンテナンスのために集中的に人員を投入し、市民が感じる不便さを解消する方針である。また、駅内のトイレが詰まった場合、代わりに駅周辺の公衆トイレへ案内する考え。 ○ ソウル地下鉄5~8号線における「ゴミ箱のないトイレ」のテスト運営(2012年)直後、実施前より詰まる頻度が6.6倍も増えたが、この事業が定着してからは、実施前と同程度の頻度に減少した。 □ ソウル交通公社の関係者は「ゴミ箱のないトイレがきちんと定着するためには、何よりもソウル市民の理解と協力が大事だ」とし、「備え付けのトイレットペーパーを適切に使い、生理用品はサニタリーボックスを利用することで皆が快適に利用できるトイレにしていきたい」と話した。
SMG 2,020
韓流好きのあなたを、韓流の都市ソウルにご招待します! ソウル市、海外韓流ファン招待オンラインイベント開催

韓流好きのあなたを、韓流の都市ソウルにご招待します! ソウル市、海外韓流ファン招待オンラインイベント開催

7月24日(月)~8月13日(日)までK-popカバーダンス・韓流スターメイクアップなど韓流パロディー作品公募 優勝チーム1組をソウルにご招待(韓流スポットツアーTOP10 )、その他K-pop授賞式の入場券などの景品をプレゼント □ ソウル市は、7月24日(月)から3週間、世界中の韓流ファンを対象にしたオンラインイベントを開催し、「ソウルの韓流スポットTOP10」、「韓流体験プログラム」などソウルの韓流観光資源のPRを実施。 □ 本イベントは、海外の韓流ファンを対象に韓流コンテンツのパロディー映像を募集し、優勝者(大賞受賞者)をソウルに招待するイベントで、優勝者は4泊5日の「ソウルの韓流スポットTOP10」ツアーをはじめ、ソウル市が運営するK-popダンスクラスなど「韓流体験プログラム」に参加することになる。 ○ 「ソウルの韓流スポットTOP10」は、「星から来たあなた」の撮影地「ナムサン(南山)タワー」、韓流スター体験施設「SMTOWNコエックスアティウム」など、ソウルを代表する韓流スポットで昨年韓国人観光客および外国人観光客およそ13,000人の投票によって選ばれ、 ○ 「韓流体験プログラム」は、ソウル市が民間企業と協力し、外国人観光客を対象に運営している韓流体験型観光プログラムでK-popダンス体験・韓流スターヘアメイククラス・K-foodクッキングクラスなどがある。 □ 本イベントは、7月24日(月)から8月13日(日)まで行われ、参加希望者はソウル市公式観光情報ウェブサイト (www.visitseoul.net) イベントページにアクセスし、K-popカバーダンス・K-drama名シーン・韓流スターメイクアップなど、好きな韓流コンテンツの自分だけのアイディアを盛り込んだパロディー作品(動画・写真)を提出すればよい。 ○ 韓流が好きな外国人なら誰でも参加可能で、出品作品には必ず応募者本人が出演しなければならない。 □ 大賞受賞者(1チーム、合計2名)は、9月中に4泊5日間ソウルに招待する予定であり、その他最優秀賞(5名)および優秀賞(50名)受賞者には、それぞれAmazon.comオンライン商品券(USD100相当)と韓流スターが勢ぞろいの「melonミュージックアワード2017」の入場券を贈る予定。 ○ 優秀作品は、独創性、創意性、審美性、演出力などを総合評価して選定される。最終選定結果は8月18日(金)同ウェブサイトにて発表予定。 □ ソウル市の観光事業を担当するキム・テミョン課長は、「K-popカバーダンス・韓流スターメイクアップ動画などの韓流コンテンツを自分だけの色で表現する積極的な韓流ファンを対象に、ソウル観光への関心を高めようとこのイベントを計画した」とし、「今後も韓流観光客の誘致の拡大のためにソウルの韓流観光資源をPRしつづけていく」と述べた。 添付1.オンラインイベントポスター 添付2.ソウルの韓流スポットTOP10リスト 「ソウルの韓流スポットTOP10」リスト 番号 区 分 名 称 内 容 1 韓流文化体験 SMTOWN@coexartium SMエンターテインメント所属アーティスト関連の展示および体験 2 韓流スター通り(K-Star Road) アイドルグループのアートトイ展示、主要芸能プロダクション密集地域 3 人気ドラマ撮影地 ナムサン(南山)タワー <星から来たあなた>、<無限に挑戦>、 <私たち結婚しました>などの撮影地 4 ヨイド(汝矣島)公園、ハンガン(漢江)遊覧船 <星から来たあなた>、 <無限に挑戦>、 <ランニングマン>などの撮影地 5 セビッ島、 バンポ(盤浦)大橋月光虹噴水 <彼女はキレイだった>, <ランニングマン>, <アイリス>撮影地 6...   Read more
SMG 1,488
ソウルグローバル文化体験センターで韓流の伝統文化を楽しもう!

ソウルグローバル文化体験センターで韓流の伝統文化を楽しもう!

– ソウルグローバル文化体験センター(明洞)、 家庭の月・5月を迎え外国人住民向けイベント満載 – カリグラフィー、民画ドローイング、子ども韓服体験、韓紙カーネーション作り、書堂体験など – 対象に合わせた伝統文化・最新韓流文化体験プログラムの通年運営 – センター施設の貸し出しにより、外国人住民コニュニティーのイベントや集いなどを活発に支援   □ 扇子にハングルの名前を書いてみるカリグラフィーや韓国伝統染料を使って描く民画クラス、父母の日に贈る韓紙のカーネーション作り、書堂(日本で言う寺子屋のような町内の教育機関)の先生に教わる礼儀作法や書道の体験クラスなど、ソウル市が家庭の月5月を迎えソウルグローバル文化体験センターで外国人住民や外国人観光客向けの様々な文化プログラムを実施する。 □ ソウル市が運営するソウルグローバル文化体験センターはソウルの中心地のひとつ、明洞に位置しており、2009年3月に開館した。同センターは訪韓外国人観光客および外国人住民に韓国の伝統文化、最新の韓流文化、様々な生活情報などを提供する外国人住民支援施設として活躍している。 □ 伝統文化体験プログラムの内容は、ハングルのカリグラフィー、民画のドローイングクラス、子どもの韓服体験、木工芸品に色を塗る子ども工芸クラスのほか、多文化家族が一緒に楽しめる家族映画の上映、父母の日と先生の日に贈る韓紙のカーネーション作り、外国人住民が母国にハガキを送るイベントなども用意されている。 ソウルグローバル文化体験センターで韓流の伝統文化を楽しもう Pプログラム 実施日程 内容 カリグラフィー 5月2日(火) 16:00~17:00 扇子にハングルの名前を書く 色塗り 5月2日(火)~8日(月) 10:00~18:00 木工芸品に色を塗る(子どもクラス) ハガキ送り 5月2日(火)~8日(月) 10:00~18:00 母国にハガキを送る 民画ドローイング 5月4日(木) 14:00~16:00 韓国伝統染料で民画を描く 子ども韓服体験 5月5日(金) 10:00~12:00 14:00~16:00 伝統衣装の韓服を着て記念撮影 (その場でプリントした写真を受け取ることができる) 家族映画上映会 5月6日(土) 15:00~17:00 韓国映画上映(英語字幕):『ハーブ(Herb)』 韓紙カーネーション作り 5月8日(月) 16:00~17:30 父母の日の韓紙カーネーション作り 書堂体験 5月13日(土) 15:00~16:00 書堂の先生に教わる礼儀作法・書道体験 □...   Read more
SMG 2,579
5月20日オープン、国内初の高架歩行路「Seoullo 7017」

5月20日オープン、国内初の高架歩行路「Seoullo 7017」

– ソウル市、グランドオープンに先立ち「Seoullo 7017」上部を初公開、今後の運営方針も発表 – 四通八達の歩行都市へのティッピングポイント…市が直営管理、警察・消防と協力関係を構築 – 耐震等級1、最大5万人まで通行可…PM2.5、台風、大雨などの災害に予防段階から対応 – 人形劇、作品展示、公演、体験など文化コンテンツ施設8か所…見所満載の楽しい空間に – 高架上部や万里洞広場で四季の祭り、街頭芸術祭り、ファーマーズマーケットなど年中イベント開催 – 5月20日(土)午前10時から全面オープン…午後7時半からオープニングセレモニー、ライトショーや市民合唱団の公演も   □ 漢江の奇跡と言われる韓国近現代の歴史を45年間ともに歩み、ソウルの産業発展を支えてきた「車道」ソウル駅高架が、5月20日(土)自然と調和をなす韓国初の高架歩道橋「Seoullo 7017」として生まれ変わり、再び市民に開放される。ソウル駅高架は、70年代の産業化の遺産ともいえる最古級の道路構造物で、安全性評価ではD級判定を受けた。 < 四通八達の歩行都市へのティッピングポイント…市が直営管理、警察・消防等と協力関係構築 > □ オープンと同時に「Seoullo7017」は、自動車が通行できない「歩行者専用道路」となる。また、会賢駅、南山歩道橋、ソウル駅広場、青坡洞、中林洞などを17の陸橋でつなぐほか、周辺500メートル以内に4言語(韓、中、英、日)の案内標識を設置することで、断絶されていた都市との往来を再活性化する。市は、「Seoullo7017」が、どこへでも自由に行き来できるソウルの歩行天国へと様変わりする、ティッピング・ポイントの役割を担うだろうと発表した。 □ 市は、緑の都市局に担当組織(Seoullo7017運営団)を立ち上げ、「Seoullo7017」に関する安全、清掃、植物管理、プログラムの運営などの直営管理を行う。また、警察、消防、 韓国鉄道公社、ホームレス支援センターなどと協力体制を構築するとともに、集会や投棄など、考えられるあらゆる事態に対応する3ステップ(予想→発生→事後管理)の管理マニュアルを作ることにした。 □ ソウル市は、市民への開放に先立ち、25日(火)、現在9割方工事が完了し、仕上げ段階に入っている「Seoullo7017」の上部を初めて公開し、安全・防犯計画や自然災害、災難への対応、植物管理、観光・便宜施設の管理、文化・祭典関連プログラムなど、今後の運営方針について案内を行った。 <耐震等級1、荷重耐力最大5万人…PM2.5 ・台風・大雪などに予防段階から対応> □ 安全:「Seoullo7017」の大前提となるキーワードである。事業費総額597億ウォンのうち、40%以上を高架の安全補強に投じるほど安全を最優先し、耐震等級1、安全等級Bを確保した。規模6.3~6.5の地震にも耐えられるよう設計され、約5万人(体重70キロの成人基準)まで同時に収容することができる。橋の欄干は、海外の主な歩行路における欄干設置事例(最大1.2m)より高い1.4mを規定とし、29の防犯カメラを設置し管理事務所で常時モニタリングを行うなど、落下事故や物の投げ捨て防止にも万全の体制を整える。 □ 防犯:警備要員16人を24時間体制で配置し、常時安全管理を行うとともに、週末・祝日には10人を主な出入り口に追加配置することで露天商の無許可営業を根本から排除する。また、ホームレス対策として、希望支援センターなど周辺の支援団体と協力し、飲酒行為や他のの訪問客への迷惑行為を防止する。 □ 例えば、利用者のモニタリングを通じて利用客の急増(瞬間利用客5千人以上となる場合)が予想される場合は案内放送を行い利用の自制を促す。瞬間利用客が5千人を超えた場合、メインロードへの進入を制限し、3千人程度まで利用客が減少するまで持続的に入場制限を行う。高架下への物の投げ捨てについては、現場を撮影後警察に通報し、関係法令により過料を科すなど行政処分を下す。 □ 自然災害および災難への対応:PM2.5、黄砂、強風、台風、大雨、大雪に備え、予防段階から段階的に対応していく。 □ アレハンドロ・ザエラ=ポロ(海外総監督、プリンストン大学教授) □ 自然災害および災難への対応:PM2.5、黄砂、強風、台風、大雨、大雪に備え、予防段階から段階的に対応していく。 PM2.5・黄砂 強風 · 台風 · 大雨 大雪 予報段階(81~150㎍/㎥) · ・予報メールの発信 予報段階 · 排水路整備、倒木防止策 ·...   Read more
SMG 3,213
24日(金)、五色五感のパムトッケビ*が再びやってくる!

24日(金)、五色五感のパムトッケビ*が再びやってくる!

– 3月24日~10月29日、期間・規模・場所を拡大したナイトマーケットをソウルのホットスポット5か所で運営 – フードトラック143台、ハンドメイド200チームを4組に分け、ナイトマーケットを巡回 – ロマンチックな月光市場、韓国情緒たっぷりのナイトマーケットなど場所の特徴を生かした文化公演を常時運営 – ソウル市、ナイトマーケットの運営拡大で青年起業家に販売機会を提供、小規模事業者自立の足がかりに *トッケビ: 夜中に現れ、悪者を罰する鬼を指す韓国語   □ 2016年の1年間、330万人を惹きつけたパムトッケビが再びやってくる。 □ ソウル市は、市民から寄せられた「ソウル・パムトッケビ・ナイトマーケット」への高い関心や声援に応えるために、ナイトマーケットの会場を5か所に拡大し、3月24日(金)から同時オープンすると発表した。今年は各地域における売上のばらつきを解消するため、出店者が各会場を巡回する「出店者ローテーション制度」を導入し、一か所ですべての出店者の様々なメニューやプログラムが楽しめるようになっている。 □ ソウル・パムトッケビ・ナイトマーケットは昨年人気の高かった①汝矣島漢江公園(ムルビッ広場)、②東大門デザインプラザ(パルゴリ広場)、今年初めてオープンする③盤浦漢江公園(タルビッ広場)、④清渓川(毛塵橋~広橋)、5月オープン予定の⑤清渓川広場シーズンマーケットなど、合わせて5か所で開催される。 □ □ 清渓川に沿って広がる韓国情緒たっぷりのナイトマーケット、夜景と噴水、光と音楽が共演するロマンチックな月光市場など、今年のソウル・パムトッケビ・ナイトマーケットのコンセプトは「五色五感」。各開催地の特徴を生かしたマジックショーやアコースティックライブなど様々な文化プログラムが常時運営され、会場を訪れる市民や観光客を魅了する。 24日(金)、五色五感のパムトッケビ*が再びやってくる! 会場別 コンセプト 内容 運営時間 運営規模 一般 フード 汝矣島漢江公園(ムルビッステージ周辺) ワールドナイト マーケット 漢江の夜景を眺めながら楽しむ一晩の世界旅行 毎週金、土 18:00~23:00 50 42 DDP (パルゴリ広場) 青春ランウェイ マーケット 青春の情熱が作り出す 新しい文化 トレンディマーケット 毎週金、土 19:00~24:00 50 30 盤浦漢江公園 (タルビッ広場) ロマンチック 月光市場 夜景と噴水、光と音楽が 共演する ロマンチック月光市場 毎週金、土...   Read more
SMG 1,450
ソウルの異色体験観光「ワンモアトリップ」で楽しもう!

ソウルの異色体験観光「ワンモアトリップ」で楽しもう!

– 1,700万人の観光客誘致を目標に「ワンモアトリップ」で魅力コンテンツ充実化 – 職人の伝統酒づくり、韓国会食文化体験、伝統餅づくりなど異色体験が人気 – 面白いコンテンツが満載なソウル旅行前のマストチェックサイト   □ ソウル市が今年外国人観光客1,700万人の誘致を目標に魅力あふれる観光コンテンツの充実化に本格的に乗り出す。    ○ 最近の観光トレンドは、団体ツアー型から個人観光客(FIT)中心へと変化しており(2015年の訪韓観光客のうち個人観光客は73.8%)、ブログなどの旅行記を参考に、自ら計画を立て現地の文化を経験する「体験型観光」が好まれる傾向にある。 □ これを受けソウル市は、昨年11月に開始した体験観光商品オープンマーケットの「ワンモアトリップ」の3か月間のテスト運営を終え、今年は同サイトをソウルの代表的な「市民参加型」旅行商品の直接取引マーケットとして位置づけるために 「①高品質な観光商品の拡大 ②ウェブサイトの利用便宜向上 ③購入率上昇に向けた積極的なマーケティング」を中心に、利用活性化に総力を挙げる方針。 □ まず、3月中に行われる市民公募を通じて優秀な体験コンテンツを発掘、商品企画コンサルティングを通じて外国人個人観光客をターゲットにした特化体験商品を開発する。    ○ このためソウル市は、観光商品及びマーケティング専門家、ローカルコミュニティで構成された組織を立ち上げ、商品企画を全面的に支援する計画。 □ また、ウェブサイトの主な利用者が外国人であるだけに、日本人観光客向けに日本語版サイトを追加し検索方法やデザインを見直すなど、ウェブサイトの機能を向上させることで利用者の便宜を図る。特に商品や旅行に関する様々な問い合わせに対応する相談センターを開設する予定だ。 □ 登録商品の拡大とともに購入を促すマーケティングも本格的に進める。トリップアドバイザーなど海外の有名な旅行関連ウェブサイトやソウルで開催するMICEイベントの主催会社と協力し、ソウルを訪れる観光客を対象としたウェブサイトのPRに力を入れる。さらに、海外のフォロワーの多い外国人パワーブロガーを募集し「ワンモアトリップ」の商品体験やPR活動を積極的に支援する計画。    ○ 特に、ソウル開催MICE行事の主催会社のホームページに「ワンモアトリップ」のウェブサイトやおすすめ商品などを紹介し、商品購入につなげる方針だ。 □ 「ワンモアトリップ」では外国人個人観光客向けの異色な体験観光商品が検索でき、海外クレジットカード決済にも対応しているため手軽に商品が購入できる。    ○ 外国人個人観光客の様々な希望とニーズに沿った異色な観光コンテンツを提供するオープンマーケット「ワンモアトリップ」では、2017年2月現在約160個の商品が販売されている。 □ 登録商品の中でも代表的なものは、職人による伝統酒体験、韓国会食文化体験、餅づくり体験、香水づくり、韓国料理教室などソウルの伝統文化や日常生活を体験できるコース。    ○ 「三亥焼酎家(サムヘソジュガ)」はソウル市で初めて伝統食品名人(第69号)となったキム・テクサン氏と一緒に高麗時代から引き継がれる醸造方法の三亥酒(サムヘジュ)や、すくって食べる梨花酒(イファジュ)など韓国の様々な伝統酒を試飲し酒道(酒を飲むときの礼儀やマナー)について学ぶこともできる。    ○ 「ソルガホン」では西村にある韓国の伝統家屋で伝統茶や伝統菓子を楽しみながら足湯もできる。旅の疲れを癒すにはもってこいのヒーリングコースだ。    ○ 「韓国会食文化体験」では、韓国の代表的な会食メニューのサムギョプサルや専門家による爆弾酒ショーなどを楽しみながら賑やかな一時を過ごすことができる。 □ 「ワンモアトリップ」の商品は実際に外国人利用客から好評を得ている。    ○ 三亥焼酎家で伝統酒体験をし父親のために焼酎を購入したという中国人の黃瑞氏は「初めてお酒を造ってみたがとても新鮮でほんのりとした香りも味も良かった」と話した。    ○ また、「中林洞町歩き」に参加したオーストラリア出身のアレクサンドラ氏は「ビルの森で出来ているソウル都会の真ん中にこんなに古い歴史をもつカトリック教会があるとは思わなかった」、「有名スポットを回る一般的な観光とは一風変わった普段できない経験をしたい人にはぴったり」と勧めた。 □ ウェブサイトはパソコンとモバイルからアクセスが可能で、Paypal、Wechat Payなどグローバル簡単決済を通じて外国人観光客がいつでもどこでも手軽に商品を検索し、決済できるようになっている。 □ ソウル観光マーケティング(株)のキム・ビョンテ代表理事は「ワンモアトリップはソウル旅行の準備をする外国人観光客なら必ずチェックすべき必須サイト」とし、「今後も様々なプロバイダーの参加を促し、面白い体験コンテンツ満載のマーケットにできるよう商品管理やPRマーケティングなどへの支援を惜しまない考え」と話した。 「One More Trip」概要 □ ウェブサイト概要    ○...   Read more
SMG 2,212

2017年、「共有都市」をテーマにソウル都市建築ビエンナーレ初開催

– 第一回「ソウル都市建築国際ビエンナーレ」、来年9月1日~11月5日DDPなどソウル全域で開催 – ソウル市立大学ペ・ヒョンミン教授、 米プリンストン大学アレハンドロ・ザエラ=ポロ教授を招待共同総監督に任命 – 4つの共有資源+6つの共有の形「共有都市論」を提案…都市建築のパラダイム探索 – テーマ別‧都市別の展示、研究‧コンテンツ開発ソウルレップ(Seoul Lab)の2つで構成   □ ソウル市が、「都市建築」分野におけるグローバル学術‧展示の祭典、第一回「ソウル都市建築ビエンナーレ」の開幕を1年後に控え、ソウル市立大学のペ・ヒョンミン教授と、米プリンストン大学のアレハンドロ・ザエラ=ポロ(Alejandro Zaera-Polo)教授を招待共同総監督に任命し、同祭のテーマと主なプログラム発表した。 □ ソウル市とソウルデザイン財団(代表理事:イ・グン)は、「2017ソウル都市建築ビエンナーレ(Seoul Biennale of Architecture and Urbanism)」(以下、「ソウルビエンナーレ)」を、来年9月1日~11月5日(計66日間) 、トニムン(敦義門)博物館マウルとトンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)など、ソウルの都心各所で開催すると明らかにした。 □ 第一回「ソウルビエンナーレ」を貫くテーマはまさに「共有都市(Imminent Commons)」である。 □ ▲空気、▲水、▲火、▲地の4つの共有資源と、▲感知する、▲つなぐ、▲動かす、 ▲分け合う、▲つくる、▲再利用するの6つの共有の形から成る「共有都市論」を提案し、これら10の共有(Ten Commons)に基づいた、新たな都市建築のパラダイムを探索する計画である。 ○ ソウル市は、2012年の開発主義政策を改め、「共有都市ソウル」というビジョンを掲げ、コミュニティーを基盤とした水平的なガバナンス、持続可能性、ソウル型経済民主化などを実践してきた。 □ ソウル市は、「世界の各都市は、20世紀に都市建築を支えてきた経済、社会、技術体系の変化とともに、大量生産、大量雇用、大量消費のサイクルが崩れ、自然と人口、公共と私有の境界が曖昧になりゆく過程にある」とし、「2017 ソウルビエンナーレで、都市文明の未来を共有都市から見出したい」と話す。 ○ さらにソウル市は同祭で、政治、経済、社会、文化の総体的な現象ともいえる都市建築を通じて、世界の都市の懸案を議論し未来都市について談論風発する場にするとともに、ソウルが直面している問題につき、市や専門家、市民らの疎通と協力を通じて創造的な代案を自由に提案できるようにする予定である。 □ 「ソウルビエンナーレ」 のプログラムは大きく、テーマ別‧都市別展示と、研究・コンテンツ開発の持続的な活動が年中行わていれる「ソウルラボ(Seoul Lab)」で構成される。 ○ 展示 : 10の共有要素を取り上げる「テーマ展」と各都市のプロジェクトを  紹介する「都市展」がビエンナーレ期間に開かれる。 ○ ソウルラボ(Seoul Lab) : ソウルビエンナーレのシンクタンクとして、現場プロジェクト、国内外における大学の研究の連携を図る国際設計スタジオ、市民参加ワークショップ、共有都市指導プロジェクト、情報プラットフォーム、映画映像プログラムなど、様々な産官学協業プログラムを通じて、今回のビエンナーレのテーマが、ソウルまたは他の世界や都市にどのように適用できるかを実験し、その結果を都市テーマ展と連携し展示する予定。 □ 共同総監督に任命されたペ・ヒョンミン教授(国内)とアレハンドロ・ザエラ=ポロ教授(国外)は、総括企画、プログラム詳細の運営計画、国内外ネットワークの構築などを担当する。 ○ ペ・ヒョンミン教授は、世界最大規模の建築展であるベネチア建築ビエンナーレで、過去に二度(第12回、第14回)キュレーターを務め、クァンジュ(光州)デザインビエンナーレでは首席キュレーターを歴任した。 ○ アレハンドロ・ザエラ=ポロ教授は、スペイン出身の国際的な建築家で、英ロンドン五輪のメインスタジアム、日本の横浜港大さん橋国際客船ターミナルなどを設計した。 現在、建築設計事務所「AZPML」の代表である。...   Read more
SMG 2,469
ソウル都市養蜂、設置当初の5箱から70倍成長…6日市民座談会

ソウル都市養蜂、設置当初の5箱から70倍成長…6日市民座談会

– 6日(火)ソウルNPOセンターで「ソウル都市養蜂活性化に向けた市民座談会」開催 – 2012年「都市農業元年」のテスト事業5箱から351箱と70倍成長 – ソウルの環境・生態系を守り雇用創出につながる都市養蜂ビジョンを共有 – ソウル市「安全で誰でも都市養蜂に参加できる都市農業特別市目指す」   □ 「都市農業元年」を宣言した2012年、ソウル市庁の屋上に設置した5つのミツバチの巣箱から始まった都市養蜂が、5年経った2016年現在、ソウル市が管理している公園や自治区の菜園養蜂場などに追加設置され、351箱に増えた。設置当初に比べ70倍増加した。 □ 都市農業は、菜園やその周辺で行われる養蜂までその領域が拡大している。現に2012年ソウル市が「都市農業元年」を宣言した後、公園や屋上菜園、週末農場など生活の中で都市農業を営む空間が著しく増加した。 □ ソウル市は、ソウル都市養蜂の過去5年間の成果を振り返り、改善課題の模索と活性化に向けて議論する「ソウル都市養蜂市民座談会」を、6日(火)ソウル市NPOセンターで開催すると発表した。 □ 「ソウル都市養蜂市民座談会」では、大気汚染などによる蜜源(蜂が蜜を採取する植物)の減少に伴いミツバチの個体数が激減するなか、ソウルの環境と生態系を保護し雇用創出にも貢献できるという点で、有意義な市民共同体の活動として「都市養蜂」の可能性を議論する。 □ 特に、今回の座談会を共同主管する(特)自然環境国民信託と予備社会的企業アーバンビズソウルは、都市養蜂の拡大に向け、蜜蜂のための蜜源造成地を拡大し、これを通じて都市養蜂分野の雇用創出策と都市養蜂ビジョンを市民共同体と共有する計画だ。 □ また、現場で都市養蜂を希望する市民の様々な意見を集め、体系的な民間協力を通じて都市養蜂の未来像を共に模索する考えだ。 □ 9月10日(土)~11日(日)の両日間、チャイルド・ファンド・コリアビルの前(ソウル市中区武橋洞)で、ソウルの都市養蜂の歴史や都市養蜂の様子を盛り込んだ様々な活動写真を展示し、ハチミツで作られた多様な商品を披露する「都市養蜂ネットワーキングデー」が開催される。 □ ソウル市のソン・イムボン都市農業課長は「都市養蜂は、環境と生態系の水準を測定できる環境指標」とし「都市農業特別市を実現するために安全で誰もが参加できる都市養蜂の裾野を拡大していく」と話した。 添付1:市民座談会概要および都市養蜂の現場写真 市民座談会概要及び現場写真 □ 市民座談会概要 ○ 日時:2016年9月6日(火)午後2時~午後5時 ○ 場所:ソウルNPOセンター ○ 内容:ソウル都市養蜂5年間の成果と改善課題の模索及び活性化に向けたテーマ発表と討論 【提案者】 – ソウル都市養蜂5年間の成果 ソン・イムボン(ソウル市都市農業課長) – 国内外の都市養蜂の現状及び事例発表 パク・ジン(アーバンビズソウル代表) – 都市生態系の保全と都市養蜂の活性化を目指す市民活動の提案 イ・スンジュ((特)自然環境国民信託ミツバチ保護グリーンキャンペーン事業団長 【討論者】 – ミツバチの花粉媒介機能と食への影響 イ・ミョンニョル(農村振興庁国立農業科学院蚕室養蜂素材課長) – 都市農業のヒーリング効果と共同体文化 キム・テフィ((社)都市農業フォーラム事務総長) – 都市養蜂の目標は「蜜」より「蜂」 チョ・ホンソプ(ハンギョレ新聞環境専門記者兼論説委員)...   Read more
SMG 2,626