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事前予約100%、満足度92%の「漢江ナイト・ツアー」絶賛運営中

事前予約100%、満足度92%の「漢江ナイト・ツアー」絶賛運営中

– 今年初運営の「漢江(ハンガン)ナイト・ツアー」が運営開始2ヵ月で大人気プログラムに→予約開始日に全回事前予約完了、参加者満足度92% – 漢江の夜景が楽しめ、歴史や文化についても聞ける一石二鳥のツアー→盤浦(バンポ)漢江公園のソレ島、セビッ島、月光レインボー噴水(タルピッムジゲプンス) などの夜景スポットをめぐりながら解説聴取 – 今後、市民の意見を反映し、参加規模を拡大するなどと、プログラムを補完していく予定 ソウル市(漢江事業本部)は、「漢江でもっとも美しい夜景スポットを専門解説者とともにめぐる『漢江ナイト・ツアー』が、運営開始2ヵ月で、参加者たちを多大に満足させる人気プログラムとなった」と発表した。 ソウル市が今年から運営を始めた「漢江ナイト・ツアー」は、7月28日(土)から10月27日(土)までの間、毎週土曜日に盤浦(バンポ)漢江公園一帯で行われる。同プログラムに参加すると、公園周りの夜景スポットをめぐりながら、専門解説者からそれぞれの場所に関わるいろんな説明が聞ける。 専門解説者は、盤浦漢江公園の歴史や、暗闇の中から現れる光と色彩の美しさ、漢江の橋、周りの建築、ソレ島と月光レインボー噴水などについて説明する。そして、ロマンチックな夜景フォト・ゾーンでの写真撮影や様々なイベントも行われる。 同プログラムは、予約開始日に全回の事前予約が完了するほど、市民の関心を集めている。各回の定員は計40人で、現在まで計9回、317人の市民が参加。子持ちの家族、恋人、夫婦など、いろんな参加者が楽しんでいる。 参加者に対するアンケートの結果、「漢江ナイト・ツアーに対する全般的な満足度」では、「満足している」と答えた人が92%と、そのうち51%の人は「とてもすばらしい」と答えた。 特に、「プログラムの中でもっとも満足した部分」では、74%の人が「専門解説者の漢江に関する解説」を、21%の人が「様々な連携イベント」を選択。また、「同ツアーに今後も参加したい」と答えた人が96%となった。 参加者たちは、「星空と漢江の美しい夜景を楽しみながら、漢江の橋や周りの建築に関する話が聞けて、とてもよかった」、「恋人同士や夫婦同士だけでなく、両親もいっしょに、家族みんなが楽しめるツアーだと思う」などと述べた。 最終日の10月27日まで残り6回となった「漢江ナイト・ツアー」には、無料で参加することができる。ソウル市公共サービス予約ホームページ(http://yeyak.seoul.go.kr)で、各回40名を先着順で募集する。詳しくは、運営事務局(Tel.02-585-2693)まで。 「漢江ナイト・ツアー」は夜間に行われるため、大人(19歳以上)に限って予約を受け付けている。ただ、保護者が一緒であれば、子どもも参加することができる。 ユン・ヨンチョル漢江事業本部長は、「散歩したくなるこの秋、涼しげな空気と美しい夜景、そして満月が調和し、さらにすばらしい風景となる『漢江ナイト・ツアー』に、ぜひとも参加していただきたい。2019年からは、参加定員を拡大するなど、プログラムへの満足度をいっそう向上させていく計画」と述べた。 [添付] 関連イメージ 参考イメージ 盤浦月光レインボー噴水 セビッ島 ポスター
SMG 658
ソウル市、南北首脳会談の成功祈願イベント開催、平和ムードを拡散

ソウル市、南北首脳会談の成功祈願イベント開催、平和ムードを拡散

– 市の街頭ビジョン(3万3千機)、駅舎構内の広告版(57ヵ所)、25区役所の外壁へ宣伝物 – ソウル広場・光化門広場・DDPに大型スクリーンで生中継、光化門広場には、板門店の歩道橋を再現 – 風車を飾った「平和の丘」、「韓半島平和祈願写真展」等、市民参加型イベント開催 – DDPに1千席規模のプレスセンター運営、SeMAバンカー、ソウル艦公園など外信プレスツアー実施 ソウル市が18日(火)~20日(木)にかけて平壌で開催される南北首脳会談を迎え、成功の願いを込めたイベントをソウル各地で開き、平和ムードを拡散する。 ソウル市庁の隣のソウル図書館には、大型のサイン物を設置し、25区の区庁舎外壁には大型の統一旗(朝鮮半島旗)を掲げる。古い高架道路から都心部の代表的遊歩道に生まれ変わった「ソウルロ7017」から眺められるソウルスクエアー壁面のメディアファサードからは、統一旗や鳩、握手など平和を象徴するイメージで構成された映像が流れる。 光化門から近い世宗文化会館の中央階段は、統一祈願メッセージで覆われる。また、世宗大路など都心部の幹線道路の両側にも統一旗を掲げる。ソウル市が管理する3万3千機の街頭ビジョンにも南北首脳会談の成功を祈願するメッセージを映す。会談以降も一ヵ月間、駅舎構内の広告版57ヵ所には、南北首脳が握手する姿、そしてソウルと平壌間の列車チケットのイメージでデザインしたサイン物を掲げる。 ソウル市民みんなで、歴史的な瞬間を味わえるよう、都心の広場に大型LEDスクリーンを設置し、南北首脳会談の生中継を放映する。前回首脳会談が開かれた4月には、ソウル広場にしかスクリーンを設置しなかったが、今回は光化門の南側と東大門デザインプラザ(DDP)にもスクリーンを設置する。 また、朝鮮半島をかたどった花畑をソウル広場の南側に造る。前回のマーガレット花に続き、今回は紺色のアルター花と薄緑の朝鮮姫柘植を植え朝鮮半島の形を造り、「南北首脳会談の成功を祈ります」との文字も入れる。 他にも、朝鮮半島パズルゲーム、「平和想像」モザイクなど誰もが参加できる様々なイベントも実施する。さらに、前回の板門店での首脳会談で両首脳が散歩しながら歴史的会話を交わしたことで注目を浴びた場所、板門店の「歩道橋」を光化門広場の李舜臣(イ・スンシン)将軍銅像前に再現する。文化体育観光部の主管で設置されるこの歩道橋では、誰もがその日の感動を生々しく感じながら記念写真を撮るなどできる。 このような成功祈願イベントの他にも、今回国内・海外メディア向けのプレスセンターが設けられる東大門デザインプラザ(DDP)の管理機関としてソウル市は取材関係者の活動を支援する。 このようにソウル市が南北首脳会談の成功を祈願して行う活動は、大きく分けて市民向けの宣伝、市民参加型イベント運営、国内外のメディア関係者向けの支援活動である。まとめると、 第一に、ソウル図書館と東大門デザインプラザ(DDP)の外壁に大型のサイン物を掲げ、ソウル市傘下機関運営のウェブサイト46ヵ所にも成功祈願のメッセージが書かれたウェブバナーを表示する。世宗文化会館の中央階段は、「南北首脳会談を通じて韓半島に平和を」と書かれた広告物で覆い、南北の両首脳の写真が入ったフォトゾーンを設置する。 さらに、ソウルスクエアーのメディアファサードには、統一旗、握手、鳩など平和を象徴するイメージで構成された再生時間2分程度の動画が、15日~20日、日没後から夜11時まで毎時10回ずつ流れる。 それから、車両付着用の宣伝用シールを配布予定。成功的な首脳会談の開催への願いを込めた宣伝用シールを製作し、区役所の窓口や住民センターなどから市民に配布、多くの市民が自由に受け取って自分の車に付着することで首脳会談を共に応援してもらう。 二番目に、多くの市民が参加できる写真・映像展示会などのイベントをソウル各地で開催する。ソウル市と韓国言論振興財団が主催する「韓半島平和祈願写真展(9/17~26)」では、ソウル広場の西側から 光化門広場の南側にわたり、7・4南北共同声明、今年の南北首脳会談、米朝首脳会談など、朝鮮半島を平和へ導くための努力とこれまでの道程を伝える作品を展示する。 同じ期間光化門広場では、風車を差し込んで朝鮮半島の形を造り丘を飾る「平和の丘づくり」イベントに参加できる。今回の首脳会談にとどまらず、これからも朝鮮半島に平和ムードが続くようという願いを込めた風車である。 ソウル広場では、朝鮮半島の地図にシールを貼りながら南北の地理を覚える「韓半島パズル」、ソウルと平壌をつなぐ列車が描かれた塗り絵に色を塗り、メッセージを書く「平和想像モザイク」などのイベントが行われる。 ソウル歴史博物館は、9/18~11/1「京城のフットボール、そして京平サッカー大会」展示会を開く。日本による植民地時代の京平サッカー大会など様々なサッカー大会の歴史と意味合いが垣間見える遺物と写真・映像を紹介される。 ソウル大公園では、「韓半島、在来種の動物探し」(9/15~23)、「ムクゲの花が咲きました」(9/15~30)、「平壌、動物園への道」(9/15~30)、動物交流写真展(4/24~12月)が開かれる。 三番目に、国内外のメディアのサポートにも積極的に乗り出す。メーンのプレスセンターを東大門デザインプラザ(DDP)に1千席規模で造成し、大型スクリーンを設置した。これで各国から取材に来たメディア関係者が首脳会談の生中継を同時に視聴できる。また、南北首脳会談の取材のためソウルに訪れたメディア関係者やソウル駐在の記者を対象に、SeMAバンカー(汝矣島)、ソウル艦公園(麻浦)などを巡るプレスツアーを企画、「平和の都市、ソウル」を世界へ発信する。 ソウル市の朴元淳市長は、「ソウル市が保有する様々なインフラを最大限に活用し、多くの市民が参加できるプログラムの実施を予定している。ソウル各地に平和ムードを拡散し、1千万人に上るソウル市民と共に、今回の南北首脳会談の成功を祈りたい。」とし、「ソウル市が用意したプログラムを通じて、多くの市民らが南北首脳会談の意味合いを深く考え、平和の大事さを改めて感じる意義深い時間を持てるようこれからも積極的にサポートして参りたい。」と語った。 [参考イメージ] 参考イメージ 〈宣伝ポスター〉 〈ソウル広場に造成する統一旗の花畑〉 〈光化門広場に設置する歩道橋〉 〈韓半島平和祈願写真展〉 〈ソウルスクエアーのメディア・ファサード〉 〈車両付着用のシール〉
SMG 712
ソウル市、南北首脳会談の成功祈願イベント開催、平和ムードを拡散

ソウル市、南北首脳会談の成功祈願イベント開催、平和ムードを拡散

– 市の街頭ビジョン(3万3千機)、駅舎構内の広告版(57ヵ所)、25区役所の外壁へ宣伝物 – ソウル広場・光化門広場・DDPに大型スクリーンで生中継、光化門広場には、板門店の歩道橋を再現 – 風車を飾った「平和の丘」、「韓半島平和祈願写真展」等、市民参加型イベント開催 – DDPに1千席規模のプレスセンター運営、SeMAバンカー、ソウル艦公園など外信プレスツアー実施 ソウル市が18日(火)~20日(木)にかけて平壌で開催される南北首脳会談を迎え、成功の願いを込めたイベントをソウル各地で開き、平和ムードを拡散する。 ソウル市庁の隣のソウル図書館には、大型のサイン物を設置し、25区の区庁舎外壁には大型の統一旗(朝鮮半島旗)を掲げる。古い高架道路から都心部の代表的遊歩道に生まれ変わった「ソウルロ7017」から眺められるソウルスクエアー壁面のメディアファサードからは、統一旗や鳩、握手など平和を象徴するイメージで構成された映像が流れる。 光化門から近い世宗文化会館の中央階段は、統一祈願メッセージで覆われる。また、世宗大路など都心部の幹線道路の両側にも統一旗を掲げる。ソウル市が管理する3万3千機の街頭ビジョンにも南北首脳会談の成功を祈願するメッセージを映す。会談以降も一ヵ月間、駅舎構内の広告版57ヵ所には、南北首脳が握手する姿、そしてソウルと平壌間の列車チケットのイメージでデザインしたサイン物を掲げる。 ソウル市民みんなで、歴史的な瞬間を味わえるよう、都心の広場に大型LEDスクリーンを設置し、南北首脳会談の生中継を放映する。前回首脳会談が開かれた4月には、ソウル広場にしかスクリーンを設置しなかったが、今回は光化門の南側と東大門デザインプラザ(DDP)にもスクリーンを設置する。 また、朝鮮半島をかたどった花畑をソウル広場の南側に造る。前回のマーガレット花に続き、今回は紺色のアルター花と薄緑の朝鮮姫柘植を植え朝鮮半島の形を造り、「南北首脳会談の成功を祈ります」との文字も入れる。 他にも、朝鮮半島パズルゲーム、「平和想像」モザイクなど誰もが参加できる様々なイベントも実施する。さらに、前回の板門店での首脳会談で両首脳が散歩しながら歴史的会話を交わしたことで注目を浴びた場所、板門店の「歩道橋」を光化門広場の李舜臣(イ・スンシン)将軍銅像前に再現する。文化体育観光部の主管で設置されるこの歩道橋では、誰もがその日の感動を生々しく感じながら記念写真を撮るなどできる。 このような成功祈願イベントの他にも、今回国内・海外メディア向けのプレスセンターが設けられる東大門デザインプラザ(DDP)の管理機関としてソウル市は取材関係者の活動を支援する。 このようにソウル市が南北首脳会談の成功を祈願して行う活動は、大きく分けて市民向けの宣伝、市民参加型イベント運営、国内外のメディア関係者向けの支援活動である。まとめると、 第一に、ソウル図書館と東大門デザインプラザ(DDP)の外壁に大型のサイン物を掲げ、ソウル市傘下機関運営のウェブサイト46ヵ所にも成功祈願のメッセージが書かれたウェブバナーを表示する。世宗文化会館の中央階段は、「南北首脳会談を通じて韓半島に平和を」と書かれた広告物で覆い、南北の両首脳の写真が入ったフォトゾーンを設置する。 さらに、ソウルスクエアーのメディアファサードには、統一旗、握手、鳩など平和を象徴するイメージで構成された再生時間2分程度の動画が、15日~20日、日没後から夜11時まで毎時10回ずつ流れる。 それから、車両付着用の宣伝用シールを配布予定。成功的な首脳会談の開催への願いを込めた宣伝用シールを製作し、区役所の窓口や住民センターなどから市民に配布、多くの市民が自由に受け取って自分の車に付着することで首脳会談を共に応援してもらう。 二番目に、多くの市民が参加できる写真・映像展示会などのイベントをソウル各地で開催する。ソウル市と韓国言論振興財団が主催する「韓半島平和祈願写真展(9/17~26)」では、ソウル広場の西側から 光化門広場の南側にわたり、7・4南北共同声明、今年の南北首脳会談、米朝首脳会談など、朝鮮半島を平和へ導くための努力とこれまでの道程を伝える作品を展示する。 同じ期間光化門広場では、風車を差し込んで朝鮮半島の形を造り丘を飾る「平和の丘づくり」イベントに参加できる。今回の首脳会談にとどまらず、これからも朝鮮半島に平和ムードが続くようという願いを込めた風車である。 ソウル広場では、朝鮮半島の地図にシールを貼りながら南北の地理を覚える「韓半島パズル」、ソウルと平壌をつなぐ列車が描かれた塗り絵に色を塗り、メッセージを書く「平和想像モザイク」などのイベントが行われる。 ソウル歴史博物館は、9/18~11/1「京城のフットボール、そして京平サッカー大会」展示会を開く。日本による植民地時代の京平サッカー大会など様々なサッカー大会の歴史と意味合いが垣間見える遺物と写真・映像を紹介される。 ソウル大公園では、「韓半島、在来種の動物探し」(9/15~23)、「ムクゲの花が咲きました」(9/15~30)、「平壌、動物園への道」(9/15~30)、動物交流写真展(4/24~12月)が開かれる。 三番目に、国内外のメディアのサポートにも積極的に乗り出す。メーンのプレスセンターを東大門デザインプラザ(DDP)に1千席規模で造成し、大型スクリーンを設置した。これで各国から取材に来たメディア関係者が首脳会談の生中継を同時に視聴できる。また、南北首脳会談の取材のためソウルに訪れたメディア関係者やソウル駐在の記者を対象に、SeMAバンカー(汝矣島)、ソウル艦公園(麻浦)などを巡るプレスツアーを企画、「平和の都市、ソウル」を世界へ発信する。 ソウル市の朴元淳市長は、「ソウル市が保有する様々なインフラを最大限に活用し、多くの市民が参加できるプログラムの実施を予定している。ソウル各地に平和ムードを拡散し、1千万人に上るソウル市民と共に、今回の南北首脳会談の成功を祈りたい。」とし、「ソウル市が用意したプログラムを通じて、多くの市民らが南北首脳会談の意味合いを深く考え、平和の大事さを改めて感じる意義深い時間を持てるようこれからも積極的にサポートして参りたい。」と語った。 [参考イメージ] 参考イメージ 〈宣伝ポスター〉 〈ソウル広場に造成する統一旗の花畑〉 〈光化門広場に設置する歩道橋〉 〈韓半島平和祈願写真展〉 〈ソウルスクエアーのメディア・ファサード〉 〈車両付着用のシール〉
SMG 1,166

ソウル市、保育園送迎バスに「スリーピングチャイルドチェック」設置

– 車内に取り残された子供がいないか確認する装置を市内の保育園送迎バスに年内設置 – 保育園の負担額はゼロ、国・ソウル市が半分ずつ補助、10月まで計3億ウォン投入 – 自治区ごとに選定審議会を構成、保育園と保護者の意見反映して設置タイプ決定 ソウル市が年末まで、寝込んだまま車内に取り残された子供がいないか確認する「スリーピングチャイルドチェック」装置を市内保育園の送迎バスに設置すると発表した。 2016年に韓国光州で、幼稚園の送迎バスに女の子が長時間取り残されて死亡した事件をきっかけに、道路交通法で子供の下車確認が義務付けられたにもかかわらず、今年の7月に京畿道東豆川市でまた保育園の送迎バス内で女の子が放置されたまま死亡した事故が相次いだからだ。*「スクールバス下車確認義務化」(道路交通法、新設2016.12.2.)」 ソウル市内保育園の送迎車両計1、538台のうち、この装置を設置するのは、ソウル市に申請した1,468台。費用は、国と市が半分ずつ補助、保育園が負担する金額はゼロ。ソウル市と保健福祉部が、1台当たり最高10万ウォンずつ計20万ウォン(約2万円)まで補助し、今年10月まで国と市が補助する予算は計3億ウォン(約3千万円)に上る。設置費用がそれを超えた場合はまた管轄の区が区の予算で補助する。 ソウル市が、「スリーピングチャイルドチェック」装置の設置に乗り出したのは、相次いでいる通学車両の児童放置による死亡事故を防ぐためだ。「スリーピングチャイルドチェック」装置は、運転手が子供の下車を確認した後、一番後ろの席に取り付けられたベルを押す「ベルタイプ」と車両の内側と外側に付けられた端末に運転手がスマートフォンを当てるまでアラームが鳴る「NFC(近距離無線通信)タイプ」、近距離無線通信装置のビーコンを持った子供が車両の10メートル以内に近寄るとそれを感知して知らせる「ビーコンタイプ」などがある。 保育園や保護者ごとに好むタイプが違うことから、ソウル市は自治区ごとに選定審議会を開き、保護者・児童・関係公務員の意見を反映した審議結果を基にそれぞれ設置するタイプを決定することにした。下車確認機能があるものの中で、装置の安定性、コスト、業務量の変化など保育士や保護者への影響を総合的に検討して選定する。 ソウル市保育担当官のイ・ミスク氏は、「市内保育園の送迎バスに「スリーピングチャイルドチェック」装置を取り付けることで、子供と保護者がより安心できる登下校環境が作られると思う」とし、「今後も信頼できる保育環境づくりに邁進していきたい」と述べた。
SMG 849
ソウル市、保育園送迎バスに「スリーピングチャイルドチェック」設置

ソウル市、保育園送迎バスに「スリーピングチャイルドチェック」設置

– 全国で初めて、EV・FCV1万台にエコ1等級マークを付着するキャンペーンを展開 – 9月10日からネット受付・区庁の車両登録所で申し込み可能 – 等級別でインセンティブとペナルティを適用し、エコカーの購入を促進 – マーク付着キャンペーンにより、「エコ等級制」への市民の認識を拡大 ソウル市が、自動車の排出する微小粒子状物質(以下PM2.5)を抜本的に削減するため、「自動車エコ等級制」を本格的に進める。まずは、EV(電気自動車)およびFCV(水素燃料電池自動車)に対し、エコ1等級を表すマークを付着するキャンペーンを、全国で初めて展開する。 「エコ等級制」とは、PM2.5の主な原因とされる自動車の排出ガスを削減するため、排出許容基準の適用年式や使用燃料など、つまり大気汚染物質の排出量によって、自動車を1~5等級に分け、等級別でインセンティブ、あるいはペナルティを適用する制度。同制度により、消費者のエコカー購入を促し、大気質の改善に貢献する。現在、パリやベルリンなど、世界主要都市で同制度を導入・施行し、実際に大気質が改善している。 ソウル市は、同制度の施行がまだ初期であることを配慮し、自動車エコ等級制への市民の関心や認識を深めるため、先月、官用EV682台にエコ1等級のマークを付着した。 民間のEV・FCVに対しては、9月10日からネットや区庁の車両登録所で、エコ1等級マークを申し込み・発給し、付着することができる。 ソウル市は、同マークを付着しているエコ上位等級(1等級)の車両に対し、混雑料金の減免、共営駐車場での駐車料金の割引、居住者優先駐車の選定における加点などと、現在エコカーに与えているインセンティブを拡大・改善する。さらに、交通誘発負担金の減免のような新しいアイテムも発掘し、エコ等級制ベースのインセンティブ制度を今年末まで設ける計画。 一方、2005年以前に登録した軽油車など、大気汚染物質を大量に排出するエコ下位等級(5等級)の車両に対しては、PM2.5特別法が発効する2019年3月から、高濃度のPM2.5により非常低減措置が発令する場合、首都圏全域での運行を制限する。これに先立って、7月、環境部とソウル市、仁川(インチョン)市、京畿道(キョンギド)は、高濃度のPM2.5による非常低減措置の発令時における、エコ下位等級車両の運行制限に原則的に合意した。 さらに、2019年下半期からは、ソウル城郭の4大門(興仁門、敦義門、崇禮門、粛清門)内のグリーン交通振興地域で、エコ下位等級車両の運行を常時制限するといった、エコ等級制に基づいたLEZ(Low Emission Zone)制度を施行する予定。 ソウル市は、エコ1等級マークの付着キャンペーンを通じて、自動車エコ等級制に対する市民の認識を拡大し、エコカー購入の必要性を訴える計画。一方で、現在老朽化した軽油車に対しては、ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)の取り付けなどの措置を施した場合、「ソウル型公害車両」指定を解除し、早期廃車補助金を支援するなど、様々なベネフィットを提供している。 ソウル市のファン・ボヨン気候環境本部長は、「エコ等級制は、自動車の排気ガスによるPM2.5を削減し、大気質を改善するための制度だ。清らかなソウルの空気を取り戻すため、市民の方々には、エコカーの利用とエコ1等級マークの付着に、積極的に取り組んでいただきたい」と述べた。 [参考資料]ソウル市のエコ等級マーク・デザインおよび車両に付着した模様 □マークのデザインおよび規格 [1等級マーク](実物大)
SMG 802

ソウル市、ネイバーと提携「交通弱者・自転車向けルート検索」サービス

– ネイバーラボと業務提携、公共データと民間の技術を結び付け交通弱者のモビリティ向上図る – 市が駅内のエレベーター位置など情報提供、企業が駅構内図・バリアフリールート検索サービス – 環境にやさしい乗り物「タルンイ(ソウル市営バイクシェアリング)」を利用したルート検索まで – ソウル市関係者、「ますます多様化する移動ニーズに対し、官民連携で応えていきたい」 ソウル市が、韓国IT大手ネイバーの研究開発(R&D)組織ネイバーラボ(NAVER LABS)と「交通弱者・タルンイ(ソウル市営自転車シェアリング)向けのルート検索サービス」を開発することで業務提携を締結した。市内において、交通弱者のモビリティ向上や環境にやさしい乗り物である自転車の利用率を高めるためだ。 従来の乗り換え案内は、到着時刻順または乗り換え回数順で検索結果が得られるだけで、主に健常者を想定したサービスである一方、「交通弱者向けルート検索・ナビゲーション」サービスは、いくつかの経路の中で、交通弱者に最も適したバリアフリー経路が表示される。開発予定のこの新しいサービスを利用することで、高齢者や身体障害者及びベビーカーまたは子連れの利用者、荷物を持った観光客まで、より安全で楽な経路が選べられる。 サービス開発のため、ソウル市はネイバーラボに対し、駅内のエレベーターやエスカレーターの位置情報、ノンステップバスの運営情報、市営バスの混雑度をリアルタイムで測定したデータ等を提供する。ネイバーラボはこれを使って駅の構内図を製作し、バリアフリー経路を従来のルート検索サービスに追加して一般に提供する予定だ。 さらに、この新しい検索サービスには、ソウル市が運営する自転車シェアリング「タルンイ」を利用したルートまで選択肢に入れて検索できるという。目的地が比較的近い場合、徒歩及びタルンイを利用したルートを検索結果として表示する。目的地がある程度離れた場所だと公共交通機関にタルンイを交えたルートが表示される。 このサービスの開発に先立ち、ソウル市とネイバーラボは先月22日ソウル市役所で業務提携を結び、ソウル市のモビリティ向上に向けたサービス開発に力を合わせることにした。 ソウル市都市交通本部長のコ・ホンソク氏は、「高齢化社会の到来やライフスタイルの変化等により、モビリティをめぐる市民のニーズもますます多様化している。今後もソウル市が保有する公共データーと民間部門の技術力を結び付けることで、多様化する市民のニーズに応えていくよう邁進して参りたい」と述べた。
SMG 1,235

アジア32都市がソウル集合、大気環境改善に向けた都市協力方策を語る

– 4日、5日、ソウル市過去最大規模の「2018北東アジア大気質改善国際フォーラム」開催 – 浮遊粒子状物質の削減等大気環境改善に向けた都市間協力や実現可能な政策を語り合う – 大規模な建設工事により大気汚染問題に悩まされるベトナム等東南アジア諸国へノウハウ伝授 – 参加都市の成果をデジタル資料で保存、国-都市間連携深める「タラノア対話」も開催予定 ソウル市が9月4日(火)から2日間ソウル市役所新庁舎の多目的ホール(8階)で「2018北東アジア大気質改善国際フォーラム」を開催する。東アジア主要国の都市が一堂に会し、大気汚染問題の解決策を模索する過去最大規模のフォーラムとなる。 このフォーラムには、東京、北京、ウランバートルをはじめ、北東アジアから4ヵ国の18都市と、東南アジアから7都市、計8ヵ国の25都市が参加する。各都市の代表者及び大気環境分野の専門家ら計300人が参加する予定。韓国からはソウル市をはじめ、仁川市、水原市、京畿道、忠清南道の関係者が出席し、大気環境の改善に向けた協力方案を協議する。 初日の9月4日には、世界保健機関(WHO)西太平洋支部環境保健総括責任者のキム・ロクホ氏が「大気汚染~市民の健康を脅かす最大の脅威」、そして、科学技術連合大学院大学校(UST)総長のムン・キルジュ氏が「メガシティの現在と未来」と題して基調演説を行い、その後、PM-2.5など浮遊粒子状物質の主な排出源である交通部門と生活部門における排出量削減方策や都市間の協力方法について各都市、専門家による講演が続く。 ● セッション1~大気環境の改善に向けた交通部門における改善方案~ソウル、東京、北京、香港、国際清浄交通委員会中国本部(ICCT China)、緑色交通運動 ● セッション2~生活部門における浮遊粒子状物質排出量削減法案~京畿道、浙江省、済南市、重慶市、韓国環境公団、ソウル市保健環境研究院、グローバル都市大気汚染観測網(GUAPO) ● セッション3 ~大気環境改善に向けた都市間協力方案~仁川市、中国環境部、河南省、湖南省、ウランバートル、北九州、ICLEI東アジア本部 ※ ICCT: International Council on Clean TransportationGUAPO: Global Urban Air Pollution Observatory 2日目の5日には、日中韓の主要都市や政府関係者及び環境研究機関の環境問題専門家や市民団体が自由に話し合い官民の協力方法を探る。 ● セッション4 ~大気環境の改善に向けた市民参加方法~ソウル市、ジャカルタ、ハノイ、海南省、ミセモンジ(浮遊粒子状物質)解決市民本部 ● セッション5 ~大気環境改善に向けたモニタリング方法~貴州省、吉林省、天津市、福岡、国連環境(UN ENVIRONMENT)等 さらに、今回のフォーラムと連携し、5日午後からは、温室効果ガスの削減方策を議論する「韓国地方政府タラノア対話」を開催する。気温の上昇や風速及び降水量の減少といった気候変動によって大気が停滞状態になり、それによって高濃度の浮遊粒子状物質が発生していることが背景にある。 ● タラノア対話とは、太平洋地域固有の会話方式で、透明性が高く、開かれた形式を特徴とする。 COP23(2017年11月)からCOP24(2018年12月)まで参加国が気候変動問題への対応を議論するうえでもこの会話方式を採択しており、韓国では今回初めて行われる。 ソウル市は、今回のフォーラムが北東アジア都市が大気環境の改善に向けた政策を互いに共有することにとどまらず、大規模な建設工事による大気汚染問題に頭を悩ませているベトナム、ハノイなど東南アジア都市に対しても浮遊粒子状物質削減のノウハウを伝える有意義な場となり、政策を実現するために欠かせない市民参加を促す方法を見つけることを期待している。 このフォーラムのスケジュールや講演者など詳しい情報は、「第8回北東アジア大気質改善国際フォーラムホームページ(http://www.airforum2018.kr)」、その他のお問い合わせは運営事務局(☎ +82-2-6952-0653, airforum2018@kimexgroup.co.kr)へ。 ソウル市気候環境本部長のファン・ボヨン氏は、「市民の健康と命を脅かす大気環境問題は、ある都市や地域に限られた問題ではない。隣接する都市が共に話し合って解決策を探り、それを実現してこそ改善できると思う」とし、「今回のフォーラムがアジア諸国において都市ごとに最もふさわしい改善策を見つける有意義な場となり、各都市の人々が安心して生活できる大気環境づくりに役立てたい」と述べた。
SMG 985

今週末、ソウル広場の周辺で「世界都市文化フェスティバル」開幕

– 9月1日(土)~2日(日)、ソウル広場、武橋路(ムギョロ)、清渓川路(チョンゲチョンロ)で、「ソウル世界都市文化フェスティバル」を開催 – LA(米)のチア・リーディング、北京(中)の武術・変面、ウェリントン(ニュージーランド)のマオリ民族舞踊、マプト(モザンビーク)の伝統舞踊など、姉妹友好都市15ヵ所からの文化公演 – 70ヵ国の大使館が参加、57ヵ国の食べ物、53ヵ国の観光広報など、楽しみどころ満載 – グリーン・ピースや、セーブ・ザ・チルドレンなど、11の国際機関・NGOが活動広報と体験プログラムを用意 ソウル市は、9月1日~2日、ソウル市の姉妹友好都市をはじめ、世界各国の文化を楽しめる、ソウル市の代表的なグローバル・フェスティバル「2018ソウル世界都市文化フェスティバル(Seoul Friendship Festival 2018)」を、ソウル広場や武橋路(ムギョロ)、清渓川路(チョンゲチョンロ)などで開催する。 「世界都市文化フェスティバル(元『地球村ハンマダン』)」は、1996年10月「ソウル市民の日」を記念して開催された。それ以来、毎年、市民が世界各都市の文化公演や食べ物を楽しみ、ソウルと世界都市との文化交流を深めることができた歴史を持つフェスティバルと言える。特に今年は、「ソウルと世界都市との文化交流」という趣旨を、より多くの人に理解してもらうため、フェスティバルの題名を「地球村ハンマダン」から「ソウル世界都市文化フェスティバル」へと変更した。 9月1日(土)の14時50分には、武橋路から清渓広場、ソウル広場に繋がる道路で、世界都市パレードが行われる。韓国伝統の吹打隊が先頭に立ち、その後を世界70ヵ国の旗手と、15の姉妹友好都市からの公演団が、各国固有の衣装を着て続く。 今年のフェスティバルは、ソウルの姉妹友好都市15ヵ所と70ヵ国の在韓外国大使館が参加する。そして、15の海外都市の文化公演、57ヵ国の食べ物展、53ヵ国の世界都市観光広報展、11の国際機関・NGOの広報展、世界結婚文化フェスティバルの構成となっている。 まず、LAのチア・リーディング、北京の武術と変面、ニュージーランドのマオリ民族舞踊、アフリカのモザンビークの伝統舞踊などの公演を、ソウル広場で観ることができる。 毎年大人気の「世界都市食べ物展」は、武橋路と清渓川路で楽むことができる(9月1~2日の12~18時)。インドのタンドリー・チキンやトルコのケバブのように、よく知られている食べ物から、まだ見慣れていない南米地域の「エンパナーダ」や、スイスの「レスティ」など、各都市で人気のある食べ物を味わうことができる。 「都市観光広報展」には、53ヵ国が参加する。ソウル広場の周辺にブースを設け、各都市のいろんな伝統小物を展示・販売し、魅力的な観光コンテンツも紹介する(9月1日の12~18時/2日の12~17時)。 「世界結婚文化フェスティバル」では、各国の結婚文化をテーマに、様々な公演や展示、体験プログラム、イベントなどが用意されている。特に、韓国を含め10カ国の結婚礼服を着た外国人たちのパレード(9月1日の14時に20分間)と、ベトナムの伝統婚礼の再現イベント(9月1日の14~16時)を通じて、異国の結婚文化を体験することができる。 最後に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や、グリーン・ピース(Green Peace:環境保護NGO)、セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children:世界最大の児童救護NGO)などの国際機関とNGOが協力し、国際救護活動についてPRするほか、ソウル市民が参加できる多様な体験プログラムも運営する。 詳しくは「ソウル世界都市文化フェスティバル」のホームページ(seoulfriendshipfestival.org)と、フェイスブック(www.facebook.com/seoulfriendshipfestival)で確認できる。電話でのお問い合わせは、ダサン・コールセンター(02-120)まで。 ソウル市のパク・ウォンスン市長は、「『2018ソウル世界都市文化フェスティバル』は、15のソウルの姉妹友好都市から伝統公演団をお招きし、世界70ヵ国が参加する、ソウル市の代表的なグローバル・フェスティバルと言える。今後も世界主要都市との協力で、世界的な都市問題を解決し、さらにはソウルが東アジアの平和首都と位置づけられるよう、あらゆる努力を尽くしていきたい」と述べた。 参考資料はハングル版をご参照ください。 1. 海外姉妹友好都市の公演団の参加状況 2. 世界都市観光広報展の参加状況/p> 3. 世界都市食べ物展の参加状況 4. 国際機関および国際NGOの参加状況 5. 世界都市文化フェスティバルのイメージ(ファイルは別途添付) 6. フェスティバルの全日程
SMG 984
9月5~7日、ソウルで「2018アジア都市文化フォーラム」開催

9月5~7日、ソウルで「2018アジア都市文化フォーラム」開催

– 9月5日(水)~7日(金)、東京や香港など、アジア5ヵ国の都市計画家、文化政策専門家が出席 – ソウルの代表的な文化拠点を訪問、6日(木)は敦義門(ドニムン)で開幕式 – 「文化の集積:文化都市の課題」をテーマに、都市の持続可能性を高めるための政策について議論 – 6日(木)、聖水洞のバイサンにて、公開政策セミナーを開催、ホームページとSNSで生中継 ソウル市とソウル文化財団は、バンコク、東京、台北など、アジア主要都市の文化政策家や行政家が出席する「2018アジア都市文化フォーラム(ACCF)」を、9月5日から7日までソウルで開催すると発表した。 2017年にソウルで初めて開かれた「アジア都市文化フォーラム」は、アジア各国のネットワークを通じ、各都市の事例を共有することによって、政策の対案を模索し、都市の持続可能性を高める目的でスタートした。第1回のフォーラムは「生活文化による都市の活力」というテーマで行われた。 2018年は、東京、香港、台北、バンコク、フエ(ベトナム)の都市計画専門家、文化政策家を招き、ソウルの文化集積現場のツアーや事例の共有、公開セミナーなどを通じ、文化によって都市を持続可能にする条件と政策課題について、議論を深める予定。 公開政策セミナーは、6日(木)の午後2時から聖水洞のバイサンで、2つのセッションに分けて行う。同セミナーのテーマは、▲都市空間における文化の集積現象と条件▲文化が集積する場所を作るための政策課題の2つ。このセミナーは、一般人にも公開するプログラムとなり、ソウル文化財団ホームページや公式フェイスブック、ユーチューブ・チャンネルを通じて世界中に生中継される。 公開セミナーの第1セッションでは、延世(ヨンセ)大学国際大学院のモ・ゾンリン教授が基調講演してから、ルート・インパクトのホ・ジェヒョンCEO、ロンドンBOPコンサルティングのLucy Minyoコンサルタント、台北市文化創造開発局のJiang Meng-Fang副部長、DAELIM MUSEUMのハン・ジョンヒ室長がパネルとして出席し、各都市の事例を発表する。第2セッションでは、漢陽(ハニャン)大学建築学部のソ・ヒョン教授の基調講演に続き、東京芸術委員会の吉本光宏理事、バンコク都市マッピング・再開発本部のWanraorawee Thanakanya都市計画専門家、香港アート・スペースOi!のIvy Linキュレーターが各都市の事例について発表する。最後に、秋渓(チュゲ)芸術大学文化芸術経営大学院のパク・ウンシル教授、ソウル工芸博物館のキム・ジョンファ総監督を含むパネルの総合討論と質疑・応答の時間が設けられている。 詳しくは、ソウル文化財団のホームページ(www.sfac.or.kr)で確認することができる。(お問い合わせ:02-3290-7133) ソウル市文化本部のソ・ジョンヒョプ本部長(ソウル文化財団代表理事職務代行)は、「都市空間は、単にハードウェアの施設に人々が集まった集合体のわけではなく、人々を引き寄せ、疎通し、成長していく有機体といえる。今回のフォーラムが、都市空間に魅力的なアイデンティティーを与える上、それを持続できるようにする各都市の独特かつ多様な事例を共有し、議論する機会になってほしい」という。 添付1. 2018アジア都市文化フォーラムの概要 ●イベントの概要 -イベント名:2018年アジア都市文化フォーラム(Asia Cities Culture Forum 2018) -テーマ:文化の集積-文化都市の課題 -日程:2018.9.6.(木)~9.7(金) -場所:敦義門博物館村、聖水洞、文化備蓄基地など -参加者:約10人のアジア主要都市の文化政策専門家 ※2018年8月現在、5つの海外都市の参加確定:東京、香港、台北、バンコク、フエ(現在、中国の成都市の参加について協議中) ※2017年度の参加都市:深圳、シドニー、東京、バンコク、上海、シンガポール、フエ ●プログラムの概要 -海外都市からの参加者向け ・テーマ関連の現場探訪および政策ワークショップ:聖水洞のソーシャル・ベンチャー・バレー、文化備蓄基地などを訪問し、各都市の事例を共有 ・各都市と文化政策協力のネットワークを構築:ACCFを通じたアジア文化政策ネットワークの構築対策を協議 -国内の一般参加者向け ・文化集積地のテーマ・ツアーおよび政策セミナー:文化と都市空間の変化をテーマに、海外都市の参加者と国内の専門家を招いて討論 ※参考資料:参加都市/出席者状況 参考資料:参加都市/出席者状況   都市 出席者 所属(職名) 1 バンコク Wanraorawee Thanakanya バンコク市都市マッピングおよび再開発部の都市計画家 2 バンコク Apichaya Nantaratip バンコク市文化本部広報チーム...   Read more
SMG 1,067

東方神起のユンホ、「聖水洞手作り靴キャンペーン」の第1号スターに

– ソウル市が行う「聖水洞手作り靴キャンペーン」で、韓流スターが直接靴作りに挑む – 作られる3足のうち、1足はスターの持ち帰り、1足はチャリティーに、1足は聖水洞手作り靴広報官に展示 – 品質の優れた手作り靴の競争力をアピールする上、内外の観光客誘致の契機にする計画 K-pop歌手、東方神起のメンバーのユンホさんが、「聖水洞手作り靴リレー・キャンペーン」に参加するため、聖水洞のユ・ホンシク手作り靴名匠を訪れた。 ソウル市は、手作り靴の魅力と、手作り靴のメーカである聖水洞を共に広報するため、「聖水洞手作り靴キャンペーン」を展開している。東方神起のユンホさんがキャンペーンに参加する第1号のスターとなった。2番目に参加するスターは、9月に公開する予定。 「聖水洞手作り靴キャンペーン」では、スターの名前を付けた靴が全部で3足作られる。その1足は作ったスターさんが持ち帰り、もう1足は今年12月に聖水洞手作り靴公式ホームページ(http://seongsushoes.or.kr)にて行われるチャリティー・オークションで販売され、その収益は、発達障碍者向けの特殊な靴の製作費用として全額送られる。残りの1足は、「聖水洞手作り靴希望プラットフォーム広報官」で、2018年9月から来年まで展示される。 東方神起のユンホさんに次いで同キャンペーンに参加するスターも、手作り靴名匠と相談し、自分が活動する上で便利な靴を作ることとなる。スターが自分の靴のデザインを自分で決めるだけに、参加するスターそれぞれの個性あふれる靴が出来上がるものと期待される。 ユンホさんの参加で本格的に始まる本キャンペーンは、地域社会の活性化と、スターが自主的に参加する社会貢献活動という面で重要な意義がある。 ソウル市経済政策課のキム・キョンタク課長は、「聖水洞を訪れる内外の観光客に、スターもよく履く手作り靴というイメージを与え、聖水洞手作り靴の品質競争力をPRするとともに、これを機により多くの方々に聖水洞に来ていただきたい」と述べた。
SMG 1,028

ソウル市、光云大学キャンパスタウンに東北圏創業拠点を新築…来年初

– 27日、光云大学の近くに3階建ての「SNK-VITAMINセンター」を着工 – 光云大学は敷地、市は建築費を提供、キャンパスタウン拠点施設のうち専用ビル新築は初めて – 創業教育からインキュベート、試作品の生産、投資誘致まで創業に関する総合サービスを提供 – 「スタートアップ・ステーション」など既存の施設との連携で相乗効果をもたらし、創業活動のスペース不足の解決にも貢献 ソウル市蘆原区(ノウォン区)に位置する光云(クァンウン)大学の後門の近くに、ソウル東北圏創業活動の中核となる「SNK-VITAMINセンター」が27日着工する。このセンターは来年初め頃オープンする予定。 着工式にはコ・ヨンジン国会議員、オ・スンロク蘆原区庁長、クォン・キウクソウル都市計画局長、ユ・ジサン光云大学総長をはじめ、キャンパスタウン参加大学の関係者、光云大学生、地域住民などが出席した。SNKとは、ソウル市(Seoul)―蘆原区(Nowon)―光云大学(Kwangwoon)が協力し、2017年から構築している「光云大学キャンパスタウン」の略称。キャンパスタウンでは、「創業」をメインテーマに、ソウル東北圏の創業ハブ・プラットフォームを構築している。 「SNK-VITAMINセンター」では、創業を準備中、または創業に興味のある大学生や地元の青年に対し、創業教育からインキュベート、試作品の生産、事業者登録・特許出願等の実務、投資誘致まで創業に関する総合サービスをワンストップで提供する。延べ面積517.55㎡、地上3階の規模で建てられる。 特に、去年10月光云大学駅に設けられた「SNK-スタートアップ・ステーション」にも、現在創業準備中の67チームが待機しているなど、「SNK-VITAMINセンター」は注目を集めている。なお、本センターは、創業活動のスペース不足の解決にも大いに貢献するものと期待される。 ソウル市は、「SNK-VITAMINセンター」が、キャンパスタウン内の既存の創業支援施設と相乗効果をもたらすことをも期待している。また、ソウル市は「地域資産と大学資産の融合で創業にやさしい町づくり」のスローガンを掲げ、来年からキャンパスタウン総合型事業(2019~2022)を本格的に始める計画だが、本センターがその事業の成長エンジンとなることも期待している。 一方、今年で2年目となった光云大学キャンパスタウンでは、これまで構築した大学内外の創業インフラを基に、地域社会との協力事業に取り組んでいる。周りの中・高校に創業教育を行い、地域コミュニティーとともに就・創業の機会を掘り起こしている。 ソウル都市計画局のクォン・キウク局長は、「ソウル市は、第4次産業革命が始まる学生街を中心に、地元住民や未来の創業者が自由かつ便利にアクセスできる創業拠点を設け、VITAMINセンターを含め、ソウル東北圏の創業環境づくりに取り組んでいる。キャンパスタウン事業を通じて地元基盤の創業の大衆化に貢献したい」と述べた。 光云大学のユ・ジサン総長は、「『SNK-VITAMINセンター』では、地域の未来の創業者がアイディアを開発し、試作品を作り、自由に交流するネットワーク空間となる。光云大学はソウル東北圏の創業活性化をリードし、地域コミュニティーとともに自由な創業文化を創ることに力を入れていきたい」という。  「光云大学キャンパスタウン」ソウル東北圏創業ハブの構築状況 「SNK-VITAMINセンター」建設概要 □ 内容 ○ 位置:ソウル市蘆原区月渓洞447-4,28(光云大学提供) ○ 規模:敷地357㎡、地上3階、延べ面積517.55㎡ ○ 用途:地域創業教育および支援環境活性化 ○ 工事期間:2018.7.23~2018.12.31 ○ 所要金額:10億5千万ウォン < SNK-VITAMINセンター 鳥瞰図 >
SMG 1,337

公立小学校スクールバス全車に「子ども下車安全確認システム」構築

– ソウル市、今月まで公立小学校スクールバス53台に「子ども下車安全確認システム」を導入 – 14日(火)、運転手や介助員106人に応急手当・心肺蘇生の実習などの安全教育を実施 – スクールバス運営校に対し「子ども通学路安全地図」を製作、「訪問安全体験教室」を実施 – 安全な通学環境づくりに向け、2019年までにスクールバス運営公立小学校を58校に拡大 ソウル市は、2学期の始業を迎え、公立小学校のスクールバス53台に「子ども下車安全確認システム」(別名「Sleeping Child Check System」)を導入する。このシステムにより学生や保護者が安心してスクールバスを利用できるようになる。 ソウル市の公立小学校に対するスクールバス支援事業は、2015年に始まり、現在までスクールバス関連の安全事故は発生していない。しかし、毎年全国で通学バスの中に子どもが閉じ込められる事故が起こっている。2016年12月2日から、道路交通法によって、子どもの下車を必ず確認することが義務付けられているが、それにもかかわらず2018年7月に再度、子どもが車内に閉じ込められ死亡する事故が発生した。これを受け、事故を未然に防ぐために、公立小学校のスクールバスに安全装置を設けることとなった。 「子ども下車安全確認システム」は、スマートフォンとNFC(近距離無線通信)を活用したもので、まず運転手が子ども全員の下車を確認し、バスの最後列とバスの内・外部(計3ヵ所)に取り付けられたNFC端末にスマートフォンをかざすと、保護者や学校の管理者に安全下車確認の知らせが届く。端末にスマートフォンをかざさない場合、運転手や介助員のスマートフォン、そして学校管理者のパソコンから1分ごとに警報音が鳴り、子どもが車内に閉じ込められるような事故は防ぐことができる。 また、ソウル市は、8月14日、スクールバス運営校の運転手や介助員106人に対し、スクールバス利用上の事故予防規則や、応急手当、心肺蘇生などの安全教育を行った。今回の教育では、スクールバス事故の特性、安全運転の仕方、事故予防規則などの理論的な教育だけでなく、出血、骨折、火傷などが発生した時、速やかに対応するための応急手当や心肺蘇生の実習も行われた。なお、新たに導入する下車安全確認システムに関する使用者教育も行われた。 ソウル市は、スクールバス事故の大半は、運転手と介助員の注意や努力さえあれば事前に防ぐことができると考え、このような教育により事故率が下がるものと期待している。 また、ソウル市は2016年から毎年、現代海上火災保険㈱とともに、希望校に「子ども交通事故予防のための通学路安全地図」を製作、配布している。今年も積極的にこの活動に取り組むほか、学校を訪問して「訪問安全体験教室」も運営している。 通学する子どもの安全を確保するために、2018年はスクールバス運営校のうち4校(2016年から計16校)に安全地図を製作・配布した。学生の通学状況アンケートや通学環境・施設評価などの現場調査を通じて安全な通学路と危険な地域を示した安全地図を製作。この安全地図を2,300㎜×1,130㎜の大型にして学校の主な出入り口に掲げるとともに、Eメールや連絡帳を通じて各家庭にも送っている。 また、2018年にスクールバス運営校のうち6校(2016年から計43校)を対象に「訪問安全体験教室」も行う計画で、現在まで4校の1,886人(3時間)に対して実施している(残り2校は8月末と11月の予定)。「訪問安全体験教室」では、つまらない理論だけの教育から抜け出し、自分の体で実感しながら安全な生活習慣を身につけることができる。 ソウル市は、現在スクールバスを運営している53校以外にも通学環境の改善が必要な公立小学校があると判断し、2019年までにスクールバス運営校を58校に拡大する計画。そのために、計40億9千万ウォンの予算を編成している。その予算には、車両費(バスの借り上げ料金、塗装料金、保険料、子ども下車安全確認システムなど)と人件費(運転手・介助員)が含まれている。2019年の支援予算は、2018年(53校)より8.6%、2015年(33校)より34.5%拡大したもの。(※2015年33校、2016年40校、2017年48校、2018年53校に支援) ソウル市生涯教育局のぺく・ホ局長は、「今回導入する『子ども下車安全確認システム』により、学生と保護者のみんなが安心して通学できることを期待している。これからも小学生の安全を守るために取り組んでいきたい」と述べた。 NFC方式「子ども下車安全確認システム」の運営概要 □ 運営概要 ○ 運営対象:ソウル市の公立小学校のスクールバス53台 ○ 導入装置:子ども下車安全確認システム(NFC方式) ○ 導入時期:2018年8月31日 ○ 2018年所要予算(4ヵ月):計7,998,000ウォン(市費100%) ○ 運営体系 ◈(出発時)安全規則の音声案内を聞いてバス運行スタート ◈(移動時)子どもの乗・下車情報を保護者に届ける ◈(到着時)運転手がスマートフォンをバス内・外部のNFC端末にかざし、子どもの安全下車を確認⇒保護者や学校(管理者web)に知らせが届く ※ かざさなかった場合:運転者・介助員のスマートフォン、学校管理者のパソコンから、1分ことに警報音が鳴り、子どもが車内に閉じ込められる事故を防止 関連写真(ソウル市) 世界都市矢羽サイン < 8月14日(火) 第1部 安全教育―理論 > < 8月14日(火) 第2部 安全教育―心肺蘇生 > < スマートフォンをNFC端末にかざしている場面 > < 8月14日(火) 第2部 安全教育―心肺蘇生 > 世界都市矢羽サイン < 運転手のスマートフォン・アプリケーソン画面...   Read more
SMG 1,798