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オ・セフン市長、「ソウルはまだまだエネルギッシュかつ素晴らしいスポットで溢れている…この冬、ソウルを訪れてほしい」

12月16日(月)「2024ソウルウィンターフェスタ」現場点検 ソウル市のオ・セフン市長は16日(月)夕方、ソウルを代表する冬のお祭り「2024ソウルウィンターフェスタ」が開催されている光化門(クァンファムン) ‧清渓川(チョンゲチョン)一帯を訪問。イベント進行の様子を確認し、市民らと交流した。 今年で2回目となる「ソウルウィンターフェスタ」は、今月13日(金)から来年1月5日(日)までの24日間、光化門~光化門広場~清渓川~ソウル広場~DDP~普信閣(ポシンガク)の6か所で開催される。今年の祭りのテーマは「ソウルで繰り広げられる心の光、ソウルプリズム(SOUL PRISM)」。メディアアートや光のオブジェなどのライトアップイベントをはじめ、カウントダウンやクリスマスマーケットなどの様々なプログラムが、市民を中心として催されている。初開催の昨年は、国内外から740万人の観光客が訪れた。 オ市長は、世界的なメディアアート作家らが光化門全体を巨大なキャンバスとして活用したメディアファサード「ソウルライト光化門」と、サンタ村をコンセプトにした光化門マーケットを視察した。 続いて清渓川で開催されている「ソウル・ランタンフェスティバル」会場にて、市民らと触れ合った。来年1月12日まで「清渓広場~三一橋(サミルギョ)」で開かれる「ソウル・ランタンフェスティバル」は、朝鮮時代から現代までの伝統と現代の遊びを市民と観光客が一緒に楽しめる、ソウルを代表する光の展示だ。 一方この日は、米ブルームバーグをはじめ中国の新華通信、日本の朝日新聞、英BBC、カタールのアルジャジーラなど10の海外メディアの記者14人、また国内メディアの記者も参加した。 オ市長は現場を訪れた国内外のメディアに対し「ソウルにお越しください。この冬、ソウルで特別な思い出を作ってください」と日本語、英語、中国語の3言語で話しながら「ソウル市は力を入れてウィンターフェスタの準備に取り組んだ。このことが皆様の取材を通して世界各国に知れ渡り、大勢の観光客がここを訪れるとともに、地域商圏も活性化できれば」とし、「ソウル市は市民と観光客が安全に都市を楽しめるよう、最善を尽くす」と語った。 ※関連部署:文化政策課 文化政策チーム長 イ・ナムジェ(☏02-2133-2512)メディア担当官 メディア支援チーム長 カン・シネ(☏02-2133-6241)
SMG 124

ソウル市、2024年 都市競争力「世界6位」

ソウル市、日本森記念財団発表「2024世界の都市総合力ランキング(GPCI)」世界6位 民選8期の都市競争力向上政策により8位(20年、21年)→7位(22年、23年)に続き6位、トップ5入りも目前 評価分野のうち「交通・アクセス」「居住」「研究・開発」の3分野で前年より上昇 政局混乱の中でもソウルの都市競争力アップに向け、さらなる取り組みを ソウル市が民選8期ソウル市政を積極的に推進し、2024年「世界の都市総合力ランキング」で世界48主要都市のうち6番目に優れているとの評価を得た。 「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」(Global Power City Index)は、日本の森記念財団都市戦略研究所が毎年発表している。その2024年版にてソウル市が7年ぶりに「世界6位」となった。 GPCIとは、「都市の総合競争力」の観点から「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」の6つの分野について、26の評価項目、70の指標に基づき総合的に分析し評価する指数だ。 2008年に初めて発表された際には対象都市は30だったが、徐々に対象を拡大し、現在では世界48都市を選定し評価を行っている。UNESCO、OECDなど権威ある国際機構の統計資料を活用し、独自のアンケート調査結果をもとに順位付けする。 ソウル市は、GPCIが初めて発表された2008年には13位、2012年には6位へ順位を上げたが、2020年、2021年には8位まで下落。以降は上昇を続け、今年6位に返り咲いた。 <森記念財団「GPCI」ソウル市順位の変化(2008年~2024年)> 森記念財団「GPCI」ソウル市順位の変化 年度 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 評価都市数 30 35 40 42 44 48 ソウル順位 13位 12位(1↑) 8位(4) 7位(1↑) 6位(1↑) 6位(-) 6位(-) 6位(-) 6位(-) 6位(-) 7位(1↓) 7位(-) 8位(1↓) 8位(-) 7位(1↑)...   Read more
SMG 183

オ・セフン市長「安全な都市ソウルを世界に発信し、観光産業の回復へ」

11日(水)午前、オ市長主催で観光分野の協会・企業と2回目の「非常経済会議」を開催 「安全なソウル観光」の映像をグローバル配信、現地でのマーケティングや零細企業向けのインセンティブ支給などきめ細かい支援を展開 オ市長「ソウルを訪れた観光客が安全な都市、再び訪れたいと思える都市を目指し、最善を尽くす」 ソウル市のオ・セフン市長は、昨日(10日)、中小企業・小企業・零細企業など主な経済機関と初めての非常経済会議を開催したことに続き、本日(11日)、政治的不安の高まりによって深刻な打撃を受けている観光産業の危機克服に向けて、関連団体をはじめ、学界、専門家らとともに2回目の非常経済会議を開催した。 オ市長は、経済の不確実性やこれに伴う市民の不安を軽減するため、経済、観光、建設など各分野の関係者と面会し、現場の声を拾い上げ、ソウル市としての支援策を最大限に模索するため、週に2回以上の非常経済会議を開催すると明らかにした。 ソウル市は、11日(水)午前10時、ソウル市庁6階の企画状況室にて「観光分野非常経済会議」を開催した。 同会議には、韓国旅行業協会、ソウル市観光協会、韓国MICE協会、韓国ホテル業協会、韓国医療観光振興協会、韓国観光公社をはじめ、インターパークトリプル、アシアナ航空、漢陽(ハニャン)大学観光学部のイ・フン教授、オ・シナンソウルグローバル観光名誉市長が参加し、意見交換が行われた。 オ市長は冒頭発言で、「世界中から『ソウルは安全ですか』と問われる状況のなか、年末年始を迎えさまざまなイベントを企画している観光業界は、観光客の減少を深く懸念している」と述べた。そして、「観光業界が二度と困難な状況に陥ることのないよう、ソウルが安全であるというメッセージを世界中に発信することを最優先の課題として取り組んでいきたい」と強調した。 また、観光産業の停滞が長期化しないよう、ソウル観光振興基金の緊急支援アカウントを活用し、被害が甚大な企業に実質的な支援を行うほか、熟練した観光人材の育成を目的とした「ソウル観光雇用支援センター」の機能も拡充するなど、業界の自立力を強化していくと述べた。さらに、「ソウルを訪れる外国人観光客がソウルに足を踏み入れた瞬間から歓迎されていると感じられるよう、温かいおもてなしイベントも準備している」と付け加えた。 オ市長は、「ソウルを訪れた観光客が、ソウルは安全で、再び訪れたい、楽しい都市だという確信を持って帰国できるよう最善を尽くしたい」と述べ、冒頭発言を締めくくった。 この日、ソウル市は、世界中の人々が訪れたい「最高のMICE都市」に10年連続で選ばれ、名誉の殿堂入りを果たす快挙を遂げた。これを受けてソウル市は、当面の危機を打破するため、「変わらず安全で観光に適した都市ソウル」というイメージを世界中に広めることを、最優先の対策として挙げた。 このため、いつでも安心して訪れることができるソウルの美しい観光地を収めた「ソウル観光映像」を、アメリカ、日本、タイなどの海外主要拠点や、外国人観光客が多く集まるソウルの主要スポット、SNSなどを通じて広める計画。また、アジア地域の観光客誘致を目的に、グローバル旅行プラットフォーム(OTA)と協力のうえ、安全なソウル観光商品のPRにも積極的に乗り出す方針。 さらに、ドイツ、中国、アメリカなど、海外で行われるソウル観光説明会の現地マーケティングの規模を大幅に拡大し、359のソウルMICEアライアンス企業と協力して「安全なソウル(Safe Seoul)」キャンペーンも推進する予定。 このほか、ソウルを訪れた外国人観光客が安心して快適に旅行できるよう、汝矣島(ヨイド)や光化門(クァンファムン)などに移動式観光案内所を追加し、より安全で快適な旅行をサポートする。 また、現場の声を取り入れ、小規模観光業者が主要な祭典やイベントに連動した商品を運営する際にインセンティブを提供し、高品質の観光商品を企画するよう促す一方、雇用維持金の支給も拡大し、熟練した人材の流出を防ぐ計画。 最後に、外国人観光客の需要回復に向け、主要な訪韓国の外国人に対する電子旅行許可制度(K-ETA)の免除や手続きの簡素化など、手続きの緩和を継続的に進めるとともに、「外国人観光都市民泊業」の登録基準改善など、政府レベルでの規制改善を関係省庁に呼びかける予定。 なお、ソウルを訪れる観光客が安全に宿泊できるよう、安全衛生基準の強化など、「外国人観光都市民泊業」の登録基準の改善を求める。 懇談会に参加したオ・シナンソウルグローバル観光名誉市長は、「ソウルに住む外国人インフルエンサーが、ソウルの安全性と美しさを自然な形で自国に伝えられるよう支援することも効果的な方法だ」と述べ、在韓大使館の観光担当者との市レベルでの緊密な協力が必要だと提案した。 ソウル市観光協会のパク・インチョル観光ホテル業委員長は、「外国人個人旅行者(FIT)の予約キャンセルが急増し、年末のピークシーズンや年始の予約がまだ少ない」、「国内外のメディアを活用して、韓国の安全性と平穏な日常を世界に発信することも効果的な方法だ」と述べた。 ハ・ホングク韓国MICE協会事務総長は、「来年のMICE誘致に向けた受注などを控え、ソウル市長の書簡などを通じて、ソウルの安全性と都市の魅力を信頼性のあるメッセージとともに発信することが、都市と国の競争力を高める方法になるだろう」と述べた。特に、MICEに参加するためにソウルを訪れた外国人が帰国後、ソウルの安全性と魅力を自国で広めてくれるだろうと付け加えた。 インターパークトリプルのキム・ガンセ最高戦略責任者は、「インスタグラム、エックス(X)、ウィーチャットなどのSNSを活用して、都市のPRに留まらず、すぐに役立つ日常の観光情報やソウル生活のヒントなどを提供すれば、特に若い観光客にソウルをアピールできる」と述べ、「ソウルの安全性だけでなく、ソウルに行かなければならない理由やソウルの魅力を発信することが、長期的には有益だ」と強調した。 オ・セフン市長は、「危機はすなわちチャンスだという言葉があるように、ソウル市と観光業界が一丸となり、現在の危機を国のブランド価値向上のチャンスに変えることができる」と述べ、「ソウルは単に安全な都市であるだけでなく、回復力の高さと文化レベルの高さを背景に急速に正常を取り戻した都市として、新たにブランディングすることもできると考える」と語った。さらに、「攻撃的なマーケティングと集中的な投資はもちろん、できるだけ迅速な対応を通じて観光業界の危機克服を支援し、現場で実感できる解決策を提供したい」と付け加えた。 11日(水)午前、非常経済会議(観光分野懇談会)で冒頭発言を行うオ・セフン市長
SMG 155

色と光に染まった幻想的な冬の都市ソウル世界的な光のフェスティバル「ソウルウィンターフェスタ」を開催

翌月13日から来年1月5日まで、光化門・清渓川など、ソウル都心の6カ所での24日間開催 昨年740万人が訪問するなど、世界的な光のフェスティバルに浮上…メディアアート・光・造形物を通じてソウルの魅力を発信 普信閣で直径30mの「午前0時の太陽」と一緒にカウントダウン・市民が演出する1万5千の照明 光化門広場の超大型メディアファサード、DDPの外壁にはジャン・ジュリアン、キム・ソヌのメディアアートを上映 フォロワー数十億人のインフルエンサー(50カ国、3500チーム)が参加、イカゲームシーズン2と特別コラボ展示 ソウル市は、昨年740万人が訪問し、冬の光フェスティバルに浮上した〈ソウルウィンターフェスタ〉が、12月13日(金)から来年1月5日(日)までの24日間、光化門~光化門広場~清渓川~ソウル広場~DDP~普信閣の6カ所を繋ぐ韓国最大規模の冬フェスティバルとして開催されると発表した。 昨年、初公開となった「ソウルウィンターフェスタ」は、これまでソウルのあちこちで個別のテーマやスケジュールで行われてきた冬のフェスティバルを1つにまとめた「超大型フェスティバル」で、都心全域を舞台とするフェスティバルを通じて、ソウル全体に活気をもたらし、さらには「グローバル文化中心地」ソウルを世界に発信する狙いだ。 今年のフェスティバルのテーマは、「ソウルで放たれる心の光、ソウルプリズム(SOUL PRISM)」。フェスティバル場所の6カ所をそれぞれソウルならではの色と光に染める。華やかなメディアアートから芸術的な光の造形物、かわいいランタンを飾った空間まで、伝統と現代、芸術と技術、都市と自然をが共存するソウルの姿を、光で再現する。 <2024ソウルウィンターフェスタの主要イベント> 場所 期間 イベント 場所 期間 イベント 光化門 12月13日(金)~25年1月5日(日) ソウルライト光化門 光化門広場 光化門マーケット 清渓川 12月13日(金)~25年1月12日(日) ソウルビッチョロン祭り DDP 12月19日(木)~25年1月1月(水) ソウルライトDDP 12月28日(土)~25年1月1日(水) ソウルコン 普信閣 12月31日(火)~25目m1月1日(水) 除夜の鐘の鐘つき&新年フェスティバル ソウル広場 12月20日(金)~25年2月9日(日) ソウル広場スケート場 特に、今年の新年カウントダウンは、市民がリードする「市民参加型イベント」で企画された。「除夜の鐘」の鐘つきの瞬間、普信閣の後ろから昨年より2倍以上大きくなった直径30mの「午前0時の太陽」がのぼり、同時に集まっている市民と観光客1万5千人がつけている手首のLEDバンドから1万5千の光が放たれるピックスモブ(Pixmob)が演出される。ピックスモブは、観客が着用しているLEDブレスレットを無線でコントロールする照明技術。集まった観客が公演の一部になり、光の波を演出する特別な瞬間になる予定だ。 最後に、今回のフェスティバルは、「グローバルK-コンテンツ」であるネットフリックスの〈イカゲーム〉シーズン2とコラボし、世界の目を引く。光化門広場一帯で特別展示、パレードなどを開催し、「K-コンテンツの発祥地」ソウルのステータスを世界に知らしめる。 〈2024ソウルウィンターフェスタ〉は、12月13日(金)18時▴光化門一帯(ソウルライト光化門、光化門マーケット) ▴清渓川一帯(ソウルビッチョロン祭り)一斉点灯で幕を開ける。開幕式は、100年ぶりに復元された「王の道」である光化門月台を「アレーナ(円形劇場)」に演出し、市民と外国人観光客が一緒に楽しめるフェスティバルの幕開けを飾る。 <光化門広場の超大型メディアファサード、DDPの外壁にはジャン・ジュリアン、キム・ソヌのメディアアートを上映> 【光化門、DDP】光化門とDDPではメディアアートが用意される。光化門を巨大なキャンバスにし、世界のメディアアート作家の超大型メディアファサードを飾る「ソウルライト光化門」と、ソウルを代表するメディアアートフェスティバル「ソウルライトDDP」が冬の夜を光で染まる驚異的な光景を演出する。 【光化門広場】光化門広場は、高さ14mの大型クリスマスツリーを中心に、クリスマス光化門マーケットが、サンタ―クロース村のコンセプトで運営される。141の零細事業者が参加し、イカゲームシーズン2コラボイベントも一緒に行われる。フェスティバル期間に光化門広場で〈イカゲーム〉シーズン2の特別展示開かれ、12月21日(土)には、ソウル広場から光化門の約1㎞の区間で、約500人が参加する大規模のパレードが開かれる。 【清渓川】清渓川で開かれるソウルを代表する光フェスティバル「ソウルビッチョロン祭り」。「ソウルランタン(SOUL LANTERN)」をテーマに、伝統と現代の「遊び」を表現する。伝統的な光造形物から世界的に有名なランドマークまで240個の展示物により、清渓川一帯が冬まつりの場に生まれ変わる。 【ソウル広場】多くのソウル市民が待ちに待った「ソウル広場スケート場」は、「ソウル、冬が近づいている」というテーマえ運営される。漢江で氷ソリ、コマ回しなどを楽しんだ昔の趣のある空間を用意する。また、今年は外国人観光客の利便性を高めるために、「ディスカバーソウルパス(Discover Seoul Pass)」と提携するなど、観光客の誘致に取り組む。 <普信閣で直径30mの「午前0時の太陽」と一緒にカウントダウン・市民が演出する1万5千の光> 〈2024ソウルウィンターフェスタ〉のハイライトである「カウントダウン」と「除夜の鐘」イベントは、12月31日(火)23時35分から普信閣で開かれる。昨年、普信閣と世宗大路の2カ所で行われたイベントを一カ所に集め、鐘の音(聴覚)、光(視覚)、市民(ピックスモブ)を合わせる共感覚的フェスティバルに構成した。 韓国の伝統の美しさを強調したKミュージックからグローバルアーティストまで、普信閣を照らす様々なステージがカウントダウン前後に行われ、鐘つきと一緒に直径30mの午前0時の太陽がのぼる。 今年も市民に希望を与え、社会に貢献した除夜の鐘つきに参加する市民代表を推薦で募集し、33回の鐘つきを行う。推薦は30日(土)までソウル文化ポータルの公式サイト(culture.seoul.go.kr)で受け付け、選定委員会が最終的に確定する。 その他にも、「MZ世代のカウントダウン名所」のDDPでも新年を迎えられる 。レーザーと照明がDDPを照らし、サウンドと花火で、エネルギー溢れるカウントダウンが行われる。 <ソウルコンに参加する50カ国、3500チームのインフルエンサーと数十億のフォロワーが一緒に楽しむフェスティバル> 昨年〈ソウルウィンターフェスタ〉をグローバルフェスティバルとして位置づけるのに大きな役割を果たした〈ソウルコン〉との連携も続ける。今年もトータルフォロワー数が数十億人にのぼる50カ国の3,500チームのインフルエンサーが参加し、ソウルの魅力を世界に発信する。...   Read more
SMG 2,326

ソウル市、2隻の「漢江バス」が初進水…漢江の水上交通時代の幕を開ける

「漢江バス」関の建造が終わり初公開…海上試験、試運転を経て12月に漢江に引渡し 25日(月)慶南泗川にオ・セフン市長らが出席し「漢江バス安全祈願進水式」開催 漢江バスの内部と外部を初公開、漢江バスならではのデザインと便益施設も紹介 環境対応のハイブリッド推進システムの95%が韓国産、バッテリー火災に備えた4重の安全装置など、技術も発展 船舶の引渡し日程に合わせて漢江バスの安全性確保のためのテスト運航を段階的に実施 新しい水上交通時代の幕を開ける「漢江バス」が建造を終え、ついにその姿を公開した。ソウル市は、今年3月から始めた「漢江バス」2隻の進水式を慶尚南道泗川市で行ったと発表した。 漢江バスの安全な運航を祈る進水式は、ソウル市のオ・セフン市長とソウル市議会のチェ・ホジョン議長、漢江バスの運営事業者である(株)漢江バスの関係者らが出席し、11月25日(月)午後12時50分にウンソン重工業(慶尚南道泗川市泗南面)の近くにあるイベント上で行われた。 進水式には、韓国海洋大学校のリュ・ドングン総長、木浦海洋大学校のハン・ウォンヒ総長、ソウル市議会の国民の力イ・ソンベ院内代表、ソウル市議会の住宅空間委員会のキム・テス委員長、ソウル市議会の環境水資源委員会のパク・チュンソン副委員長、泗川市のパク・ドンシク市長、泗川市議会のキム・ギュホン議長をはじめ、約40人の関係者らが参加した。 進水式では、 ▴支綱切断 ▴シャンパンブレイク ▴有功者表彰が行われた。 〇 支綱切断:へその緒を切るように、船が初めて進水するのを出産に例えて行うこと。支綱切断は、女性の役目と 決まっているため、ソウル市議会の68年の史上初の女性議長であるチェ・ホジョン議長が支綱切断を行った。 〇 シャンパンブレイク:シャンパン瓶を船にぶつけて割るパフォーマンスで、船の誕生を祝い、安全な運航を祈願するための儀式。シャンパンブレイクには、ソウル市のオ・セフン市長、ソウル市議会のチェ・ホジョン議長、(株)漢江バスのキム・ソンジク代表取締役、(株)ウンソン重工業のキム・ジョンヨル代表取締役が参加した。 〇 有功者表彰:今回進水する2隻の船舶を建造した(株)ウンソン重工業のキム・ジョンヨル代表取締役、ハイブリッド船舶推進システムの開発と製作を担当した(株)カネビモビリティのチョン・ジョンテク代表取締役、船舶の設計を担当した(株)チョンへエンジニアリングのイ・ジェチョル常務にオ・セフン市長が表彰状を渡した。 進水式の後には、ウンソン重工業の工場に移動し、建造が終わり、進水を控えている、もう1隻の漢江バスの内部と外部を予め確認した。 漢江バスは、双胴船型で、漢江でスピーディーに動きながら、航跡波の影響は最小限に抑えられると関係者は説明し、潜水橋の下も通れるように船体の高さを調整したと付け加えた。また、漢江バスの色は漢江の日の出や日の入りなど、美しい漢江の色と光をそのまま映すホワイトの背景に、清涼感のあるブルーをグラデーションし、キラキラ光る漢江の表面と水勢が感じられると説明した。 その後、漢江バスの中に入ると、真っ先にパノラマウィンドウが見える。大きな窓から漢江の広々とした景色やソウル都心の夜景が楽しめると関係者は説明した。また、中にあるカフェテリアで簡単な飲み物や食べ物を買って個人のテーブルで食べながら余裕で快適な移動ができるのが、漢江バスならではのメリットであると強調した。なお、船舶の前と後ろにサイクルラックを設置し、自転車を持ち込める他にも、4つの車いす席も用意したため、交通弱者も漢江バスを気軽に利用できると付け加えた。 特に、市は、環境に優しいハイブリッド船舶に建造された漢江バスの推進システムを、バッテリーによる火災から守るために、様々な安全装置を設けたと説明した。バッテリーシステムの内部にあるガスセンサーを設置し、火災の兆候を検知できるようにするほかにも、 ▴バッテリーの過充電防止 ▴バッテリーセルの連鎖爆発防止 ▴熱暴走時に発生するガスを噴射して消火 ▴有事の際には、バッテリーを沈水させるなど、バッテリーによる火災を予防する4重の安全装置をそなえたと発表した。 また、ハイブリッド推進システムを制作した関係者は、推進システムのコア技術であるバッテリーおよび電力変換装置に対する持続的な研究や開発を通じて、推進システムの95%以上を国産化し、既存の海外製品の問題により、部品の調達遅延および過剰なA/Sコストの」発生などのデメリットも解決できると説明した。 市は、本日公開された2隻の船舶は、ウンソン重工業の近くにある海で海上試験と試運転を行い、韓国海洋交通安全公団(KOMSA)による機能や安全性の検証を経て、12月までに漢江に引き渡す予定であり、残りの6隻の船舶と予備船舶など追加の4隻も日程通りに建造し、順次漢江に到着させる計画であると発表した。 なお、船舶の引渡し日程に合わせて、段階的に船舶と設備の検証、スタッフの教育、航路の検証、非常時の対応訓練など、テスト運航を実施し、正式運行する前に漢江バスの運営における安全性と利便性を十分確保すると付け加えた。 ソウル市のオ・セフン市長は、「漢江水上交通の時代がついに幕を開けた。『漢江バス』を通じて、市民には新しい公共交通機関を、韓国の首都ソウルを訪れる観光客にはのんびりと楽しめるソウルならではの特別な雰囲気をお伝えでき、プライドを感じる」とし、「ソウルの漢江を、世界で最も楽しい川に、漢江バスは、ソウル市民が毎日快適に、便利に、楽に、幸せに利用できる水上交通手段に、必ず生まれ変わらせたい」と述べた。
SMG 2,124

「トキメキin漢江」募集人数100人、申し込み3,286人 倍率は33:1で男女比は男性51%女性49%

書類で事前検証済みの応募者から抽選で100人(男女50人ずつ)を最終的に選定…15日に個別通知 反響の理由は、事前検証で安心安全、出会い不足、興味深いプログラムなど 11月23日(土)セビッソムで漢江ヨットツアー、レクリエーション、1対1トークなど、様々なプログラムを用意 ソウル市は、独身男女に特別な出会いの場を提供するために、ウリィカードと一緒に23日(土)に開催する「トキメキin漢江」イベント参加者を募集した結果、募集人数100人に対し、3,286人が申し込み、33:1の倍率を記録したと発表した。 特に、自治体主催の独身男性婚活パーティでは、女性の申し込みが男性より少なく、アンバランスであるとの指摘があったが、「トキメキin漢江」では、男性が51%、女性が49%でバランスが取れたのも特徴。 男性は、1,679人が申し込み、倍率は33対1、女性は1,607人が申し込み、32対1の倍率を記録した。年齢は、25~29歳が26%、30~34歳が45%、35~39歳が29%であることが分かった。 応募者の職業は、小学校教師、看護師など女性の多い職種と、IT、消防・警察公務員など男性の多い職種が多かったことも一つの特徴。 市は、応募者の書類を検討し、抽選で男女50人ずつ選定し、15日(金)に個別通知する。 市は、「トキメキin漢江」にたくさんの応募があった理由として、事前書類検討と基本的なプロフィール検証を行い信頼できること、出会い不足問題の解消、漢江を舞台に構成したロマンチックなプログラムなどを挙げた。 応募者の応募動機を見てみると、ムン氏は「ソウル市が事前検証を行って、身分証明の確認済みの人が参加するから安心できて応募した」と言った。また別の応募者チェ氏は、「出会いの場が漢江だからロマンチックで、恋愛専門家のコーチングなど、様々なプログラムがあるという説明もあったので、いい人に出会えると思うとドキドキする」と言った。 なお、「トキメキin漢江」は、23日(土)盤浦漢江公園セビッソムで15時から21時まで漢江ヨットツアーをはじめ、レクリエーションゲーム、1対1トークなど、様々なプログラムに参加するパーティ形式で行われる。イベントの最後には参加者が気に入った相手を1~3位まで記入して提出。最終成立カップルは翌日に個別で通知する。 ソウル市の女性家族室長は、「『トキメキin漢江』に応募が殺到し、多くの独身男女が出会える機会が不足している現実を実感した」とし、「今回の『トキメキin漢江』に参加した方々が気に入った人を見つけ、多くのカップルが誕生することを期待している」と述べた。
SMG 2,096

外国人観光客に欠かせない観光コースとなったK-登山装備のレンタルから登山仲間も支援

ソウル観光財団「ソウル都心登山観光センター」訪問者3人の1人が外国人…多言語(韓・中・日・英)対応 北漢山・北岳山・冠岳山に登山タイプ・登山客の特性に合わせたプログラムが韓国人・外国人から好評 専門家と一緒にグループ登山、韓国文化体験∔登山連携プログラムなど 旅行会社・海外向けファムツアーも…登山観光が新しいトレンドとして浮上 財団、「登山服・登山靴から安全装備までレンタル、ソウルの名山を楽しめるようにサポート」 最近、外国人観光客の間でK-登山が韓国観光の必須コースになり、ソウル都心の名山を登る外国人は、もはや珍しくなくなっている。特に、ソウルを代表する北漢山・北岳山・冠岳山に設けられた「ソウル都心登山観光センター」で登山装備のレンタルから手荷物預かりサービス、更衣室や登山コースの案内、登山体験プログラムも提供し、訪問する外国人観光客が増えている。 ソウル市傘下のソウル観光財団(代表取締役キル・ギヨン)は、「ソウル都心登山観光センター」を訪れた訪問客は約4万人で、そのうち1万7,600人が外国人であると発表した。訪問客の3人の1人が外国人である。 現在運営しているセンターは、北漢山・北岳山・冠岳山の3カ所。22年9月オープンした北漢山を皮切りに、今年4月は北岳山、11月1日に冠岳山センターがテスト運営を始めた。 最初にオープンした「ソウル都心登山観光センター北漢山」は、国立公園の入り口である牛耳新設線の北漢山牛耳駅から徒歩5分距離にある。ソウル都心の唯一な国立公園であり、場所によって傾斜が激しい北漢山の特徴を考え、アイゼン、トレッキングポールなど、安全な山登りのための装備を用意し、レンタルしている。今年だけで約1,300件のレンタルがあった。また、センター内に設けられたクライミングジムと連携した体験プログラムも運営している。 三清洞の伝統韓屋に設けられた「ソウル都心登山観光センター北岳山」は、光化門広場、景福宮などの都心観光の合間に、短めの登山やピクニックを楽しめる施設である。レインコート、アームカバー、キャンピングチェアなど、簡単な山登りに必要な装備があるため、観光客に人気だ。 センター2階にある韓屋ラウンジでは、外国人が参加できるハングルカリグラフィー、北岳山形の石鹸づくり、伝統酒作り体験など、毎月特別なプログラムを運営し、登山と一緒に韓国文化の魅力も発信している。 11月1日にテスト運営を始めた「ソウル都心登山観光センター冠岳山」は、新林線の冠岳山駅地下1階に設けられ、アクセス性が抜群だ。冠岳山の形を活かし、あちこちに岩を置き、ラウンジには「谷の水音」、「山の香り」など五感を刺激する要素を備えている。特に、靴と衣類クリーニング機もあり、利用客の利便性を向上。現在、冠岳山センターは、登山客の聖地として挙げられテスト運営1週間で3千人以上の市民と観光客が訪れた。 各センターには、専門家と一緒に登る定期・特別登山プログラムがある。個人・団体の外国人であれば申し込みでき、ソウル市内の山で様々なコースを運営している。登山のみのプログラムもあれば、韓国文化体験も一緒に楽しめるプログラムもある。例えば、弓道の体験から南山を登るか、テンプルステイの後で道峰山を登る内容である。10月末時点で660人の外国人が参加したが、昨年の参加者が550人であったことと比べると大幅に増加したことが分かる。 全てのコースには、難易度を表示し、初心者からマニアまで自分に合うプログラムを選べる。最近は、夜間のグループ登山プログラムが人気で、今年約180人の外国人が参加した。 詳しくは、ソウル都心登山観光ホームページ(www.seoulhiking.or.kr)または、ソウル都心登山観光の公式インスタグラムアカウント(@seoulhikingtourism_official)で確認できる。 外国人の団体・企業・旅行会社に新しい観光コンテンツとして浮上している「登山」を体験する「ファムツアー」も人気だ。今年40カ国の約230人がファムツアーに参加し、ソウルの山の魅力を体験した。 ソウル都心登山観光センターの体験プログラムとファムツアー参加者向けのアンケート調査結果、98.4%が満足すると答えた。専門家が一緒にいて安全であること、ソウルの景色を眺めることができ、登山装備がレンタルできて便利であることなどを高く評価した。 その外にも、ソウルにある23の山の中で10の山を選んで上る外国人向けの「ソウル都心10大名山チャレンジ」も行っている。自分が好きな時間に行きたい山を登れば参加でき、頂上に登りメッセージタオルをもって写真を撮ると、全部登り切った人に記念品を与える。 今年のチャレンジに参加する62カ国500人の挑戦者を募集し、7月13日に発隊式を開催、最初の完登者は、開催からわずか6日で10の山の頂上に登ったロシア出身のアントン・ピチュギンさん。 今年に外国人が最も多く挑戦した山は、安山、龍馬山、仁王山の順で、チャレンジした数は863回。今回のチャレンジは11月17日まで行われる。 ソウル観光財団の代表取締役は、「都心の山はアクセス性が良く、登りやすいため、最近ソウルを訪問した多くの外国人に登山観光が新しいトレンドになりつつある」とし、「より多くの外国人が、ソウル都心登山観光センターで提供するK-登山関連の新しい情報とサービスを通じて、ソウルの魅力的な名山を楽しめるように取り組んでいきたい」と述べた。
SMG 197

ソウル市、今年も「ソウルこども幸福週間(11月19日~25日)」開催 音楽会・映画祭・展示会など、多彩なプログラムを用意

「ソウルこども幸福プロジェクト」の一環で、昨年に続き2回目…こどもを尊重する風土の醸成するイベント・キャンペーン開催 こどもなど約400人が参加「ソウルこども夢フェスティバル(11月23日)」優秀な政策を提案したこども政策参加団に授賞 「大人に言われたい言葉、言いたい言葉」SNSキャンペーン…抽選で200人に文化商品券をプレゼント ソウル市が昨年に続き今年も11月19日(火)~25日(月)の1週間を「ソウルこども幸福週間」に‘指定し、こどもを中心に考え、こどもを尊重する風土を作るために、様々なイベント、フェスティバル、キャンペーンを開催する。 「ソウルこども幸福週間(11月19日~25日)」は、オ・セフン市長が2023年5月に発表した「ソウルこども幸福プロジェクト」の一環で、児童虐待防止の日(11月19日)と世界こどもの日(11月20日)を含める1週間である。 今年の「ソウルこども幸福週間」の主な内容は、▴ソウルこども夢フェスティバル ▴こども権利映画祭・展示会 ▴こども音楽会 ▴こどもの権利を尊重する市民参加SNSキャンペーン ▴児童虐待防止キャンペーンなどで構成されている。 23日(土)ソウル市庁多目的ホールで開催される「ソウルこども夢フェスティバル」には、「ソウルこども政策参加団」と「想像プレイコンペ」に参加したこどもと家族400人が参加する。 こどもが政策の主人公になって、こども目線の政策を提案する「ソウルこども政策参加団」が5月4日(土)に開かれた発隊式から6カ月間の活動を終え、この日優秀政策を授賞する。 また、「夢見るソウルこども」というテーマで、才能あふれるこどもたちが作り上げた想像プレイ受賞作のお祝い公演と、授賞式も開かれる。こどもが好きなレクリエーションや体験プログラム、こどもと市民が一緒に楽しむバルーンアートショー、ジャムスティック公演も用意される。 また、民間の児童福祉専門機関のセーブ・ザ・チルドレン、チャイルド・ファンドと協力し、こどもが参加できる様々なイベントも用意した。11月16日(土)には、「自動権利映画祭」をこども美術館「ハローミュージアム」(城東区)で開催。23日(土)~24日(日)の2日間ソウル百済こども博物館(漢城百済博物館の付属施設、松坡区オリンピック公園)の多目的室で、「こども権利展示会」<100の言葉による傷を描く>を開く。24日(日)には、こどもと家族が一緒に参加できる「こどもリーダークラシック音楽会」をソウル市庁8階にある多目的ホールで開催する。 「こども権利尊重SNSキャンペーン」は、18日(月)から30日(土)まで運営する。こどもが手書きで「大人に言われたい温かい言葉」、「大人に言いたい言葉」を作成し、本人または家族のSNSに投稿し、リンクを提出すると、そこから抽選で200人にモバイル文化商品券(1万ウォン)をプレゼントする。 こどもには、自分の考えを自由に表現する権利があるということを改めて認識し、こどもの声を尊重して耳を傾けようという趣旨のキャンペーン。こどもの手書きを写真で撮ってこども本人または家族のSNSに投稿し、リンクをサイトに提出すると申し込みできる。 「児童虐待防止の日」(11月19日)を迎え、「児童虐待防止キャンペーン」(11月17日~23日)も行われる。児童虐待防止キャンペーンのポスターとブックレットを制作し、地下鉄のホーム、区役所、住民センターなどに掲示する。 ソウル市の女性家族室長は、「こどもは、私たちの未来である。ソウル市が持続可能な都市になるためにはこどもの幸せを最優先する社会風土を作ることが大事」とし、「昨年に続き、今年も『ソウルこども幸福週間』を運営し、こどもの夢と幸福をサポートし、こどもを尊重する風土づくりに取り組みたい」と述べた。
SMG 153

世界的な美食の都ソウルへようこそ 「2024ソウルグルメウィーク(Taste of Seoul)」

一週間のソウルグルメ旅「2024ソウルグルメウィーク(Taste of Seoul)」11月8日(金)~11月14日(木) 韓国の食文化がわかる「ソウルグルメマーケット」と全国各地の味を発信するワークショップ開催 「ソウル美食100選」で選ばれたレストランのスペシャルメニューが味わえる「ソウルレストランウィーク」も 市、「ソウルグルメウィークで伝統と現代が調和するソウルならではの魅力的なグルメを楽しめる」 世界を魅了したK-フードが集まる「ソウルグルメウィーク(Taste of Seoul)」が11月8日(金)から11月14日(木)までノドゥル島とソウル全域で開かれる。 今年は、「一週間のソウルグルメ旅への招待」というテーマで、全国各地の食文化があつまり、伝統と現代が調和するソウルならではの食文化を深く楽しめるプログラムが用意された。 まず、ソウルグルメウィークが開催される8日(金)には、京東市場(青年モール)でキムチ体験プログラム(ホン・シネ料理研究家)が行われる。外国人向けのプログラムであり、参加者は素材の購入からキムチ漬けまで体験できる。このプログラムには特別にオ・セフン市長も参加して韓国の食文化を発信する。 10日(日)ノドゥル島ライブハウスでは、ソウル美食100選に選ばれたシェフと業界、国内外のメディアが参加する「ソウル美食アワーズ」が開催される。「ソウル美食100選」に選ばれた各分野の最高のシェフとソウル美食の発展に貢献した人に功労賞を与えるなど、交流の場が設けられる。 その他にも、伝統市場で一緒に買い物して料理する「クラスが違う由緒ある招待」と美食専門家と一緒に聖水、西村など地域の美食を楽しむ「一緒に味わう独特な招待」も行われる。 また、ソウルグルメウィーク期間中に「ソウルレストランの特別な招待」というテーマで、「ソウル美食100選」に選ばれたレストランと百貨店(ロッテ、ザー現代、新世界)、京東市場の青年モールなど120店が参加し、スペシャルメニューを紹介する。訪問すると割引など、特典がもらえる。 最後に、「MZシェフのヒップな招待」では、白黒料理人を通じて話題になった若きシェフらがソウルの有名な 新堂洞トッポッキ、奨忠洞チョッパル、鐘路ピンデトッなどの料理をアレンジしたメニューを紹介する。 2024ソウルグルメウィークの日程と詳細は公式サイト(tasteofseoul.visitseoul.net)で確認できる。 ソウル市の観光体育局長は、「ソウルは伝統と現代を網羅し、全国各地の味を集め、老舗からファインダイニングまでいろいろ楽しめる世界的なグルメ観光都市である」とし、「今年のソウルグルメウィークには、美食専門家、レストラン、伝統市場などが参加し、様々な美食プログラムを用意したので、多くの方に参加していただきたい」と述べた。
SMG 201

「板橋~光化門15分」ソウル都心航空モビリティの時代を開く 来年、漢江でUAM実証

ソウル市、2040年UAM都心~広域における立体交通網を完成させる目標で、2025年汝矣島・漢江で実証 11月11日(月)~12日(火)UAM・ドローン・AIコンファレンス…オ・セフン市長「ソウル型UAMビジョン」を発表 移動時間↓・輸送市場拡大など莫大な経済効果…安定的な運航のために官・民・学が協力 オ市長、「経験・技術を集め、安全かつ効率的な『世界的立体交通都市』を目指す」 ソウル市は、11月11日(月)~12日(火)ソウル市庁(8階多目的ホール)で、「UAM・ドローン・AI新技術協力コンファレンス」を開催した。11日(月)ソウル市のオ・セフン市長が基調講演を務め、UAM路線など、具体的なロードマップが盛り込まれた「ソウル型都心航空モビリティ(S-UAM)未来ビジョン」を発表した。 今回のビジョンには、韓国型都心航空モビリティ(K-UAMロードマップ)・2040ソウル都市基本計画を中心に、ソウル全域に都心航空モビリティを構築、「3次元立体交通都市」を目指す計画が盛り込まれた。 ソウル型都心航空モビリティ(S-UAM)の強み 豊かな都市の魅力:漢江など、魅力的な観光スポット。漢江·4大支川を繋ぎ、安全なUAMルートを確保 世界的な医療インフラ:ドクターヘリ基地のある3次救急病院を多く確保、アクセス性・医療スタッフなどハイクオリティのサービス ドクターヘリ運営経験とインフラ:ドクターヘリ搬送経験(200回以上)、UAM離着陸場として活用可能 公共交通機関との連携:きめ細かな公共交通網と世界的な乗り換えシステム、最先端の公共交通機関運営経験 ※ 地下鉄(11の路線·337の駅)、バス(378の路線·6,608のバス停) 市は、▴UAMの安全性の確保 ▴公共交通機関との連携で3次元立体交通体系の構築 ▴ビジネスモデルなどグローバル競争力の確保 ▴エコフレンドリー・持続可能な未来交通リードを目標に、「ソウル型都心航空モビリティ(S-UAM)未来ビジョン」を完成していく方針。 まず、市は、UAM運航に欠かせない施設であるステーション「バーティポート」施設を段階的に確保し、交通連携性を高める。市は、テストと初期段階の運行のために2030年までに汝矣島・水西・蚕室・金浦空港の4カ所に主要施設を構築する予定だ。 市は、開発計画、連携交通体系などを考慮し、約500カ所の敷地を検討し、1次的にステーション用の敷地約30カ所を選定した。バーティハブ(大型)、バーティポート(拠点)、バーティストップ(小型)、規模別に分け、長期的な観点で路線の連携性を高められるようにした。 運航路線は、段階別の活性化させる時期により「実証~初期~成長~成熟」の4段階に分けて構想。実証機関である来年の上半期KINTEX(高陽)~金浦空港~汝矣島公園・蚕室~水西駅、2つの区間を対象に実証を実施し、機体、運航管制など全般的な安全性を検証する。 特に、「初期商用化段階(2025~2030年)」には、汝矣島でテスト運航を始める予定。金浦空港~汝矣島~蚕室~水西など、漢江の全区間を巡回することになる。金浦空港のバーティポートと連携し、ビジネス向けの需要だけでなく、観光・医療向けの路線としても活用する見通しだ。 2030~2035年は、漢江と4大支川を繋ぎ、首都圏を網羅する広域路線が構築され、事業の成熟期に入る2035年以降には、主な都心を繋ぐ幹線体系およびオンデマンド路線が完成すると予想される。 広域路線には、上岩・加山・光化門・往十里・上鳳など中間拠点のステーションが加わり、都心と住居地域など生活圏がつながれ、京畿・仁川空港との連携性も向上する見込みだ。 UAMネットワークの完成段階には、新道林・江南・水踰・麻浦など交通の需要が高い地域をさらにきめ細かくつなぎ、UAMが「公共交通」の役割を担う時代が開かれる予定だ。 ソウル型UAMの体系が完成すれば、地上と地下にとどまっていた従来の交通手段を超え、「3次元立体交通」のサービスが実現され、都市間の廉潔性が画期的に改善、空間的限界を乗り終える「メガシティ」時代が開かれると期待される。 例えば、公共交通や車で約1時間かかる板橋~光化門駅の25㎞区間を、UAMでは約15分で移動でき、蚕室~仁川空港も25分で行けるようになる。 首都圏内における画期的な移動時間の短縮により、年間約2.2兆ウォンの経済的効果が見込まれ、首都圏の輸送市場の規模も拡大し、年間約4兆ウォン、ソウル市内におけるバーティポートの構築で約1.2兆ウォンなど莫大な経済効果が期待される。 市は、2025年から実証を実施し、2040年にUAMネットワークを完成させる目標を達成するための官・民・学産業生態系の構築に取り組んでいる。市は特に、今回のコンファレンスを皮切りに、陸軍と「ソウル型UAM導入」初期段階から空域の管理、非常時の対応体制サポートなど、安定的な運航のために協力し続ける計画だ。 ソウル市のオ・セフン市長は、「ソウルの空に新しい道を切り開く『ソウル型UAM未来ビジョン』を通じて、都心における移動の自由がもはや構想ではなく『現実』になる」とし、「ソウルが世界的な3次元立体交通都市へと躍進を遂げられるように、市と陸軍が協力し、互いの経験と技術力を集め、安全かつ効率的な未来交通環境を築いていきたい」と述べた。
SMG 185

ソウル市、少子化の反転チャンスを逃さない…誕生応援ソウルプロジェクトシーズン2に6兆7千億ウォンを投資

ここ2年間283万人が恩恵を受け、2,700カ所の養育者向け空間を造成、満足度は平均96.4% 不妊治療費の支援、ソウル型育児費用支援など、全国に拡大…少子化政策の新基準を提示 12年ぶりにソウルの出生数と婚姻件数いずれも5カ月連続増加、出産・養育の意識調査で前向きな態度が↑ 少子化反転の希望が見える今こそ肝心…2年間(25~26年)6兆7千億ウォンを投入 少子化の根本的な原因解消に向け▴住居問題 ▴ワークライフバランス ▴養育者の日常革命に取り組む 不妊治療費の支援、子育てする祖父母向けの手当、ソウル型キッズカフェなど、ソウル市が進めている少子化対策パッケージ「誕生応援ソウルプロジェクト」が、ここ2年間の魔族度が平均96.4%を記録するなど評価されている中、計283万人に恩恵をもたらしながら、少子化反転にさらに力を入れている。 ソウル市は、今の少子化状況が、必ずしも結婚・出産する必要がないと思う若者の価値観の変化、出産と育児によるキャリア断絶、高騰する住宅価格など、韓国社会の問題が反映された総合的指標であるだけに、政策だけでは解決できないと判断し、「誕生応援ソウルプロジェクト」を通じて、2つの分野(誕生応援・育児応援)52の事業を全方位的に推進してきた。 <2年間283万人恩恵。ソウル型キッズカフェなど2,700カ所の空間形成…満足度は平均96.4%> その結果、これまで283万人が政策の恩恵を受け、ソウル型キッズカフェをはじめ、計2,700カ所の空間が養育者向けでリノベーションされた。利用者の満足度も平均96.4%に上り、ニーズに応えた政策であると評価できる。 今は、全国の不妊夫婦が恩恵を受けている「不妊治療費支援」は、昨年ソウル市が先駆けて所得基準と回数の制限を廃止し、孫育てをしている祖父母向けの「ソウル型子育て胃炎金」は、京畿道、釜山広域市、慶尚南道など、他の自治体でも行っている。また、多子家庭の基準緩和と1人の自営業者・フリーランサー支援策も政府の少子化対策に反映された。 <12年ぶりにソウルの出生数と婚姻件数いずれも5カ月連続増加、出産・養育の意識調査で前向きな態度が↑> このように、少子化問題の解決に集中してきたソウル市の2年間の取り組みが功を奏し、少子化反転の兆しが見え始めた。 韓国統計庁の発表によると、今年4月から8月までの5カ月間、ソウルの出生数が前年同期比6.6%増加し、先行指数とも言える婚姻件数も前年同期比23.5%増加した。特に、ソウルの出生数が5カ月連続増加したのは、12年ぶりのこと。 出産と養育に対する市民の認識も前向きになりつつある。ソウル研究院の調査によると、「ソウルは、子育てしやすい育児フレンドリーな都市である」との認識(3.56点、5点満点)が「誕生応援ソウルプロジェクト」を始める前の2022年(3.30)より改善された。出産したいと答えた割合も夫婦のみの世帯が68.5%、夫婦と子供から成る世帯が30.5%で、2023年(56.5%、27.3%)と比べ増加し、出産に対する認識が肯定的に変化したことが分かった。 <少子化反転の希望が見える今こそ肝心…2年間(25~26年)6兆7千億ウォンを投入> 市は、少子化反転の兆しが見える今こそが肝心であると判断し、反転の流れに拍車をかけるために「誕生応援プロジェクト」シーズン2を推進する。 シーズン2では、既存の2の分野(誕生応援、育児応援)52の事業から、3の分野(ケア・住居、子育て支援・ワークライフバランス、出会い・出産)87の事業に拡大し、ここ2年間投入した3兆6千億ウォンの2倍に近い6兆7千億ウォンを25年から26年まで投入する。 <安定的な住居抵抗および出産関連インセンティブを拡大、「ソウル型住居対策」を推進> まず、新婚世帯・子育て世帯向けの「ソウル型少子化住居対策」を進める。住居の安定が出産に肯定的な影響を与えるだけに、新婚世帯に安定的な住居を提供し、出産インセンティブを強化する。 現在住宅を所有していない新婚世帯を対象に長期チョンセ(毎月の家賃の代わりに「保証金」としてまとまったお金を預ける賃貸制度)住宅Ⅱ「ミリネ家」を皮切りに、今年1,000戸を、2026年から年間4,000戸を供給する。 来年の1月からは、子供が生まれた無住宅世帯に2年間計720万ウォン(1世帯当たり月30万ウォン)の家賃を支援する。家賃が高いためソウルを離れるか出産をあきらめないようにする狙いで、来年は1,380世帯を、26年は4,140世界を支援する。 <中小企業、零細事業者、1人自営業者、フリーランサーの「ワークライフバランス」を大事に> 次に、多くの専門家が強調する「ワークライフバランス」の実現のために、政府の仕事と家庭を両立できる環境づくり政策に合わせながら、制度の対象外になりがちな市民にもフォーカスを当てる。 大企業と比べ仕事家庭両立制度の恩恵を受けづらい中小企業の従業員のために、出産・育児サポート、ワークライフバランス慣例制度を行う中小企業にインセンティブを与える「中小企業ワークライフバランスポイント制度」を推進、2回に割ったって募集した結果289社が申し込み、この中から177社を選定するなど、企業側の参加意欲が非常に高い。残りの112社も選定手続きが行われている。 来年からは、1人で働くため、出産休暇を取れない1人自営業者とフリーランサーも本人または配偶者が出産すると出産休暇を取れるように、韓国で初めて出産休暇給与を支援する。1人自営業者やフリーランサーが妊婦である場合90万ウォンを、配偶者の場合は配偶者出産給与80万ウォンを支援する。 <新婚世帯に最大100万ウォンの生活費支援、育児用品50%割引など日常革命を推進> 最後に、子育て予備軍の日常を変える「日常革命」政策を進める。代表的な新規事業として「新婚世帯向け生活費支援」と「育児用品50%割引モール〈誕生応援モール〉運営」を始める 養育者と子供に人気の「ソウル型キッズカフェ」は、1洞(日本の町に相当)に1カ所設けられるように、26年までに400カ所を造成し、ソウル市が主催するフェスティバルやイベントでも「ソウル型キッズカフェ」を運営し、子連れの訪問客の利便性を向上させる。乳幼児・小学生を1時間単位で預けられる「ソウル型一時保育所」と登校前の時間帯に小学生をケアし、登校まで一緒にする「ソウル型モーニング保育センター」それぞれ全自治区(25区)に拡大する。 また、「誕生応援プロジェクト」の妊娠・出産・育児関連政策情報を一目で確認し、ネットで申し込みできるホームページ「モンタン情報万能機キー(https://umppa.seoul.go.kr)のUXを改善し利便性を高める。 ソウル市のオ・セフン市長は、「『誕生応援ソウルプロジェクト』シーズン2を通じて、簡単に子供をもつ決心をして、子育ての負担は軽減できるようにするきめ細かな少子化対策にグレードアップしたい」とし、「少子化問題は対策1つ2つで解決できないだけに、ソウル市はこれからも少子化問題を解決するために先駆けて様々な政策を講じ、バランスよく推進していきたい」と述べた。 添付 誕生応援ソウルプロジェクトシーズン1の分野別実績(23年1月~24年8月) 誕生応援 結婚から出産までの全過程を心強くサポート 不妊夫婦支援   不妊治療費70,516件について支援、支援した不妊治療により8,227人が出生卵子凍結費用845人支援、14人が卵子解凍 妊婦支援   交通費71,494人に支援、満足度97.8%産後ケア費用41,433人支援、妊娠準備費用(男女)66,812人支援 出会い‧結婚支援   主要公共施設を活用したソウルマイウェディング25カ所で135カップルが結婚 若者の1人世帯向けソーシャルダイニング「健康食事」に912人が参加 育児応援 養育者が子供の年齢‧状況別に経験する困難状況に寄り添う 公共保育‧小学校のケア施設拡大   公共保育(国立公立+ソウル型)施設の割合が57.6%、同行保育園525カ所支援モア保育園80共同体、326の保育園支援、平均定員充足率66.1%を記録 ケアの空白を埋める支援   ソウル型保育費用39,844件、乳幼児・通園・病院同行、時間単位子供ケア15,369人支援365‧拠点型夜間‧週末保育園55,613人、子供病院同行1,200人支援 健康な発達・成長を支援...   Read more
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寂しくないソウル第一弾…日常生活におけるこころケアをサポートし、自殺率50%減少目指す

「自殺予防総合計画」発表…ハイリスク群の管理から市民の日常生活をケアする方向に 心の健康・地域主導・市民参加が柱、2030年までOECD平均まで引き下げる 民間の専門心理相談所を拡大、1自治区1カ所以上の相談所、24時間対応体制を構築 洞(日本の町に相当する)単位のセーフティーネットを構築…地域の病院・商店が参加し、ハイリスク群の隣人を発見・支援 市、「自殺は社会的責任をもってアプローチすべき問題。寂しくないソウルを実現し、自殺率を低下させる」 昨年、ソウル市民10万人当たりの自殺率は23.2人で2015年以降最多を記録。また、ソウル市民2人の1人は(52.5%)自分の精神的健康に問題があると考えていて、ここ5年間憂鬱な気分を感じた経験も上昇(6.5%→8.4%)した。ソウル市の年齢標準化自殺率は19人で、OECD平均の10.7人と比べ1.8倍高い水準である。 *(年齢標準化自殺率)国際比較のためのOECD基準の人口構造で、年齢構造の差をなくした標準化死亡率 今回まとめた「自殺予防総合計画」は、ソウル市が21日に発表した「孤立総合対策―寂しくないソウル」の第1弾である。2030年までソウル市民の自殺率を50%以上引き下げ、OECD平均値を目指す。 2023年基準、ソウル市民10万人当たりの自殺率は23.2人で、全国平均の27.3人よりは低いものの、OECD平均の10.7人と比べ著しく高い数値である。 今回の計画は、寂しさと孤立が深刻化することで、自殺のリスクが高まる状況を反映し、▴日常生活におけるこころケア ▴地域主導 ▴市民参加 を柱に、市民の精神的健康を守り、市域の特徴を考慮した自殺予防活動と、自殺が個人の問題ではなく、社会的責任の問題であることを認識できる命守り活動などを主な推進課題とする。 戦略 1. 日常生活におけるこころケア取り組み まず、市民が自殺ハイリスク群になる前に、日常生活でこころをケアできるように相談インフラを備え、危機状況に対応する救助システムを構築する。 自殺の衝動及び危険を気づき、24時間対応できる電話相談窓口を拡大運営し、情緒不安定を感じる市民は誰もが専門機関で心理相談を受けられるようにする。自治区別に1カ所以上の「心理相談所」を設け、必要な時に気楽に訪れ、自分に必要な相談施設を検索できるオンラインプラットフォームも構築する。 市は、今年8月に韓国初の広域心理支援センターを設立し、公共と民間の心理相談機関を総括支援し、相談員の専門性強化など、質の高い心理相談サービスを提供するための基盤を整えた。 <① マウムイウム(こころを繋ぐ)相談ダイヤル高度化> 24時間自殺予防相談をするマウムイウムダイヤル(1577-0199)相談員を現在の12人から30人(2026年まで)に増やし、1人でも多くの命を救うように取り組む。自殺予防相談の場合、1回電話すると、長時間になるケースが一般的であるため、限られた相談員が対応できず、待ち時間が長引くケースがあった。 <② 専門的な心理相談サービスを提供> 情緒不安定を感じる市民は誰もが民間の専門的な心理相談を受けられるようにサポートする。軽症の憂鬱と不安がハイリスク群に発展しないように、事前に防ぐ狙いだ。今年2万人から始め、毎年拡大し、2027年からは毎年10人に相談サービスを提供する計画。相談は週1回(50分以上)、8週間提供し、1人当たり支援金額は1回あたり8万ウォンである。 <③ 精神健康サービスへのアクセス性を改善> 現在、9の自治区で11カ所運営している「心理相談所」を2026年まで全自治区27カ所に拡大する。精神健康専門スタッグと臨床心理士がこころの健康に関して1次相談を実施し、必要な場合、民間の心理専門機関につなぐ。 戦略 2. 地域主導の統合自殺予防システムの構築 次に、地域の特徴を反映した「ソウル型自殺予防統合モデル」を構築し、市民の命と安全をさらに計画的に守る。自殺ハイリスク群の発見と支援を洞単位で推進し、よりきめ細かなセーフティーネットを設け、精神医療機関で行った献身と相談費用も支援する。その他にも、残された自死遺族、被災者に対するケアや社会活動も支援し、危機を未然に防ぎ、日常を取り戻せるように積極的にサポートする。 若者~高齢者まで、ライフサイクルに合わせた自殺予防事業も展開する。特に、最近急増している中高年と高齢層の自殺を予防するために、ハイリスク群の発見と孤立を防ぐ地域住民とのネットワーキングに取り組む。 <① 同行村、生命尊重村(仮称)づくり事業> 自殺率の高い地域、例えば1人世帯が密集し、アルコール依存症の中億年が多い地域を「同行町、生命尊重村(仮称)」と指定し、町の病院、商店、町長などが自殺ハイリスク群の発見、1:1サポート、自殺の手段になり得るものを事前に遮断するなど、命を守る役割を担当し、隣人をケアする。 <② 1次医療機関と一緒に自殺のハイリスク群を発見・管理> 街の病院・医院と協力し、自殺のハイリスク群を早期に見つけ、必要な相談を受けられるようにする。町の病院で地域住民を対象に1次的な「憂鬱関連アンケート調査」と「自殺行動の診断」などを実施、必要な場合、地域の保健所、ソウル市自殺予防センターにつなげ、より専門的な相談を行う。精神医療機関での検診と相談費用も年間最大3回(3~4)支援する。 戦略 3. 市民参加型の生命を尊重する認識を拡大 最後に、市民が直接肌で感じ、日常で実践できる「命ケア活動」を市民と一緒に推進する。自殺予防メッセージ、エッセイ公募を始め、映画祭など、市民参加型の行事を通じて生命尊重に対する共感を呼ぶ計画だ。また、オンライン・オフラインのライフスタイル別コンテンツを提供し、日常における自殺予防対策へ参加できる場として活用する。 家族、友人、隣人など、周りのSOSサインをいち早く気づき、専門家につなげる「命守り」も育成し、隣人を持続的に支援できるようにする。定期的な自殺予防教育と命守りマニュアル、活動指針などを配布する計画だ。 なお、ソウル市は、ソウル市民の命を安全で幅広く保護するために、自殺予防政策関連コントロールタワーの役割を担当する「ソウル市自殺予防委員会」を立ち上げ、自殺などあらゆる統計の分析と心理学的剖検の強化、自治区別の専門組織の設置など、セーフティーネットを構築していく。 ソウル市のキム・テヒ市民健康局長は、「自殺は個人の問題ではなく、複合的な原因により発生する社会の責任としてアプローチすべき問題である」とし、「早期の憂鬱感と孤立感を感じる市民への支援とこころケアを通じて、寂しくないソウルを実現し、ソウル市民の自殺率を引き下げていきたい」と述べた。
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