オ・セフン(呉世勲)市長、「ママ・パパ幸福プロジェクト」本格始動…子育てしやすいソウルをつくる
オ・セフン(呉世勲)市長は、子育てしやすいソウルをつくるための「ママ・パパ幸福プロジェクト」を18日(木)に発表した。ソウル市で初めてママ・パパ(養育者)の幸福にフォーカスを合わせた総合計画であり、5年間に14兆7千億ウォンが投入される。 今回のプロジェクトは、成長過程のうち最も手がかかる時期である0~9歳の子供たちをソウル市も一緒に育てるという覚悟をもって、保護者が子供の年齢別・状況別に直面する困難に対して実質的なソリューションを提供することが特徴である。 例えば、36か月以下の乳児は信頼して預けられる場所が足りないため育児が大変だという意見を反映し、「育児助力者ケア手当・バウチャー」を新設するほか、「乳幼児専門アイトルボミ(ベビーシッター)」を2026年までに1,100人養成するなど、乳幼児に特化したケアサービスを拡充する。 また、急を要する際に子供の面倒を見てもらえるサービスとして「具合の悪い子供一時ケア・病院同行サービス」を新たに開始し、拠点型夜間保育、時間制保育を行う保育園などの「緊急ケア提供機関」を、現在の745か所から2026年までに1,226か所へと拡大する。 「ソウルママ・パパVIPゾーン」、「ソウルキッズ(Kids)OKゾーン」、「家族優先駐車場」など、子供連れの保護者の外出や訪問を歓迎する環境を造成し、文化生活時間が足りない保護者のためにセジョン(世宗)文化会館「マチネ千ウォンのヒーリングコンサート」など、市の各文化施設を活用して昼間時間帯専用の文化プログラム運営を拡大する。 妊婦・出産直後の女性・共働き家庭などに手を貸すための「家事サービス」支援にも初めて取り組む。さまざまな理由により子供の夕食、長期休み中の昼食等を直接作ってあげられない保護者のための三食隙間支援も開始する。 ソウル市は、このような内容を骨子とする「ママ・パパ幸福プロジェクト」を稼働し、子供を産みさえすれば社会が育てるという雰囲気を、ソウルから広めていく計画だ。
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