ソウル市の国公立保育園が全国最大数に、2021年に1,800か所まで増やす
ソウル市の国公立保育園が2020年の年末までに1,749か所に増え、全国17の市・道の中で最大数を記録した。国公立の利用率も43.8%で他の市・道(平均15.1%)より約3倍高い水準である。 ソウル市は2021年2月15日(月)に、2021年は200億ウォンの予算を投入して1,800か所まで国公立保育園を増やすと発表した。 まず、ソウル市は2021年の拡充において、需要は大きいが、国公立の利用率が低い自治区を優先的に支援して地域間の格差を解消する。公保育の需要が多いアパート内の保育園の変更と新規共同住宅内の保育園に対する早期開園などを通じて、上半期において予算を集中的に支援する。特に2021年からは300世帯未満の団地も住民の半数以上が同意すれば、国公立への変更ができるようにした。 また、国公立保育園サービスの質改善事業も並行し、先導的な公共保育モデルを作ることにも注力する。公保育サービスの質向上のため、保育士1人が担当する乳幼児の数を減らし、保育現場の長年の願いでもある試験事業を推進する。0歳クラスは3人から2人に、3歳クラスは15人から10人に減らす事業を試験的に行った後、運営の拡大を検討する。 国公立保育園の再委託審査の基準も改善する。乳幼児の健康・安全および施設設置基準など「必須項目指標」を導入し、遊び中心・生態にやさしい保育など、保育政策の方向と保育環境の変化による詳細審査指標を新設するなど、優秀な委託企業が保育園を運営できるように支援する計画だ。 また、遊び中心、生態にやさしい保育、保護者と地域社会の参加、民主的で開かれた運営を志向する国公立保育園の新たな運営モデルも2021年に設ける予定だ。
登録日投稿者SMG ヒット1,171