ソウル市、クァンファムン(光化門)広場前の朝鮮遺跡を市民に初公開
クァンファムン(光化門)広場の工事中、朝鮮時代の痕跡が多数発掘された。 特に、これまで歴史的資料から推定されていた朝鮮時代の主な官庁の位置と建物の基礎が、実際の遺跡によって初めて確認された。 ソウル市は、2019年1月から実施されたクァンファムン(光化門)広場の文化財発掘調査を通じて発掘された遺跡を市民に初めて公開する。 新型コロナウイルス感染症の最中にあるという状況を考慮して、オンライン(動画)とオフライン(現場公開)方式を並行し、現場公開に参加した市民の意見を集めて遺跡保存の方向性に反映させる計画だ。 調査対象地合計10,100㎡のうち約40%(4,000㎡)で15~19世紀朝鮮時代の官庁跡をはじめ、民家跡、塀、井戸跡、水路、門があった場所など様々な痕跡が確認された。 クァンファムン(光化門)広場の発掘遺跡の現場公開(オフライン)は、21日(金)~29日(土)の9日間、一日2回(全18回)ずつ小規模に実施される。 クァンファムン(光化門)広場ホームページ (https://gwanghwamun.seoul.go.kr) を通じて参加を申し込むことができ、一回につき12名(全200名)に人数を制限して、申込先着順に観覧が行われる。事前申込みは、11日(火)から19日(水)までクァンファムン(光化門)広場ホームページで参加申込書をダウンロードして電子メールで提出すると申し込むことができる。 動画は、5月末にソウル市等の映像メディアを通じて公開される。クァンファムン(光化門)広場の文化財発掘過程と文献から見る朝鮮時代の現場の様子、発掘調査結果が確認された遺跡の様子、専門家による解説などを提供する。 写真:調査エリアの埋蔵文化調査の現在状況図解 写真2:サムグンブ(三軍府)エリア(①地点)全景(南→北) 写真3:サムグンブ(三軍府)エリア(①地点)全景(北東→南西) 写真4:六曹通りと推定される排水路の石積み(南→北) 写真5:六曹通りと推定される排水路の石積み詳細 写真6:ヒョンジョ(刑曹)エリア(④地点)西側全景(南→北) 写真7:ヒョンジョ(刑曹)エリア(④地点)東側の遺構調査中全景(南→北) 写真8:ヒョンジョ(刑曹)エリア(④地点)西側の遺構全景(南→北) 写真9:ユクジョ(六曹)エリア(⑥地点)全景(北→南) 写真10:ユクジョ(六曹)エリア(⑥地点)中央全景(東→西)
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