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ソウル市、今年1千億ウォン投入し高齢者向け雇用創出

– 65歳以上の高齢者50,113人に雇用や社会活動の機会を提供 – 公益活動型、市場型、人材派遣型の3分野で、昨年44,405人から12.8%増加 – アパート宅配事業のソウル全域拡大など、民間資源と連携した様々な事業を発掘   □ ソウル市が今年1年間、総額1,018億ウォン(国費、市費、自治区費含む)の予算を投じ、50,113人の高齢者に雇用機会を提供することを明らかにした。 ○ 費用マッチングの割合は、ソウル市が35%、国が30%、区が35%(ソウル型は国30%:市70%)となる。 □ ソウル市は、高齢者の元気あふれる老後生活を支援するために ▲公益活動型、▲市場型、▲人材派遣型 など3つの分野で高齢者雇用促進事業を推進し、昨年の44,405人より5,708人(12.8%)多い50,113人の高齢者に機会を提供すると発表した。 □ 特に、今年は高齢者の追加収入を創出できる市場型と人材派遣型での雇用の数が、2015年3,850人から2016年10,762人へと約2.8倍の大幅な増加ぶりを見せたのが特徴と言える。 □ まず、高齢者39,351人が参加する公益活動型は、老老ケア(高齢者ケア事業)、脆弱層への支援、公共施設管理、経験伝授ボランティア活動など地域社会の公益増進に役立つ活動に参加し、参加した高齢者は月20万ウォンの手当てがもらえる。 □ 市場型(8,369人)は、地域社会の環境改善、小学校給食スタッフなどの専門サービス型事業と、シニア宅配、カフェ、ショッピングバックの製作など製造販売型事業、そして共同作業場があり、収益が発生する事業に参加する場合、そこで発生した追加収入を高齢者に共同配分する。 □ 人材派遣型(2,393人)は、需要のある事業先の要請を受けて参加者を派遣し、需要先から人件費を支給する。 □ ソウル市は、生計目的の雇用への参加意欲の高いソウル市の高齢者の勤労特性を反映し、追加収入の発生可能性のある市場型と人材派遣型事業が、昨年2,561人から8,369人へと、1,289人から2,393人へとそれぞれ大幅に増加したと説明した。 ※ソウル65歳以上の高齢者を対象に働く理由を聞いた結果、「生計を立てるため」が69.5%と大多数を占めた。(2015ソウル研究院) □ このように市は、ソウルに適した市場型ニッチ雇用モデルの開発のために、CJ大韓通運、SH公社、韓国老人人材開発院、シニアクラブなどと協力し、アパート宅配事業のソウル全域の拡大を推進する。 □ さらに、地域自活センター、(社会的)共同組合など雇用関連事業を推進した経験があり、関連インフラが整った新規機関を積極的に発掘し、高齢者雇用の専担機関であるシニアクラブを現在の7か所から毎年2か所ずつ増やしていく予定だ。 □ そして、高齢者による生産品の認知度を高めるため、優秀事業団を発掘し、PRやマーケティングなど販路開拓を支援し、共同作業型、製造販売型など事業空間を支援するために民間資源との連携を積極的に推進する計画。 □ ソウル市は今年オープン予定の50+キャンパスと協力し50+世代(50~64歳)が、高齢者雇用促進事業を実行する新たな主体になれるよう、「高齢者雇用コーディネーター」を養成し、高齢者雇用を促進する機関などに配置し、高齢者の雇用創出を支 援する方針だ。 □ また、ソウル市は自治区別に地域条件に合う雇用事業インフラを拡充するため、17億ウォンを投入し、19の住民参加事業(町修理工房の設置・運営、童話口演の資格課程教育など)を推進する。 □ ソウル市福祉本部のナム・ウォンジュン本部長は「平均寿命が延び、高齢者向けの働き口や社会的活動機会の拡大は『最高の福祉』になると思う」とし、「これからも高齢者が、健康で活気あふれる老後を送れるよう、ソウルの環境に適した特色ある、様々な雇用機会を積極的に開発・支援していきたい」と話した。   添付1 タイプ(事業量) 事業内容 支援内容 公益活動型(39,351) ‐地域社会の公益増進に向けた活動に参加時、手当支給▶ 老老ケア、公共施設ボランティア、脆弱層支援、経験伝授活動(教育型) ◆勤務時間:月30~35時間 ◆活動費:月20万ウォン⁄人 ◆付帯経費:年14万ウォン⁄人 市場型(8,369) ‐共同作業、製造販売などで収益が発生する事業団に参加時、補助金で人件費の一部を支援し、追加収入を高齢者に共同配分▶ 共同作業型、製造販売型、専門サービス型 ◆勤務時間:自律運営 ◆人件費:助成金+収益金...   Read more
SMG 2,163
道路で途切れた漢陽都城、「痕跡」で繋ぐ

道路で途切れた漢陽都城、「痕跡」で繋ぐ

– ソウル市、興仁之門・光熙門周辺道路上の城跡表示工事を完了 – 2か所、延べ105Mの区間…人工的につなげるのではなく、石材で漢陽都城の形を形状化したもの – 3月1日から3か月間、該当区間を通る19路線のバスで案内放送を実施   □ 「まもなく漢陽(ハニャン)都城を通過いたします。道路上の都城の跡地には城跡が表示されておりますので、どうぞご覧ください」 □ 3月1日から興仁之門(東大門)と光熙門(クァンヒムン)の周辺を通る19の路線のバスでこのようなアナウンスが流れる。案内放送を聞きながら外を覗くと、アスファルトの真ん中にまるで城壁が地面に横たわっているような石床が城門とつながっているのが目に入る。地面にくっきりと刻まれている「漢陽都城」という4文字から、ここが朝鮮王朝時代の城跡であることが見て取れる。 □ ソウル市は1900年代の近代化の課程で道路整備が進むなか、途切れてしまった興仁之門と光熙門周辺の道路上に、朝鮮時代、漢陽都城の城郭のあった場所を表示する「城跡表示モデル事業」工事が完了したと発表した。工事区間の総延長は105Mに上る。 □ 「城跡表示事業」は、道路や施設の建設により途切れた漢陽都城の元の姿を取り戻すため、「漢陽都城断絶区間の連結性回復事業」の一環として、すぐ復元できない区間を単に物理的に繋げるのではなく、城跡の表示、方向表示板の設置などを通じて認知度と連結性を同時に高める事業である。連結区間は、▲興仁之門隣接道路63Mの区間 ▲光熙門隣接道路42Mの区間など2か所で、総延長は105M。 □ ソウル市は、今回のモデル事業地域の亀裂、陥没、毀損などを持続的にモニタリングしながら、他の断絶区間にも拡大して設置する計画。さらに、年内に断絶区間を含め漢陽都城全区間の道路、支柱、電柱などに方向表示板を設置し、市民が気楽に漢陽都城を見て回れるようにする予定。 □ ソウル市漢陽都城都監課のシム・マルスク課長は、「近代化によって途切れた漢陽都城の痕跡を繋げることで、文化財がもつ真の意味を生かしつつ、断絶された漢陽都城の連結性を回復させるきっけにしたい」とし、「ソウル市民はもちろん、韓国国民が守るべき大切な遺産である漢陽都城の持続可能な保存管理策を設けるために最善を尽くす考え」と話した。 東大門(興仁之門)道路の痕跡表示 光熙門道路の痕跡表示
SMG 1,577

外国人患者の便宜を図る「ソウル医療観光ヘルプデスク」オープン

– 昨年発表し、今年初めて実行する「ソウル市医療観光活性化支援総合計画」の一環 – ソウル市医療機関・サービス案内、医療観光広報・一般観光案内などの役割 – 29日(月)オープン…日本語、英語、中国語など6か国語対応(Tel:1577-7129)   □ 医療目的でソウルを訪問する外国人観光客数が毎年増加していることを受け、ソウル市はソウル観光マーケティング(株)と共に医療観光(メディカル・ツーリズム(medical tourism):医療を目的とした旅行一般)に関する総合的な情報を提供する「ソウル医療観光ヘルプデスク」を、2月29日(月)に明洞駅近くでオープンし運営している。 ○ 2014年ソウルを訪れた医療観光客数は15万5千人あまりで、ここ3年間で毎年平均約25%増加する傾向にある。(出所:韓国保健産業振興院) ○ 事務室の位置:ソウル特別市中区テゲ路131番地、2階 □ 「ソウル医療観光ヘルプデスク」は、ソウル市が昨年10月26日、「雇用大長征」の一環として発表した「医療観光活性化支援総合計画」を具体化し今年から推進する初の事業だ。 ○ さらにソウル市は、信頼のおける医療観光環境づくりに向け提携医療機関の協力のもと、診療報酬公開の推進、外国人患者の利便性向上を図った空港送迎サービスの開始、観光業界を含めた協力機関の拡大・追加選定、医療観光ウェルネステーマコースの更なる発掘などを進める予定。 □ ソウル医療観光ヘルプデスクは、保健福祉部(韓国保健産業振興院)の「メディカルコリアインフォメーションセンター」と同じ事務所に位置しており、機関間の情報共有、業務提携など外国人患者に便利で統合的なサービスを提供する計画だ。 □ ソウル市は、日本語、英語、中国語の専門スタッフ(3人)を配置し、外国人患者にソウル医療機関および医療サービスの案内、医療観光の広報や一般観光案内、医療機関の連携支援(通訳・送迎サービスなど)などのサービスを提供する。韓国保健産業振興院は、全国医療機関の案内、医療に関する苦情・医事係争の相談、地域医療観光センターとの連携、違法ブローカーの通報の受付などの業務を担当(8人)する。 ○ また、昨年12月18日オープンしたソウル医療観光ホームページ(www.medicaltourseoul.com)と連携し、ソウル医療観光コースなどオンラインで様々な情報を提供し、ヘルプデスクを訪れた外国人患者向けのソウル観光ガイドブック、ソウル観光マップ、ソウル所在の外国人患者医療機関パンフレットなども提供する予定。 □ ソウル医療観光ヘルプデスクの代表電話番号は1577-7129で、韓国保健産業振興院「メディカルコリアインフォメーションセンター」と共に6か国語で案内を行う。 ○ 言語別内線番号は、英語(1番)、日本語(2番)、中国語(3番)、ロシア語(4番)、アラブ語(5番)、韓国語(6番)だ。(ソウル市:英語、日本語、中国語、韓国語⁄韓国保健産業振興院:英語、中国語、ロシア語、アラブ語、韓国語) □ 同市は、外国人患者にソウル市の医療機関情報から一般観光に関する情報まで総合的な情報をワンストップで提供することで、外国人患者が医療機関を利用する際やソウル観光で感じる不便さを最小限に抑える一方で利用満足度は最大化できるものと期待している。 □ ソウル市の観光体育局キム・イスン局長は、「医療観光はソウル市の経済活性化を図る代表的な高付加価値産業であり、積極的に事業を推進することで医療観光客の誘致を拡大していく計画」とし、「ソウル医療観光ヘルプデスクのオープンをきっかけに、ソウルを訪問する外国人患者の信頼と満足を得られるよう、きめ細かな医療観光案内サービスを持続的にアップグレードしていきたい」と話した。
SMG 2,158
ソウル市、官民協力で「野良猫TNR事業」の対象を1万匹に拡大

ソウル市、官民協力で「野良猫TNR事業」の対象を1万匹に拡大

– 市の予算7億5千万ウォンを投入…従来の自治区別事業目標値を拡大、市民参加型事業も新設 – 市が費用の50%を支援、動物保護団体など民間団体が群集別70%を目標にTNR事業集中展開 – 3月6日ソチョ区で「野良猫TNRデー」スタート、キャットマム·獣医も参加し年4回実施   □ ソウル市が今年市の予算7億5千万ウォンを投じ、野良猫1万匹以上を目標に「野良猫避妊·去勢手術(TNR)事業」を推進する。まず、自治区別に行われてきた従来の事業は、8千匹を目標に進められる予定で、キャットマム(キャットママ:猫の世話をする人)など一般市民や動物保護団体、獣医が共に参加する「市民参加型事業」を新しく導入するのがその特徴の一つ。 ○ TNR事業は、野良猫を捕獲(Trap)して避妊·去勢手術(Neuter)をし、元の場所に戻す(Return)という意味で、野良猫の個体数を調節するために行われる事業だ。 ○ 同市は、2008年から自治区別の事業を通じて毎年5千~7千匹を対象にTNR事業を展開してきたが、苦情があった地域を中心に行われたため事業の効率性が低く、野良猫による不満が相次いでいる。 □ 新規市民参加型事業には、①ソウル市が事業費の50%を支援し、民間団体がTNR事業を進める「官民協力によるTNR事業」、 ②獣医とキャットマムがプロボノやボランティア活動として参加する「TNRデー(TNR Day)」(年4回)がある。 □ まず、「官民協力によるTNR事業」は、動物保護団体や獣医師会などの民間団体(法人)が猫の群集を選び、群集内の70%を目標に集中的にTNR事業を実施するもの。選定された団体は、まず募金で費用を募り、市がその金額に1:1のマッチングで支援を行う。(1団体あたり最大7千5百万ウォン) □ 参加を希望する団体は、25日(木)からソウル市報、ソウル市ホームページ、市補助金システム(http://ssd.wooribank.com/seoul)で公告内容を確認できる。申請の受付は3月17日(木)から18日(金)まで、市補助金システムを通じて行われる。 □ もう一方の「TNRデー」は、3月6日(日)ソチョ(瑞草)区を皮切りに、各地域を巡回しながら4回(3月、4月、9月、10月)にわたり、計200匹(1回あたり50匹前後)を目標に避妊·去勢手術を行う。 □ 野良猫に懐かれ、生息情報に詳しいキャットマムが専用捕獲器を利用して野良猫を捕獲し(手術2日前から)、獣医が当日手術を執刀する形で進められる。 □ 3月6日(日)にソチョ区チャムォン(蚕院)福祉文化センターで行われる第1回TNRデーには、韓国猫獣医師会(会長:テヌン動物病院キム・ジェヨン院長)と「ソチョ地域キャットマムの会」から30~40人がボランティアで参加し、ソチョ区は場所の提供、ソウル市は薬品の支援を行う。 □ ソウル市内の野良猫はおよそ20万匹と推定され、そのうち手術を受けた割合は11%程度。都会に住む野良猫は、一定の地域で群集を形成し生活するが、群集別に70%以上に手術を施し、毎年さらに約15%が手術すれば、外部からの流入や群集内の繁殖を防ぎ、群集の個体数が減少する。 □ ソウル市は、2008年から各自治区別に委託事業者を選定し推進してきた従来のTNR事業を継続する。同事業は、ソウル市野良猫TNR事業標準指針に基づき実施され、実施内容は動物保護管理システム(www.animal.go.kr)で確認できる。 □ そのほかにも、ソウル市は昨年11月から運営している野良猫給食所4か所につき、今年も引き続き運営することを明らかにし、事業成果に応じて自治区の公共施設や住居地域への拡大も模索し、TNR事業市民奉仕隊、キャットマム協議会など市民の参加を通じた官民ガバナンスも持続的に推進する。 □ ソウル市市民健康局のキム・チャンボ局長は、「人と動物が調和して共存できる都市生態系をつくるためにも、野良猫問題は必ず解決すべき課題であり、避妊·去勢手術は野良猫の個体数の調節に有効な事業」とし、「野良猫に懐かれ、生息情報にも詳しいキャットマムや獣医、民間団体の参加のもと、今年はより積極的にTNR事業を推進していきたい」と話した。 ※官民協力による野良猫群集別集中TNR事業 – 推進期間:2016年3月~12月 – 目標匹数:2千匹 – 参加資格:動物保護法施行令第5条又は獣医師法第25条に基づき、ソウル市又は農食品部により設立が許可(登録)された法人又は団体のうち、主所在地がソウルの団体 – 予算総額:1億5千万ウォン(団体別支援額は7千5百万ウォン以内、2団体以上) 避妊·去勢手術を受けた野良猫 避妊·去勢手術のために捕獲された野良猫     ※野良猫公園給食所 ○ 対象地域および参加団体:公園4か所、4つの市民団体 □ ソウル森:(社団法人)動物自由連帯、給食所10か所、案内表示板5つ □ ワールドカップ公園:(社団法人)動物保護市民団体カラ、給食所3か所、案内表示板4つ...   Read more
SMG 3,335

ソウル市、2020年「グローバルデジタル首都」4大戦略発表

– ソウル市、デジタル政策5か年ロードマップ「ソウルデジタル基本計画2020」本格始動 – デジタルを活用した市民コミュニケーション·ガバナンスを強化…2020年までに市民型のデジタル政策の割合を50%に – 「デジノミクス」を実現…30のフィンテックスタートアップの発掘·育成、Gバレーの507の企業を支援 – モノのインターネットの実証地域100か所「リビングラボ都市」、2017年には全ての公共スペースに無料Wi-Fiを – 2017年まで生活福祉情報統合管理システム「訪問サービス洞住民センター」でワンストップサービスも   □ ソウル市が世界大都市電子政府評価で、2003年から6回連続1位に輝くなど、世界最高の電子政府からさらに飛躍し、今後5年間4,605億ウォンを投じ世界デジタル首都を目指すための先導的モデルを構築する。 □ まず、デジタルを活用した市民コミュニケーションとガバナンスを強化する。実際に公共デジタルサービスを利用する市民が望むサービスを提供すべく、市民、企業、専門家が企画から実行、運営、評価の全過程をリードする事業の割合を2020年までに公共デジタル事業全体の50%まで引き上げ、ソウル市の代表的な投票アプリである「エム・ボーティング(M-Voting)」の投票参加者数を2020年には100万人規模に拡大するなど、コミュニケーションの基盤を強化する。 □ また、デジタルが生計向上に貢献する「デジノミクス(Diginomics)」を実現し、ソウルの新成長動力を確保する。今年5月に発足するソウル市デジタル政策のシンクタンク「ソウルデジタル財団」が、デジノミクスの活性化に向けた統合プラットフォームの役割を果たす。 □ フィンテック(Fintech)関連スタートアップ育成プログラムを運営し、2020年までに30の企業を発掘・育成し、9月オープン予定のICT中心デジタル融合・複合産業基地「ケポ(開浦)デジタル革新パーク」を形成し、2020年まで約33万人のクリエイティブ人材養成を支援する。 □ Gバレーでは、モノのインターネットの専門アカデミーを運営し、ハッカソン(hackathon)、カンファレンスの開催などを通じて2020年までに1,240人の専門人材を養成する。また、課題発掘研究会、ビジネスマッチング商談会などを通じて2020年までに243の有望技術を発掘する計画だ。 □ さらに、デジタル革新を通じて都市問題を解決し、市民の暮らしを改善する。モノのインターネットの実証事業が行われているテスト地域第1号のブクチョン(北村)を始め、2020年までに100か所に拡大することで、ソウル全域が一つの巨大なリビングラボ(Living Lab)となるとみられる。 □ 駐車場の位置やリアルタイムの駐車情報などをスマートフォンのアプリですぐ確認できる「統合駐車情報システム」を通じて、2020年までに550か所の駐車場(公営の100%、民営の20%)にリアルタイムで情報を提供し、駐車問題の解消に貢献する計画だ。 □ ソウル市、保健福祉部、民間施設などで別々に管理されている生活福祉情報を1か所で統合·管理する「統合生活福祉情報システム(Big Care)」を2017年までに構築し、ソウル型福祉政策のデジタル基盤づくりに乗り出す。これを通じて、「訪問サービス洞住民センター」の改編が完了する2018年からは、424か所すべての洞住民センターでワンストップの福祉サービスが可能になると期待される。 □ また、グローバルデジタル企業がソウルに集まり、力量と経験の共有の場となる「ソウルデジタルサミット(Seoul Digital Summit)」を毎年開催するなど、グローバルデジタルリーダーとしてソウルのプレゼンスをさらに拡大·強化する。 □ ソウル市は、オンライン・オフライン両方を活用し10万人の市民の意見を集め、公聴会やデジタルドクター団、情報化戦略委員会などを通じ策定したソウル中長期デジタル政策ロードマップ「ソウルデジタル基本計画2020」を本格的に実行すると23日(火)に発表した。 □ 同市は、今回の基本計画のビジョンを「新しい繋がり、異なる経験」とし、これを実現する4大戦略(①ソーシャル特別市 ②デジノミクス ③デジタル社会革新 ④グローバルデジタルリーダー)と54の実行課題も同時に打ち出している。 □ 都市問題の解決に関しては、モノのインターネットを活用し、都市問題解決の場となる「モノのインターネット特化インキュベーションセンター」の設立(2016年)、1人アプリ開発者育成支援の中心ハブ「アプリビジネスセンター」の設立(2016年、サンアム(上岩)洞S-Plexセンター)なども推進し、革新的なアイディアを持つスタートアップへの支援を拡大し、政策と連携したインキュべーティング機能を強化する。 □ 世界最高のデジタルインフラ構築を目指し、2017年には運行中の地下鉄やバスを始め、ソウルの全ての公共スペースが無料Wi-Fiゾーンになる。年内にサンアムにクラウドセンターを構築し、2020年までにソウル市のデータセンターを100%クラウド化する。 □ パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、「新年のあいさつでも述べたように、今年はソウル市が名実ともにグローバルデジタル首都になる元年となり、今回のデジタル基本計画は、その地図の役割を果たすと期待している」とし、「ソウルが2020年、世界をリードするデジタル首都になれるよう、デジタル技術を通じて政策の恩恵を享受する市民らの主導のもと政策を策定し、新成長デジタル産業を通じて雇用の創出や経済の活性化をけん引するとともに、様々な都市問題を解決していきたい」と話した。
SMG 2,314

世界の公務員、清廉建設政策を学びにソウル市へ

– ソウル市とUNDPが開発途上国と清廉建設政策を共有するワークショップ開催 – 2日(水)~4日(金)、途上国20か国の公務員、市民団体、有識者などおよそ120人が参加 – 建設便り、建設情報管理システム、代金eなうシステムなどソウル市の清廉建設政策を紹介 – 優秀なソウル市の政策を共有することで途上国建設分野の透明性向上に貢献し、国家発展の礎づくりを期待 – ソウル市政策のベンチマーキングできる機会を途上国に提供し、実質的な手助けをする計画 – パク市長、「正義社会の根本は公共情報を公開すること、途上国とその価値を共有したい」   □ 大韓民国は、2009年に経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)に加入し、「援助を受ける国」から「援助する国」になった世界唯一の国として、今やソウル市が国連供与国の一員となり、開発途上国支援機関である国連連合開発計画 (UNDP:United Nations Development Programme)と共同で国際ワークショップを開催するにまでなった。 ※ソウル市とUNDP(United Nations Development Programme)は、開発途上国の経済的・政治的自立や経済・社会の発展を目指し、体系的かつ持続的に援助するため、1965年に設立され、世界177の国や地域で事務所を運営している。 □ ソウル市とUNDPは12月2日(水)から4日(金)までの3日間、ソウル市新庁舎3階大会議室で「ソウル市の『清廉建設・公開行政』を世界と共有」という国際ワークショップを共同開催する。 □ 今回のワークショップには、開発途上国20か国から来た公務員、市民団体、そして国際透明性関連民間ネットワークである「建設透明性民間ネットワーク(CoST:Construction Sector Transparency Initiative)」と「開かれた契約パートナシップ(OCP:Open Contracting Partnership)」の有識者など70人に、国内関係者およそ50人を合わせ、約120人が参加する。 ※CoST(Construction Sector Transparency Initiative)は、2012年、南アフリカ共和国とイギリスで国家財政建設事業の責任と透明性を強化するために設立され、現在14か国の政府・市民団体・民間有職者が参加している。 ※OCP(Open Contracting Partnership、開かれた契約パートナシップ)は、政府、市民機関、民間が参加し、採鉱、不動産、基盤施設、製薬、サービス業分野の公開や参加など公共契約分野における公開および参加を目標としている。 □ ワークショップの3日間、ソウル市の清廉建設に向けた情報公開政策や腐敗防止施策のほか、「清廉建設情報システム」で工事全般の情報を効率的に共有するための「建設情報管理システム(One-PMIS)」、市民に主な情報を公開する「建設便り」、請負業者の賃金滞納の問題を解決する「代金eなうシステム」の機能や効果なども紹介される。 ◯ 同市では、市民の知る権利を保障するため、ソウル市民1千万人の福祉、安全、雇用、交通など多様で複雑な行政過程で生産された膨大な行政情報を、透明かつ完全に公開しており、資料は全てソウル市の「情報疎通広場」で確認できる。 ◯ さらに、公共建設産業の腐敗防止に向け、清廉契約制を実行し、これを確認・評価する市民オンブズマン制度を運営している。また、退職した公務員の就職を法律で制限し、公務員が僅か1千ウォンでも金品を受け取った場合、だれかれを問わず「ワンストライクアウト制」を適用している。 ◯ 「建設情報管理システム(One-Project Management Information System)」は、ソウル市が行う建設工事を監督官、施工者、監理者が管理するしシステムで、工程管理、現場安全管理、関係者間情報共有などが行われる。 ◯ 「建設便り」は、市民なら誰でも我が家の前で行われる工事関連情報を、施工の段階から完工の段階まで簡単に確認できるウェブサイト(cis.seoul.go.kr)で、市民が工事の監督官と同様、建設現場資料に容易にアクセスできる。つまり市民が第3の監督官の役割を果たすことになる。 ◯ ソウル市と金融機関の提携でできた「代金eなうシステム」は、同市が元請・下請業者に支払った工事代金全体のうち、元請・下請業者、資材・装備、労務者の分がそれぞれ、市の承認の下、承認された通り出金されるシステムだ。これを通じて、ソウル市が請負代金だけでなく、資材・装備代金や労務費用まで、その支払内訳を管理することで、建設現場の滞納に歯止めをかけることができる。同市は11月30日、元請負人、下請負人、労働者、金融機関、市民団体など各界を代表する民間機関や団体と、代金 eなうシステムの活性化および先進的建設文化の定着に向けた業務協約(MOU)を結んだ。...   Read more
SMG 2,551
秋が過ぎ去る前に、漢江の夜景をたっぷり楽しもう!

秋が過ぎ去る前に、漢江の夜景をたっぷり楽しもう!

– ソウル市、日没が最も美しいこの季節必見の「漢江夜景スポット」を紹介 – ①晩秋デート:漢江展望カフェ ②秋の散歩:セビッソム ③秋のザ・ベスト夜景:城山大橋 – 家族・友達同士・カップルなど誰もが晩秋を満喫できるお勧めの漢江名所   □ あっという間に終わってしまう美しい秋。その瞬間を逃すまいと思うならソウル市(漢江事業本部)お勧めの名所で、晩秋の思い出を作ってみてはいかがだろうか。 □ 漢江(ハンガン)事業本部は、「美しい夜景をバックに素晴らしい漢江の夕焼けを目に焼き付けられる最高の季節がやってきた。寒くなりはじめるこの11月に、漢江夜景スポットを紹介したい」と話した。 《 盤浦(バンポ)漢江公園の夕焼け 》 ①コーヒー一杯で楽しめる夜景 《漢南(ハンナム)大橋の展望カフェ》        《漢江大橋の展望カフェ》 □ 漢江の夜景を最もよく見渡せる場所はどこなのか。素敵な風景写真は殆ど高台から見下ろすアングルのものが多い。漢江の橋には、7つの展望休憩所がある。どれも展望が素晴らしく、撮れる写真の出来栄えも完璧だ。ライトアップのおかげで夜は一層絵に描いたような風景を見ることができる。 □ 簡単な食事やドリンクを楽しみながら夕焼けに心を奪われたければ「漢江展望カフェ」に行ってみよう。漢江大橋にあるこのカフェから眺めるソウルの夜景は幻想的な雰囲気を醸し出す。(営業時間:午後12時から午前0時まで) ○ 漢江の上流には「牽牛(彦星)カフェ」、下流には「織女(織姫)カフェ」がある。ここでは、ヨイドの63ビルを背景に赤く染まる夕映えと都心の夜景を一目で見渡せる。「牽牛カフェ」ではハーブティーが、「織女カフェ」では弁当箱をシェークして食べるレトロ弁当がお勧め。 ○ 漢江大橋の南端には「セマルカフェ」がある。ここでは、高層ビルの発する光や橋を渡る車の光が星のように夜空を飾る、星のパノラマを観賞できる。多様な種類の茶やコーヒーを飲みながらオレンジ色に染まる空と河を眺めていると、思わず嘆声が上がる。 ○ 展望カフェに関するお問い合わせは、漢江事業本部ホームページ(http://hangang.seoul.go.kr)まで。 ②パーティーへの招待、セビッソム・ナイト 《セビッソムの夜景》 □ 漢江の夜景と言えば、なんと言っても盤浦(パンポ)漢江公園のセビッソムだろう。水上人工島であるセビッソム(三光の島)のライトアップは素晴らしい。華麗なライトアップと水面に踊る光、ここにジャズまで加わると盤浦漢江公園の夜はまるでパーティー会場を連想させる。 ○ 時々刻々と色が変わるライトアップのおかげで、夜になると韓国を訪れた外国人観光客がセビッソムに集まる。島には高級レストランやカフェも数多くある。 ○ 先日、セビッソムの前の水上に設置された大型の花のオブジェ「息吹く花」は、昼間にも動くがライトアップされる夜になると一層綺麗に見える。 ○ 詳細は、ホームページ(http://www.somesevit.co.kr)で確認できる。 □ セビッソムは夕方に訪れることをお勧めしたい。日が暮れる頃には夕焼けがとても綺麗で、夕日が完全に沈むと公園を静かに照らす五色のライトアップが幽玄な美の世界を織りなす。盤浦漢江公園の夕焼けは、赤い夕日に吸い込まれるほど恍惚とした光景だ。 □ 秋の夜、散策路のところどころに置かれているベンチはカップルで満席だ。多少時間がかかるコースではあるが、ドラマチックに変わり続ける風景のおかげで、退屈している暇はない。温かいお茶を入れた魔法瓶さえ持っていけば、晩秋のピクニックスポットとしてはぴったりの場所。 ③夜景が最も美しい橋、城山大橋 《城山大喬の夜景》 □ 夜になると漢江の橋はそれぞれ魅力を発揮し始める。現在ソウルの漢江には合計26の橋がある。漢江に落ちる夕日の位置が絶妙な11月は、いつもより素晴らしい風景が演出される。 □ 中でも最も美しいと言われる城山(ソンサン)大橋は、ソウルマポグ(麻浦区)マンウォンドン(望遠洞)とヨンドゥンポグ(永登浦区)ヤンピョンドン(楊平洞)を繋ぐ橋で1980年に完成した。 ○ 城山大橋は聖水(ソンス)大橋と似ているが、半月の形で設計された独特の造形美は、漢江の夜をより特別なものにしてくれる。特に夜景の撮影ポイントとしても有名で、アマチュアのカメラマンの間で大人気だ。 □ また、南端にある散策路は散歩に最適で、橋の北端は高層ビルが立ち並ぶ向かい側の夜景を撮るにはもってこいの場所なので、城山大橋で際立つ漢江の美しさを堪能したい人にお勧めだ。 □ ソウル市漢江事業本部イ・サンクク総務部長は、「もっと寒くなる前に今週末はカメラを持って漢江公園に行き、自分だけの秋の写真の撮って晩秋の趣を楽しんでほしい」と話した。
SMG 2,740

遅刻の恐れがある受験生も体が不自由な受験生も119番

– ソウル市、12日大学受験に備え、消防災難本部内に「受験者緊急輸送対応室」を設置・運営 – 救急車、パトカー、消防バイクなど220台を動員、受験者緊急輸送システムを稼働 – 入院中もしくは体の不自由な受験者は119を通じて事前予約も可能 – 昨年、遅刻の恐れがある人や患者など受験生40人を輸送、試験中の緊急事態にも119で対応   □ ソウル市は、今月12日(木)に行われる2015年度大学修学能力試験日(日本のセンター試験)に、入院中もしくは体が不自由な受験者、遅刻しそうな受験者のために「緊急輸送作戦」を展開する。 □ 同市の消防災難本部は、「受験者緊急輸送対応室」を試験当日午前7時から運営し、受験者の輸送現状を把握・管理し、不測の事態に備える。 □ またソウル市内の23の消防署では、救急車、パトカー、消防バイクなど220台を動員し、受験者緊急輸送システムを稼働させる。 □ 試験中緊急事態が発生したときも、119番(日本の110番)通報すれば、緊急処置や緊急輸送などの支援を受けられる。 □ 特に、体が不自由で移動が困難な受験者や入院中の受験者の場合、事前に119番で予約すれば、希望する時間に、安心して移動することができる。 □ 消防災難本部の関係者は、「試験当日、受験者の集中力を高めるため、出動した車両のサイレンやクラクションの使用をなるべく抑える必要があるだけに、消防車がサイレンを鳴らさなくてもすぐに通れるよう、市民の関心を求めたい」と話した。 □ 一方、昨年修学能力試験日に119番救急車や消防バイクを利用して試験場に到着した受験者は40人で、このうち遅刻の恐れがある人が31人(77.5%)、患者もしくは体が不自由な人が6人(15%)、その他が3人(7.5%)の順だった。
SMG 2,098
名探偵コナンのふるさと鳥取県と出かける異色の漫画旅行

名探偵コナンのふるさと鳥取県と出かける異色の漫画旅行

– 10月30日、『名探偵コナン』など日本の有名漫画の原作を無料で大公開! – ソウル市とSBA、鳥取県が提携し、漫画博物館「チェミラン」で漫画海外交流展開催! – 10月31日から11月1日まで、ソウル漫画通りフェスティバル「南山トッケビ(鬼の姿をした韓国の妖怪)ハロウィン」を開催   □ ソウル市とソウル産業振興院(SBA、代表理事:チュ・ヒョンチョル)は、「南山トッケビハロウィン」を迎え、明洞漫画博物館のチェミランで、10月30日から12月31日まで漫画海外交流展「ソウルX鳥取 漫画王国inチェミ路」を開催する。 &nbps;  ○ ソウル市は今年5月、鳥取県と協定を締結し、漫画通りの「チェミ路」を拠点に本格的なコンテンツ交流協力に乗り出した。鳥取県は、日本で漫画というテーマを活用し、人口の5倍近い観光客を誘致するほど、観光名所として有名になった地域だ。特に、同県は、人気漫画『名探偵コナン』の作家青山剛昌と、妖怪漫画の第一人者水木しげるのふるさととしても知られている。 &nbps; ○ 日本と韓国を代表する両文化都市が手を携え、漫画博物館「チェミラン」で、最高の推理アニメとして挙げられる青山剛昌氏の『名探偵コナン』、ヨーロッパが熱狂する漫画家、谷口ジロー氏の『遥かな町へ』、水木しげる氏の妖怪漫画、『ゲゲゲの鬼太郎』など、漫画の原作をすべて無料で公開する。 &nbps; ○ 特に、『名探偵コナン』の名シーンを再現した大型フォトゾーンのほか、世界で一つだけの谷口ジロー氏の『遥かな町へ』のドールハウスのオブジェは一際目を引く。「チェミラン」は、今回の「ソウルX鳥取 漫画王国inチェミ路」を通じて、漫画の世界へ旅立つ鳥取県旅行を体験できる、ユニークで豊かなコンテンツで構成される。 「ソウルX鳥取 漫画王国inチェミ路」展示ポスター 青山剛昌の『名探偵コナン』 水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』 谷口ジローの『遥かな町へ』   □ 展示初日を記念して10月30日には、都市の文化の裾野を広げる観光資源としての文化コンテンツをうまく活用した先導的な事例を共有するセミナー「漫画、都市を歩く」がソウルアニメーションセンターで開かれる予定。 □ セミナーは、「マウル(村)の設計士」の異名を持つ建国大学キム・ジェヒョン教授のスピーチで幕を開け、鳥取県境港市の産業部長、伊達憲太郎氏による「鳥取県の水木しげるロード整備事例」を共有する時間も設けられる。ソウル市からは、SBAソウルアニメーションセンター長が「アニメタウンの建設に向けた漫画通り、チェミ路」をテーマに発表を行う予定だ。また、「エヴァンゲリオン」シリーズで広く知られた(株)米子ガイナックスの代表、赤井孝美氏が「日本アニメーションの現状とアニメーションを活用した地域活性化の事例」を発表する。 □ 10月最後の週末、漫画通り「チェミ路」を訪れると、「ソウルX鳥取 漫画王国inチェミ路」を無料で観覧できるだけでなく、ソウル漫画通りフェスティバル「南山トッケビハロウィン」も楽しめる。    ○ 明洞駅3番出口から始まるフェスティバルのプログラムは、トッケビの舞踏会、トッケビ包み、願い事を叶えてくれるトッケビ、コスプレコンテスト、こぶとりじいさんRPG、ハロウィン・サイレントパーティー、青春マーケットなど、とてもユニークなイベントや体験プログラムが、10月31日(土)から11月1日(日)までの週末の間に開催される。   ○ フェスティバルは先週末、明洞の真ん中で行われた、トッケビや漫画のキャラクターによる大々的なパレード、BJウォニーによる幻想的な漫画のテーマソングの演奏で幕を開け、その後、市民やメディアの関心や好奇心がますます高まりつつある。   明洞 キャラクターパレード① 明洞 キャラクターパレード② 青春マーケットinチェミ路 「走れ、ハニー」コスプレ   □ 10月最後の週末、深まる秋の情趣を感じながら、願い事を叶えてくれる南山のトッケビと一緒にハロウィンパーティーに参加してみてはいかがだろうか。家族全員で楽しめる漫画フェスティバル「南山トッケビハロウィン」は、10月31日から11月1日の両日間開かれ、「ソウルX鳥取 漫画王国inチェミ路」は、10月30日から12月31日まで開催される。 □ 詳細は、チェミランフェイスブック(www.facebook.com/zaemirang)で確認できる。参加や観覧に関する問い合わせは、ソウルアニメーションセンター(02-3455-8341~2)まで。
SMG 2,348
11月6日~8日、ソウル広場は世界の人々が参加する超大型キムチ作り場

11月6日~8日、ソウル広場は世界の人々が参加する超大型キムチ作り場

– ソウル市、「第2回ソウルキムジャン文化祭」をソウル広場・光化門一帯で開催 – 政府・自治体・NGO・企業・市民など自発的参加が寄付につながる「キムチ仲間」 – 2,500人の外国人を含め、6000人の様々な国籍の外国人がソウル広場でキムチを作る – キムジャン用の白菜5,000株が植えられたソウル広場の大型白菜畑でゲームや寄付も – 11月5日(木)夜10時から8日(日)夜12時まで、市庁広場と光化門一帯を一部交通規制   □ 11月6日(金)から8日(日)まで3日間、ソウル広場や太平路、光化門広場一帯(長さ1.1㎞、延べ面積 30,500㎡)が、韓国固有のキムジャンに関するすべてを、一か所で見て、体験して、味わうことのできる韓国最大規模のキムジャンマーケットに変わる。今年2回目を迎える「ソウルキムジャン文化祭」だ。   ○ 「ソウルキムジャン文化祭」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された韓国固有のキムジャン文化を再現し、世界にその優秀性を発信するため、2014年から開催されている。 □ 今年ソウルキムジャン文化祭の最も大きな特徴は、様々な政府機関や自治体、NGO団体、企業、市民などがキムジャン仲間となり、自発的参加が分かち合いにつながる文化祭を目指すということ。第1回目が無料参加だとすれば、今年は市民や企業、団体、外国人など参加者全員が参加費を出し事前参加を申し込んだ「自発的寄付者」と言える。 □ まず、6日(金)から7日(土)まで、2,500あまりの外国人を含め、合わせて6,000人の様々な国籍の人々が、6,000㎡のソウル広場を埋め尽くしキムチを作る「キムジャン祭りの日」が開かれる。作られたキムチの一部は家に持ち帰る一方、一部のキムチはソウル市社会福祉協議会を通じて恵まれない人々に自動的に寄付されるため、韓国の心温まる情を世界に発信できる特別な機会になる思われる。   ○ ソウル広場を、企業・団体ゾーン(農水産食品公社、ソウルメトロ、SH公社、国際We Love You運動本部、ロータリークラブ、PATなど)、グローバルゾーン(韓国観光公社)、市民ゾーン(ワールドビジョンと共に家族、子ども、大人が自由に参加)に分け、運営する □ 文化祭最終日の8日(午前10時から午後3時まで)には、都心の真ん中で5,000株の白菜が植えられた白菜畑で一風変わった風景が演出される。「キムジャン白菜フェスティバル」がそれだ。 □ ソウル広場の約半分に植えられた白菜を収穫するゲームを通じて、キムジャンの労働、協同、和合の精神を感じられる機会が設けられる。白菜畑から引き抜いた白菜は、持ち帰るか、寄付するか、どちらかを選択することになる。 □ これは、持ち帰った白菜を、各家庭でキムチ作りが始まるキムジャンの開始を知らせる出発点にするという計画。また、残った白菜は、ワールドビジョンに寄付され、「愛の弁当」の材料として使われる予定。   ○ キムジャン白菜フェスティバル(8日11時、ソウル広場):超大型白菜畑でチーム分けし、白菜を速く収穫するゲーム □ 文化祭の開催期間中、太平路と光化門広場は、本格的なキムジャンシーズンを控え、全国8道のキムジャン材料やキムジャン文化が一か所に集まり、安価で品質も良い材料を購入することのできる「韓国キムジャンマーケット」に大変身する。   ○ 甘辛キムチ遊び広場(6日~8日、午前10時~午後5時、太平路):ポロロ、ちびっこバス「タヨ(乗りましょう)」、トボットなどキャラクターと一緒に遊ぶ子どもキムチ遊び空間   ○ エクセレントキムチ(6日~8日、午前10~午後5時、光化門北側広場):国内キムチ会社が入店し、販売より、試食や景品イベントなど市民参加型プログラムを集中的に運営   ○ 魚食100歳水産物市場(8日、午前10時~午後5時、光化門北側広場):韓国水産物の優秀性をPRするため、海洋水産部主催の「魚食100歳フェスティバル」と連携した水産物展示、販売、試食の場   ○ 共同体マウル(村)フリーマーケット(8日、午前10時~午後5時、世宗大路):京畿(キョンギ)道楊平(ヤンピョン)郡を流れる北漢江沿いの自生的地域市場、「汶湖里リバーマーケット」で、キムジャンをテーマに作られたハンドメイド品、小物などを販売 □ キムジャン文化の伝統を引き継ごうとするソウルキムジャン文化祭の趣旨を生かした展示や体験教室もたくさん用意されている。キムジャン文化を通じて、先祖の知恵を垣間見ることができる展示や、キムチ名人の特別なレシピを学べる教室などが光化門広場で行われる。   ○ キムジャン・チャム(眞)プンギョン(風景)(6日~8日、午前10時~午後5時、光化門広場):キムチ名人のキムチ作りの再現や体験・試食   ○ 宇宙を盛り込んだキムチ(6日~8日、午前10時~午後5時、光化門広場):「キムチの現在と未来」をテーマに、千年間のキムチの歴史や韓国の伝統的な発酵料理、陶器などを展示   ○ ミュージアム・キムチ間(6日~8日、午前10時~午後5時、仁寺洞ミュージアム・キムチ間):「第2回ソウルキムジャン文化祭」の来場客に特別割引   ○ bibigoと学べるキムチ名人の秘密ノート(6日~8日、11時/1時/3時、光化門広場):韓国のキムチ名人のイ・ハヨン名人、カン・スニ名人、ソンジェ僧侶、クォン・ウジュンシェフの特別なレシピの伝授   ○ 子どもキムチ教室(6日~8日、11時/1時/3時、光化門広場):ミュージアム・キムチ間、ソンジェ僧侶と作る特別な子どもキムチ、キムチ料理   ○...   Read more
SMG 2,332

23~24日、「ささやく北村の日」開催…参加者募集

– 10月7日(水)~31日(土)、99の雇用関連現場を訪問、雇用創出策を模索 – ソウル市、三清洞、嘉会洞など北村一帯で、「ささやく北村の日」を開催 – 行事のテーマは、「住民と訪問客の共存に向けた正しい観覧文化づくり」 – 朴市長が案内する「市長公館ハウスツアー」などプログラム参加者を事前受付 – 20日(火)までボランティア50人募集、ボランティア活動確認証発給、記念品贈呈   □ ソウル市は、第2回「北村(ブクチョン)公開の日」の行事として、10月23日(金)から24日(土)まで2日間開催される「ささやく北村の日」プログラムへの参加希望者を事前に受け付けると発表した。 □ 昨年に続き第2回目を迎える今回の行事のテーマは、「住民と訪問客の共存、正しい観覧文化づくり」で、「北村をよろしく」、「北村を知ろう」、「北村を歌おう」の3つのコンセプトに分け、住民と訪問客が共に北村の価値と保存の必要性に対するコンセンサスを形成するための多彩なプログラムが用意されている。 □ まず、「北村をよろしく」では、住居地としての北村で生活をする住民の日常性を尊重するため、「北村、三無キャンペーン」が実施される。行事期間中、「騒音」、「違法駐車」、「ゴミ」の無い北村をつくるために参加型キャンペーンが行われる予定。 □ 「北村を知ろう」では、北村の歴史、人物、建築、文化など様々なテーマのもと、専門家や住民、訪問客が意見を交わし、北村の価値を共有できる場を設ける。 ○ すべてのプログラムは無料で行われ、北村韓屋村ホームページ(http://bukchon.seoul.go.kr)と北村文化センター(02-2133-1371)で現在受付中。 ○ 中でも「市長公館ハウスツアー」は、今年始めに嘉会(カフェ)洞へ市長公館を移転した後、初の一般公開となり、住民や一般市民を対象に2回に分けて朴元淳(パク・ウォンスン)市長が直接案内する予定だ。 □ 最後に「北村を歌おう」は、「韓屋ミニコンサート」、「韓屋工房展示・体験」、「町内アートマーケット」などの住民参加型プログラムで構成され、訪問客と心の交流をしながら楽しい時間を過ごす村(マウル)祭りとなっている。 □ ソウル市住宅建築局のチョン・ユスン局長は、「北村は由緒ある韓屋の密集地域として、今回の行事が住民と訪問客がマウル文化や共同体がもつ価値などを共有できる機会になれば」とし、「北村住民の日常生活を尊重する正しい観覧文化が定着するきっかけになるだろう」と話した。 「ささやく北村の日」行事概要 □ 運営概要   ○ 行事名:第2回北村公開の日、「ささやく北村の日」       ※テーマ:住民と訪問客の共存、「静かな観光」文化づくり   ○ 期 間:2015年10月23日(金)~10月24日(土)、2日間   ○ 場 所:北村(三清洞、嘉会洞)の全域       ※ソウル市公共韓屋24か所、文化財級韓屋5か所、市長公館など   ○ 参加者:北村住民および国内外の訪問客など約3千人       ※事前予約システムで適正観覧人員を受け入れ・統制管理   □ 主要プログラム 1. 北村をよろしく   ○ 北村住民を配慮した正しい観光文化を定着させるための「ささやきキャンペーン」       ▶ 観光バスの進入禁止、北村一帯の駐車・停車の取り締まり強化、使い捨てコップの使用制限など   ○ 一般市民参加型プログラムを通じて北村の問題を共有し、共に解決策を模索       ▶ 北村政策提案コンペ、「静かな観光」パフォーマンス、ステッカー配布など 2....   Read more
SMG 2,183
パク市長、1か月間の現場雇用大長征を開始

パク市長、1か月間の現場雇用大長征を開始

– 10月7日(水)~31日(土)、99の雇用関連現場を訪問、雇用創出策を模索 – 雇用現場を直接訪れ、現実的な政策を模索、雇用の数ではなく質に注目 – 市民の意見を聴取、経済界・産業界と共に解決策を模索、未来雇用生態系の構築へ – 単なる訪問ではなく奥深い討論を通じて改善の糸口を探り、政策的サポートも – パク市長「ソウル市政において雇用創出は最重要課題、雇用特別市ソウルを構築」     □ 朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、約1か月間に渡り99の「雇用現場」に直接足を運ぶ「雇用大長征」を始める。現場で市民に会い、雇用の現状や問題点について話を聞き、企業と共に雇用創出策を模索し、産業発展に必要な体系的な政策支援を行うことで未来雇用戦略を提示する計画だ。 □ ソウル市は、10月7日(水)から31日(土)まで、市民が望む雇用を創出し、安定的に働ける環境をつくる「ソウル雇用大長征」に乗り出すと発表した。今回の大長征は、朝9時半にソウル市庁を出発し、夜11時まで、日曜日を除く週6日間、およそ1か月に渡って行われる予定。 雇用現場直接訪れ現実的な政策模索、雇用の数ではなく質に注目 □ 今回の雇用大長征は、パク市長を筆頭に政策を推進する関連部署が共に雇用関連現場を訪れ、市民の声に耳を傾け、雇用の中核を担う経済界・産業界と手を携えて雇用問題の解決に向けた方策を議論する。また、これらを踏まえ、安定した雇用が生まれる環境ををつくることがポイントだ。単に雇用の数だけを増やそうとする従来のやり方を根本的に変え、雇用の質を重視することも今回の大長征の目的の一つ。 市民の声を聴取、経済界・産業界と共に解決策を模索、未来雇用生態系の構築へ □ パク市長の雇用現場訪問は今回が初めてではないが、1か月もの間、朝から晩まで現場で雇用問題の解決に集中的に取り組むのは異例だと言える。それだけ市民にとって喫緊の課題であることが見て取れる。 □ ただ現場を訪問するだけでなく、実際に求職中の市民や企業関係者などと真剣に意見を交わし、市民の声に耳を傾け続けることで問題を確実に把握し、実現可能な代案については、現場で政策推進に関わる部署との協議を通じて直ちに方策を見出す形で、早期解決を目指す。 第1段階「雇用問題、現場で解決策を探す」:グループ別に市民の声や問題点を聴取 □ 今回の雇用大長征は大きく3段階に分けて進められる。 □ 第1段階である「雇用問題、現場で解決策を探す」は、青年・女性・ベビーブーマー・高齢者・弱者層などグループ別の市民と会い、雇用問題や現場の要求をヒアリングする場だ。 □ この期間中には、△経歴断絶女性の雇用フォーラム △家族を配慮した企業と共に仕事と家庭の両立を活性化するための討論会を開催 △感情労働者の人権向上に向けたMOUの締結 △労働条件改善に関する討論会などを通じて、雇用問題を正確に把握し、「ワーキングマム」、「女性移住労働者」、「障がい者雇用企業」、「50+世代の雇用現場」、「小商工人協業現場」、「伝統市場での青年起業現場」などで雇用を創出する方策を見出す。 第2段階「現場で答えを探す」:雇用創出の優秀事例を共有、政策的支援でサポート □ 続いて第2段階の「現場で答えを探す」では、15日(木)から22日(木)まで、雇用創出に効果的だった優秀事例や雇用創出の可能性の高い企業、実際の産業現場などから、問題解決の糸口を探すことに集中する予定。 □ 具体的には、雇用創出のブルーオーシャンと言われる起業や創職(ジョブクリエーション)の現場で新しい雇用の可能性を探し、「市民市場」、「ファッション」、「社会的経済」、「共有経済」などの分野の企業や産業現場を訪問し、雇用創出の優秀事例を共有し、政策的支援につなげる。 第3段階「ソウルの未来を語る」:有望産業の育成現場で未来雇用創出策を提示 □ 第3段階の「ソウルの未来を語る」では、ソウルの有望産業の育成現場で持続可能な良質の未来雇用創出策を提示し、生態系の造成に力を入れる。 □ この期間中、GバレーのようなIT産業団地をはじめ、R&D、都市再生、文化芸術、情報化産業、観光などソウルの未来を率いる有望産業の育成現場を訪問し、持続可能な未来雇用創出策を模索する。 より良い雇用を創出する礎となる経済、産業などを市政全般に拡大、政策を集中 □ 今回の「ソウル雇用大長征」を皮切りに、ソウル市はより良い雇用を創出する基盤となる経済、産業、観光、文化、都市再生、民間投資、社会的経済などを市政全般に拡大し、民間雇用の創出における構造的な問題解決にも政策を集中する計画。 □ また、全ての市政を雇用につなげ、事業を推進する際には、雇用創出の目標を掲げ、管理目標に沿った評価を実施するとともに、雇用創出の効果を市民が実感できるよう、「ソウル型雇用算定プログラム」などを開発し、持続的に発信・点検していく予定。 市・政府・企業・労働・金融、5つの分野で17の機関と雇用創出MOU締結 □ 一方、「ソウル雇用大長征」開始に先立ち、7日(水)午前10時半、ソウル市庁懇談会場でソウル市や企業、労働界、金融界、大学など5つの分野から17の機関が集まり、「雇用創出に向けたMOU」を締結する。 協約締結機関の現状:総17の機関 ◆ 中央政府(1)...   Read more
SMG 2,217