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廃れた玉水高架下の空間が都心の森に

– ソウル市と城東区、高架下空間活用総合計画第1号「多楽」を3日一般市民に公開 – 高架下に緑豊かな空間「フリーガーデン」造成、太陽光を集め室内で植物を育てる新技術導入 – 内部は文化活動用の多目的空間、外部は公演スペースを設け広場と連携 – 来年、里門高架下も造成開始…蓄積された様々なモデルを今後の事業にも活用 長い間放置されてきた薄暗く人通りの少ないソウル市玉水駅の高架下のエリアが都市再生プロジェクトによって緑豊かな公共文化スペースに生まれ変わる。まるでニューヨークのローライン(Lowline)のように都心の中の森というコンセプトで緑が溢れる空間を造る計画。 高架下に屋根のようなスロープを設置し、その上には造園や緑に囲まれた空間を造成。下には室内面積196㎡規模の多目的文化空間をつくり、キッズブックカフェ、文化講座の教室として活用する方針だ。外部には公演スペースや観覧席もつくり、これまで放置されてきた広場とつなげることで機能性は維持する。(建築面積:446㎡) 緑化工事にあたっては、設計段階から専門家の諮問やケーススタディ、住民意見の収集を行った。特に注目すべきスポットは、屋根の形をしたスロープの下に設置される多目的文化スペース内の「フリーガーデン」。これはニューヨークのローラインに設置されている新技術のソーラーシステムを導入したもので、太陽光を効率的に集め内部に届けることで室内でも植物を育てることができるため、気候変動に左右されないという長所がある。 ソウル市は昨年策定した「高架下部空間活用事業総合計画」第1号のテスト事業である「多楽玉水」を3日(火)一般市民に公開すると発表した。今回の事業は、ソウル市と城東区が共同で推進しており、ソウル市は空間の設計や予算を支援し、城東区は工事を担当した。今後この施設は城東区が運営していく計画だ。 城東区は、地域住民、造園専門家、生活文化関係者からなる「多楽ガバナンス」運営協議体を構成し、子ども向けの太陽光技術原理の体験、植物生育体験などのプログラムを企画し、地域環境に合わせた運営プログラムも今後発掘していく予定だ。 ソウル市は来年も里門高架下の空間を公共文化スペースとして開発するプロジェクトを計画しており、玉水に引き続き様々な事業モデルをつくることで、今後ソウル市内の高架下部空間活用事業に活かしていきたいという考え。
SMG 1,341

ソウル市、「市内バス持ち込み禁止飲食物」の詳細基準発表

– 1月4日から一部飲食物のバス持ち込み禁止…詳細基準を策定、周知活動・教育を同時に実施 – 軽い衝撃でもこぼれやすいものや車内で食べられる包装されていないものは持ち込み禁止 – 包装・密閉された食べ物、ビニール袋に入った野菜、魚介類、肉などの食料は持ち込み可能 – 市「継続的な案内で市民の協力を得て安全かつ快適なバス環境を構築したい」 「買ったばかりのコーヒーをもってバスに乗ってもいいのかな?」 「家で食べるために買ったピザはバスに持ち込める?」 バスに持ち込んでもいい飲食物と持ち込んではいけない飲食物をどう判断するか。ソウル市が、これまで曖昧だった基準を明確に提示した「バス持ち込み禁止飲食物詳細基準」を発表した。 「ソウル特別市市内バス財政支援および安全運行基準に関する条例」が一部改正され、今年1月4日からソウル市内バスへの一部飲食物の持ち込み禁止が施行されている中、ソウル市がその詳細基準を策定し、運転手の教育や周知活動に乗り出した。ソウル市は、市民や運転手から市内バスに持ち込めない飲食物の具体的な基準を求める声が高まっていたことから、判断基準に対する疑問を解消するとともに、全ての市内バスで共通ルールとして適用できるように今回の基準を設けるに至った。 詳細基準には、2018年1月4日に「飲食物の持ち込み禁止」を実施してから最近までソウル市に寄せられた市民の意見や市内バス運送事業組合、輸送業者など、関係者の意見が盛り込まれている。主な内容としては、軽い衝撃で中身がこぼれたり漏れる恐れのある飲食物、車内で食べられるような包装されていない飲食物を乗客が持ち込もうとした場合、運転手が乗車を拒否できるという詳細基準を策定した。 軽い衝撃には、誤って床に飲食物を落とした場合も含まれる。車内で食べる目的ではなく、単なる運搬が目的で包装された飲食物や食料は持ち込みが可能。例えば、使い捨てコップに入っている飲料水、チキンやトッポキのような食べ物、複数の使い捨てコップが入った容器などに入れられたもの、蓋がなくストローがささった缶・プラスチックボトル飲料などは持ち込めないことになっている。また、車内で飲食物を食べる乗客を運転手が降車させることもできる。一方、包装箱に入ったチキンやピザなどの食べ物、蓋をしたプラスチックボトル飲料、未開封の缶に入った飲食物、密閉容器に入った飲食物、魔法瓶に入っている飲食物、ビニール袋に入った野菜、魚介類、肉などの食料や市場で購入・運搬する少量の食材などは、バスに持ち込むことができる。 適用例 持ち込み不可 持ち込み可 ▶ 使い捨てコップに入った熱い飲料や氷などの飲食物 ▶ 使い捨てコップに入ったチキンやトッポキなどの飲食物 ▶ 複数の使い捨てコップが入った容器に入れられた飲食物 ▶ 蓋がなかったり開いたままの状態でストローがさされた缶やプラスチックボトルに入った飲食物 ▶ 包装箱に入ったチキンやピザなどの飲食物 ▶ 蓋をしたプラスチックボトルに入っている飲料 ▶ 未開封の缶に入った飲食物 ▶ 密閉容器に入れた飲食物 ▶ 魔法瓶に入った飲食物 ▶ ビニール袋などに入っている野菜、魚介類、肉などの食料 ※市場などで購入・運搬する少量の食料など ソウル市は、4月初めから市内バスの車内やバス停などに詳細基準が書かれた掲示物を設置し市民に案内するとともに運転の教育も並行し、持ち込み基準に対する認識の一致を図ることで、基準を巡るトラブルを解消する方針だ。 ソウル市都市交通本部のコ・ホンソク本部長は「これまで一部乗客によるこぼれやすい飲料の持ち込みなどで周りの乗客が不安になったり、運転手と乗客の間で飲食物の持ち込みを巡ってもめることもしばしばあった」とし、「制度が施行されたばかりでまだ課題はあるが、ソウル市が詳細基準を提示し地道な周知活動を通じて市民の協力を得ることで、皆が安全かつ快適に市内バスを利用できるよう努めたい」と話した。 飲食物の市内バス持ち込み禁止の詳細基準 □ 条例の新設内容(2018年1月4日) ○ ソウル市内バスの運転手は、旅客の安全に危害を加えたり、旅客に危害を加えると判断される場合、飲食物の入った使い捨て包装容器(通称「テイクアウト容器」)またはその他不潔なものや悪臭のするものなどの輸送を拒否することができる。 □ 適用基準 ○ 下の事項に該当する飲食物を所持して乗車する乗客は、運転手により運送を拒否される場合がある。 ▶ 軽い衝撃により、中身がこぼれたり漏れる可能性のある飲食物 – 軽い衝撃とは:誤って床に落としたりする場合など ▶ 車内で食べられるような包装されていない飲食物...   Read more
SMG 1,712
ソウル市、4月1日から漢江全域で春の花祭り

ソウル市、4月1日から漢江全域で春の花祭り

– 4月1日(日)~5月20日(日)漢江公演全域で「漢江春の花祭り」開催 ① レンギョウ→桜→菜の花→ノイバラ→バラ、5つの春の花リレー ② 春の花を背景に繰り広げられる異色で多彩な催しで漢江の春を満喫 ③ 市民が参加するPM2.5低減取り組みの植樹イベントで「漢江の森」づくり 春爛漫、漢江も春一色に染まる季節。4月1日(日)から始まる「漢江春の花祭り」に足を運べば、散策ついでに漢江に咲いた花を眺めながら春を満喫できるだろう。本格的な春を迎え、ソウル市(漢江事業本部)は4月1日(日)から5月21日(日)までの51日間、漢江公園全域に咲き乱れる桜の名所と、花と一緒に楽しめる文化プログラムが満載の「漢江春の花祭り」を開催する。 ① レンギョウ→桜→菜の花→ノイバラ→バラ、5つの春の花リレー 4月1日(日)からはレンギョウと桜が漢江沿いに咲き乱れ、5月初旬には菜の花が、そして5月中旬からはノイバラとバラを順に楽しむことができる。また、漢江公園の主な緑地と自転車道路は全長42キロの春の花道となり、漢江公園が春一色に染まる。今の季節、春の便りを真っ先に届けにきたレンギョウが、漢江公園の土手を彩り鮮やかな黄色で彩っている。散歩でも、自転車を乗りながらでも楽しめるレンギョウの花道は、蚕室大橋北端から中浪川の合流部(龍飛橋)が特に見どころ。 春といえば誰もが思い浮かべる桜も見ごろを迎える。汝矣西路一帯を覆いつくすソメイヨシノが圧巻の汝矣島春の花祭りが4月7日(土)~4月12日(木)まで開催される。漢江公園の代表的な桜の名所、盤浦漢江公園のソレ島は、毎年5月に菜の花が満開になる。青い漢江と、島いっぱいに広がる黄色い菜の花のじゅうたんを背景に、「漢江ソレ島菜の花祭り」が5月5日(土)~6日(日)の二日間開催される予定。 5月中旬には、漢江の東西両端に位置する生態公園(江西、高徳・岩沙)にノイバラが咲き乱れる。ちょうど満開の頃に開かれる「漢江ノイバラの国祭り」を親子で楽しんだり、風に乗って漂うノイバラの香りと共に、静かな生態公園を散策することもできる。 5月中旬以降は花の女王バラが満開を迎え、春の花リレーのフィナーレを飾る。トゥクソム、揚花漢江公園の薔薇園と望園のバラトンネルをバックに、恋人や友だち、家族と思い出に残る写真を撮ったり芝生でピクニックするには最適だろう。 最後に、漢江公園の主な緑地と自転車道路に沿って咲いたパンジー、ビオラ、ケシの花、チューリップなど、約30種の彩り豊かな小さな花々が、漢江公園の春を一層華やかに演出してくる。 ② 春の花を背景に繰り広げられる異色で多彩な催しで漢江の春を満喫 毎週金曜日と土曜日、汝矣島の水光舞台と 広津橋8番街では、無料で参加できる定期公演と展示を行い、宝探しを見つけるかのように漢江の至る場所で100チームのアーティストによる多様なジャンルの公演を見ることができる。 一回目の違反は60日、二回目の違反は120日、三回目の違反は無期限で仁川空港への出入りが制限される。 大型文化イベントは、蘭芝漢江公園で4月7日(土)に開かれる「 ヒップホッププレイヤー2018」を皮切りに、4月14日(土)~4月15日(日)は「Have A Nice Day フェスティバル」、5月5日(土)の「ソウルセッションズライブミュージックフェスティバル」、5月12日(土)~5月13日(日)の「青春フェスティバル2018」、5月19日(土)~5月20日(日)の「グリーンプラグド2018」が次々と開催される。 また、忙しい現代人の脳を休ませるというユニークなコンセプトで大きな反響を呼んだ「漢江ボーっとする大会」が、4月22日(日)汝矣島漢江公園で開催される。さらに4月28日(土)には、トゥクソム漢江公園のJ-bug周辺で、子どもたちを対象に、今回で3回目となる「漢江春の花子ども美術大会」が開かれる。 一方で、合わせて13個のコースから成る「漢江歴史探訪」では、漢江や漢江周辺の遺跡地とそこにまつわる話を聞きながら学ぶ、有意義でためになる催しも用意されている。さらに、昨年オープンした「ソウル艦公園」では、潜水艦、高速艇チャムスリ、ソウル艦など普段なかなか触れられない、様々な退役艦隊を見学することができる。 ③ 市民が参加する植樹イベントできれいな「漢江の森」づくりへ PM2.5が連日猛威をふるう中、PM2.5を低減し未来の住みよい環境を守るための取り組みとして「漢江の森」づくりに市民が参加する。 漢江の自然と緑の中で毎月行われる「漢江生態プログラム」は、トゥクソム漢江公園など漢江公園の主な10か所で開かれ、多様なプログラムで構成されている。暖かい春の陽気の中、家族で漢江の自然を感じながら環境問題についても見つめなおすきっかけになるだろう。プログラムの詳細は、ソウル市公共サービス予約(http://yeyak.seoul.go.kr)で確認できる。 ※添付:関連写真/漢江春の花祭りポスター 関連写真 桜(汝矣島) 漢江春の花道 菜の花(ソレ島) ノイバラ(江西、クァンナル) 薔薇園(楊花大橋) 漢江ボーっとする大会 漢江春の花子ども美術大会 ポスター
SMG 1,274
外国人を狙った違法タクシーリストを初公開、 60日間仁川空港出入禁止処分

外国人を狙った違法タクシーリストを初公開、 60日間仁川空港出入禁止処分

– 空港公社と共同で違法タクシー制裁へ、行政処分のドライバー9人を公社に初通報▶ メーター運賃、通行料以外の追加料金徴収など全てが外国人客を狙った違法行為 – 行政処分一回で空港営業制限、三回以上で無期限出入禁止 – 「外国人客を狙ったタクシー違法行為は国のイメージ失墜に直結。取締りのさらなる強化を」 ソウル市は、仁川空港で違法にタクシー営業をしたとして行政処分を受けたソウルタクシーのドライバーリストを空港公社に初めて通報したと明らかにした。空港公社はリストに載ったタクシーに対し、60日間の仁川空港への出入禁止処分を課す予定。 仁川空港はソウルを訪問する外国人が真っ先に降り立つ韓国の玄関口。国のイメージ失墜につながるタクシーの違法行為を撲滅するために、ソウル市が空港公社と共同で違法タクシーのリストを共有し厳しい制裁に乗り出した。 今回、ソウル市が空港公社に通報したドライバーは合わせて9人。全て仁川空港で乗車した外国人客に不当に料金を請求したとしてソウル市から行政処分を下された。 処分を受けたドライバーは、「市庁周辺に位置するプラザホテルに向かう中国人女性客に、メーター運賃と通行料を合わせて60,400ウォンの料金が発生したが現金70,000ウォンを受け取りお釣りの9,600ウォンを渡さなかった」、「蚕室オリンピック公園へ向かう外国人客2人に対し、通常は約55,000ウォンで行けるところ乗車時から割増ボタンを押し70,000ウォンを請求」、「三成洞のインターコンチネンタルホテルへ向かう外国人に、メーター運賃と通行料を含め57,000ウォンの料金が発生したが、70,000ウォンを受け取った」などの行為により摘発され、2017年に行政処分を受けた。 通報リストに載ったドライバーには、仁川国際空港公社独自の規定により、不服申し立てなどの手続きを経て、60日間の仁川空港への出入禁止処分が下される予定。 仁川国際空港公社は、2008年11月から「仁川国際空港タクシー利用施設運営規則」に基づき、空港のタクシー乗り場で乗客に対するタクシーメーターの不使用、割増適用、価格交渉、不当な料金請求/徴収、乗車拒否、途中下車(移動)、現金決済の要求などで、一度でも行政処分を受けたタクシーに空港の出入りを制限している。 ソウルタクシーであっても、仁川空港⇔ソウルを移動する際の乗車拒否や(ソウルと接する都市に出る場合の)「市界外料金」以外の割増適用は、全て違法行為に該当する。仁川空港はソウル市の外にあるが、国土交通部が定めた共同事業区域の6市に含まれるためである。 一回目の違反は60日、二回目の違反は120日、三回目の違反は無期限で仁川空港への出入りが制限される。 そのほかにも、ソウル市は外国語が堪能な職員と共に、空港、ホテルなど主な現場での取り締まりを年中行い、外国人がタクシーを利用時にトラブルに遭った場合すぐさま通報できるよう、空港や主な観光地にタクシー料金と利用方法などを外国語で案内したリーフレットを設置している。悪質なタクシーにより被害を受けた場合は、タサンコールセンター(☎120)で相談を受け付けている。 ソウル市タクシー物流課のヤン・ワンス課長は、「目立たぬように少額で割増料金を上乗せして請求する手口を使うタクシーもあるが、少額であっても外国人客を狙ったタクシーの違法行為は国のイメージ失墜に直結するだけに、関連機関と協力し、一層厳しく取り締まっていきたい」と語る。 ソウル市タクシー料金制度案内(英・中・日) タクシー料金の案内文(表) タクシー料金の案内文(裏)
SMG 1,124
セウン商店街の印刷通り、「職人+青年+新技術」の産業再生で復活

セウン商店街の印刷通り、「職人+青年+新技術」の産業再生で復活

– 28日「タシセウンプロジェクト」第2段階の着手式…2020年4月完成 – 「屋根のない印刷所」の印刷職人+青年創作者のデザイン…共存基盤を造成 – 入居空間、青年住宅、作業場などアンカー施設の新築、チンヤン・インヒョン商店街に拠点空間を造成 – セウン商店街全建物7件をつなぐ1キロの空中橋と歩行デッキ…ソウル南北歩行軸を完成 デジタルメディアの登場により衰退の一途をたどっていたソウルのセウン商店街(チンヤン・インヒョン・サムプン商店)一帯の印刷通りが「創作印刷産業」の拠点として新しく生まれ変わる。印刷業一筋に歩んできた職人の技術と、デザイン、アイディア、材料、後加工、特殊印刷のような若手創作者の最近技術を結び付けるプロジェクトが始動する。ソウル市は、2017年6月、忠武路、乙支路一帯の約30万㎡を「印刷産業特定開発振興地区」に指定し、安全な作業環境と持続可能な成長を支援する「印刷産業振興計画」の策定を進めている。 一人会社の作業場、サンプル作業室、教育施設などを集約した中核拠点の「印刷スマートアンカー」が建てられ、印刷関連スタートアップが入居できる新しい「メーカーズキューブ」も設置される。職住近接を実現することで青年コミュニティが自然に形成されるよう、青年住宅も400戸供給する計画だ。チンヤン商店には独立作家とセウン商店街一帯の印刷業者が協業できる空間や読者がその場で作品を購入できる空間を、インヒョン地下商店には印刷学校、工房、展示室といった空間がそれぞれ新設される。 歩行者空間再生プロジェクトも実施される予定だ。産業再生によって生まれた活力を歩行ネットワークを利用して周辺地域に拡大させる考え。2017年9月、セウン商店街~チョンゲ・テリム商店が空中橋と歩行デッキでつながったことに続き、2020年にはテリム商店からサムプン商店を経て退渓路に接しているチンヤン商店に至るまで、セウン商店街の7件の建築物全てが約1キロの歩行路によってつながる。チョンミョから始まりセウン商店街を経て南山までつながるソウル南北歩行軸が完成されるのだ。 ソウル市は、このような「タシセウンプロジェクト」の第2段階事業(サムプン商店~ホテルPJ~インヒョン・チンヤン商店)を、2020年4月の完成を目処に推進していくと発表した。 セウン商店街の北側(セウン商店~チョンゲ・テリム商店)を従来の製造産業にデジタルデバイスを融合させた「創意製造産業革新地」に改造した「タシセウンプロジェクト」第1段階に続き、第2段階では、セウン商店街南側の歴史の長い印刷産業に最新技術力やデザインを融合させた「創作印刷産業」の中心地として大きく変貌を遂げることになる。 <28日(火)、朴市長など約300人参加、「タシセウンプロジェクト」第2段階着手式> ソウル市は28日(火)午前10時、ホテルPJ(4階、カラジュームホール)でパク・ウォンスンソウル市長、チェ・チャンシク中区庁長、店舗所有者、商人、住民などおよそ300人が参加する中、「タシセウンプロジェクト」第2段階事業の着手式を執り行う。 ① 創作印刷産業の活性化(産業再生) <印刷産業の没落、生え抜きの印刷職人+若手のデザイン・アイディアの共存基盤をつくる> まず、セウン商店街と印刷通りの競争力を強化する。このエリアの創作印刷産業のインフラを大幅に拡充し、町工場の環境改善や印刷産業育成を柱とした「印刷産業振興計画」を年内に策定し、市がその政策的実行力を担保する。 創作印刷産業の中核を担う「印刷スマートアンカー」は、寄付採納された土地を活用し、技術研究・教育の空間はもちろん、展示・販売施設、共同装備室、青年住居空間まで集まった複合施設として造成される。創業と住居が結合した青年社会住宅も2020年までに約400戸の規模で供給される。 ※「印刷スマートアンカー(印刷知識産業センター)」建立概要 – 場所:中区マルンネロギル85-5(セウン再整備促進地区6-3-4-区域内) – 規模:地下6階~地上12階、延べ面積10,980㎡(敷地面積1,200㎡) – 施設:印刷業者入居空間、シンプル作業室、駐車場など 自身の作品を自ら出版・広報する独立作家と印刷業者を仲介し、独立出版物を集め展示・販売する「屋根のない印刷所、隣の本屋さん(チンヤン商店302号室)」は、ソウル市と中区が共同で造成し、27日オープンした。 チンヤン・インヒョン商店内花屋の活性化も、この一帯の商店街活性化方策の一つとして推進される。3階の歩行デッキに花をテーマにした歩行路を設置し、ソウル市立大の園芸学科、花屋商人会、外部の専門家と協業し、花屋を活性化できるプログラムを設ける計画だ。 ② ソウルの南北をつなぐ歩行ネットワーク(チョンミョ~セウン商店街~退渓路~南山)完成<インフラ再生> <セウン商店街の建物7件、計1キロ、空中橋と歩行デッキで連結、ソウル南北歩行軸が完成> 第1段階事業でつながった3件の建物(セウン~チョンゲ・テリム商店)に続き、残りの建物まで延長することで計7件の建物全体が空中橋と歩行デッキでつながる。これにより、チョンミョから南山につながる歩行ネットワークが完成する。特に、以前は貨物自動車の駐車場として使われていたインヒョン・チンヤン商店3階のデッキは展望台や市民の憩いの場として造成される。 歩行デッキの下部には、合計24のボックス型コンテナ「キューブ」が設置される(インヒョン・チンヤンに18個、サムプンに6個)。印刷・ガーデニング業関連スタートアップの入居空間(メーカーズキューブ)、展示館、工房、住民共同施設、トイレなど、商圏や地域の活性化に貢献する空間として運営される予定だ。 一方、都市再生により50年ぶりに創意製造産業の革新地として生まれ変わった「タシセウンプロジェクト」第1段階区間では、新しい変化が芽生えつつある。 技術職人と青年メーカが真空管オーディオの音質とブルートゥースの利便性を融合した「真空管ブルートゥーススピーカー」を共同制作し、ある青年起業家はセウン商店街の技術と素材だけで新しい3Dプリンターを開発した。メーカーズキューブの入居企業の「アナッツ(Anatz:3Dプリンターメーカー)」は、今年の年間売上は、入居当時より10倍以上増加すると見込んでいる。 印刷産業の没落、生え抜きの印刷職人+若手のデザイン・アイディアの共存基盤をつくる DOCASSETTE(技術職人+芸術家のコラボ) 真空管ブルートゥーススピーカー(技術職人+入居企業) アナッツ3Dプリンター(入居企業+セウン周辺地域)
SMG 1,655
30日(金)、ソウルの夜を明るく彩るパムトッケビがやってくる

30日(金)、ソウルの夜を明るく彩るパムトッケビがやってくる

– 3月30日~10月29日、ソウルホットスポット6か所で運営、規模も開催地も拡大 – フードトラック190台、一般商人360チーム、商品購入・体験のチャンスも – ワールドミュージック(汝矣島)、パムトッケビ(盤浦)、美味しいコンサート(DDP)、タイムスリッププロジェクト(清渓川)などで開催 – 市、青年創業者には販売機会に、小商工人には自立の土台になるよう運営を継続していきたい 2017年の1年間、494万人を惹きつけたパムトッケビが再びやってくる。昨年、ソウル・パムトッケビナイトマーケットは2017年ソウル10大ニュースに選ばれるほど大きな反響を呼んだ。 ソウル市は「ソウル・パムトッケビナイトマーケット」に対する市民の高い関心や応援に応えるべく、今年からナイトマーケットを前年の5か所から6か所に拡大し運営する。汝矣島、盤浦、DDPのナイトマーケットは3月30日(金)に、清渓川、文化備蓄基地のナイトマーケットは3月31日(土)にオープンする。清渓広場はシーズンマーケットとして運営され5月にオープンする。 ソウル・パムトッケビナイトマーケットは、昨年人気だった①汝矣島漢江公園(水色広場) ②盤浦漢江公園(月光広場) ③東大門デザインプラザ(パルゴリ広場) ④清渓川(毛廛橋~広橋)と、昨年のテスト運営を経て新たに注目を浴びている⑤文化備蓄基地(文化マダン)が会場に加わり、 ⑥清渓広場シーズンマーケット(5月オープン予定)と合わせて6か所で開催される。 世界中から集まった商人が参加するグローバルナイトマーケット、美しい夜景と噴水をバックに、ロマンチックでアーティスティックなムードを演出する夜店、韓国情緒たっぷりのトラベラーズマーケットなど、今年のソウル・パムトッケビナイトマーケットは、地域の特徴を生かした伝統公演、マジックショー、アコースティックライブなど様々な文化プログラムが常時開催され、来場客は多彩なイベントを楽しめる。 場所 コンセプト 内容 運営時間 汝矣島漢江公園(水色広場) ワールドナイト マーケット 漢江の夜景を眺めながら楽しむ一晩の世界旅行 毎週金、土 18:00~23:00 盤浦漢江公園 (月光広場) ロマンチック 月光マーケット 夜景と噴水、光と音楽が 共演する ロマンチック月光マーケット 東大門 デザインプラザ (パルゴリ広場) 青春ランウェイ マーケット 青春の情熱が生み出す 新しい文化 トレンディマーケット 清渓川 (毛廛橋~広橋) タイムスリップ マーケット 韓国情緒たっぷり 清渓川沿いの ナイトマーケット 毎週 土:17:00~22:00 日:16:00~21:00 文化備蓄基地 (文化マダン) *新規開催地 17年テスト運営...   Read more
SMG 1,484

ソウル市、外国人向け英語版PM2.5予報・警報配信開始

– ソウル居住の外国人もPM2.5に対応できるよう英語版情報を提供 – ソウル市(英文)ホームページから申し込みPM2.5濃度に応じた大気汚染情報を受信 – 強化された微細粉塵の基準の韓国語版情報が提供される27日から英語版情報も配信 □ ソウル市がテスト運営を経て、PM2.5関連情報を英語で配信するサービスを27日から開始する。これによってソウル市に住んでいる40万人あまりの外国人も安心して大気汚染関連情報を受け取ることができるようになった。 □ 現在ソウル市では、PM2.5 の濃度によって「注意報」、「警報」、「予報」、「ソウル型非常低減措置」が発令される。また、メディアを通じて情報を発信するほか、アラートサービスを申し込んだ市民にはショートメッセージを送りリアルタイムで大気状況を把握できるようにしており、日常生活のなかでPM2.5の濃度が「悪い」の場合は、マスクの着用、不要不急の外出の自制など対策をとれるように情報を提供している。 ○ 2018年2月末現在、ショートメッセージサービスの申込人数は約29,000人で、韓国語でのみサービスされているが、今後は英語でもサービスシステムを構築し、外国人も簡単にアラートを受信できるようになる。 ○ PM2.5の予測濃度「悪い」の場合、午前6時と午後6時にサービス申請者を対象にメッセージを送っており、注意報、警報、ソウル型非常低減措置などが発令された場合は直ちにショートメッセージを配信している。 ソウル市、外国人向け英語版PM2.5予報・警報配信開始 外国人 ソウル市 外国人 サービス申請 → ソウル市ホームページ(英文)(http://english.seoul.go.kr)○ ショートメッセージサービスの申込○ ARS申請:☎02-3789-8701 → 黄砂、PM2.5関連注意報、警報、予報などの情報受信 □ 一方、3月27日から大気環境基準(PM10、PM2.5)の改正により予報の基準が強化され、今後は新たな基準で情報が提供される予定。 □ 大気環境基準(環境政策基本法施行令改正、3月27日) ソウル市、外国人向け英語版PM2.5予報・警報配信開始 PM 10(㎍/) PM 2.5(㎍/) 年平均 50 25 → 15 24時間平均 100 50 → 35 □ 予報基準(大気汚染予測・発表の対象地域・基準・内容などに関する告知改正、3月27日) フェスティバルの詳細はソウル路ホームページ(http://seoullo7017.seoul.go.kr)で確認できる。 予報区間 等級 良い 普通 悪い
SMG 1,412
春がきた!今週末、ソウル路7017で緑のパレード

春がきた!今週末、ソウル路7017で緑のパレード

– 24日午後3時、ソウル路7017で今年初めてのフェスティバル「春のラッパパレード」開催 – 70人の市民パレード団、700人の市民が緑の帽子をかぶり、緑のラッパを吹きながら行進 – オープン以来計870万人が訪問したソウル路、今年は6回の市民主導型フェスティバルを計画中 ソウル路7017に春を知らせる市民のラッパが鳴り響く。ソウル市が今年初めてのソウル路7017のフェスティバル「春のラッパパレード」を24日(土)午後3時、ソウル路7017上部で市民、公演団と共に開催する。ソウル路バラのマダンから南大門市場の入口に至る距離を市民が緑の帽子をかぶり、緑のラッパを吹きながら約1時間にわたりパレードする。春の訪れを知らせながら道いっぱいに練り歩く緑色の人々の波が見ごたえのある光景を演出する。 <緑の帽子と緑のラッパ、春を知らせる壮大な緑色の波> パレードをリードする南米風の打楽器グループ「ラパーカッション(Rapercussion)」と70人の市民パレード団、そして現地に集まった700人の市民が緑の帽子をかぶり、緑のラッパを吹きながらソウルをパレードする。寒い冬を乗り越えて小さな頭をそっともたげている清々しい若芽を彷彿させる市民パレード団が、ソウル路を緑に染める予定。 <今年、人と地域をつなぐ6回のパレードフェスティバルをソウル路で開催> ソウル市は、昨年5月20日にソウル路7017がオープンして以来、訪問者数が計870万人を超えたと発表した。今年は、昨年1年間ソウル路で開かれた様々な行事の中でも、歩行路(人の道)というソウル路のコンセプトを生かし市民から特に大きな反響を呼んだパレードフェスティバルを季節ごとに開催する予定だ。 ソウル路の「春のラッパパレード」は今年初めて行われるパレードフェスティバル。ソウル市は地域住民と市民が主体となって参加する市民主導型フェスティバルを今年6回開催する計画だ。 3月24日▲①「春のラッパパレード」を皮切りに ▲6月、徐々に夏色に染まる季節の変わり目を100人即興ダンスワークショップを通じて表現する②「アフリカンダンス大行進」 ▲8月、夏休みを迎えた子どもたちを対象に人形をテーマにした③人形劇大行進 ▲10月、韓国固有の祭日である「秋夕」をテーマに、韓服を着てパレードする④韓服大行進 ▲11月、紅葉の下で秋の情趣を感じながらソウル路から南山まで歩く⑤「ソウル路ウォーキングデー」 ▲12月、クリスマスをテーマに昨年大きな人気を集めた⑥「サンタの帽子大行進」を計画している。 フェスティバルの詳細はソウル路ホームページ(http://seoullo7017.seoul.go.kr)で確認できる。
SMG 1,413
ソウル市、24日国際環境キャンペーン「アースアワー」に参加

ソウル市、24日国際環境キャンペーン「アースアワー」に参加

– 24日午後8時半~9時半、国際環境キャンペーン「アースアワー」に参加 – 市・区庁舎、公共機関、橋梁、主な施設物の一斉消灯、10階以上の建物の消灯も呼びかけ – 毎月22日の「幸せ消灯」イベント、3月は「アースアワー」に合わせ24日に実施 – 生活の妨げにならない範囲内で省エネや気候変動への市民意識を高めたい 2018年3月24日午後8時半、ソウル宗礼門、南山Nタワー、63ビルなどソウルのランドマークが一斉に消灯する。ソウル市は、国際的な環境キャンペーンである2018アースアワーに参加すると発表した。このキャンペーンはWWF(世界自然基金)が実施するもので、2018年3月24日土曜日午後8時半から9時半の間、世界約180か国が参加し、消灯のバトンをつなぐ。 この行事にはソウル市の関係機関、公共庁舎(室内外の照明)、所属施設物(橋梁など景観照明)すべてが参加することにっている。そのため、ソウル市庁舎や公社など出捐機関はもちろん、全ての漢江橋梁や李舜臣将軍銅像、世宗大王像などもこの1時間の間は一斉に消灯する。また、デパート、ショッピングセンター、ホテルなど10階以上の大型建物の景観照明の参加を促し、商店街や一般住宅の自発的な消灯も呼びかける。 「アースアワー」は、2007年にWWF主催でオーストラリアの地球温暖化防止キャンペーンとして始まり、今は毎年実施されている。昨年はソウル市を含め、187か国の3,100のモニュメントが消灯し、SNSではハッシュタグを使った投稿が約35億回に上るなど、デジタルキャンペーンとしても世界中に広まった。 ソウル市は温暖化防止や環境保全の重要性を発信し、積極的に対応するために、2008年から消灯イベントへの参加だけでなく、、アースアワーイベントの運営に必要な行政的・財政的支援も行っている。昨年は、市・区庁舎での一斉消灯だけではなく、宗礼門、弘智門、南山Nタワー、63ビルなどのランドマークへも参加の輪を広げた。 ソウル市は今回の行事を通じて、日常生活の妨げにならない範囲内で景観照明などの参加を促すことで、市民の省エネと気候変動に対する意識の向上を期待している。 ソウル市は日常生活から省エネを実践する文化を広めるために、毎月22日1時間の間消灯する「幸せ消灯」キャンペーンを行っているが、毎年3月だけはアースアワーと同じ日に実施している。今年も幸せ消灯キャンペーンは24日のアースアワーに合わせて実施し、市民の積極的な参加を呼びかける考えだ。 2017年アースアワー参加写真 機関名 消灯前 消灯後 ソウル市庁 南山Nタワー 63ビル 2017年アースアワーポスター
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「2019ソウル都市建築ビエンナーレ」共同総監督を フランシスコ・サニン氏とイム・ジェヨン氏に委嘱

– ソウル市、16日(金)フランシスコ・サニン氏とイム・ジェヨン氏に共同総監督を委嘱 – グローバルネットワークをもつ新ソウル派のサニン教授 – 都市と建築の境界をなくした社会参加的思考と実践重んじるイム・ジェヨン建築家 – 2019年9月から2か月間ソウル全域で開かれる第2回ソウル都市建築ビエンナーレに本腰 □ ソウル市は16日(金)、「2019ソウル都市建築ビエンナーレ」の共同総監督をシラキュース大学のフランシスコ・サニン教授と建築家のイム・ジェヨン氏に委嘱した。 ○ ソウル市による総監督の委嘱は、2017年第1回ソウルビエンナーレでソウル市立大学のべ・ヒョンミン教授とプリンストン大学のアレハンドロ・ザエラ・ポロ(Alejandro Zaera-Polo)教授に共同総監督を委嘱したことに続き、今回が二回目。 □ ソウル都市建築ビエンナーレは、都市と建築をテーマにした韓国初のグローバル学術・展示フェスティバルで、 第1回ソウル都市建築ビエンナーレは2017年9月2日から65日間、DDP(東大門デザインプラザ)や敦義門博物館村のほか、ソウル都心各所で開催された。 ○ 第1回ソウル都市建築ビエンナーレは、1日平均6千人以上が来場し、観覧客総数が46万人に上るほど盛況を見せるなど、大きな成功を収めた。 ○ また、単なる展示の観覧という枠を超え、他の国際都市との持続的な政策交流の場を設けたことが大きな成果の一つだと言える。 □ ソウル都市建築ビエンナーレの共同総監督は、ビエンナーレの企画統括、細部プログラムの運営、国内外のネットワーク構築などの役割を果たす予定。 □ コロンビアメデジン出身のフランシスコ・サニン氏は、都市の形態や歴史、理論における幅広い研究で世界に名を馳せる建築家兼都市設計者。シラキュース大学ロンドンセンターの教授兼建築プログラムのディレクターで、シラキュース大学院の学長を歴任した。サニン氏は現在も韓国、中国、メキシコ、コロンビア、イタリア、アメリカなど様々な国で建築家兼都市設計者として活躍している。 □ イム・ジェヨン建築家は「2014 ソウル、共感の都市建築(Seoul:Towards a Meta-City)」(ベルリン)や「2012 日韓現代建築交流展」など多数の展示を総括・企画した。2012年からソウルの公共建築家として活躍しており、現在建築事務所OCA(Office of Contemporary Architecture)の代表を務めている。 □ ソウル都市建築ビエンナーレ運営委員会のスン・ヒョサン(承孝相)委員長は「ソウル都市建築ビエンナーレはソウルが都市と建築のために展開する談論の生産基地としての重要な意味をもつ」とし「共同総監督にソウルへの深い愛情を持っているフランシスコ・サニン教授とイム・ジェヨンさんが委嘱されたなか、さらに期待が高まる。ソウル都市建築ビエンナーレが世界的なビエンナーレになれるよう力を貸していただきたい」と話した。 2019ソウル都市建築ビエンナーレ 韓国総監督プロフィール □ 名前:イム・ジェヨン(林宰用) □ 経歴 · ソウル大学建築学科卒業(1984年) · ミシガン大学建築デザイン修士(1986年) · OCA建築事務所代表(1999年~現在) · ソウル文化財団社外理事(2016年~現在) · ソウル市公共建築家(2012年~現在) · ソウル大学招聘教授(200年~2010年) □ 受賞歴...   Read more
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ソウル市、平昌五輪後も観光最盛期までタクシー取り締まりを強化

– 五輪開催中タクシーの違法行為113件、観光最盛期まで集中取り締まり – 外国人を狙った違法行為は観光最盛期(3月~5月初旬)まで重点的に取り締まり – 違法行為常習発生地点や指導点検の甘い休日・深夜の違法行為も集中取り締まり – 現場取り締まり班に外国語対応可能な職員配置、状況に応じて潜伏勤務も – ソウル市「外国人対象の常習違法タクシーは資格取消など強硬措置も。運転秩序の定着図りたい」 □ ソウル市は、観光客の不便を解消し、より先進的な都市を目指すために、平昌冬季五輪後も観光最盛期まで引き続き外国人観光客を対象としたタクシーの違法行為を重点的に取り締まると発表した。※冬季五輪:2月9日(金)~2月25日(日)、パラリンピック:3月9日(金)~3月18日(日)※中国労働節:4月29日(日)~5月1日(火)、日本ゴールデンウイーク:4月29日(日)~5月5日(土) □ ソウル市は平昌冬季五輪中、タクシー違法行為特別取り締まりを通じて、113件(不当運賃請求12件、乗車拒否31件、予約等の違反行為70件)を摘発した。なかでも、韓国語や地理に疎い外国人を対象とした一部のタクシー運転手による不当運賃請求などの違法行為が発生していることがわかり、集中取り締まりを継続することを決定した。 □ ソウル市は、この間の外国人観光客を対象とした違法行為の取り締まり結果を基に指定した主要取り締まり地点と、平昌からソウルに向かう列車の駅舎やターミナル周辺での客引き行為、不当運賃請求のような違法行為などを継続的に取り締まる計画。指導・点検が疎かになりがちな休日や深夜の時間帯などを狙った違法行為も集中的に取り締まる。 □ 平昌冬季五輪期間中のタクシー運転手による外国人観光客対象の違法行為の代表的な例としては、①平昌冬季五輪KTX江陵発列車の終点であるソウルの清凉里駅から主な都心まで3~4万ウォンの不当運賃請求、②仁川空港から都心のホテルへ移動時、通行料(6,600ウォン)2倍と市外割増料金(12,000ウォン)を加算し不当に運賃を請求した行為、③東大門衣類商店街周辺で、深夜に基本距離を移動時、特定料金の名目で1~2万ウォンを不当に請求した行為、④外国人が乗車時、市内区間における常習的なタクシーメーター割増操作、などがある。 < 重点取締対象 > ○ 空港⇔ホテル移動時のメーター割増および通行料の二重請求など不当運賃請求 ○ 主要都市の名所(南山、東大門など)短距離移動時の不当運賃請求 ○ パラリンピック観光客の最終列車到着時刻に合わせ行う客引き行為、不当運賃請求車両(一部の特定車両) ○ 不当運賃請求、乗車拒否(偽装迎車、呼び出しなど) ※ 長距離客を乗せるために予約車であるかのように装い、乗客の乗車要求を拒否する車両も集中取り締まりの対象。 □ なお、スムーズに現場を取り締まるために、取り締まり班ごとに外国語のできる職員を2人ずつ配置し取り締まり状況に応じて潜伏勤務を含め戦略的に実施する予定。○ ソウル市は、取り締まりの実効性を高めるために2015年に外国語能力に長けた公務員を採用(英語・中国語・日本語)し、空港やホテル、公衆の場などで、外国人観光客へ直接インタビューを行い、不満の声をヒアリングしている。 ○ とりわけ、冬季五輪とパラリンピック開催期間中は、外国語が流暢な職員と共に休日、江陵発のKTX最終列車、高速ターミナルの到着時刻に合わせ、現場での取り締まりはもちろん、外国人の乗車支援も並行して実施した。 □ 不当運賃請求、乗車拒否などで摘発されたタクシー運転従事者は、「タクシー運送事業の発展に関する法律および施行令・施行規則によって、1回目の違反で過怠料20万ウォンおよび警告の併料処分、2回目の違反で過怠料40万ウォンおよび資格停止30日の併料処分、3回目の違反で過怠料60万ウォンおよび資格取り消しとする三振法が適用される。 □ ソウル市は、特別取り締まり期間以降も、継続的に年中随時取り締まりを行う予定で、少額であっても韓国を訪問する外国人観光客の目に映る国のイメージなどを考慮し、積極的に取り締まる考え。 □ ソウル市のキム・ジョンソン交通指導課長は、「ソウルを訪問する外国人観光客から一層信頼され、愛されるタクシーサービスを提供するために、違法タクシー運転手に意識変化をもたらすよう積極的に誘導し、今後も厳しく取り締まることで、違法営業を繰り返す場合は、タクシー業界から追放するなどの取り組みを通じて、運行秩序の定着を図りたい」と話す。
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ソウル市の青年手当、4千人の1次募集枠に9,158人申込

ソウル市の青年手当、4千人の1次募集枠に9,158人申込 – 第1次青年手当の募集に9,158人が申込(倍率2.28:1、前年比829人増) – 申請者活動計画書に資格取得、語学試験対策など多様な活動 – 若者のニーズ高い求職支援プログラムは心理相談、進路設計支援など – 4月10日にHPで結果発表、4月末以降、3千人前後で第2次募集予定 □ ソウル市は、若者の求職活動を支援する2018年度「第1次青年手当」の参加者を募ったところ、9,158人の申し込みがあったと発表した。昨年比829人増、上半期の選抜予定枠の4千人より2.28倍多い若者が申し込んだ結果となった。昨年の同政策の成功を受け、今年、需要がさらに高まったことが伺える。 □ 申請者が提出した活動計画書のキーワードを分析したところ、青年手当の使用目的として資格取得(25.5%)、語学試験(24.9%)が最も多く、その次に勉強会(12.8%)などが続いた。また、申請者の12.8が文化・芸術分野での専門的な活動を計画し、7%は公務員試験の準備中と回答するなど、本政策を通じて若者たちが様々な分野での活動を希望していることがわかった。 □ 一方、申請時に最も必要とされていた求職支援プログラムは、心理相談(メンタルヘルスケア)(35.8%)で、進路設計のサポートを希望する若者も29.6%に上る結果となった。このことから、単なる社会進出に向けた支援にとどまらず、情緒面でのサポートや自己分析など総合的な支援が求められていることが見て取れる。ソウル市は、参加者のニーズを基に、「ソウル市青年活動支援センター」を通じて求職段階に応じた個別プログラムも併せて推進する方針である。 □ ソウル市は、資格審査や世帯所得、未就業期間などをベースに、定量的評価を行った後、申請者の活動計画と志望動機が政策の目的に適っているかなどを検討し、最終的に参加者を選抜する計画だ。結果は4月10日(火)午後6時以降、ソウル市青年手当ホームページ(youthhope.seoul.go.kr)で照会できる。 □ 参加者に選ばれた若者は、7月から最短で2か月、最長で6か月間、毎月50万ウォンの支援を受け、ソウル市青年活動支援センターの心理情緒支援、職務教育、キャリアコンサルティングなどのプログラムに参加する。この間、参加者は毎月活動結果報告書を青年手当HPに提出しなければならない。 □□ さらにソウル市は、4月末以降に第2次募集を行い、3千人前後の参加者を募り支援を行う予定。今年は1次と2次募集を合わせて、昨年比2千人増の7千人が、青年手当を受け取ることになる。 □ チョン・ヒョグァンソウル革新企画官は、「昨年の青年手当政策の経験から、若者の選択を尊重し支援するという形が、不安や孤立を感じている若者たちにとっては最小限のセーフティーネットになるということが確認できた」とし、「若者のためのこのようなセーフティーネットが全国に広まり、過酷なサバイバル競争を強いる社会に変化をもたらす礎になれば」と話す。
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