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ソウル市、強制徴用犠牲者の遺体安置を支援 

– ソウル市、日本による強制徴用犠牲者の遺体35体、市立龍尾里第2墓地公園への安置を支援 – 安置式は8月16日(水)の午後2時からおよそ2時間を予定 – 市、「光復73周年を迎え、強制徴用犠牲者の慰霊となればと期待」 光復73周年を迎える今年、日本に強制徴用された犠牲者の遺体35体が母国の懐に抱かれる。ソウル市とソウル施設公団(イ・ジユン理事長 、www.sisul.or.kr)は、強制徴用犠牲者の遺体35体の市立墓地への安置を支援することを発表した。該当墓地はソウル市立龍尾里第2墓地公園。 戦闘力、または労働力として日本に強制動員され、犠牲となった強制徴用者の遺体は、いまだかなりの数が日本や太平洋諸島などに取り残されている。故国への思いを胸に旅立った魂を慰めるべく、ソウル市は、遺体の安置および安置施設の整備を支援する。当支援は「日帝強制徴用犠牲者遺体奉還委員会」の要請を受けたもので、昨年の光復節、今年の独立運動記念日「三一節」に続いて三度目。 昨年の光復節と今年の三一節にそれぞれ33体(計66体)の安置を支援したソウル市は、今年の光復節には35体の遺体を安置、計101人の魂をその懐に受け止める。 犠牲者たちの「自分が死んだら故国の地に埋めてほしい」という遺言に基づき、「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会」が故国である大韓民国への遺体の送還を推進。それを臨時に安置するための支援をソウル市が求められた。 それを受けソウル市では、奉還委員会が独自に進めている「海外同胞墓域(DMZ平和公園)」の造成が完了するまで、101体の遺体を龍尾里第2墓地の建物式追慕の家に臨時に安置することにした。龍尾里第2墓地公園はソウルの市立墓地(龍尾里1・2墓地、碧蹄里墓地、忘憂里墓地、内谷里墓地)のひとつで、「建物式追慕の家(36,945体収容可能)」は、市立の奉安堂のうち最大の収容力を誇る建物型奉安堂。 光復73周年を機に帰郷した強制徴用犠牲者の遺体35体の安置式は、龍尾里第2墓地公園で16日(木)の午後2時から、宗教儀式を兼ねた安置儀式の形で執り行われる。それに先立ち午前には、平和と統一を祈願するDMZ巡礼が行われる。 また安置式の一日前の15日午前11時には、「第73回8.15光復節民族共同イベント兼遺体奉還国民追慕祭」が光化門広場で開かれる。 ソウル市オルシン(韓国語で高齢者の意味)福祉課のキム・ヨンフム課長は、「遠い異国で彷徨っていた強制徴用犠牲者の魂が、今からでも故国で安らかに眠れるよう、ソウルの市立奉安施設への支援を行うことにした。」とし、「苦難の歴史を忘れることなく、それをバネに未来に向かうためのひとつの契機となることを望む」と話した。 添 付 : 遺体安置予定区域および「70年後の帰郷」資料写真各1部 <強制徴用犠牲者の遺体安置式 – 三一節99周年記念> <遺体安置予定区域>
SMG 1,033

光復73周年記念 ソウル広場ボード “36年間、この太極旗を掲げることができませんでした”

– 市民と共に噛みしめる「光復」の意味…「ソウル広場のボード」をリニューアル – 36年に及ぶ植民地時代、太極旗を隠し持って厳しい独立闘争を続けた歴史があったことを思い起こし、それを更なる和合の契機に – 光復節当日、映画上映や体験イベントなど市民のための多彩なプログラム実施 光復73周年を記念し、ソウル広場に掲げられているボードをソウル市がリニューアルする。日本の支配下にあった36年間、取り出すことも許されなかった太極旗。それを南山に掲げた73年前の感激の瞬間に思いを馳せることで、光復の歴史的な意味を改めて考えてほしいという願いからだ。 8月13日(月)から8月末まで、ソウル広場のボードには、「36年間、この太極旗を掲げることができませんでした」というフレーズの入った大きな横断幕が掲げられる。光復の歓びの裏に、36年に及ぶ暗黒の歴史があったことを、太極旗を掲げることもできないまま続けられた厳しい独立闘争があったことを記憶に刻んだうえで、その日の感激と太極旗の持つ意味を全市民と共有したいという思いがそこには込められている。 光復から73年が過ぎた今も、私たちは様々な困難を抱えている。それについて、私たちはきちんと口にできているのか。あの時代の太極旗のように、ただ胸中に秘めているのではないか。この日を機に省みてほしい。それが今回のボード企画の意図だ。かつて民族独立の切なる願いを抱いて苦痛の時代を乗り越え、共に光復を迎えたように、いま直面している社会的な問題を皆が意見を交わすことで克服し、それがさらに市民の和合につながることを、ソウル市は願ってやまない。 ソウル市はまた、光復73周年を記念する多彩なイベントを市民聴で開催する。 光復節および今年から新たに国の記念日となった「慰安婦被害者を思う日」を迎えるに当たり、元慰安婦の方々の今の日常にスポットライトを当て、慰安婦問題が現在進行形であることを喚起させる映画『アイ・キャン・スピーク』、『鬼郷、終わっていない物語』が、市民聴、三角山市民聴ファルチャク・ラウンジでそれぞれ無料上映される。 また慰安婦被害者へのメッセージを記した紙を蝶の形に折って送る「希望の蝶」、太極旗の意味を理解したうえで描く「太極旗ドローイング」などの市民参加型イベントを始め、市民聴の市民芸術家たちによるミュージカルや奚琴(ヘグム)演奏などの多彩な公演が繰り広げられる。 光復73周年記念 ソウル広場ボード 区 分 イ ベ ン ト 名 時 間 場 所 市民聴 特別公演 8.15(水) 14:00~15:00 ファルチャク・ラウンジ 『アイ・キャン・スピーク』上映 8.15(水) 15:00~17:00 希望の蝶 8.15(水) 13:00~17:00 市民プラザ 三角山市民聴 特別公演 8.15(水) 13:30~14:10 ファルチャク・ラウンジ 『鬼郷、終わっていない物語』上映 8.15(水) 15:30~17:00 太極旗ドローイング 8.15(水) 14:00~16:30 併せて、ソウル市の公式フェイスブックに認証ショット(投票、約束の履行など何らかの行為を行ったことを示す証拠写真)をアップする「太極旗認証ショットアップロード」などの市民参加型キャンペーンが今月9日から開催されており、ソウル市の多彩なプログラムがインターネットを通じても楽しめるようになっている。 ソウル市のユ・ヨンシク市民疎通企画官は、「ボードのリニューアルや様々なイベントが、あの日の歓びを噛みしめるのはもちろん、二度と繰り返されてはならない不幸な歴史や独立のために身を捧げた愛国の士の思い、元慰安婦の方々の苦痛など、光復の陰にあるものをも見つめ直すきっかけとなることを望んでいる」と述べた。
SMG 742
ソウル市、「ディスカバーソウルパス」 エクソ(EXO)特別限定版を発売

ソウル市、「ディスカバーソウルパス」 エクソ(EXO)特別限定版を発売

– 市-(財)ソウル観光財団-SMエンタ、「ディスカバーソウルパスのエクソ版」1,000枚制作、20日発売 – メンバー個人ショット、団体ショットなど10種 …36か所の観光地で無料入場、30か所の施設割引 – 海外ファン層の厚いエクソを通してソウル訪問を誘導、所蔵価値100%の特別な観光記念品 – 7日からパスホームページ事前予約…明洞観光情報センター、SMTOWN THEATREにて販売 韓流の中心に立っているトップアイドルグループ「エクソ(EXO)」のイメージを入れた「ディスカバーソウルパス」特別限定版が20日(月)発売される。 「ディスカバーソウルパス」はソウル市とソウル観光財団が2016年7月に発売した外国人専用の観光パスである。ソウルを自由に旅行しようとする外国人の個別観光客たちに最適化されたアイテムで、観光客の様々な好みによってソウル観光をより便利で効果的に楽しめるようにする。 ソウル市とソウル観光財団はSMエンターテインメントと手を結んで「ディスカバーソウルパス」エクソ(EXO)特別版1,000枚を制作したと明かした。海外で厚いファン層を持っている「エクソ(EXO)」を通して海外ファンのソウル訪問を誘導し、旅行後にも所蔵できる観光記念品にすることを目指す。 ソウル市は、去年初めてディスカバーソウルパスの韓流スター限定版500枚を発売した。スーパージュニアのイェソン、レッドベルベット、NCT127などSMエンターテインメント所属のアーティストがモデルとして参加して反響を得たことがある。 「ディスカバーソウルパス」エクソ(EXO)特別版は ▴メンバー個人ショットを入れた8種 ▴団体ショット2種、全部で10種(1種当たりの枚数は100枚)で構成された24時間券で制作された。 従来通りにソウル市内の代表観光地36か所で無料入場、主要観光施設30か所で割引特典が得られる。価格は従来と同じく39,900ウォンである。 ディスカバーソウルパスの使用期間は発行日から5年であり、一番目の観光地に入場した時間から24時間使用できる。 ソウル市は7日(火)からディスカバーソウルパスの公式ホームページ(https://www.discoverseoulpass.com)を通じて事前予約を承る。Eメールで購入券を受けた申請者はソウル市が運営する明洞観光情報センターやSMTOWN THEATREでパスを購入すればいい。事前予約が多い場合はランダム抽選で購入券を発送し、数量が余った場合は再抽選をしたり、残りの数量を現場で販売する計画である。 (財)ソウル観光財団のイ・ジェソン代表理事は「人気韓流スターを活用した『ディスカバーソウルパスエクソ(EXO)特別版』はソウル観光用パスだけでなく、所蔵価値100%の特別な観光記念品になるはず」といい「韓流スターとコラボする観光パスで観光客にときめきに満ちたソウル観光をプレゼントする」と述べた。 添 付 : ディスカバーソウルパスのイメージ3枚 <関連写真> 関連写真 1.「ディスカバーソウルパスエクソ特別版」メンバー個人ショット8種 2.「ディスカバーソウルパスエクソ特別版」団体1 3.「ディスカバーソウルパスエクソ特別版」団体2
SMG 1,184

ソウル観光外国人の約9割「また来ます」…満足度・滞在期間↑

– ソウル市、外国人3千人を対象に「2018ソウル市外来観光客の実態調査」上半期結果を発表 – 今年の上半期の再訪問率は6.1%p増え、滞在期間0.12日、観光満足度は0.1点がそれぞれ増加 – 余暇・休暇目的で訪問、明洞でショッピング・食道楽を楽しむ… ショッピングスポットは免税店57%、伝統市場51% – モバイルでソウル観光情報を獲得、主にホテルで泊まり、地下鉄・タクシーを一番多く利用 2018年の上半期(1~6月)に韓国を訪問した外国人観光客が前年同期に比べ、6.92%(約722万人)増加した中で、ソウル観光指標も多様な分野で向上されている。 外国人観光客のソウル再訪問率が前年に比べ、6.1%p増加(’17年の上半期42.5% → ’18年の上半期48.6%)した。ソウルに行ってきた外国人観光客の約90%(’17年の上半期89.0% → ’18年の上半期89.7%)がまたソウルを訪問するという意向を明かした。滞在期間は0.12日(’17年の上半期5.22日 → ’18年の上半期5.34日)、観光満足度は0.1点(’17年の上半期4.16点 → ’18年の上半期4.26点、5点満点基準)がそれぞれ増加し、ソウル観光指標が全般的に良くなった。 ソウル市が外国人観光客の訪問目的、旅行形態、消費性向、選好などに関する内容を込めた「2018ソウル市外来観光客の実態調査」の上半期結果を発表した。 ソウル市はソウル観光財団と共に毎月、ソウルを訪問した外国人観光客500人を対象にソウル観光の実態及びトレンドを把握するためにアンケートを実施している。今回の上半期調査は3千人の外国人を対象に1:1個別インタビューを行った。 外国人観光客は主に「余暇・慰楽・休暇」(55.3%)の目的でソウルを訪問し、平均5.66日間滞在した。「明洞」(83.8%)に一番多く訪問し、「ショッピング」(92.1%)と「食道楽」(78.9%)を楽しんでいると分析された。 主要ショッピングスポットは相変わらず市内免税店(’17年の上半期50.1% → ’18年の上半期57.0%)の割合が一番高かったが、伝統市場(’17年の上半期41.6% → ’18年の上半期50.5%)の訪問率も毎年増加していた。主に化粧品(68.1%)、衣類(55.1%)、食料品(39.0%)などを購入していると調査された。 食道楽観光の部門ではソウルでほとんどが韓食(94.3%)を経験しており、ストリートフード(64.5%)とカフェ・コーヒー専門店(49.6%)も選好していることが分かった。特に、レストランを選ぶ時には食べ物の味(83.5%)が一番重要だと思っていた。適切な価格(39.5%)、メニューの多様性(28.0%)なども重要な要素として考えられていた。 また、ソウル観光に関する情報を得るためにPCインターネット(53.5%)より、モバイルインターネット(57.9%)をより多く利用していることが分かった。インターネットの中でも断然ポータルサイト(84.3%)の利用率が高いが、モバイルインターネットを利用したフェイスブック、インスタグラム、ウィーチャットなどソーシャルメディア(36.5%)の活用も高かった。 観光客が主に泊まる場所はホテル(68.9%)とゲストハウス(8.6%)だった。予約はスカイスキャナー、ブッキングドットコムのような宿泊施設/航空券予約の専門ウェブサイト(43.9%)や旅行会社(29.2%)を主に活用していた。 最も多く利用する交通手段は地下鉄(59.1%)、タクシー(27.2%)の順だった。特に、多くの外国人観光客がプリペイド式交通カードを購入して利用しており、平均3万2千ウォン(3千2百円)くらい使用していると調査された。 ソウル市観光体育局のジュ・ヨンテ局長は「外来観光客の再訪問意向と滞在期間が増加したことはソウルの観光魅力度がそれだけ向上されていることを示している」といい「今後、観光客向けの見どころ、食べどころなどの観光コンテンツを開発し、便宜性の改善を通じて魅力的な観光都市ソウルを作り上げたい」と述べた。 ソウル観光財団のイ・ジェソン代表理事は「ソウル観光財団として新しく発足しただけに、外国人観光客にハイクオリティなソウル観光経験を提供するために努力し続ける」と述べた。
SMG 1,164

ネットフリックス‧テンセントなど400社余りの企業がソウルに集結 …アジア最大のアニメ·ウェブトゥーンマーケットを開催

– ソウル産業振興院(SBA)、「国際コンテンツマーケット SPP 2018」8.21.(火)~23.(木) DDP – ディズニー、テンセント、カートゥーンネットワーク、ヨウクなど国内外から400社余りのコンテンツ関連企業が一堂に – コンファレンスではネットフリックスの子供コンテンツの購買担当、「リック・アンド・モーティ」のプロデューサーなどがスピーカーとして参加 ディズニー、ネットフリックス、カートゥーンネットワーク、テンセント、ヨウクを始め、全世界のコンテンツ産業を主導する全世界の400社余りの企業がソウルに集結する。 ソウル産業振興院(SBA)は21日(火)~23日(木)に東大門デザインプラザ(DDP)でアジア最大規模のアニメーション·ウェブトゥーンのB2Bマーケット「国際コンテンツマーケット SPP(Seoul Promotion Plan) 2018」を開催すると明かした。 今年で18回目を迎えるSPPは1:1ビジネスマッチングを始め、コンテンツ分野の主要スピーカーが参加する国際コンファレンス、新規の有望コンテンツを発掘するための競争部門などで開催される。去年の場合、国内外の320社余りの企業が参加した中、計2億8,000万ドル規模の輸出契約の商談が行われた。 今年はディズニー、カートゥーンネットワーク、ターナー社のような伝統のあるビッグバイヤー以外にもネットフリックス、アイチーイー、テンセントなど屈指のニューメディアプラットフォームと中国のUCCプラットフォームであるビリビリ(BiliBili)のような多数の新興バイヤーが早くから参加を決め、国内のコンテンツ業界をざわめかしている。 また、クァイカン、ネオバザールなど中国と東南アジアの主導権を握る屈指のウェブトゥーンプラットフォームも「ウェブトゥーン宗主国」韓国の優秀な原作を確保するため、今年も再びSPPを訪れる。 特に、今年のコンファレンスでは全世界で1億2千5万人の加入者を保有したコンテンツの恐竜「ネットフリックス」が催す「ネットフリックス、韓国の話を全世界へ」セッションが注目を引く。ネットフリックスの子供コンテンツ購買担当者が直接スピーカーとして参加し、今後の投資及び購買の方向について説明することで国内のコンテンツ企業に実質的な情報や洞察を提供すると期待される。 また、人気アニメーション「リック・アンド・モーティ」や「ロボットチキン」などの プロデューサーでもあるターナー社のオリー・グリーン(Ollie Green)副社長が「青少年と成人のためのアニメーション作品企画戦略」を、国際的なアニメーション専門誌であるAWN(Animation World Network)のデン・サルト(Dan Sarto)編集長が「グローバル長編アニメーションのトレンド」について説明し、TVシリーズや子供用のコンテンツに集中されている国内のアニメーション市場に新たなビジョンを提示する予定である。 新規の有望コンテンツを発掘する競争部門、アニメーションコンペティションとウェブトゥーンアワードも本選進出作を公開し、大きな関心を集めている。21日(火)~22日(水)の二日間、DDP国際会議場で行われる本選は公開ピッチング形式で行われる。 特に、今年のアニメーションコンペティションは「アドベンチャータイム」などで有名なアニメーションチャンネル、カートゥーンネットワークとの協力を通して「カートゥーン’sモストアーティスト」賞を新設して注目を集めている。該当部門の受賞作にはカートゥーンネットワークのグローバルディレクターが直接実施する段階別メンタリング特典が提供され、海外マーケットへの進出を夢見るスタジオに戸を開けてくれる予定である。 一方、SPP関連プログラムの申請及びその他の詳細はホームページ(www.spp.kr)を通じて確認できる。 SBAソウルアニメーションセンターのパク・ボギョンセンター長は「SPPは国内のアニメーションとウェブトゥーンコンテンツのための最高の海外進出路として確固たる地位を確立した」といい「今年はコンテンツの恐竜ネットフリックスなど一層強化されたバイヤーのラインナップと多様なコンファレンスを披露するほど、多くの企業が満足できる成果を見つけ出してほしい」と伝えた。
SMG 1,138

ソウル市、日本人観光客狙いの 明洞(ミョンドン)偽造製品販売業者を立件

– 市の民司警、客引き行為の後、秘密場所で偽造製品を流通・販売した4人を刑事立件、640点を全量押収 – 市の民司警捜査官が直接日本人観光客に偽装し、現場を捕捉して押収捜索 – 商標法違反行為は7年以下の懲役、1千万円以下の罰金… 120タサンコール、アプリなどで届け出·通報 ソウル市の民生司法警察団はソウルの観光一番地である明洞で日本人観光客だけを相手に腕時計、ハンドバッグ、財布、衣類などの偽造製品を流通・販売したA氏(47歳)など、4人を刑事立件したと明かした。また、彼らが6~7月の間に流通した本物の推定価格、1億5千万円に相当する偽造製品640点も全量押収した。 A氏など、被疑者たちは明洞に内国人の出入りを制限した秘密場所を設け、客引きを通して直接道で客引きをしたり、紹介で訪問した日本人観光客のみ出入りさせ、高価な偽造製品を流通・販売してきたことが市の民司警の捜査結果で明らかになった。 事業主は客引きを通して日本人観光客に近づき、いわゆる「S級の偽ブランド品」があると客引き行為をした後、彼らを秘密場所に誘引した。また、飛ばし携帯を使って客引き同士でも身元を公開しない点組織の形で運営されていた。 売り場は事務室や倉庫として偽装されて設置されたり、1階の狭い出入り口を通過しないと入れない地下又は地上 2·3階にあった。 特に、市の民生司法警察団は今年の5月末、明洞のマッサージショップでマッサージを受けた日本人観光客に客引き行為をした後、偽造製品を販売するという通報を入手し、捜査に乗り出した。日本語ができる市の捜査官が日本人観光客として偽装し、実際に製品の販売が行われる現場を捕捉した後、6月初に該当場所を押収捜索して被疑者たちを立件した。 日本人観光客に偽装した捜査官は実際にマッサージを受けて、マッサージショップに来た客引きの案内に従って明洞の街に出かけた。客引きは販売場所をすぐ案内せずに道をぐるぐる回ってから特定地点に着き、また他の客引きに合わせた。この客引きもまた複雑に明洞の道を回った後、看板のない明洞内の商店街の3階にある秘密倉庫に連れて行ったと当時の状況を伝えた。 市の民生司法警察団は明洞の街を巡回してみると商標を付けずにブランド品のスタイルだけを模倣した(商標法違反に見えるが、商標法は違反していない)製品を掲げて日本人を相手に客引き行為をする客引きをよく目にするが、秘密場所で商標法を違反した偽造製品を販売しそうという推定だけでは実際の取り締まりに困難があるため、今回の偽装捜査が決定的に役立たと言い添えた。 偽造製品など、偽造商品を流通・販売する場合 「商標法」に基づき、7年以下の懲役又は1000万円以下の罰金が課せられる。 < 刑事処罰適用法条 > 商標法 第230条 (7年以下の懲役又は1000万円以下の罰金) – 商標権及び専用使用権の侵害行為 (法 第108条第1項違反) 一方、ソウル市民生司法警察団は商標法違反行為の取り締まりを本格的に始めた2012年以来、商標法違反事犯773人を刑事立件した。本物の推定価格である43,9億円に相当する偽造商品125,046点を押収し、廃棄処分した。 民生司法警察団は市民の誰もがスマートフォンを利用すればいつでも簡単に民生犯罪の届け出ができるよう、民生犯罪届け出アプリ(ソウルスマート不便申告)を構築し、運営している。ソウル市ホームページや120タサンコールセンター、訪問、郵便、ファックスなどの方法で届け出·通報を受けている。 携帯電話 : ソウルスマート不便申告(アプリ) → 民生事犯届け出をクリック ソウル市ホームページ : (分野別情報サービス) 安全 → 民生司法警察 → 民生侵害犯罪届け出センター ソウル市民生司法警察団のアン・スンデ団長は「ソウルを訪れる外国人観光客に偽造製品を販売する行為は健全な商取引の秩序を乱し、首都ソウルの品格を落とす行為である」といい、「偽造製品が明洞から消えるまでソウル市は持続的かつ徹底的に捜査をしていく」と述べた。 別添 : 商標法を違反した摘発写真 ※ 動画及び写真報道の際、特別司法警察官以外の「商標」、人物、商号、電話番号はすべてモザイク処理をお願い致します。 <摘発写真> 摘発写真 1.日本人観光客たちが明洞内の商店街の3階にある秘密倉庫で偽造製品を購入して退場する様子 2.日本人観光客向けの客引きが明洞内の商店街の3階にある秘密倉庫を出入りする様子 3.日本人観光客を相手に偽造製品を販売する売り場の様子 4.日本人観光客を相手に偽造製品を販売する売り場の室内の様子 5.取り締まりを避けるために被疑者が窓の外に投げ出した偽造製品の袋...   Read more
SMG 1,438

ソウル市、銀行・プラットフォーム事業者と手を組んで 自営業者を救う… 決済手数料0ウォン

– フィンテクを活用し、販売者-購買者の直接取引決済 「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービス」を年内導入 – 官民協力でカカオペイ、ネイバ―など従来の決済プラットフォームを利用、決済手数料ゼロ化 – 5つのプラットフォーム事業者の自営業者決済手数料を免除、11つの銀行プラットフォーム事業者の振込手数料を免除 – 所得控除率は最高水準40%を適用、交通カード機能、公共施設の割引など、利用活性化インセンティブ – ソウル・釜山・仁川・慶南にて年内にモデル運営した後、2020年まで全国に拡散… 25日、29つの機関と業務協約 南大門市場でカルグクスとチョクパル(豚足)店を運営するBさんは午前10時に営業準備を始め、夜10時まで12時間働く。Bさんの年間売上高は約4億ウォンであるが、材料費や賃貸料などで2億1600万ウォン、人件費として1億3200万ウォン、カード手数料で約1千万ウォンを支出し、税額控除前の所得として年間約4200万ウォンを稼ぐ。カード手数料が所得の25%を占めているほど負担が大きい。他の費用はこれ以上減らしにくいため、カード手数料だけでも0%台に下がれば、今よりずっと良くなるという期待感を表明した。 ソウル市が「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービス」を年内に導入し、「決済手数料0ウォン」を実現する。誰よりも切迫した厳しい状況に置かれた小商工人の苦しみを分かち合い、社会的責任を果たすために国内11つの銀行、5つの民間決済プラットフォーム事業者たちが業務協約を締結し、共に参加する。 フィンテク技術を活用し、スマートフォンアプリで販売者のQRコードだけを認識すると、購買者の口座から販売者の口座に振り込まれる直接取引決済システムである。 ソウル市は、景気低迷や賃貸料の上昇、カード手数料という三重苦にあえいで生存の岐路に立っている66万人のソウル自営業者の生活問題を解決するための特段の措置でありながら、パク・ウォンスン市長が民選7期の主要公約として約束した3種の自営業者支援対策の中で核心事業であると述べた。 「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービス」の核心は官民協業方式を通じて従来の民間プラットフォームをそのまま利用することで、重複投資をせずに決済手数料をゼロ化したという点である。 ソウル市はカカオペイ・ペイコ・ネイバ―・Tマネーペイ・BCカードなど、5つの民間決済プラットフォーム事業者、新韓銀行・ウリィ銀行など、11つの市中銀行と手を組んで実行の原動力を確保した。決済プラットフォーム事業者たちは小商工人に対し、オフライン決済手数料を収受しないことにした。市中銀行はプラットフォーム事業者から収受した振込手数料を免除することにした。 これに関し、ソウル市はこの事業に参加する決済プラットフォーム事業者及び銀行と共同で基本インフラに該当する「共同QR」を開発し、「ハブシステム」を構築・運営する。こうなると、店舗に一つのQRさえあれば消費者がどんな決済プラットフォームを利用しても決済ができるので消費者の利便性が高まり、ソウルだけでなく、全国のどの加盟店でも利用できるようになるので全国に拡大しやすくなるとソウル市は期待している。 ソウル市は既に中央政府が発表した ▴所得控除率は最高水準40%を適用(現在は現金領収証30%、クレジットカード15%)するとともに ▴決済アプリに交通カード機能を搭載 ▴各種の公共文化体育施設の割引特典など、消費者たちの利用を引き出すための多様なインセンティブを設けることを計画している。 所得控除率40%を適用すると、年俸500万円で、250万円を消費したサラリーマンの場合、年末調整で約7万9千円が還付されることになる。クレジットカードを使用した場合(約3万1千円)より4万8千円多い金額を還付してもらうことになる。 サービスの運営はソウル市を皮切りに釜山広域市、仁川広域市、全羅南道、慶尚南道など、4つの広域自治体も年内にモデル運営を始める。このモデルを2020年まで全国に拡散していく目標である。 消費者が利用できる「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービス」の方式は2種類がある。一番目はスマートフォンアプリで店内のQRコードを読み取り、決済金額を入力して伝送すること。二番目は販売者が店内の決済端末機(POSレジ)にあるQRリーダーで消費者のアプリのQRを読み取った後、決済することだ。新しいアプリをダウンロードする必要がなく、従来のかんたん決済アプリをそのまま利用すればいい。 <25日(水)政府及び自治体、11つの市中銀行、5つの民間決済プラットフォーム事業者と業務協約> ソウル市は25日(水)大韓商工会議所の国際会議場(地下2階)で計29つの機関が参加した中、「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービス」導入のための業務協約式を締結する。 29つの機関は ▴政府(中小ベンチャー企業部) ▴ソウル市など、5つの自治体(釜山広域市、仁川広域市、全羅南道、慶尚南道) ▴11つの銀行(NH農協銀行、BNK慶南銀行、BNK釜山銀行、新韓銀行、信用協同組合中央会、IBK企業銀行、ウリィ銀行、郵政事業本部、ケイバンク、 KB国民銀行、KEBハナ銀行) ▴5つの民間決済プラットフォーム事業者(カカオペイ、ネイバ―、ペイコ、韓国スマートカード、BCカード) ▴7つの販売者及び消費者団体(ソウル商人連合会、小商工人連合会、全国加盟店主協議会、韓国中小商人自営業者総連合会、韓国コンビニ産業協会、韓国フランチャイズ産業協会、金融消費者連盟)である。 協約を締結した後は協約機関が共に参加する共同TFを構成・運営し、具体的な事項を論議していく予定である。ソウル市は今回の協約に参加できなかった民間事業者、金融機関、団体の追加的な参加を引き出せるように持続的な協力を拡大していく計画である。 パク・ウォンスン(朴元淳)市長は「国内経済の30%を背負っている自営業者たちが希望を持てないと、我々の経済に未来はない。彼らの問題を解決しなければならない」といい「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービスが導入されると、財布を開ける代わりにスマートフォンを取り出すだけで小商工人自営業者を救い、健全な決済文化を拡散できる。市民の皆様のたくさんのご参加をお願いしたい」と述べた。
SMG 705

ソウルエネルギー公社、麻谷(マゴク)地区に 新環境スマートエネルギーシティモデルを造成する

– ソウルエネルギー公社、GS建設、LG電子、GSパワーなどの協力機関と共にソウル市の麻谷地区に「スマートエネルギーシティ」モデルの構築事業を推進 – スマートエネルギーホーム、ビルディングなど、5大モデルの拡散を通して2022年まで30%の電力自立率達成、及び190トンの微細粉塵、18万トンの温室ガス減縮を期待 – 都市知能化と連携して微細粉塵、気候変化など、都市のエネルギー問題解決を先導 ソウルエネルギー公社(社長:パク・ジンソプ)が都市エネルギーにおける新たなパラダイム転換を推進する。 ソウルエネルギー公社は19日、記者説明会を通してGS建設(代表理事:イム・ビョンヨン)、LG電子(代表理事:チョ・ソンジン), GSパワー(代表理事:キム・ウンシク)など、韓国を代表するエネルギー専門企業と共にソウル麻谷地区にスマートエネルギーシティの代表モデルを構築するという事業計画を発表した。 スマートエネルギーシティとは、先端情報通信技術(ICT)を活用し、環境に優しいエネルギーの利用を増やして市民たちの人生の質を高める新たな都市発展モデルである。特に、再生エネルギーと4次産業革命の融合を通して微細粉塵や気候変化のような都市エネルギー問題を解決できる最適の方法として評価されている。 公社はこの日、麻谷地区内にスマートエネルギーホーム、スマートエネルギービルディング、スマートエネルギーコミュニティー、スマートエネルギータウン、スマートエネルギーヒートグリッド(地域暖房)など、スマートエネルギーシティを代表する5種類のモデルを構築し、快適かつ安全で環境に優しい未来のエネルギー転換都市を造成するという抱負を語った。 公社は5種類のスマートエネルギーシティー代表モデルが成功的に拡散されると2022年まで麻谷地区内の電力自立率30%を達成し、年間190トンの微細粉塵や18万トンの温室ガスを減縮できると展望した。 全世界的に米国、ヨーロッパ、日本などで新環境都市建設プロジェクトが次第に拡大されることにより、ソウルエネルギー公社も今年初めからスマートエネルギーシティ造成事業の推進のため、様々な準備をしてきた。 このため、去る3月には江西区(カンソグ)、韓国エネルギー公団、ソウル住宅都市公社、LG電子などと共に江西区の麻谷地区内にスマートエネルギーシティ造成における業務協約を締結し、4月には市民たちの多様な意見を吸い上げられる「麻谷スマートエネルギーシティフォーラム」を発足させた。 さらに、去る5月からはGS建設、LH公社、韓国エネルギー技術研究院、韓国建設技術研究院など、23機関と共に「スマートゼロエネルギーシティ(Smart Zero Energy City) 開発」のための国家実証課題の総括主観機関に選定され、麻谷地区を対象に新再生エネルギーや未活用エネルギー拡大のための多段階(Cascade) 熱活用実証課題を推進している。 ソウルエネルギー公社のパク・ジンソプ社長は「世界で数ある都市が直面しているエネルギー問題を解決するためには新再生エネルギーや未活用エネルギーの利用を拡大し、エネルギーの効率改善を通じて需要管理を強化する努力が必要である」といい「知能化されたエネルギー利用を通じてソウル市のエネルギー転換を促進し、交通、環境、建築など、すべての分野で新たな都市エネルギー文化を創造する」と述べた。 GS建設のパク・シサム博士は「全世界的にスマートエネルギーシティを造成する事例が急増している」といい「世界の主要都市に我々の先進スマートエネルギーシティ技術を知らせるため、麻谷地区のような代表的モデルの構築に最善を尽くす計画である」と述べた。
SMG 1,184
ソウル市、公共自転車「タルンイ」ヘルメット配備 汝矣島(ヨイド)にてモデル運営

ソウル市、公共自転車「タルンイ」ヘルメット配備 汝矣島(ヨイド)にてモデル運営

– 出退勤時間帯の利用が多い30か所の汝矣島貸出所で1ヶ月間500個を無料貸出 – タルンイのシンボル、緑·白·灰色のデザイン、夜間利用時の安全のために反射シートも付着 – 別途手続き無しで配備されたヘルメットを利用… モデル運営後、市全域に拡大導入を検討 ソウル施設公団(理事長:イ・ジユン)は自転車利用者たちのヘルメット着用が義務化される9月を控え、出退勤時間帯の利用率が高い汝矣島でソウル市公共自転車「タルンイ」のヘルメットを無料で貸出するモデル事業を行う。 今年の3月に改定された「道路交通法」により、9月28日から自転車の利用者はヘルメットを義務的に着用しなければならない。 これに関して、ソウル市は去る4月に会議を実施し、ヘルメット配備の長所と短所について様々な意見を吸い上げた後、モデル運営を推進することに決定した。 モデル事業の期間は20日(金)から1ヶ月間である。汝矣島地域にある30か所のタルンイ貸出所で500個のタルンイヘルメットを示範的に貸してくれる。400個は自転車の前カゴに、100個は貸出所に設置された6つの保管箱に配備される。 6つのヘルメット保管箱は利用率の高い5か所の貸出所(国会議員会館、国民日報前、KBS前、IFCモール、汝矣ナル(ヨイナル)駅の1番出口(2つ)に設置される。 今回導入されるヘルメットは約250gの重さで、ソウル市の公共自転車「タルンイ」を象徴する緑、白、灰色を適用したデザインで製作された。ヘルメットの後面には反射シートが付着され、夜間にも安全に使用できる。 公団は衛生状態を清潔に保つために脱臭剤、消毒剤を利用して週3回以上ヘルメットの消毒を行う予定である。ひどい悪臭など、衛生上の問題が生じる場合はヘルメットを回収し、浄化装置を適用した消毒器を利用して殺菌及び脱臭する計画である。 市民たちは自転車の前カゴや保管箱に配備されたヘルメットを別途の貸出手続き無しで使用できる。タルンイを利用した後、汝矣島以外の地域でヘルメットを返却する場合は自転車の前カゴに置いておけばいい。 ソウル施設公団のイ・ジユン理事長は「1ヶ月間のモデル運営期間に利用者たちのヘルメット利用率、紛失及び破損程度、満足度や安全性などに対して多角的に検討する計画である」、「これを通してソウル市全域におけるタルンイヘルメットの拡大導入に対して慎重に検討する予定である」と述べた。 <関連写真> 関連写真 タルンイヘルメットを着用している姿 自転車の前カゴに配備されたタルンイヘルメット タルンイヘルメットの保管所
SMG 1,507
NCT出演、2日間の「Hot&Young ソウル旅」YouTubeで世界に配信

NCT出演、2日間の「Hot&Young ソウル旅」YouTubeで世界に配信

– ソウル市とSM Town、世界の個人観光客をターゲットに制作した「ソウル旅」の動画12話を公開 – 聖水洞グルメ、益善洞韓屋マウルなどを多国籍ボーイズグループNCTが紹介 – 23日初公開、8月17日まで週3回YouTubeで配信…7月16日に3分間のティーザー映像を公開 世界各地で多くのファンをもつ韓流スター「NCT」が紹介する1泊2日間のソウル旅がYouTubeで公開される。ソウル市とSM Townが世界の個人観光客をターゲットにソウルのHotでYoungな姿を動画で発信する。 多国籍(アメリカ、カナダ、中国、日本)のメンバーで構成されるK-POP ボーイズグループNCTが、聖水洞のグルメや明洞のルーフトップグランピング、益善洞韓屋マウルなど、メンバーいちおしのソウルのおすすめスポットや最近流行りのコースを臨場感たっぷりに紹介。 ソウル市は1泊2日間の旅のストーリーが綴られた「Hot&Young ソウル旅」を全12話(1話あたり約15分)制作し、YouTubeを通じて4言語版(日本語、英語、中国語、韓国語)の動画を公開すると発表した。動画本編は23日(月)午前11時より順次配信が開始される。本格的な公開を前に、7月16日(月)午前11時15分には、3分間の事前ティーザー映像を公開し、YouTube視聴者の期待を高める。これらの動画は毎週月・水・金曜日の午前11時に、ソウル市観光YouTubeホームページ(youtube.com/visitseoul)とソウル市観光ホームページ(visitseoul.net)で更新される。また、その翌日にはSM TownのYouTubeホームページ(youtube.com/smtown)でも同じ動画が公開される。 また、ソウル市は臨場感あふれる現場のビハインドストーリーが盛り込まれたNCTメンバーの未公開スチールカットも動画配信後ソウル市観光SNS(Facebook、Weibo、Instagram)に掲載する。自らソウル旅行のガイドをかってでたNCTメンバー、ジャニーの頼もしい姿や、彼をサポートするルーカスのブロマンスも見どころ。 ソウル市は、今回オンライン動画を制作した背景について、増加の一途をたどる個人旅行客の58%(ソウル市外来観光客実態調査2017)が、ネットで旅行情報を入手している点に着目したと説明した。「ソウル市外来観光客実態調査2017」によると、昨年ソウルを訪れた外国人観光客は計1,334万人だった。国籍別では、中国人417万人、日本人231万人、アメリカ人87万人などが上位4か国に入っている。 ソウル旅の初日は、花より団子ということわざのようにジャニーが紹介する世界各地の料理を味わえる聖水洞のグルメ巡りから。短い旅程でも外国人観光客がソウルの様々な味を楽しめるよう相性ぴったりな料理も紹介する。 暑い夏を涼しく過ごすコツは? 都心のど真ん中にあるトゥクソム漢江公園でアクティブなウォータースポーツもNCTメンバーが直接体験する。メンバーにとっても忘れられない思い出となった漢江の美しい夕焼けも動画でチェックできる。 激しい運動後の空腹感を満たすにはソウル名物「漢江デリバリーフード」がうってつけ。そして、ソウル観光一番地といわれる明洞でルーフトップグランピングを体験し、若い外国人観光客に目新しいソウルの姿を紹介する。 旅の二日目は、ソウルでしか経験できない様々なアクティビティを紹介する。代表的な野外スポーツの野球、サッカー、アーチェリーなどを室内で快適に楽しみ、Nソウルタワーのケーブルカーに乗って展望台でソウルの景色を堪能する。 ソウルといえば「伝統と現代のハーモニー」。新しい観光名所として注目を集めている益善洞を訪れ、韓国伝統料理から洋食までモクバン(「モクタ(食べる)」と「バンソン(放送)」の合成語)を体験する。趣のある韓屋や路地の風情の楽しみ方も紹介。 その後、夜間特別開場中の京福宮を訪問し、都心の中の故宮の風致や美しさを満喫しNCTメンバーの2日間のソウル旅は終了する。 ソウル市は、多国籍のメンバーで構成されている韓流スターによるYoutube動画を通じて、中国や日本などアジアのほか欧州の韓流ファンにもソウルの魅力を届け、今後より多くの観光客がソウルを訪れることを期待している。今回の「ソウル旅」に関するポスターやNCTメンバーのあいさつの動画は、ソウル市観光Instagram(instagram.com/visitseoul_official)とソウル市およびSM TownのYouTubeサイトに掲載されてからわずか3日間で、4千件の「いいね」と動画視聴数20万件を突破するなど熱い関心が寄せられている。 動画関連ポスター
SMG 1,274
ソウルメトロが生産終了部品を3Dプリンタで製作 都市鉄道で初

ソウルメトロが生産終了部品を3Dプリンタで製作 都市鉄道で初

– ソウル交通公社、第4次産業革命のコア技術でガイドレール・ガスケット・吊り革部品を製作 – 性能検討を経て2・7・8号線に設置、テスト…製作期間約30~40%に短縮、費用も削減 – 生産終了部品または少量発注が困難な場合に…今後、技術適用製品を拡大 ソウル交通公社(社長:キム・テホ)が、生産が終了し入手困難な鉄道車両部品を第4次産業革命のコア技術である「3Dプリンタ」を用いて製作することに成功した。部品は性能検討を経て今月初旬にソウルメトロ2・7・8号線に設置されテスト走行を行っている。 今回製作された部品は、生産が終了した鉄道車両用の総合制御装置ガイドレール、車軸ガスケット、そして大量発注しかできず少量生産が困難だった吊り革である。 ソウル交通公社は、3Dプリンタで製作した部品を実際に車両で使用することは韓国内の都市鉄道運営機関では初の試みであると説明した。第4次産業革命の中核的なキーワードである3Dプリンティングは、コンピュータに入力した形状データをもとに、立体的な造形物を作り出す技術である。最近では自動車製造から食品産業にいたるまで広く活用されている。 鉄道車両の寿命は約25~30年だが、車両に使われている部品の生産はその前に終了する場合がある。そのため、車両の総合制御装置ガイドレールや車軸ガスケットは、部品交換が必要になった際、製作を発注するとかなりの時間を要し少量生産も困難なため手に入りにくい。吊り革は主材がプラスチックのため、3Dプリンタを用いた製作に適している。鉄道車両用の総合制御装置ガイドレール、車軸ガスケット、吊り革は、3Dプリンタでの製作が比較的容易な部品で、品質不良があっても車両運行に支障をきたすことはない。 3Dプリンタで造形物を出力することによって製作期間は従来より30~40%短縮し、製作費用も削減される効果が確認された。ガイドレールは、これまで10個の注文につき250万ウォンだったものが、3Dプリンタで製作することで30万ウォンに削減された。 公社は、鉄道車両の部品と吊り革の製作を皮切りに、技術力を蓄積し3Dプリンティング技術の適用対象を拡大する計画である。 ソウル交通公社のキム・テホ社長は、「先端技術である3Dプリンティング技術を鉄道車両のメンテナンスに積極的に活用し、安全運行のための技術力を磨いていきたい」と話す。 <3Dプリンタで製作した部品写真> 3Dプリンタで製作した部品写真 3Dプリンタでガスケットを製作している姿 車内の吊り革 電動車総合制御装置ガイドレール
SMG 1,704

高級住宅地から文化発電所へ…弘大前の過去と現在

– ソウルの文化と商業の変化が凝縮された空間「弘大前」に迫る – インディーズ、クラブなど文化のるつぼ「弘大らしさ」を密着取材 – 歴史的な動き・商業空間・文化の多様性と変化など弘大前の軌跡をたどる – ソウル歴史博物館『2017ソウル生活文化資料調査、弘大前ソウルの文化発電所』発刊 「弘大前に行く」ということは、ソウルで最も若者に人気のある場所へ行くことを意味する。時代の流れとともに、弘大前一帯には新しい階層と様々なカテゴリーの人口が流入し地域特性に変化をもたらした。かつては住宅地だった弘大前は、インディーズ文化空間、ソウルを代表する観光地、そして現在は大規模な資本が集中する商業空間へと変貌を遂げた。それにもかかわらず、昔から一貫して保たれている「弘大文化」が持つ意味とは何だろうか。 ソウル歴史博物館は、2006年から10年以上ソウルの地域調査を続けてきた。2017年にはソウル市立大学校(研究責任:ナム・キボム)と共同で「弘大前ソウル生活文化資料調査」を行い、その結果をまとめた報告書『弘大前、ソウルの文化発電所』がこのたび発刊された。 弘大前の歴史的変化:住宅地から文化芸術空間へ □ 高級住宅地から弘益大学校の特性の美術文化という場所性を確立 弘大前は、唐人里の火力発電所に無煙炭を運搬する唐人線の線路に沿って日本統治時代に形成された地域で、独立後に施行された「西橋土地区画整理事業」によって住宅地が造成された。当時は、中産階級以上が居住する高級住宅地として人気を集めた。1955年、弘益大学校の移転によってこの一帯に学生街が形成され、美術大学の成長に伴い、1970年代から美術文化という場所性を帯びるようになった。その後、美大生たちのアトリエ文化が広まり、独創的で多様な文化的な試みが生まれるようになった。1993年には健全な大学文化通りを作ることを目的とした「ストリート美術展」が開催され、通りには芸術的な雰囲気があふれるようになった。 □ グラブデーの開催と弘大前の成長、そして衰退 1990年以降、ダンスクラブとライブクラブが弘大前に集まりだし、クラブはもはや画一化された大衆文化ではなく、新しくオルタナティブな遊び文化を求めていた若者の「文化開放区」となると同時に、遊び場としての役割を果たすようになった。その代表的な象徴ともいえるDRUG(現DGDB)では、ロックミュージック専用の鑑賞室でありながら、Crying Nut(クライング・ナット)などのアンダーグラウンド系バンドのライブも行われた。1992年にオープンしたSKA(スカ)は、元祖ロックカフェ型ダンスクラブとして現在まで続いている。さらに、2002年の日韓ワールドカップを転機にクラブ文化は外国人のための観光商品に選定され、2001年から開催されたクラブデーイベントはかつてないほどの盛況ぶりを見せた。 しかし、1990年代半ばから弘大前にはモダンなインテリアを取り入れたカフェや大型のクラブハウス、オリジナリティあふれるショップなどが立ち並ぶようになり、商業的な資本と結びつくことで消費中心の商業文化が形成されるようになる。また、地下鉄6号線と2010年の京義・中央線開通後は大勢の外国人観光客が押し寄せ、流動人口の増加に伴い弘大前は次第に商業的な色合いが濃くなっていく。 弘大前商業空間の構成と変貌 □ 弘大前の商業文化の発展 弘大前の商業化の初期段階にあたる第1期(1990年代)は、商業・文化的な発展が並行して進んだ。高級カフェや飲食店、お洒落なフランチャイズ店などが弘大の場所性を形成した時期であり、同時に、インディーズ文化、オルナタティブスペース、インディーレーベルなどが共に成長した時期でもある。 第2期(2000~2010年)は、「歩きたい街」事業などの公共支援が増加したことで弘大前が大衆的に有名になった時期である。この頃から弘大前という場所の特性がインディーズ文化から商業空間へと変化し始め、商業と文化空間の葛藤が始まった。 第3期(2011年以降)は、空港鉄道が開通した2010年以降、弘大前の流動人口が増加した結果飲食店が増え始めた。同時に、外国人観光客が押し寄せ、急激な商業化と資本化に直面することになる。この時期は、わずかに残っていた弘大前の芸術文化とインディーズ文化が急速に委縮した時期であり、ジェントリフィケーションといわゆるツアーリスフィケーション(Touristification)など、 オーバーツーリズムが拡散した。 □ 弘大前一帯の地域性をCOOL、HOT、HIPに区分して調査 弘大前の空間的特性の変化と商業化の様相をより明確かつ細密に把握するために、弘大前を「クール(COOL)」、「ホット(HOT)」、「ヒップ(HIP)」に分けて調査した。COOLエリアは住居と商業が共存する空間で、東橋洞サムゴリ、京義線ブックストリート、小劇場サヌルリム、コーヒープリンス1号店などがあり、美術系予備校、ゲストハウス、ブティック、飲食店などが多く集まっているほか、弘大の学生や美大受験生のための下宿が密集している。 HOTエリアは典型的な商業化地域で、主に10~20代が目立つ。弘大入口駅9番出口(チョンギワサゴリ)から弘大の正門(ノリト)、歩きたい街を通過し西橋365まで続いており、昔から商圏が発達してきた。現在はフランチャイズの密集地域となっている。HIPエリアは新しいトレンドを発信する弘大前の拡張地域で、主に20代~30代の街である。サムゴリポチャ、夜と音楽の間、極東放送局、ピカソ通りをはじめ、トレンディなカフェや飲み屋、公演会場、衣類やアクセサリーショップなどが数多く集まっている。かつては広い庭つきの一戸建て住宅の中心地だったこのエリアは、ロックカフェと弘大前のカフェ文化が始まった場所でもあり、オルナタティブカルチャーとサブカルチャーの発祥地の特性が垣間見れる。 弘大前文化の多様性と変化 □ 弘益前アトリエ文化の拡張 弘益大の美大生や建築を学ぶ学生たちは、主に望遠洞とチョンギワ(青い瓦)ガソリンスタンド一帯の住宅の車庫や地下室をアトリエとして使っていたが、1984年の洪水を機に臥牛山一帯に作業拠点を移した。賃貸料が安いことから、「108作業室」(保証金100万ウォン/家賃8万ウォン)、「208画室」などと呼ばれた。その後、アトリエは受験生のための空間、アーティストの交流の場としても活用され、インディーズ文化が発展するきっかけとなったが、弘大前の賃貸料の上昇により次第に賃貸料の安い上水洞や合井洞など近隣地域に移っていった。 □ インディーズ文化とクラブ文化の開花 弘益大学の美大を中心とした自由で創意的な雰囲気と相まって、アトリエから広がったアーティストたちのコミュニティも形成され、そこで生まれた独自の文化が発展しインディーズ文化となった。大衆的な文化ではなくマイナー寄りの音楽や芸術を好んだ彼らが形成した独特な文化は、クラブが栄える基盤となった。弘大前のクラブを訪れると、他では見られない音楽と公演に触れることができ、同じような感性をもつ人々が集まった同好会やコミュニティを中心にクラブ文化が成長を遂げた。 □ 京義線ブックストリート 京義線ブックストリートは、麻浦区庁の主導のもと京義線のスプキル(森の道)に造成された本をテーマにした文化空間である。3,600もの出版社が隣接している地の利を活かし、京義線の廃線の敷地を使って本に関する様々なイベントを開催している。捨てられた空間を活用する都市再生という意味合いと図書文化の継承という文化的な意義が合わさり、近隣住民からも好評を得ている。 □ 歩きたい街と西橋365 弘大前の歩きたい街の中で、西橋365は若者が集まる代表スポットである。西橋365は、唐人里線の線路に沿って作られた仮設建築物で、住所が西橋洞365番地のため「西橋365」と名付けられた。かつては歩きたい街までつながってはいたが、2000年代初めの街整備事業で仮設建築物が取り払われ、歩きたい街がさらに拡張された。西橋365はバスキングを楽しむ人で常に賑わっており、独特な雰囲気の店の宝庫でもある。 □ 10年以上の歴史をもつクラブデーの記録を整理、「弘大前クラブデー」のアーカイブ作業 2001年3月から2011年まで、約10年以上にわたって続いてきたクラブデーに関する記録を、当時の様子や、写真、ポスター、広報物などを集めアーカイブとして保存し冊子にして発刊した。クラブデーを率いた空間文化協会のチェ・ジョンハン代表が中心となって内容を整理しアーカイブ作業を進めた。 弘大前の人々と暮らし □ 生え抜きの東橋洞住民、ホミ画房、リッチモンド菓子店、小劇場サヌルリム、西橋市場の商人、弘大生など12人に口頭インタビューを実施 長年にわたり弘大前で暮らしを営んできた住民の中から12人を選び、生い立ちに関するインタビューを行った。この一帯がかつて農村だった時代から暮らしてきたチェ・ソンテ氏へのインタビューからは、堂クッ(祭儀)の風景や、ウィッチャンダリ、アレッチャンダリ、チョンジュウンドンイなど、昔の地名にまつわるエピソードを聞くことができた。また、今は衰退した西橋市場のソンドクごま油店の話からは、伝統市場の姿を、弘大前を代表する商店のホミ画房、リッチモンド菓子店、小劇場サヌルリムの代表へのインタビューからは、弘大前の発展と振興の歴史を垣間見ることができた。 昔は10月になるとパムドンサンで大きな堂クッをあげたものだ。(東橋洞住民、チェ・ソンテ)ここはフランスのモンマルトルよりもっと素敵な街になると思っていました。(ホミ画房代表チョ・ソクヒョン) 90年代の弘大前は若者たちの空間であると同時にジェントリフィケーションの始まりでした。(弘大卒業生キム・ヒス) □ 『2017ソウル生活文化資料調査、ソウルの文化発電所弘大前』は、ソウル本屋(☎02-739-7033)とソウル歴史博物館(☎02-724-0272)のミュージアムショップで購入できる。(価格:25,000ウォン)
SMG 1,560