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平壌まで196km…ソウル市20ヵ所に「世界都市矢羽サイン」を設置

– 主要観光地、公園、漢江などに8月末まで設置し「歩く都市、ソウル」のシンボルに – 南北交流により親近感が湧いた平壌を含め、姉妹友好都市のうち15ヵ所の都市までの距離表示 – ソウル-平壌間の交流協力発展への思いをこめ、世界の人々と歩きやすい都市をつくりたい」 「平壌まで196km」「シドニーまで8,324km」「サンパウロまで18,330km」 ソウル広場や光化門などソウル都心部の真ん中に、世界主要都市15ヵ所への方向と距離が示された、青い柱の「世界都市矢羽サイン」が登場。 ソウルからもっとも近く、もっとも目立つ都市は平壌。4・27南北首脳会談やアジア競技大会の南北合同チーム、離散家族の再会など、最近、政治・文化・スポーツといった様々な分野で南北間の交流が活発になり、心の距離も縮まったのを映した。ほかの14都市はソウルと姉妹・友好連携を結んでいる都市。 ソウル市は、市民と観光客が頻繁に訪れる市内20ヵ所に、上記の「世界都市矢羽サイン」を設置すると発表した。この矢羽サインが、米ポートランド名物の世界都市矢羽サインのような観光スポットとなること、そして、世界の人々と共に歩ける「歩く都市、ソウル」をイメージづける新しいシンボルとなることが期待される。 矢羽サインが設置される20ヵ所は、明洞や梨泰院など外国人観光客がよく訪れる歩行密集地域(10ヵ所)、都心部ながら自然を味わえる公園地域(5ヵ所)、漢江公園地域(5ヵ所)からなる。ソウル広場、光化門、東大門デザインプラザ(DDP)など13ヵ所には21日(火)に設置が終わり、残り7ヵ所には8月末までに設置される予定。 世界都市矢羽サイン 設置場所 主要観光地および歩行密集地域 ソウル駅、江南駅、金浦空港、チャムシル(第2ロッテワールド) ソウル広場、光化門広場、明洞、DDP、梨泰院 公園 南山八角亭、子ども大公園、ソウルの森、北ソウル夢の森、ソウル大公園 漢江 盤浦地区、トゥクソム地区、ヨイド地区、チャムシル地区、江西地区 矢羽サインには、ソウルの姉妹・友好都市と平壌を合わせ計15都市の都市名(ハングル・英文)とソウルからの距離を表示。15都市のうち10都市は「必需都市」とし、20ヵ所のスポットすべてに設置する。この10都市としては、姉妹・友好都市の中でも各大陸を代表するとされる、平壌や東京、北京、シドニー、ワシントンDC、サンパウロ、カイロなどを選んだ。残り5都市は「必需都市」と方向が重ならないように、各地域の特性に合った都市を選定する計画。 ソウル市は「世界都市矢羽サイン」の設置事業を「歩く都市、ソウル」政策の一環とし、歩きやすいソウルづくりにとどまらず、世界の人々が歩く楽しみを分かち合えるソウルづくりに役立つことを期待している。 ソウル市都市交通本部のコ・ホンソク本部長は、「矢羽サインそのものは小さいけれど、そこにはソウルと海外都市、そして平壌との交流を深めたいという思いが込められている。新しい歩行のランドマークとして、ソウルを訪問する人々の認識に「歩く都市、ソウル」が強く位置づけられるきっかけにしたい」と話す。 添付1 ソウル市の姉妹友好都市提携現況(62都市) □ 姉妹都市(23都市) 姉妹都市(23都市) 番号 国名 都市名 提携日 番号 国名 都市名 提携日 1 台湾 台北 68.3.23 13 中国 北京 93.10.23 2 トルコ アンカラ 71.8.23 14 モンゴル ウランバートル 95.10.6 3 アメリカ ホノルル...   Read more
SMG 1,829

ソウル市立西北病院、「北朝鮮の結核及び保健医療の現状」シンポ開催

– 23日(木)、ソウル市役所で「北朝鮮の結核や保健医療の現状及びその対策」シンポ開催 – 韓国国内の北朝鮮専門家、感染病専門家らの意見を収集するためソウル市と共同主催 – 北朝鮮住民の健康状態や感染病の実態などをめぐり様々な対策を議論 ソウル市立西北(ソブク)病院は、ソウル市の市民健康局と共同で「北朝鮮における結核や保健医療の現状と今後の対策」をテーマに「北朝鮮の結核及び保健医療シンポジウム」を8月23日(木)午後1時からソウル市庁3階の大講堂で開催するとした。 このシンポジウムは、最近改善しつつある南北関係を受け、北朝鮮における結核及び保健医療の現状を見直し、将来に備えた対応をめぐる専門家らの意見を収集するため行われるもの。 このシンポジウムには韓国国内の感染病の専門家や北朝鮮関連医療の専門家及び韓国統一部所属機関の一院(ハナウォン)、疾病管理本部など関係機関の公務員や一般市民など約150人が参加する。 特にソウル市による初めての北朝鮮の保健問題に関するシンポジウムということで意義深い。専門家らはこの場で、北朝鮮の人々に向けた様々な政策面の備え、それから感染病の管理対策をめぐる最新の情報を共有しながら今後の対策を共に模索していく。 ソウル市立西北病院のパク・チャンビョン院長は、「今回のシンポジウムは、北朝鮮における結核問題や現地の保健医療体系に関する理解を深め、最新の情報を共有しながら、将来の政策決定に取り入れられる幅広い内容を話せる大変有意義な場になると期待している」とし、「今後もこのような場が設けられ、関連の研究が持続的に行われることを望んでいる」と述べた。 そして、「北朝鮮における保健分野に関しては国内にあまり専門家が多くないわけで、これに関する公共部門の努力が欠かせない」と強調し、「今回のシンポジウムがソウル市による北朝鮮の結核や保健医療問題に対する早期体制づくりに役立ち、先導的な役割を果たすことを期待している」と語った。 北朝鮮の結核及び保健医療シンポジウム [シンポジウム概要] – 日時:2018年 8月 23日(木) 午後 1時~6時 – 場所:ソウル市庁 大講堂(3階) – 主催:ソウル特別市 市民健康局、ソウル市立西北(ソブク)病院 – 参加:統一部、疾病管理本部、関係機関の専門家や一般市民などおよそ150人 – 内容:北朝鮮における結核及び保健医療の現状と今後の協力体制のあり方 ● 北朝鮮における保健医療の現状とこれまでの流れ ● 我々の社会におけるもう一つの支えるべき人達、脱北者への理解 ● ドイツの統一から学ぶ ● 南北健康共同体の挑戦と協力おける課題
SMG 1,104

この秋の小確幸…ソウル交通公社の地下鉄旅行コースお薦め12選

– ソウル交通公社、9月3日(月)から10月31日(水)まで地下鉄1~8号線スタンプツアー実施 – 地下鉄で気軽に行けるソウルの名所から成る、多彩な秋の旅行コース12選 – 完全走破の条件を緩和、完全走破者には抽選で記念品を贈呈 – スタンプ手帳にコースごとのQRコード挿入、情報検索可能に – 記念品イベント応募は11月1日から公社ホームページで 連日の暑さで家に閉じこもっているのもそろそろ飽きてきたのでは? ならば、気軽なソウル小旅行に出てみてはいかがだろう。ソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社の統合により2017年に設立されたソウル交通公社が開催する第1回スタンプツアーイベントに参加すれば、ソウルの名所を地下鉄でサラリと巡ることができる。 ソウル交通公社は21日(火)、地下鉄で手軽に行けるソウルの名所から成るツアーコースを作成、コースを走破した人には記念品を贈る「ソウル地下鉄スタンプツアー」を開催すると発表した。イベント期間は9月3日から10月31日までで、テーマは「秋の小確幸、小さいけれども確かな幸せ」。コースは12種類と多彩だ。 公社設立以前のイベントコースに加え、今回は、「ソウル路7017(漢城都城など)」、「京春線スプキル公園(孔陵洞トッケビ市場など)」、「グルメ探訪(京義線スプキル公園など)」、「パムトッケビ・ナイトマーケットが開かれる漢江公園(仙遊島·盤浦漢江公園など)」、「雲峴宮の洋館」、「災害を仮想体験できる安全体験館」などが、新たなコースとして加わった。 ソウル路7017は眺めがよく涼しげな緑の多い遊歩道で、老朽化した高架道路が生まれ変わったもの。ソウルの新たな観光スポットとして人気だ。静かな散策路の京春線スプキル公園、ヨントラルパークや望理団通りなど自然とお洒落な雰囲気が調和した京義線スプキル公園エリアは、かつて京春線、京義線が走っていた線路跡地。ほかにもドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』のロケ地となった雲峴宮の洋館、野外でのチコル(チキンとコーラ)が堪らない漢江公園など、ニューコースはまさに見どころ満載。 さらに、2016年のイベントで人気だった「ほのぼの路地ストーリー(カンプル漫画通りなど)」、「ソウルの中の世界、梨泰院(解放村芸術村など)」を始め、「古宮散策(昌徳宮など)」、「近現代史の記憶(ソウル歴史博物館など)」、「歴史遺跡とトゥルレキル(夢村土城など)」、「独立運動、その現場をゆく(西大門刑務所歴史館など)」といった既存のコースも健在だ。 スタンプツアーに参加するには、まず指定の駅の顧客案内センターでツアーパスポート(スタンプ手帳)を受け取る。そしてコースごとに認証写真を1枚撮影、駅員に示せばよい。今回は走破条件が緩和され、12種類のコースのうち4コース以上まわれば完全走破認証スタンプがもらえる。認証スタンプをもらった参加者は、ホームページ(www.seoulmetro.co.kr)に認証書を登録すれば、記念品贈呈イベントに応募できる。登録機関は11月1日から9日までなので、くれぐれもお忘れなきよう。 今年のイベントは、走破条件が緩和されたうえに、抽選で531人に記念品が贈られる(以前は10コース中8コース走破、先着順で贈呈)。さらにスタンプ手帳もこれまでのリーフレット様のものからパスポート形の手帳に変わり、まるで出入国スタンプを押してもらうようなワクワクした気分が味わえる。 また、この「スタンプツアーパスポート」には、コースごとにQRコードが入っており、そのコースに関する情報をスマートフォンで素早く検索できるようになっている。 ソウル交通公社のキム・ギチョル営業計画処長は、「ソウル地下鉄スタンプツアーイベントも、今年で5回目。このイベントを通じ、地下鉄に乗って巡る都心の小旅行の楽しさを市民の皆さんに知ってもらえたら幸い。記念品贈呈イベントもあるので、ふるってご参加いただきたい」と話す。
SMG 832

ソウル市、ソウル市民の脚本で「Webドラマ」を制作・輸出

– 「第1回ソウルストーリードラマ脚本公募展」当選作『風鈴』Webドラマに – 制作は『星から来たあなた』のHBエンターテインメント – エイベックスには輸出済み、12月から中国、東南アジアの放送局、動画共有サービス通じ配信 – もう1編の当選作『ソウルの夜の歌』、市民オーディション通じ俳優選抜しWebドラマ制作 動画共有サービスで視聴できるWebドラマがこのところ急速に人気を集めている。場所や時間にとらわれることなくコンテンツを視聴できるからだ。韓国のWebドラマで大きな人気を集めているのは『恋愛プレイリスト』で、再生回数3億回、フェイスブックフォロワー160万人を誇る。中国では、昨年ヒットしたドラマの3~4割がWebドラマで、上位10作品の再生回数は353億回にも達するという。 以上のようにモバイルコンテンツが注目を集める中、ソウル市は、ソウルを舞台としたハイクオリティなWebドラマを制作、海外に輸出するという初の試みに取り組むことにした。Webドラマとして制作されるのは、ソウル市が実施している「ソウルストーリードラマ脚本公募展」の当選作だ。 今回ドラマ制作される脚本は、ソウル市が昨年実施した「第1回ソウルストーリードラマ脚本公募展」で優秀作に選ばれた『風鈴(イ・ダビン作)』。北村のゲストハウスを舞台に「家族の和解」を描いた作品だ。 外国人の養子となり海外で育った主人公の男性が、世界に名だたる小説家となってソウルを訪れ、かつて自分を捨てた家族に再会。変化の激しいソウルの街並みの中で、昔の面影を残す路地や幼い頃の思い出が残る場所に接し、主人公の家族への思いは変わってゆく……。 ドラマは全10話(1話当たり10分)で、俳優のキャスティング、撮影、編集などは『星から来たあなた』、『剣法男女』などを制作したHBエンターテインメントが担当する。主人公には、次世代韓流アイドルがキャスティングされる予定だ。ソウル市はこのドラマを、今年12月から中国、日本、アメリカ、東南アジアなど世界各国の放送局や動画共有サービスを通じて配信する計画。なお、日本の大手芸能プロダクションのエイベックスにはすでに輸出済みだ。 Webドラマ『風鈴』には漢江や北村の路地などの観光名所を始め、ソウルの様々なスポットが背景として登場する。それだけに、新たな名所が生まれる可能性と共に、韓流の次のメインコンテンツとしてWebドラマが浮上するのではと期待される。 ソウル市はまた、もう一つの受賞作『ソウルの夜の歌(夜の光、星明り、ハン・ジェウォン作)』もWebドラマとして制作する予定だ。このドラマは韓国コンテンツ振興院の支援を得て、来年6月を目途に制作される。全10話(1話当たり10分)のこのドラマの出演者は、ソウル市民を対象に公開オーディションを行って選抜する。 『ソウルの夜の歌』は、代行運転ドライバーと無名のナイトクラブ歌手の若い二人が、夢をめざす物語。リアルな人生の場面と青春の感性を音楽で伝えるとともに、視聴者に勇気を与える作品だ。 ソウル市はまた、賞金総額4千万ウォンの「第2回ソウルストーリードラマ脚本公募展」も実施する。募集対象は、ソウルをモチーフとした放送用ドラマ60分ものの完成作の原稿で、老若男女、ドラマ脚本の経験の有無を問わず、誰でも応募できる。9月の1か月間、電子メール(dramaofseoul@gmail.com)で受け付ける。 賞の内訳は、▲大賞1編(2,000万ウォン)、▲優秀賞1編(1,000万ウォン)、▲奨励賞2編(各500万ウォン)となっており、受賞作は専門家の審査を経て決定され、11月中に「ソウルストーリー(www.seoulstory.kr)」に掲載されると同時に個別通知される。 ソウル市観光体育局のチュ・ヨンテ局長は、「映画やドラマの中の風景は、観光PR映像などよりもはるかに深く視聴者の心に刻み込まれる。このところの注目株であるWebドラマやWeb漫画などを観光商品化し、ソウルならではの風景や感性を海外に知らしめることで、観光客の増加につなげたい」と話す。
SMG 1,541

ソウル市、クールルーフ増やし屋上の暑さ対策

– 地域児童センター・低層住宅密集地域90か所に続き、もう10か所に施工 – 灼熱の屋上部屋を知る朴市長、学生らと遮熱塗装ボランティア – 遮熱効果で建物の温度下げ、省エネおよびエネルギー効率化を – 市長、「暑さの直撃受ける屋上部屋や低層住宅にこそクールルーフを」 江北区弥阿洞の屋上部屋で一人暮らしをする高齢のキムさんは、朝早く家を出る。あまりの暑さにとても家にはいられず、地下鉄駅のベンチに座っているという。屋上に続く階段の下。そこに立つだけで、下の階と温度が違うのが感じられる。 今年の猛暑を受け、ソウル市は、既存の施工対象に加え、エネルギー関連サービスの恩恵を受けにくい、いわゆる「エネルギー貧困層」の暮らす江北区などの住宅を対象に、クールルーフ施工を追加で行うことにした。クールルーフは建物の温度を下げる方法の一つ。都心のヒートアイランド現象の主因として、街の隅々までアスファルトやコンクリートで覆われたことで発生する輻射熱があるが、建物の屋上も当然それを煽る。そこで、陽射しや熱を反射する明るい色で屋上面を塗装し、熱が屋根にたまるのを抑えるというものだ。クールルーフ施工を行えば、屋上面ならおよそ10℃、建物内の温度は2℃から3℃下げられる。 クールルーフには、ほかに屋上緑化という手もあるが、遮熱塗装のほうがコスト面で勝る。かかる費用は屋上緑化のおよそ四分の一。また屋上緑化がコンクリートの屋上面でなければ不可能なのに対し、ガラスを除くほとんどの素材に対応できるのも強み。 ソウル市は6月以降、国から一部支援を受け、自治区別の需要調査を行ったうえで、地域児童センター、デイケアセンター、道峰区の低層住宅密集地域など90か所にクールルーフ施工を施す作業を進めており、現在作業は終盤に差し掛かっている。今回の追加施工は、屋上部屋や最上階に住むエネルギー貧困層を対象としたもので、施工に使われる遮熱塗料は、三和ペイント工業(Samhwa Paints Industrial Co., Ltd.)がソウルエネルギー福祉市民基金に寄付したもの。 三和ペイント工業はソウル市から委嘱されて2017年から「エネルギー分かち合いに貢献する企業」の一員となり、エネルギー貧困層の住居に断熱塗装を施すなど、エネルギーの分かち合いを実践してきた。今回の作業に使われる遮熱塗料は、CRRC(Cool Roof Rating Council、アメリカの省エネ型塗料認証制度)の認証を受けたもの。 今回の作業には、屋上部屋の焼けるような暑さを実際に体験して知っているソウルの朴元淳市長が、ソウルエネルギー福祉市民基金の学生サポーター「オンビチュミ」のメンバーと一緒にボランティアとして参加する。「ソウルエネルギー福祉市民基金」は、エネルギー貧困層をサポートすべく造成された市民主導の民間基金で、市民が後援金として寄付するエコマイレッジポイントやエネルギーの生産・節約を通じて得る利益などで運営されている。一方、ソウルエネルギー福祉市民基金の学生サポーターは、エネルギー分かち合いに参加する学生ボランティアチーム。「オンビチュミ」という名は、「世の中全体を明るく照らす者」という意味の韓国語をちぢめて付けた。ソウルエネルギー福祉市民基金キャンペーン、PR、地域児童センターでの省エネ教育など、精力的な活動を繰り広げている。 朴元淳市長は、「屋上部屋と低層住宅は、一日中直射日光にさらされるため、記録的な猛暑にはほとんどお手上げ状態。それだけに、最大のクールルーフ効果を挙げられる住居形態と言える。三和ペイント工業の協力や大学生の参加を得て行われる今回のクールルーフ施工により、恵まれない人たちの暑さによる苦痛を少しでも和らげてあげられたらと心から願う。猛暑によりエネルギー貧困層の人たちが生活の安全、ひいては生命を脅かされたりすることのないよう、今後とも細やかに支援していきたい」と話す。 [ 添付: クールルーフ施工関連写真 ]
SMG 1,059

「東京都-ソウル市、姉妹友好都市提携30周年記念日韓青年フォーラム」

ソウル市が共同主催 東京とソウルの大学生、「青年の役割」共に模索 「ひとつになる友情、未来を拓く力」というテーマのもと、日韓の学生が交流 日韓の若者たちの、互いへの更なる関心と理解を促せるものと期待 ソウル市が日韓・韓日学生会議(JKSC·KJSC)と共同で主催する「東京都-ソウル市姉妹友好都市提携30周年記念日韓青年フォーラム」が、15日(水)に国際文化会館(東京)で開催される。 日韓・韓日学生会議は、日韓両国の学生有志により立ち上げられた団体で、日韓の学生が合宿しての学術会議や各種イベントなどを行い、両国の相互理解や友好、親善に努めている。 1986年に第1回日韓・韓日学生会議が東京で開かれ、以来、日本と韓国で毎年交互に夏季交流大会(夏大会)が催されている。今年は東京で日韓・韓日学生会議の会員およそ23人が参加する夏大会を5日(日)~19日(日)、14泊15日の日程で開催、友好を深める。その夏大会の目玉ともいえるのが合同シンポジウムで、それが、ソウル市が共同主催する東京都-ソウル市姉妹友好都市提携30周年記念日韓青年フォーラム。 このイベントは、東京都とソウル市の姉妹都市提携30周年を記念して行われるもので、「ひとつになる友情、未来を拓く力」というテーマのもと、両国の若者たちに活発な意見交換を行ってもらうための場だ。東京とソウルの未来志向的な交流・協力を促進するとともに、社会、文化といった分野での若い人たちの交流を活性化させることで、互いに対する関心が高まり、理解も深まるものと期待される。 今回のイベントは、ソウル市国際交流担当官の開会の挨拶で幕を開ける。続いてソウルの朴元淳市長の映像メッセージ、さらに本イベントを後援する東京都の丹羽恵玲奈外務担当部長、日韓経済協会の小泉愼一副会長の祝辞が続く。 その後、日本大学のチョン・チャンファ准教授、NHK「テレビでハングル講座」の講師を務める阪東千津子さんが「日韓関係の未来志向的な発展のための青年の役割」というテーマで講演を行い、続いて日韓・韓日学生会議の会員たちによる学術会議の結果発表となる。 合宿期間中に行われる学術会議は、歴史、社会、文化、ITの4つの分科ごとにテーマを決め、日韓の学生が力を合わせて両国を比較・分析、意見をまとめあげてゆくもの。今年は「朝鮮通信使を通じてみる日韓交流」、「両国の少子化問題」といったテーマで議論が交わされる。 午後には、午後の部の学術発表などの後、韓国大衆文化に詳しく、MCやDJとしても活躍する古家正亨さんをパネリストに迎え、日韓の文化の違いをテーマに「ソウル-東京新発見!」というトークショーを開催。そしてラストは華麗なステージ。韓国のブレイクダンスチーム「Gamblerz Crew」のパフォーマンスが、イベントを鮮やかに締めくくる。 Gamblerz Crewは、ブレイクダンスの世界5大大会のうち最大の「Battle of the year」でこれまでに2回の優勝を遂げている。またブレイクダンスの本場アメリカで、地元アメリカのチームと競い合い、みごと優勝するなど、韓国で右に出る者のいないチーム。世界レベルのダンサーたちから成り、結成後16年で、世界大会で優勝40回という実力を誇る。 ソウル市の朴元淳市長は、「今回のイベントを機に、ソウルと東京の学生が互いの社会と文化について理解し、真の友となれることを願ってやまない。ソウルと東京、韓国と日本の若い世代の交流が続けられ、その友情がさらに深まるよう、ソウル市も積極的に支援したい」という内容の映像メッセージを両国の学生たちに向けて送った。 □ 目的 東京とソウルの姉妹都市提携30周年を記念し、未来志向的な交流・協力を促進すべく、両国の若者たちに活発な意見交換を行ってもらう場を設ける。 社会、文化分野における日韓の若い世代の交流を通じて互いへの関心を高め、理解を深めてもらう。 □ 概要 名称 : 東京都-ソウル市姉妹友好都市提携30周年記念日韓青年フォーラム 日時/場所 : 2018. 8. 15.(水) / 国際文化会館(東京) テーマ :「ひとつになる友情、未来を拓く力」 出席者 : ソウル市国際交流担当官、東京都外務担当部長、日韓・韓日学生会議メンバーおよび日韓両国の大学生、日韓交流に関心のある一般の人などおよそ100人 主催 : ソウル市、日韓・韓日学生会議(共同主催) – 第33回日韓・韓日学生会議夏季交流大会と連携 < 日韓・韓日学生会議(JKSC·KJSC)の概要 > 沿革 : 1986年、第1回日韓・韓日学生会議が東京で開かれる。 構成 : 両国の学生およそ30人 指導教授...   Read more
SMG 1,593

ソウル市、独立有功者の愛国精神称える「光復73年の鳴鐘」実施

– 8月15日(水)正午、独立有功者の愛国精神称え、普信閣で33回鳴鐘 – 朴元淳市長はじめ、独立有功者の子孫、サイバー外交使節団「VANK(ヴァンク)」のイ・ソンヒ研究員など計12人が参加 – 鍾路区立合唱団による「光復節の歌」、太極旗大行進など事前イベントも開催 ソウル市は8月15日(水)の正午、光復73周年を記念し、鍾路にある普信閣で鳴鐘イベントを行う。 今年の鳴鐘イベントには、鐘撞き役として、ソウルの朴元淳市長を始めソウル市議会のシン・ウォンチョル議長、鍾路区のキム・ヨンジョン区長、今年の鐘撞き役に選ばれた独立有功者の子孫など、合せて12人が参加、4人ずつ3組に分かれてそれぞれ11回ずつ、全部で33回鐘を撞く。 今年の鳴鐘イベントには、鐘撞き役として、ソウルの朴元淳市長を始めソウル市議会のシン・ウォンチョル議長、鍾路区のキム・ヨンジョン区長、今年の鐘撞き役に選ばれた独立有功者の子孫など、合せて12人が参加、4人ずつ3組に分かれてそれぞれ11回ずつ、全部で33回鐘を撞く。 今年の鐘撞き役にはまた、韓国の歴史再検討を主導するサイバー外交使節団「VANK(ヴァンク)」のイ・ソンヒ研究員、平昌冬季オリンピック男子スピードスケート1,000mで銅メダルを獲得したキム・テユン選手、模範子ども記者のチュ・ソンヒョン君などがスペシャルゲストとして名を連ねている。 またイベント開始前の11時40分からは、鍾路区立合唱団による合唱(曲目『光復節の歌』、『先駆者』)、鍾路区庁から普信閣までの太極旗大行進、市民への太極旗プレゼントなどのイベントが行われる。ぜひ足を運び、光復の意味を共に噛みしめてほしい。 ソウル市のソ・ジョンヒョプ文化本部長は、「この鳴鐘イベントが、人々が韓国の歴史を知り、光復節の意味を噛みしめる契機となることを期待する。」とし、「光復節の日は普信閣を訪れ、意義深い記念日を共に過ごしてほしい」と語った。
SMG 814

ソウル市、強制徴用犠牲者の遺体安置を支援 

– ソウル市、日本による強制徴用犠牲者の遺体35体、市立龍尾里第2墓地公園への安置を支援 – 安置式は8月16日(水)の午後2時からおよそ2時間を予定 – 市、「光復73周年を迎え、強制徴用犠牲者の慰霊となればと期待」 光復73周年を迎える今年、日本に強制徴用された犠牲者の遺体35体が母国の懐に抱かれる。ソウル市とソウル施設公団(イ・ジユン理事長 、www.sisul.or.kr)は、強制徴用犠牲者の遺体35体の市立墓地への安置を支援することを発表した。該当墓地はソウル市立龍尾里第2墓地公園。 戦闘力、または労働力として日本に強制動員され、犠牲となった強制徴用者の遺体は、いまだかなりの数が日本や太平洋諸島などに取り残されている。故国への思いを胸に旅立った魂を慰めるべく、ソウル市は、遺体の安置および安置施設の整備を支援する。当支援は「日帝強制徴用犠牲者遺体奉還委員会」の要請を受けたもので、昨年の光復節、今年の独立運動記念日「三一節」に続いて三度目。 昨年の光復節と今年の三一節にそれぞれ33体(計66体)の安置を支援したソウル市は、今年の光復節には35体の遺体を安置、計101人の魂をその懐に受け止める。 犠牲者たちの「自分が死んだら故国の地に埋めてほしい」という遺言に基づき、「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会」が故国である大韓民国への遺体の送還を推進。それを臨時に安置するための支援をソウル市が求められた。 それを受けソウル市では、奉還委員会が独自に進めている「海外同胞墓域(DMZ平和公園)」の造成が完了するまで、101体の遺体を龍尾里第2墓地の建物式追慕の家に臨時に安置することにした。龍尾里第2墓地公園はソウルの市立墓地(龍尾里1・2墓地、碧蹄里墓地、忘憂里墓地、内谷里墓地)のひとつで、「建物式追慕の家(36,945体収容可能)」は、市立の奉安堂のうち最大の収容力を誇る建物型奉安堂。 光復73周年を機に帰郷した強制徴用犠牲者の遺体35体の安置式は、龍尾里第2墓地公園で16日(木)の午後2時から、宗教儀式を兼ねた安置儀式の形で執り行われる。それに先立ち午前には、平和と統一を祈願するDMZ巡礼が行われる。 また安置式の一日前の15日午前11時には、「第73回8.15光復節民族共同イベント兼遺体奉還国民追慕祭」が光化門広場で開かれる。 ソウル市オルシン(韓国語で高齢者の意味)福祉課のキム・ヨンフム課長は、「遠い異国で彷徨っていた強制徴用犠牲者の魂が、今からでも故国で安らかに眠れるよう、ソウルの市立奉安施設への支援を行うことにした。」とし、「苦難の歴史を忘れることなく、それをバネに未来に向かうためのひとつの契機となることを望む」と話した。 添 付 : 遺体安置予定区域および「70年後の帰郷」資料写真各1部 <強制徴用犠牲者の遺体安置式 – 三一節99周年記念> <遺体安置予定区域>
SMG 1,064

光復73周年記念 ソウル広場ボード “36年間、この太極旗を掲げることができませんでした”

– 市民と共に噛みしめる「光復」の意味…「ソウル広場のボード」をリニューアル – 36年に及ぶ植民地時代、太極旗を隠し持って厳しい独立闘争を続けた歴史があったことを思い起こし、それを更なる和合の契機に – 光復節当日、映画上映や体験イベントなど市民のための多彩なプログラム実施 光復73周年を記念し、ソウル広場に掲げられているボードをソウル市がリニューアルする。日本の支配下にあった36年間、取り出すことも許されなかった太極旗。それを南山に掲げた73年前の感激の瞬間に思いを馳せることで、光復の歴史的な意味を改めて考えてほしいという願いからだ。 8月13日(月)から8月末まで、ソウル広場のボードには、「36年間、この太極旗を掲げることができませんでした」というフレーズの入った大きな横断幕が掲げられる。光復の歓びの裏に、36年に及ぶ暗黒の歴史があったことを、太極旗を掲げることもできないまま続けられた厳しい独立闘争があったことを記憶に刻んだうえで、その日の感激と太極旗の持つ意味を全市民と共有したいという思いがそこには込められている。 光復から73年が過ぎた今も、私たちは様々な困難を抱えている。それについて、私たちはきちんと口にできているのか。あの時代の太極旗のように、ただ胸中に秘めているのではないか。この日を機に省みてほしい。それが今回のボード企画の意図だ。かつて民族独立の切なる願いを抱いて苦痛の時代を乗り越え、共に光復を迎えたように、いま直面している社会的な問題を皆が意見を交わすことで克服し、それがさらに市民の和合につながることを、ソウル市は願ってやまない。 ソウル市はまた、光復73周年を記念する多彩なイベントを市民聴で開催する。 光復節および今年から新たに国の記念日となった「慰安婦被害者を思う日」を迎えるに当たり、元慰安婦の方々の今の日常にスポットライトを当て、慰安婦問題が現在進行形であることを喚起させる映画『アイ・キャン・スピーク』、『鬼郷、終わっていない物語』が、市民聴、三角山市民聴ファルチャク・ラウンジでそれぞれ無料上映される。 また慰安婦被害者へのメッセージを記した紙を蝶の形に折って送る「希望の蝶」、太極旗の意味を理解したうえで描く「太極旗ドローイング」などの市民参加型イベントを始め、市民聴の市民芸術家たちによるミュージカルや奚琴(ヘグム)演奏などの多彩な公演が繰り広げられる。 光復73周年記念 ソウル広場ボード 区 分 イ ベ ン ト 名 時 間 場 所 市民聴 特別公演 8.15(水) 14:00~15:00 ファルチャク・ラウンジ 『アイ・キャン・スピーク』上映 8.15(水) 15:00~17:00 希望の蝶 8.15(水) 13:00~17:00 市民プラザ 三角山市民聴 特別公演 8.15(水) 13:30~14:10 ファルチャク・ラウンジ 『鬼郷、終わっていない物語』上映 8.15(水) 15:30~17:00 太極旗ドローイング 8.15(水) 14:00~16:30 併せて、ソウル市の公式フェイスブックに認証ショット(投票、約束の履行など何らかの行為を行ったことを示す証拠写真)をアップする「太極旗認証ショットアップロード」などの市民参加型キャンペーンが今月9日から開催されており、ソウル市の多彩なプログラムがインターネットを通じても楽しめるようになっている。 ソウル市のユ・ヨンシク市民疎通企画官は、「ボードのリニューアルや様々なイベントが、あの日の歓びを噛みしめるのはもちろん、二度と繰り返されてはならない不幸な歴史や独立のために身を捧げた愛国の士の思い、元慰安婦の方々の苦痛など、光復の陰にあるものをも見つめ直すきっかけとなることを望んでいる」と述べた。
SMG 754
ソウル市、「ディスカバーソウルパス」 エクソ(EXO)特別限定版を発売

ソウル市、「ディスカバーソウルパス」 エクソ(EXO)特別限定版を発売

– 市-(財)ソウル観光財団-SMエンタ、「ディスカバーソウルパスのエクソ版」1,000枚制作、20日発売 – メンバー個人ショット、団体ショットなど10種 …36か所の観光地で無料入場、30か所の施設割引 – 海外ファン層の厚いエクソを通してソウル訪問を誘導、所蔵価値100%の特別な観光記念品 – 7日からパスホームページ事前予約…明洞観光情報センター、SMTOWN THEATREにて販売 韓流の中心に立っているトップアイドルグループ「エクソ(EXO)」のイメージを入れた「ディスカバーソウルパス」特別限定版が20日(月)発売される。 「ディスカバーソウルパス」はソウル市とソウル観光財団が2016年7月に発売した外国人専用の観光パスである。ソウルを自由に旅行しようとする外国人の個別観光客たちに最適化されたアイテムで、観光客の様々な好みによってソウル観光をより便利で効果的に楽しめるようにする。 ソウル市とソウル観光財団はSMエンターテインメントと手を結んで「ディスカバーソウルパス」エクソ(EXO)特別版1,000枚を制作したと明かした。海外で厚いファン層を持っている「エクソ(EXO)」を通して海外ファンのソウル訪問を誘導し、旅行後にも所蔵できる観光記念品にすることを目指す。 ソウル市は、去年初めてディスカバーソウルパスの韓流スター限定版500枚を発売した。スーパージュニアのイェソン、レッドベルベット、NCT127などSMエンターテインメント所属のアーティストがモデルとして参加して反響を得たことがある。 「ディスカバーソウルパス」エクソ(EXO)特別版は ▴メンバー個人ショットを入れた8種 ▴団体ショット2種、全部で10種(1種当たりの枚数は100枚)で構成された24時間券で制作された。 従来通りにソウル市内の代表観光地36か所で無料入場、主要観光施設30か所で割引特典が得られる。価格は従来と同じく39,900ウォンである。 ディスカバーソウルパスの使用期間は発行日から5年であり、一番目の観光地に入場した時間から24時間使用できる。 ソウル市は7日(火)からディスカバーソウルパスの公式ホームページ(https://www.discoverseoulpass.com)を通じて事前予約を承る。Eメールで購入券を受けた申請者はソウル市が運営する明洞観光情報センターやSMTOWN THEATREでパスを購入すればいい。事前予約が多い場合はランダム抽選で購入券を発送し、数量が余った場合は再抽選をしたり、残りの数量を現場で販売する計画である。 (財)ソウル観光財団のイ・ジェソン代表理事は「人気韓流スターを活用した『ディスカバーソウルパスエクソ(EXO)特別版』はソウル観光用パスだけでなく、所蔵価値100%の特別な観光記念品になるはず」といい「韓流スターとコラボする観光パスで観光客にときめきに満ちたソウル観光をプレゼントする」と述べた。 添 付 : ディスカバーソウルパスのイメージ3枚 <関連写真> 関連写真 1.「ディスカバーソウルパスエクソ特別版」メンバー個人ショット8種 2.「ディスカバーソウルパスエクソ特別版」団体1 3.「ディスカバーソウルパスエクソ特別版」団体2
SMG 1,191

ソウル観光外国人の約9割「また来ます」…満足度・滞在期間↑

– ソウル市、外国人3千人を対象に「2018ソウル市外来観光客の実態調査」上半期結果を発表 – 今年の上半期の再訪問率は6.1%p増え、滞在期間0.12日、観光満足度は0.1点がそれぞれ増加 – 余暇・休暇目的で訪問、明洞でショッピング・食道楽を楽しむ… ショッピングスポットは免税店57%、伝統市場51% – モバイルでソウル観光情報を獲得、主にホテルで泊まり、地下鉄・タクシーを一番多く利用 2018年の上半期(1~6月)に韓国を訪問した外国人観光客が前年同期に比べ、6.92%(約722万人)増加した中で、ソウル観光指標も多様な分野で向上されている。 外国人観光客のソウル再訪問率が前年に比べ、6.1%p増加(’17年の上半期42.5% → ’18年の上半期48.6%)した。ソウルに行ってきた外国人観光客の約90%(’17年の上半期89.0% → ’18年の上半期89.7%)がまたソウルを訪問するという意向を明かした。滞在期間は0.12日(’17年の上半期5.22日 → ’18年の上半期5.34日)、観光満足度は0.1点(’17年の上半期4.16点 → ’18年の上半期4.26点、5点満点基準)がそれぞれ増加し、ソウル観光指標が全般的に良くなった。 ソウル市が外国人観光客の訪問目的、旅行形態、消費性向、選好などに関する内容を込めた「2018ソウル市外来観光客の実態調査」の上半期結果を発表した。 ソウル市はソウル観光財団と共に毎月、ソウルを訪問した外国人観光客500人を対象にソウル観光の実態及びトレンドを把握するためにアンケートを実施している。今回の上半期調査は3千人の外国人を対象に1:1個別インタビューを行った。 外国人観光客は主に「余暇・慰楽・休暇」(55.3%)の目的でソウルを訪問し、平均5.66日間滞在した。「明洞」(83.8%)に一番多く訪問し、「ショッピング」(92.1%)と「食道楽」(78.9%)を楽しんでいると分析された。 主要ショッピングスポットは相変わらず市内免税店(’17年の上半期50.1% → ’18年の上半期57.0%)の割合が一番高かったが、伝統市場(’17年の上半期41.6% → ’18年の上半期50.5%)の訪問率も毎年増加していた。主に化粧品(68.1%)、衣類(55.1%)、食料品(39.0%)などを購入していると調査された。 食道楽観光の部門ではソウルでほとんどが韓食(94.3%)を経験しており、ストリートフード(64.5%)とカフェ・コーヒー専門店(49.6%)も選好していることが分かった。特に、レストランを選ぶ時には食べ物の味(83.5%)が一番重要だと思っていた。適切な価格(39.5%)、メニューの多様性(28.0%)なども重要な要素として考えられていた。 また、ソウル観光に関する情報を得るためにPCインターネット(53.5%)より、モバイルインターネット(57.9%)をより多く利用していることが分かった。インターネットの中でも断然ポータルサイト(84.3%)の利用率が高いが、モバイルインターネットを利用したフェイスブック、インスタグラム、ウィーチャットなどソーシャルメディア(36.5%)の活用も高かった。 観光客が主に泊まる場所はホテル(68.9%)とゲストハウス(8.6%)だった。予約はスカイスキャナー、ブッキングドットコムのような宿泊施設/航空券予約の専門ウェブサイト(43.9%)や旅行会社(29.2%)を主に活用していた。 最も多く利用する交通手段は地下鉄(59.1%)、タクシー(27.2%)の順だった。特に、多くの外国人観光客がプリペイド式交通カードを購入して利用しており、平均3万2千ウォン(3千2百円)くらい使用していると調査された。 ソウル市観光体育局のジュ・ヨンテ局長は「外来観光客の再訪問意向と滞在期間が増加したことはソウルの観光魅力度がそれだけ向上されていることを示している」といい「今後、観光客向けの見どころ、食べどころなどの観光コンテンツを開発し、便宜性の改善を通じて魅力的な観光都市ソウルを作り上げたい」と述べた。 ソウル観光財団のイ・ジェソン代表理事は「ソウル観光財団として新しく発足しただけに、外国人観光客にハイクオリティなソウル観光経験を提供するために努力し続ける」と述べた。
SMG 1,183

ネットフリックス‧テンセントなど400社余りの企業がソウルに集結 …アジア最大のアニメ·ウェブトゥーンマーケットを開催

– ソウル産業振興院(SBA)、「国際コンテンツマーケット SPP 2018」8.21.(火)~23.(木) DDP – ディズニー、テンセント、カートゥーンネットワーク、ヨウクなど国内外から400社余りのコンテンツ関連企業が一堂に – コンファレンスではネットフリックスの子供コンテンツの購買担当、「リック・アンド・モーティ」のプロデューサーなどがスピーカーとして参加 ディズニー、ネットフリックス、カートゥーンネットワーク、テンセント、ヨウクを始め、全世界のコンテンツ産業を主導する全世界の400社余りの企業がソウルに集結する。 ソウル産業振興院(SBA)は21日(火)~23日(木)に東大門デザインプラザ(DDP)でアジア最大規模のアニメーション·ウェブトゥーンのB2Bマーケット「国際コンテンツマーケット SPP(Seoul Promotion Plan) 2018」を開催すると明かした。 今年で18回目を迎えるSPPは1:1ビジネスマッチングを始め、コンテンツ分野の主要スピーカーが参加する国際コンファレンス、新規の有望コンテンツを発掘するための競争部門などで開催される。去年の場合、国内外の320社余りの企業が参加した中、計2億8,000万ドル規模の輸出契約の商談が行われた。 今年はディズニー、カートゥーンネットワーク、ターナー社のような伝統のあるビッグバイヤー以外にもネットフリックス、アイチーイー、テンセントなど屈指のニューメディアプラットフォームと中国のUCCプラットフォームであるビリビリ(BiliBili)のような多数の新興バイヤーが早くから参加を決め、国内のコンテンツ業界をざわめかしている。 また、クァイカン、ネオバザールなど中国と東南アジアの主導権を握る屈指のウェブトゥーンプラットフォームも「ウェブトゥーン宗主国」韓国の優秀な原作を確保するため、今年も再びSPPを訪れる。 特に、今年のコンファレンスでは全世界で1億2千5万人の加入者を保有したコンテンツの恐竜「ネットフリックス」が催す「ネットフリックス、韓国の話を全世界へ」セッションが注目を引く。ネットフリックスの子供コンテンツ購買担当者が直接スピーカーとして参加し、今後の投資及び購買の方向について説明することで国内のコンテンツ企業に実質的な情報や洞察を提供すると期待される。 また、人気アニメーション「リック・アンド・モーティ」や「ロボットチキン」などの プロデューサーでもあるターナー社のオリー・グリーン(Ollie Green)副社長が「青少年と成人のためのアニメーション作品企画戦略」を、国際的なアニメーション専門誌であるAWN(Animation World Network)のデン・サルト(Dan Sarto)編集長が「グローバル長編アニメーションのトレンド」について説明し、TVシリーズや子供用のコンテンツに集中されている国内のアニメーション市場に新たなビジョンを提示する予定である。 新規の有望コンテンツを発掘する競争部門、アニメーションコンペティションとウェブトゥーンアワードも本選進出作を公開し、大きな関心を集めている。21日(火)~22日(水)の二日間、DDP国際会議場で行われる本選は公開ピッチング形式で行われる。 特に、今年のアニメーションコンペティションは「アドベンチャータイム」などで有名なアニメーションチャンネル、カートゥーンネットワークとの協力を通して「カートゥーン’sモストアーティスト」賞を新設して注目を集めている。該当部門の受賞作にはカートゥーンネットワークのグローバルディレクターが直接実施する段階別メンタリング特典が提供され、海外マーケットへの進出を夢見るスタジオに戸を開けてくれる予定である。 一方、SPP関連プログラムの申請及びその他の詳細はホームページ(www.spp.kr)を通じて確認できる。 SBAソウルアニメーションセンターのパク・ボギョンセンター長は「SPPは国内のアニメーションとウェブトゥーンコンテンツのための最高の海外進出路として確固たる地位を確立した」といい「今年はコンテンツの恐竜ネットフリックスなど一層強化されたバイヤーのラインナップと多様なコンファレンスを披露するほど、多くの企業が満足できる成果を見つけ出してほしい」と伝えた。
SMG 1,159