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オ市長、「ワンヘルス」健康都市としてのソウルのビジョンを宣言「健康都市連合国際大会」が開幕

9月25日~27日、DDPで第10回国際大会を開催…20カ国49都市代表団など約1千人が参加 オ市長、25日に健康都市ビジョン「地球全体が一つの健康共同体」ワンヘルス(One Health)を提案 27日に都市代表団の「健康の衡平性に向けた世代間連帯とグローバル行動ソウル宣言」を採択 3日間グローバルヘルスリーダーズフォーラム、11のセッション、WHO/AFHCアワーズ、大学生大会を開催 ソウル市は、9月25日DDP(東大門デザインプラザ)で「第10回健康都市連合国際大会」を開催する。今回の大会は、新型コロナ収束後、健康とウェルビーイングの重要性が増している中、世界都市が6年ぶりに集まり、健康都市の未来について議論する場である。 ソウル市のオ・セフン市長は、開会式で地球全体が一つの健康共同体であるという「ワンヘルス(One Health)」という概念を強調し、環境と人が健康な都市づくりのビジョンを示す。ソウルの健康な都市環境への取り組み、市民の健康権保障、弱者との同行のような3大ビジョンと政策を紹介する予定だ。 今回の大会には、世界20カ国43の都市代表団と14の国際機関、17カ国の駐韓大使館が参加する。事前登録者数が9月12日まで1,150人に上るなど、注目されている。特に、日本、中国、シンガポール、オーストラリアなどAFHC加盟国だけでなく、インド、イスラエルなど、ソウル市の友好都市の代表団も参加する。 この約1千人に上る参加者は、3日間「スマート健康都市、新しい都市の未来(Smarter and Healthier Cities for a Better Future)」というテーマについて、 ▲スマート健康都市の方向性とロードマップ ▲気候危機への対応と健康弱者向けの健康に優しい都市づくり ▲健康都市間パートナーシップ構築策などについて話し合う。 開会式には、WHO西太平洋地域のスーザン ・ メルカド副事務局長とスタンフォード大学生命工学部のイ・ジンヒョン教授の基調演説が行われる。 スーザン・メルカドは、「人類の健康とウェルビーイングに向けた触媒としての都市」を題して、都市は、全年齢層のために、よりスマート・健康・公平で、レジリエンスのある環境づくりができると強調する。 イ・ジンヒョン教授は、「AIと脳の健康の未来」を題して、人口の高齢化と社会的孤立による神経および精神の障害の有病率が急増している現状について説明し、脳機能を定量化する研究結果を発表する。 また、ソウル市の健康都市広報大使であるモデルでタレントのハン・ヘジンが、ソウル市民の健康な暮らしを紹介する特別スピーチを行う予定で、その後、グローバルヘルスリーダーズフォーラム、WHO/AFHCアワーズの授賞式が開催される。 <25日~27日の3日間、11のセッション、世界大学生健康大会、「ソウル宣言」採択> 大会は、3日間11のセッションが行われ、健康都市の発展について様々な議論が交わされる予定だ。63人の専門家が参加する各セッションでは、主題発表とパネルディスカッション、優秀都市の事例発表が行われ、28日にはWHO健康都市指標シンポジウムも開かれる。 最終日の27日には、全ての参加都市が「健康の衡平性に向けた世代間連帯とグローバル行動ソウル宣言」を採択する。この宣言委は、世界人の健康な暮らしにおける都市の役割を認識し、健康かつレジリエンスのある都市づくりへの取り組みに関する8大約束が盛り込まれる。 閉会式後には、特別プログラムとして、「世界大学生健康大会」が開催される。予選を通過した8チームの国内外大学生、大学院生が健康都市に関する様々なアイデアを発表し、未来世代の声を発信する。 オ市長は、歓迎の挨拶をはじめ、25人の参加者と記念撮影を行う。大学生健康大会には、Zahid HussainとJulian Quintartがモデレーターを務め、エマ·キャンベル国境なき医師会韓国事務所事務総長の特別講演も予定されている。 <政策・企業展示、現場視察プログラムを通じて「健康都市ソウル」の政策を紹介> 大会期間に世界都市の市長団と国際機関の専門家が集まるだけに、ソウル市は様々なサイドイベントを開き、ソウルの魅力と健康都市政策を発信する。 DDPには、ソウル市の健康政策を紹介するソウル健康パビリオン、庭園都市広報館、ESG企業展示館などを運営する。 「ソウル健康パビリオン」では、「手首ドクター9988インタラクティブウォール」を通じて手首ドクター9988の概念と機能を紹介、「こころの健康ブルータッチ」でこころの状態を自己検診できる。また、ソウル市移動式集中治療室(SMICU)の車両展示の他にも、加盟国の広報館やポスター展示館、企業の展示館が用意される。 なお、海外からの参加者向けの政策ツアープログラムも設け、同行・魅力特別市ソウルの魅力を発信する。 参加都市の主要代表団向けに、青瓦台、THE HYUNDAI SEOUL、ソウルダル(ソウルの月)を視察する政策ツアーを用意し、事前に申し込んだ約30人を対象に2つのコースで構成された同行・魅力特別市政策視察を行う。また、優秀なソウルの夜間観光を紹介するナイトツアーも運営する。 そして、ソウルの香りがする記念品と、シッケス、ジョングァ、ハングァなど伝統茶とお菓子を提供し、大会期間にソウルの趣と味を楽しめるようにする計画。 ソウル市のオ・セフン市長は、「第10回健康都市連合国際大会は、パンデミック収束後、変わった環境下で健康都市の未来を模索し、グローバル協力を強化する重要なきっかけになると期待している」とし、「今回の大会を通じて、ソウル市は、グローバル健康都市としてのステータスを高め、持続可能な健康都市、ウェルビーイング社会の発展に向けて世界都市と一緒に取り組んでいきたい」と述べた。 添付 第10回 健康都市連合国際大会 概要 行事概要 行事名: 第10回 健康都市連合(AFHC)国際大会 期間:24年9月25日(水)~9月27日(金) (3日間) 場所:東大門デザインプラザ(メイン)とソウル市内のホテル テーマ:スマート健康都市、新しい都市の未来(Smarter...   Read more
SMG 54

ソウルビューティートラベルウィークでソウルならではの美しさを見つけましょう

9月23日(月)~9月29日(日)の1週間、ソウルの森と城東区でソウルビューティートラベルウィークを開催 休・味・趣をテーマに、城東区の名所を紹介・豊かな体験プログラムも 公園、展示館、飲食店、工房など50カ所のビューティーウェルネス施設・ショップが参加 市、「国内外の観光客がソウルの一味違った美しさを経験できるように取り組む」」 K-健康管理(ウェルネス)の全てを経験しながら本当の美しさを追求する道のり、「2024ソウルビューティートラベルウィーク(2024 Seoul Beauty Travel Week)」が9月23日(月)から29日(日)までソウルの森と城東区一帯で開かれる。 2024ソウルビューティートラベルウィークは、ソウルを代表する公園「ソウルの森」と若い世代に人気の「城東区一帯」で開催され、観光客と地域が共生する持続可能な旅行文化を築くために、地域の企業と協力した様々なプログラムが行われる予定だ。 ソウルビューティートラベルウィーク期間中には、「ソウルの美しさを見つける一週間の旅」というテーマで、「休、味、趣」の体験ができる約50カ所の公園、展示館、地域のお店に訪問できる。 まず、「休(Revive)」は、都心で豊かな自然を楽しめるソウルの森をはじめ、心身を癒やすヨガと瞑想ができる14カ所を紹介する。 「休」テーマのメイン空間であるソウルの森では、9月27日(金)の夜の前夜祭を皮切りに、29日(日)までの3日間、梅峰山トレッキング、ジョギング、ヨガ、瞑想などのプログラムが行われる。 また、漢江を眺めながら休憩できる「鷹峰山八角亭」、植物に囲まれた庭園工房「スローファーマシー」、多彩なウェルネス体験ができるカルチャーコンプレックス「グリーンラボ」もある。 ヘルシーな食事を紹介する「味(Refreshed)」のテーマには、17店のレストランとカフェが参加する。韓国の粉食を現代的にアレンジし、韓国粉食の世界化を目指すフュージョン粉食バー「OFTT」が参加し、ソウルビューティートラベルウィーク期間中に特別メニューの「ソウルラミョン」を販売する。 ソウルならではの休と味を経験した後には、多彩な文化芸術活動を通じて「趣(Rejuvenated)」を楽しめる19カ所が用意されている。 このテーマには、都市再生ライフスタイルセレクトショップ<1ユーロプロジェクト・コキリヴィラ(1EURO PROJECT @elephant villa)>、カルチャーコンプレックス<コサエティ(cociety)ソウルの森>、世界最大規模のゼロウェイストショップ<ソウル新活用プラザ>、ダンススタジオ<1MILLION DANCE STUDIO>など19カ所が参加する。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「ソウルビューティートラベルウィークは、地域の魅力を現場で直接体験してみるイベントで、『所有』するより『経験』することを大事にするトレンドを反映している」とし、「特に今年は観光客と地域が共生できるように、専門家と一緒に地域の魅力をきめ細かく発掘し、多彩なプログラムを用意したので、多くの方に参加していただきたい」と述べた。 添付 ソウルの森の紹介 ソウルの森(メイン空間) 期間:2024年9月27日(金)~9月29日(日) / 3日間 場所:ソウルの森(ソウル特別市城東区トゥクソム路273) 運営時間:9月27日(金)16:00~21:00(開幕&前夜祭19:00) 9月28日(土)~9月29日(日)10:00~17:00 ソウルビューティーハウス(ソウルの森) ソウルの森の案内図
SMG 50

ソウル市、チュソク(秋夕)連休にも市民生活·安全を守る4大分野のチュソク総合対策を19日まで実施

9月13日(金)~9月19日(木)総合対策を推進、総合状況室を運営…物価·医療など5対策班を設ける 安全:病院·医院·薬局をソルラル(旧正月)の1.5倍にあたる1日1800カ所を運営、24時間災害安全状況室を運営 交通:終電時間を延長·増車、違法駐車·乗車拒否タクシーに対する取り締まり実施 生活:低所得層向け食料支援、連休期間も炊き出し実施…5%割引のソウルサラン商品券を発行 暮らし:便利で清潔感のある環境づくり…墓参客の利便性向上およびゴミ収集も実施」 ソウル市は、市民の安全で豊かなチュソク連休のために、災害、消防など5分野の対策班を設け、生活·交通·暮らし·安全の4大分野の総合対策を樹立し、13日(金)から19日(木)まで「2024チュソク総合対策」を推進する。 「ソウル市2024チュソク総合対策」は、①市民安全②交通対策③生活安定④暮らしと環境の4大分野の16推進課題で構成されている。また、連休期間中発生し得る緊急状況、苦情などに対応するための5分野対策班(消防、災害、交通、医療、物価)を構成、これを総括する「総合状況室」をソウル市庁舎1階に設け、24時間運営する。 <(安全)ソルラルの1.5倍の病院·医院、薬局1日1800カ所を確保行事食の食品対象取り締まりを実施> 第一に、チュソク連休における応急医療対応を強化するために、ソウル市内の応急医療機関(49カ所)と救急救命センター(20カ所)計69カ所を平日のように24時間体制にし、診療を行う病院·医院と薬局を今年のソルラルの1.5倍にあたる約1800カ所に大幅拡大する。25の自治区の保健所と7の市立病院も軽症患者診療向けの「応急診療班」も運営(9月14日(土)~9月18日(水))し、応急患者の発生に備える。 応急医療機関、救急救命センターと診療を行う病院·医院、薬局は、ソウル市の「2024チュソク連休総合情報」ホームページ、「応急医療ポータル(www.e-gen.or.kr)」、25の自治区のホームページで確認できる。また、120タサンコールセンター、119(救急状況管理センター)に電話するか、「応急医療情報提供(e-gen)」のアプリケーションでも確認できる。 自治区の保健所は、連休期間中3日以上内科および家庭医学科の診療を行い、特にチュソク当日にはいずれも運営する。その他に7の市立病院は、9月16日から18日まで外来診療を行う予定だ。 災害に備えるために、連休期間(9月13日~9月19日)に24時間体制の災害安全状況室を運営する。災害安全状況室には、連休中に発生する災害状況の共有。対応体制の構築をはじめ、豪雨·台風·地震などの自然災害と火災、交通事故など人為災害に対応する。また、火災など事件·事故に対応するために、消防災害本部と参加の消防署も特別警戒勤務を実施する。 <(交通)終電時間を延長·増車、違法駐車·乗車拒否タクシーに対する取り締まりを実施> 第二に、Uターン客の増加が予想されるチュソク当日と翌日は、地下鉄と市内バスの終電時間を延長し、市民の不便を解消する。連休期間中に深夜Nバスも通常通り運行する。 (地下鉄)1~9号線·牛耳新設線·新林線の終電が翌日2時に終着駅に着くように1日121回に運行を増やす。 (市内バス)ソウル駅など主要鉄道駅(5カ所)、高速ターミナルなどターミナル(3カ所)で終着駅方向の終電が翌日2時に着くように配車時間を調整する。 ※(鉄道駅)ソウル駅、涼里駅、永登浦駅、龍山駅、水西駅 (ターミナル)ソウル高速ターミナル、東ソウルターミナル、南部ターミナル なお、連休期間における主要道路の状況など、リアルタイムの交通情報は、トピス(TOPIS)、ソウル交通ポータル、X(旧ツイッター)などを通じて確認できる。TBS交通放送(TV、ラジオ)も13日~18日にチュソク特番を編成し、交通·気象などリアル生活情報を提供する。 <(生活)低所得層向け食料支援、連休期間も炊き出し実施…5%割引のソウルサラン商品券を発行> 第三に、低所得層向けにきめ細かい支援と、物価高騰による負担軽減対策を講じ、生活の安定に取り組む。ソウル広域フードバンクセンターと一緒に低所得世帯を対象に約1億9千万ウォン(前年比3千万ウォン↑)の食料品と生活用品を支援する。連休期間にも60歳以上の低所得高齢者と欠食児童に通常通り炊き出しを実施する。 ケアが必要な高齢者と孤独死のリスクが高い市民には、連休前後に電話と訪問を通じて安否確認を積極的に行う。 (孤独死注意世帯)町内見守り団(ウリドンネ·トルボム団)4,200人が連休前後(13日、19日~21日)に孤独死のリスクが高いと判断される約7万世帯を対象に電話·訪問を行い、安否確認を実施する。 市民の買い物をサポートするために、リンゴ、ナシ、イシモチなど、主な行事食の食品10品目の供給を、ここ3年間の平均取引量(チュソク前2週間)の105%に拡大し、3,629億ウォン規模の「ソウルサラン商品券」を5%割引金額で発行している。(9月3日~4日/9月10日~11日) 地域商圏の活性化に向け、伝統市場のキャンペーンなど、様々なイベント開催もサポートする。なお、商取引の秩序が乱れないようにぼったくり、原産地表示違反など不当取引を根絶するために、集中的に取り締まりを実施する。 <(暮らし)交通便を拡大し墓参客の利便性向上、連休前後に集中的にゴミ収集を行い清潔な環境づくり> 最後に、墓参客の利便性向上に向け、連休期間に葬儀·追悼施設やオンライン墓参りシステム「サイバー追悼の家」を通常通り運営する。また、ソウル市立墓地を経由する市内バスを1日50回に増やす。車椅子を利用する障害者が首都圏内の葬儀施設を訪れる場合には、墓参支援バスも利用できる。 (市内バス増回)9月17日(火)~18日(水)の2日間、忘憂里(マンウリ)市立墓地を経由する3路線(201番、262番、270番)は、1日40回、竜尾里(ヨンミリ)1·2市立墓地を経由する1路線(774番)は、1日10回に運行回数を増回する。 (障害者墓参支援バス)8月26日(月)~9月11日(水)3週間運行し、ソウル市の公共予約システム(https://yeyak.seoul.go.kr/)で利用日の2日前まで申し込みできる。料金は往復8千ウォンだ。 なお、ソウル市は、ソウル市民と逆帰省(地方にいる親などの家族をソウルなどに招いて祝祭日を過ごすこと)客がソウルで心豊かな連休を過ごせるように、南山コルハンガウィ祭り、ソウル街アートフェスティバル、ハンガウィ芸術ハンマダンなど、チュソクの特別行事をはじめ、多彩な公演·展示も開催する。カルチャーイベントの情報は、「2024チュソク連休総合情報」ホームページ(www.seoul.go.kr/story/thanksgiving/)で確認できる。 ソウル市のキム·テギュン企画調整室長は、「ソウル市民と帰省·帰京客が気楽に安全なチュソクを過ごせるように、災害予防および対応体制を構築し、24時間応急医療体制を維持するなど、きめ細かい対策を樹立した」とし、「また、低所得層向けの特別対策を実施するなど、全ての市民が心地良いチュソクを過ごせるように万全を期する」と述べた。 添付 ソウル市24時間応急医療機関等現況 応急医療機関49カ所(圏域応急医療センター7、地域応急医療センター24、地域応急医療機関18)※小児専門応急医療センター3カ所(ソウル大学校病院、ソウル峨山病院、延世大学校医科大学セブランス病院) その他の機関20カ所(救急救命センター) 区分、圏域(7)、地域応急医療センター(24)、専門(3)、圏域トラウマセンター(1)、地域応急医療機関(18)、救急救命センター等(20) 区分 圏域(7)、地域応急医療センター(24)、専門(3)、圏域トラウマセンター(1) 地域応急医療機関(18) 救急救命センター等(20) 鍾路区 江北サムスン病院ソウル大学校病院<圏域、小児専門> ソウル赤十字病院セラン病院 中区 国立中央医療院<圏域トラウマ> 龍山区 順天郷大学校ソウル病院 城東区 漢陽大学校病院<圏域> ベスティアン病院 広津区 建国大学校病院 恵民病院 東大門区 慶熙大学校病院三育ソウル病院...   Read more
SMG 57

将来のユニコーン企業のフェスティバルグローバルスタートアップが一堂に会する「Try Everything」開催

9月11日(水)~9月12日(木)、DDPでグローバル起業フェスティバル「Try Everything 2024」が開催 グローバルネットワーキング、IR、投資家と起業家の1:1マッチングを通じて、期間中に1000億ウォンの投資誘致を目指す 国内外の約20カ国の関係者が参加、講演、展示、ミートアップなどのプログラムを運営 市、「オープンイノベーションプログラムにより、スタートアップのビジネスチャンスが広がることを願う」 グローバルスタートアップのフェスティバル「Try Everything 2024」が、9月11日(水)~12日(木)の2日間、東大門デザインプラザ(DDP)で開催される。 「Try Everything」は、世界の有望なスタートアップと大手・中堅企業、投資家・アクセラレーターなど、ステークホルダーが参加するグローバルスタートアップフェスティバル。ソウル市は、2020年からスタートアップエコシステムの活性化に向け、毎年9月にTry Everythingを開催している。 昨年は、国内外のスタートアップエコシステムにおける566人の専門家、563社の機関投資家が参加、約953億ウォンの投資を誘致した。 今年は、「New Waves, New Ways」というスローガンのもとで、AIイノベーション、国際情勢の悪化など激変する環境の中で、具体的な解決策を一緒に模索し、投資誘致、国内外のオープンイノベーションのマッチングなど、実質的な成果を上げることにフォーカスを当てる。 9月11日(水)の基調講演には、グーグルディープマインドのCOOであるLila Ibrahimが、「生成型AIがもたらす未来」を題して、産業、環境、教育など、社会の変化と全人類に役立つAI技術の活用策について展望とインサイトを共有する。 他にも、台湾の初代デジタル部長を務めた「オードリー・タン」が、AI技術の社会的影響力について深堀する「AIは、差別のない世界を築けるか」、全ホワイトハウスの経済諮問であり、『New Ideas from Dead Economists』の著者「トッド・G・ブッフホルツ」の組織を成功に導く「成功する組織づくり」など、世界的に有名な産業・経済専門家の講演が開かれる。 ソウル市は、今年の起業しやすい世界の都市9位に選ばれ、過去最高順位を記録。特に調達分野ではアジアNo.1に上り、その勢いで優秀なスタートアップの投資誘致をサポートするプログラムにさらに力を入れた。 前例のない技術変化の中で、将来の成長動力を確保するために、その重要性がますます大きくなっている国内外の大手・中堅企業とスタートアップ企業の間におけるオープンイノベーションの活性化に向け、多彩なプログラムが用意された。 今年初めての試みとなる「ソウル市IR、ソウル市と一緒に挑戦しよう」プログラムでは、スタートアップと協力したいソウル市の傘下機関が参加。優秀協力事例を紹介し、参加したいスタートアップに各機関の技術需要を共有する。 なお、今年は海外の主な起業拠点のスタートアップ関係者の参加を大幅に拡大し、グローバルディープテックをけん引する企業育成に欠かせないグローバルネットワークの強化にも取り組む。 世界最高のモビリティ分野のアクセラレーターである「The Drivery」は、韓国とドイツのスタートアップが参加するドイツ企画館を運営する。また、世界的なAI研究機関であるミラ研究所が参加するカナダ・ケベック州の共同館、「フランス版シリコンバレー」と呼ばれる「グルノーブル」投資庁のフランス共同館、オーストラリアのスタートアップの半分が所在するニューサウスウェールズが運営するオーストラリア共同館などを通じて、各国のスタートアップエコシステムとつながるチャンスを提供する。 Try Everythingで開かれるコンペ「ソウルユニコーンチャレンジ」と「全国民起業オーディション」も注目すべきだ。 今年初めて海外のスタートアップも参加できるようになる「ソウルユニコーンチャレンジ」は、42倍の倍率を突破して最終的に選ばれた5社の企業が、賞金2億2千万ウォンをめぐって争う。 「全国民起業オーディション」には、起業予備軍・起業したばかりの企業7社が参加し、賞金3千万ウォンをめぐってピッチコンテストを行い、斬新なアイデアと情熱を競う。 また、今回の「Try Everything」は、「キャンパスタウン企業フェスティバル」と統合開催され、大学生、外国人留学生が多く参加し、さらに盛り上げる予定だ。 一風変わったアイデアの大学生起業サークルのIRピッチ決選とキャンパスタウンの4社、圏域の8社が競う統合IRピッチ決選がコンファレンスホールで行われる。 また、料理を楽しみながらネットワークする「グローバルヒーローズ屋台」では、外国人留学生を中心に、様々な文化や留学体験談、起業経験から成功の秘訣まで、自由に語り合う場が設けられる。 なお、ソウル市キャンパスタウンの優秀企業の54チームが、アートホール2館とアウルリムマダンで展示ブースを運営する。その他にも、市民参加型プログラムの「スタートアップクイズショウ」、起業の悩みを聞いて専門家がフィードバックする「ブレインストーム」など、多彩なプログラムを用意し、大学生、外国人、市民が楽しめるフェスティバルを企画する。 ソウル市のイ・ヘウ経済室長は、「今年の『Try Everything』は、前例のない技術変化と低迷するグローバル投資市場、不安定な国際情勢など、厳しい状況の中で、スタートアップエコシステムの成長を率いっているスタートアップに役立つ投資誘致とオープンイノベーションプログラムの強化に焦点を当てた」とし、「海外からの参加者を大幅拡大し、グローバルスタートアップフェスティバルとしてのステータスを高める今回のイベントを通じて、世界の起業家、投資家、専門家と交流し、変化の波をうまく乗り越える革新的なアイデアと跳躍のチャンスをつかめたらと思う」と述べた。 添付 Try Everything 2024 スケジュール < 1日目 > 9月11日(水) 1日目 Try Everything 2024 スケジュール...   Read more
SMG 29

特別な日常が流れる都市、ソウルで出会うK-ファッション2025S/Sソウルファッションウィーク、3日開幕へ

21ブランドのファッションショー、5ブランドのプレゼンテーション、92ブランドのトレードショーが開催 ファッション市場のトレンド「サステナブルファッション」に焦点を当てたプレゼンテーション、展示などを開催 市、サステナブルファッションは、もはや選択ではなく必須。未来世代のためのファッション生態系作りに取り組む 世界のファッションの中心地になりつつあるソウルで開かれるK-ファッションのフェスティバルかつ韓国国内の有望なファッションブランドの海外進出の場である「ソウルファッションウィーク」が開催される。 ソウル市は、来年の春・夏のファッショントレンドが分かる「2025 S/S ソウルファッションウィーク」が9月3日(火)から7日(土)までDDPで開催されると発表した。 2000年から始まったソウルファッションウィーク。2014年にDDPがオープンしてから毎年DDPで開催され、今年10周年を迎える。 前回のS/Sソウルファッションウィークは、聖水でランウェイを開き、清潭・聖水一帯の主なショッピングエリアでショールームツアーを行うなど、イベントの舞台をソウル全域に拡大したが、今回はバイヤー・メディアを対象にブランドを紹介する「プレゼンテーション 」を導入し、グローバルビジネスプラットフォームとしての機能を強化した。 今回の「2025 S/Sソウルファッションウィーク」の特徴は、エコ、リサイクルなど、最近のファッション市場のキーワード「サステナブルファッション」にスポットを当て、これをテーマにしたプレゼンテーションや展示、資源循環プロジェクトなどが開かれるところにある。 イベントは、▴ファッション(21ブランド) ▴プレゼンテーション(5ブランド) ▴トレードショー(92ブランド)で構成される。 特に、今回のファッションウィークのキーボード「サステナブルファッション」に関し、「Hyosung TNC」がゴーストネットをリサイクルした生地など、環境にやさしい素材と商品についてプレゼンテーションを実施する。デザイナーブランド「PARTsPARTs」は、「ゼロウェイストのデザイン哲学とサステナブルファッション」をテーマに展示会を開く。「済州三多水」は、ソウルファッションウィークの現場で発生する廃ペットボトルから繊維を再生する「資源循環プロジェクト」を行う。 市は、ソウルファッションウィークの広報大使「NewJeans」がソウルファッションウィークのTシャツとソウルファッションウィーク参加ブランドの衣装を着てDDPで撮影したポスターを公開した。これを通じて、NewJeansのスタイルに熱狂するグローバルのファンダムが、ソウルファッションウィークにも関心を持つようにする狙いだ。 2023年2月からソウルファッションウィークの広報大使に委嘱されたNewJeansは、このシーズンも広報大使を務める。NewJeansは、各シーズンのポスター(団体、個人)と動画に出演し、世界のファッションピープルにソウルファッションウィークとK-ファッションブランドを発信してきた。 市は、NewJeansのポスターをはじめ、様々なコンテンツ(▴公式広報映像 ▴ショート動画 ▴インタビュー・メイキングフィルム)を開幕までにソウルファッションウィークのYouTube(@SFW_official)とInstagram(@seoulfashionweek_official)の公式チャンネルから順次公開した。 また、環境にやさしい未来のために、カーボンニュートラルに取り組む「レクサス」は、ソウルファッションウィークの公式スポンサーに参加し、ソウルファッションウィークが招いたバイヤーが、 EV車でDDPとショールームを安全で迅速に移動できるサービスを提供する。 ソウル市のイ・ヘウ経済室長は、「ソウルファッションウィークは、これまでソウルならではのオリジナリティをもとに、ハイレベルのK-ファッションブランドの海外進出をサポートするプラットフォームになるために取り組んできた」とし、「特に、今回のソウルファッションウィークは、ビジネスにフォーカスをあて、成果を出せるように様々なプログラムを導入した。これを通じて韓国のデザイナーが海外のファッション業界で注目を浴びられるチャンスの場にしたい」と述べた。
SMG 2,293

9月のソウル、世界が注目する「美術都市」に生まれ変わる

9月2日(月)から9月8日(日)まで、<第2回ソウルアートウィーク>開催…ソウル全域で開かれる美術フェスティバル 「Kiaf・FRIEZEソウル」と連携…私立美術館・博物館、ギャラリーなど、100カ所以上が参加する特別展 第1回ソウル彫刻賞入選作品10点を初公開「ソウル彫刻フェスティバル」…ソウルライトDDPなどと連携 海外の美術専門家、52人の市立アーティスト・イン・レジデンスの「スタジオ訪問」、海外進出のネットワーキングの機会も与える ソウルアートウィークの公式サイトで展示情報を案内、70の機関が参加するスタンプラリーも 9月、ソウルが「グローバルアートシティ」に生まれ変わる。ソウル市は、9月2日(月)~9月8日(日)まで<第2回ソウルアートウィーク>を開催し、都心のあちこちで様々な展示とカルチャーイベントなどを行うと発表した。 国際アートフェア、屋外展示はもちろん、ソウル市立美術館・博物館をはじめとするソウル市内の100以上のギャラリーが参加し、ソウルを訪れた世界の美術関係者とマニアが魅力都市ソウルで様々な美術展示とイベントを楽しめるようにする計画だ。ソウル全体を「美術フェスティバル」の雰囲気に浸らせると意気込んでいる。 「ソウルアートウィーク」は、昨年、世界的に有名な美術イベントのKiafソウルとFRIEZEソウルを機に、今年2回目を迎える。 2022年に初めて開催された<Kiaf・FRIEZEソウル>は、昨年15万人(Kiaf8万、FRIEZE7万)の観客が参加し、ソウルが「アジアの美術マーケットのハブ」として底力のある都市であることを証明した。 特に今年は、文化体育観光部と(財)芸術経営支援センターが主催・主管する<2024大韓民国美術フェスティバル>と一緒に開催し、ソウルアートウィークの規模を拡大させる。 大韓民国美術フェスティバルは、▴ASYAAF(7月30日~8月25日) ▴釜山ビエンナーレ(8月17日~10月20日)▴美術旅行週間(9月1日~9月11日) ▴ソウルアートウィーク(9月2日~9月8日) ▴FRIEZE(9月4日~9月7日) ▴光州ビエンナーレ(9月7日~12月1日)を網羅する全国的なイベントである。 今年の<ソウルアートウィーク>のメインイベントは、開かれた松峴緑地広場で開催される<第1回ソウル彫刻フェスティバル>(9月2日(月)~9月8日(日))である。ソウル市が3月から推進してきた「第1回ソウル彫刻賞」の入選作品10点と2024「彫刻都市ソウル」のアートディレクターメン・ジヨンの招待作品が初公開される。 <ソウル彫刻賞>は、ソウル市の「彫刻都市ソウル」計画のコアプロジェクトである。国内外の有数の彫刻家の活発な創作活動をサポートし、国内彫刻界の発展を図る。また、公園などオープンスペースで屋外展示を開催し、市民が日常の親しい場所でハイクオリティの彫刻作品を楽しめるようにする。 他にも、アートウィークの間、ソウル市を代表する公立美術館・博物館である▴ソウル市立美術館 ▴ソウル工芸博物館でもアートウィークと連携した企画展示と国際セミナーを開催する。なお、▴<ソウルライトDDP2024秋>(8月24日(木)~9月8日(日)、DDP) ▴ソウルファッションウィーク(9月3日(火)~9月7日(土)、DDP)などの大規模イベントと重なり、ソウル市のあちこちでフェスティバルムードを盛り上げる予定だ。 他にも、ソウルアートウィークの公式サイト(https://artinseoul.kr/artweek)には、市立文化施設の連携イベントをはじめ、ソウル市内所在の約100ギャラリーの展示情報と付帯イベントの情報が、わかりやすく掲載されている。また、70の機関が参加するスタンプラリープログラムも用意し、ソウルアートウィークをより楽しめるように工夫した。 ソウルアートウィークの公式サイトには、アートウィークにソウル所在の美術館(公立・私立)、ギャラリー、代案空間など、99の機関で開かれる100以上の展示情報がまとめられている。 また、52人の市立アーティスト・イン・レジデンスのスタジオに海外の美術専門家を招く「スタジオ訪問プログラム」も運営する。市立レジデンスのうち、▴衿川芸術工場(16人、ソウル文化財団) ▴新堂創作アーケード(36人、ソウル文化財団)のアーティストが参加し、海外進出の機会とネットワーキング活動を支援する。 それとともに、2024ソウル市アーティスト・イン・レジデンスのオンラインポートフォリオの制作をサポートし、ソウルアートウィークの公式サイトを通じて紹介し、国内外の美術界に向けて発信する。 ソウル市のイ・ホェスン文化本部長は、「今回のソウルアートウィークは、ソウル全域で開催される美術イベントを網羅し、市民には世界レベルの美術イベントを楽しむ機会を、アーティストには、海外進出の足掛かりを提供する」とし、「ソウルアートウィークを通じて、世界が注目する『美術都市』としてのソウルのステータスを確固たるものにし、市民と外国人観光客に多彩な見どころを持続的に提供していきたい」と述べた。 添付 2024Kiaf・FRIEZEソウル概要 1. 2024Kiafソウル イベント名:Kiaf Seoul 2024(Kiaf SEOUL 2024、Korea International Art Fair) 日時:2024年9月4日(水) ~ 9月8日(日) 場所:COEX1・2階 ※グランドボールルームA、Bホール、2階THE PLATZ 規模:21カ国の206ギャラリー(海外74、韓国132) 主催・主管:(社)韓国画廊協会、(主)COEX / Kiaf運営委員会 主要内容:国際アートフェア、メディアアート・仁川空港公社特別展、アートトークプログラムなど 2. 2024FRIEZEソウル イベント名:Frieze Seoul 2024 (第3回 Frieze...   Read more
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2百万人が訪れた「潜水橋てくてく祭り」9月~10月の日曜日の楽しみ方

9月1日~10月27日の毎週日曜日、盤浦漢江公園の潜水橋で「潜水橋てくてく祭り」を開催 4つのテーマは「芸術・健康・遊び・休み」…アートダイニング・タンゴフェスティバルなど ランフェスタ・サンセットヨガなど健康テーマのイベントも…無騒音DJパーティー・ダンスチャレンジなど 市、「漢江のシグネチャーフェスティバルになった『潜水橋てくてく祭り』で漢江の魅力を満喫していただきたい」 漢江を代表するフェスティバルになったみんなで楽しむ遊び場「車のない潜水橋てくてく祭り」が、今秋、さらに新鮮で多彩な魅力を伝える。ソウル市は、9月1日~10月27日(毎週日曜日、13時~21時)、盤浦漢江公園の潜水橋と月光広場で「潜水橋てくてく祭り」を開催する。 上半期には、オーディションプログラム「漢江ライジングスター」と「仮面パレード」、「ボートパレード」など、新しいプログラムが大反響だった。上半期には、「芸術」から「遊び」、「健康」、レインボー噴水を眺めながらヒーリングする「休み」のテーマまで、様々な嗜好に合わせたテーマプログラムが用意される。 <アートダイニング 「一緒に-アート」、漢江タンゴフェスティバル、私もファッションモデルなど「芸術」コンセプトのプログラム> 9月1日、下半期の開幕イベントの特別プログラムとして、市民・芸術家・農家・料理人など、計99人が99分間、地域の農業共同体が作った旬の料理を「一緒に食べる」方法で表現するアートプロジェクト、「一緒にアート99人99分」が開かれる。都市と農家、芸術と観客をつなげるコンセプトで、芸術家と一緒に演出したインスタレーション・アートで旬の料理を楽しみながら、参加者と観客が合奏する即興パフォーマンスも開かれる予定だ。 9月29日(日)には、K-タンゴカルチャーを紹介する「漢江タンゴフェスティバル」が開かれる。国内外のタンゴを楽しむ人なら誰もが参加できるミロンガ(*タンゴファンがタンゴを楽しむダンスパーティー)が開かれ、アマチュアの公園から世界20カ国のタンゴチャンピオンが披露する「タンゴガラショー」も楽しめる。また、現場で「タンゴワンデークラス」にも参加できる。 「漢江タンゴフェスティバル」には、アルゼンチンワールドチャンピオンである「Chizko &Ezequiel」チームをはじめとする世界トップクラスのアーティストの公演や海外タンゴオーケストラとタンゴ歌手のライブも開催される。 10月13日(日)15時には、ファッションモデルになって潜水橋のランウェイを歩く「私もファッションモデル」が行われる。このプログラムには「漢江レジャールック」と「漢江デートルック」の2つの部門があり、それぞれ100人を募集する。参加者らが専門モデルのウォーキングクラスに参加し、20~30mのランウェイを歩いてみる特別な体験である。 <再開される「漢江ランフェスタ」、潜水橋サンセットヨガ、ウェルネスソウルなど、健康テーマもイベントも> 上半期に初めて開かれた「漢江ランフェスタ」が、9月8日(日)13時、潜水橋の北端と月光広場一帯で再開される。ランナーの聖地になった潜水橋で、ランニングチャンピオンを競う「マスターズランニングチャンピオンシップ」に参加し、潜水橋を走ることができる。その他にも、誰もが参加できるランニング体験プログラム「一緒に走ろう、漢江」が運営される。様々なフィットネスセッション、ランニング関連ブランド、海外で有名なランニングフェスティバルのPRブースも設けられる。 潜水橋で夕焼けを眺めながら心身の調子を整える「潜水橋サンセットヨガ」は、9月22日(日)2回(16時・18時)開かれる。 50万のユーチューバー「パンヌ」が、「自分の体の声に耳を澄ます時間」プログラムで全身の巡りをよくする簡単なストレッチを教える。 1回あたり100人が無料で参加できるこのプログラムは、公式サイトにて事前申し込み受け付けるが、当日現場でも申請できる。 10月6日(日)には、現代人が注目しているウェルネス(Wellness)を経験してみる「ウェルネスソウル」が開催される。ペットと一緒にウェルネスを楽しむ「遅い亀マラソン大会」、子供向けの「バランスサイクルゾーン」、誰もが楽しめる「路上ライブ」、「ズンバクラス」、「音楽会」などが開かれる。これらは、ヒーリング・ミュージック・キッズ・瞑想・体験などのキーワードを中心に行われるイベントであり、「遅い亀マラソン大会」は、潜水橋てくてく祭り․ウェルネスソウルのホームページで事前申し込みできる。 9月1日と22日には、月光広場に子供向けのスライドとハードルバウンス施設「トゥトゥバウンス」が設けられる。5歳以上の子供であれば誰もが利用できる。また、もはや漢江の名物になったDJパーティ「無騒音DJパーティ」も下半期に続けられる予定だ。 「無騒音DJパーティ」は、9月1日、8日、22日、10月13日、20日の5回行われる予定で、「 潜水橋てくてく祭り」の公式サイトで事前申し込みできる。(有料) 10月20日(日)15時には、路上ダンスコンテンツで有名なフォロワー120万のユーチューバー「dancing bear」がリードする「チャレンジダンスクラス」が開かれる。最近話題のチャレンジダンスを学び、ランダムミュージックに合わせて踊ってみる「ランダムプレイダンス」タイムも行われる。 閉幕日の10月27日には、秋の日の午後を満喫するハイクオリティ音楽公演潜水橋「ゲリラコンサート」が開催される。ジャズやクラシックのステージが行われる予定で、「漢江ライジングスター」で選ばれた「漢江アンバサダー」も参加し、祭りの最後のステージを盛り上げる。 「2024車のない潜水橋てくてく祭り」の詳しい内容とプログラム事前申し込みなどは、公式サイト(www.festa-ddooddoo.com)で確認できる ソウル市の未来漢江本部長は、「昨年に200万人が訪れた漢江のシグネチャーフェスティバルであるてくてく祭りが、市民に漢江の魅力と多彩な文化を楽しめる時間を与えられればと思う」とし、「今年の秋、『2024車のない潜水橋てくてく祭り』で、大切な人との特別な思い出を作っていただければ幸いだ」と述べた。 添付 上半期の運営スケジュール(表) 上半期の運営スケジュール No. 日付 特別プログラム 協力プログラム 常設プログラム 1 9.1. 一緒に-アート:99人99分トゥトゥバウンス 無騒音DJパーティ 潜水橋夜市場 真のフリーマーケット フリーマーケット ファーマーズマーケット(同行マーケット) 隅々ライブ ヒーリング潜水橋レインボー噴水 フォトゾーン 2 9.8. 漢江ランフェスタ 無騒音DJパーティ (X) 9.15(チュソク) チュソク連休は休み 3 9.22....   Read more
SMG 2,504

漢江バス、「安全最優先」5カ月のテスト運航、来年3月に正式運航開始

10月、漢江に2隻の船舶の就航を皮切りに、年末まで8隻を順次導入 漢江バス·運航における安全と安定的な運営体制の確保のために、十分なテスト運航を推進 船舶、施設、設備検証、人材トレーニング、航路検証、避難訓練、テスト運航など、段階別テスト 漢江の新しい水上公共交通の名称は「漢江バス」、ロゴ·デザイン公開 ソウル市は、漢江リバーバスの公式名称を「漢江バス」と決め、漢江バスのロゴと船舶·船着き場のデザインを発表した。 市は、これまで事業推進過程で使っていた「漢江リバーバス」の代わりに、漢江の新しい水上公共交通を代表する名前を選定するために、5月13日(月)から5月22日(水)まで市民公募と2回にわたる審査を経て、最終的に「漢江バス」と決めた。「漢江」という空間と公共交通の代名詞である「バス」を組み合わせ、誰もが分かりやすく、漢江で·運航される水上交通バスをそのまま表現した「漢江バス」が選ばれたと発表した。 また、市は「漢江バス」の公式ロゴも公開した。「漢江+船+川+コミュニティ」のシンボルを結合したデザインで、視覚言語を組み合わせたと説明した。 漢江 船 川 / 流れ コミュニティ / 信頼 <10月、漢江に2隻の船舶の就航を皮切りに、年末まで8隻を順次導入> ソウル市は、2月のリバーバスの運営計画発表後、船舶の建造、船着き場の建設、アクセス性の改善、公共交通システムの導入など、様々な推進事項を、2週間に1回開かれる全ての関係者が参加する工程点検会議で綿密に点検しながら積極的に進めていると発表した。 船舶は、今年10月に2隻の漢江就航を皮切りに、11月に2隻、12月に4隻の建造が完了し、年末までに計8隻船舶が漢江に到着する予定。船着き場は、10月に4カ所(麻谷、汝矣島、玉水、蚕室)、11月には3カ所(望遠、蚕院、トゥクソム)における外部工事を完了し、年末まで全ての船着き場のインテリア工事まで終わらせる計画だ。 市は、アクセス性を改善するために、バス路線の新設·調整、タルンイ連携などに必要な関連機関との協議を終え、関連工事を推進している。乗り換え割引と気候同行カードの適用、Tマネー端末の設置など、公共交通乗り換えシステムも漢江バスの·運航開始日程に合わせて進めていると発表した。 <漢江の特徴を反映した船舶·船着き場デザインを公開、漢江の新しいシンボルとして期待> また、市は昨年末から今年6月まで公共デザイン審議を経て最終的に選定された船舶と船着き場のデザインも公開した。 船舶の外形は、速度の向上および航走波の影響を最小化するための双胴船びの形態を基本形態とし、燃料の効率を考慮し、流線形にした。また、潜水橋の下を安全に通過できるように、船舶の高さをデザインした。 船舶の色は、季節、天気、日出、夕焼けなど、美しい漢江の色と光を投影できる白をベースに、清涼感たっぷりの青を入れた。裏面には斜線のグラデーションを適用し、漢江水面のさざなみと水勢を象徴的に表現した。 船着き場のデザインも公開された。船着き場は、需要と背後の漢江公園の特性を考慮し、1階タイプと2階タイプの2つの計画があったが、麻谷、玉水は1階タイプ、望遠、汝矣島、蚕院、トゥクソム、蚕室は2階タイプになった。船着き場には、待合室の他にも、コンビニ、カフェ、飲食店、お手洗いなどの施設も配置される。特に2つのタイプいずれも屋上の空間は、漢江バスの乗客だけでなく、全ての市民が利用できるオープンスペースであり、イベントも開催でき、漢江の美しい景色を眺められるため、市民に愛される空間になると期待されていると述べた。 船着き場のデザインは、漢江の水平的なイメージを反映し、モダンなデザインのシンプルさをコンセプトにし、建築物に水平的な要素を反映し、漢江の景色との調和を図った。なお、季節と時間帯によって照度と輝度が多彩に変化する照明を導入し、船着き場が単なるファシリティーズを超え漢江の特化空間に定着すると期待している。 <漢江バス·運航における安全と安定的な運営体制の確保のために、十分なテスト運航を推進> 市は、船舶と船着き場の順次導入と同時に、「漢江バス」が正式に·運航する前に、安全性と安定的な運営に向け、十分な期間を確保し、テスト運航を実施すると発表した。 「漢江バス」は、 麻谷から蚕室まで、7つの船着き場を平日は68回、週末·祝日48回運航する計画で、潜水橋や 漢南大橋のように径間長が狭い橋を含め、計17の漢江の橋を1日816~1,156回通る。また、漢江は、潮の満ち引きや冬場の突風もあるため、安心安全な運航のために十分な準備が求められる。 <船舶·施設·設備検証、人材トレーニング、航路検証、避難訓練、テスト運航など、段階別テスト> そのため、市は、①船舶及び施設·設備の検証、②人材トレーニング、③航路検証、④避難訓練、⑤テスト運航など、5つの事項に関する段階別テストを行い、漢江バスが正式に·運航する際の安全性や運営効率性を確保する計画だ。 ソウル市の未来漢江本部長は、「ついに新しい水上公共交通である漢江バスが10月に就航する。漢江バスという名称とロゴ、漢江と調和する船舶と船着き場のデザインにより、漢江バスが市民と観光客に愛されるブランドになれば幸いだ」とし、「安全で安定的な運営に向けて、船舶、施設および設備などの検証はもちろん、運航人材のトレーニングを十分なテスト運航を通じて徹底的に準備し、ソウル市民が来年3月に初めて導入される漢江バスを安心して便利に利用できるように満を持して準備する」と述べた。
SMG 162

ソウル市、外国人家事管理士100人8月6日入国…9月3日からサービス開始

育児・家事の職業教育・韓国語など4週間(8月6日~9月2日)計160時の間特化教育を実施 9月3日からベビーシッター・家事代行サービス開始、パイロット事業は来年2月まで 集合寮は駅三駅から徒歩5分で、1人部屋または2人部屋で7か月間生活 フィリピン家事管理士のソウル生活適応と利用家庭の満足度向上のために最善を尽くす ソウル市は、「外国人家事管理士パイロット事業」に関して、100人のフィリピン家事管理士が6日早朝に到着すると発表した。これから2泊3日間の雇用許可制度の共通基本教育を皮切りに、4週間にわたって計160時間の特化教育を受ける。 ソウル市と雇用労働部が選定したパイロット事業サービス提供機関((株)ホームストリー生活、(株)hubris)では、7月17日から8月6日まで、育児・家事サービス利用家庭を募集し、8月中に家事管理士とマッチング。9月3日からサービスを提供し始める。 <育児・家事の職業教育・韓国語など4週間(8月6日~9月2日)計160時間の特化教育を実施> フィリピン家事管理士は、韓国入国後4週間(8月6日~9月2日)計160時間の特化教育を受ける。雇用許可制度(E-9)の共通基本教育(16時間)と職務教育(144時間)がある。 躯体的な教育内容は、安全保健および基礎生活法律、セクハラ防止教育、育児・家事職務教育、韓国語(初・中級)、生活文化教育などで構成されている。 職務教育が行われる場所(駅三駅)は、アクセス性と安全を最大限配慮し、集合寮の近くに決められた。 <利用家庭での育児・家事サービス開始は9月3日から、パイロット事業が来年2月末まで> フィリピン家事管理士は、9月3日からサービスを提供し始め、パイロット事業は来年2月末まで行われる。 育児・家事サービスの利用申し込みの受付は7月17日から8月6日までで、8月1日17時時点422件の申請があった。ひとり親世帯、子供2人以上の世帯、共働き世帯、妊婦などの優先順位、子供の年齢(低ければ低いほど)、利用期間(長ければ長いほど)などを考慮し、最終的に選定する。 <集合寮は駅三駅から徒歩5分で、1人部屋または2人部屋で7か月間生活> フィリピン家事管理士の集合寮は、サービス提供機関が家事管理士の生活の利便性とアクセス性などを配慮して設けた。 部屋の面積(4.8㎡~6.5㎡) により1人部屋または2人部屋で100人の家事管理士全員がパイロット事業の終了まで約7か月間(23年8月~24年2月)生活する。 ソウル市の女性家族室長は、「ソウル市が韓国で初めて外国人家事管理士パイロット事業を実施するだけに、家事管理士の寮や教育が行われる場所をはじめ、教育プログラム、外国人登録手続きなどを点検するなど、満を持して準備している」とし、「故国を離れ不慣れなソウル生活を始めるフィリピン家事管理士が、生活に適応するために積極的にサポートするとともに、サービスを利用する家庭も満足できる育児・家事サービスを提供できるように取り組んでいきたい」と述べた。
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オ·セフン市長、7泊9日のフランス·中国出張…気候危機対応·経済交流に尽力

7月24日(水)~8月1日(木)、パリ·重慶·北京を訪問…経済·先端産業の発展策を打ち出す パリ市主催の気候行動市長会議·C40運営委員会に出席…気候危機に共同対応する戦略を議論 重慶でバイオ産業生態系の成長に向けた協力の土台づくり…重慶市長との会談で経済協力を約束 オ市長、北京市長と6年ぶりの韓·中首都の官僚面談、都市外交における新たな活力を期待 ソウル市のオ·セフン市長が、パリ市主催の「気候行動市長会議」と「C40運営委員会議」参加と、中国の主要都市との経済·文化における交流·協力のために24日(水)に7泊9日の日程でフランス·中国に出張する。オ市長をはじめとするソウル市代表団は、パリと重慶、北京を訪問する。 今回の出張で、オ市長は気候分野の国際会議に参加し、世界都市と気候危機にたいする共同対応策を考える他にも、「2024パリ五輪」関連イベントに参加する。その後、中国の主要都市のバイオ·ロボットなど先端産業クラスターを訪問しMOUの締結、またスタートアップと大学発ベンチャー企業のインキュベーション現場を訪問するなど、未来先端都市づくりについて考える。 オ·セフン市長は、フランスの「気候行動市長会議」と中国の「北京·重慶」から招かれた。また、C40副議長として、C40運営委員会議に参加する義務がある。 <パリ市主催の気候行動市長会議·C40運営委員会議に出席…気候危機に共同対応する戦略を議論> オ市長は、25日(木)の午前8時30分(現地時間)、初スケジュールのパリで開催される「気候行動市長会議」に参加する。今回の会議は、エネルギーと化石燃料からの脱却をテーマに行われる。オ市長は、この場でソウル市が取り組んだ気候危機対応策の成果を共有する。 気候行動市長会議は、今年パリ市主催で行われる初めての行事で、アテネ、コペンハーゲン、ローマなど36の都市市長が招待され、参加する。 続いて午後2時(現地時間)には、ソウル市が副議長を務める「C40運営委員会議」に出席する。この会議でオ市長は、ビルディングのエネルギー使用量を管理し、温室効果ガスを削減する「気候同行建物プロジェクト」など、ソウルの気候リーダーシップを紹介する。 C40は、世界の主要都市や大都市が連携し、気候変動対策に注力していくというものであり、ソウル·東京·パリ·モントリオールなど5人の運営委員が副議長を務めている。 この日の午後4時(現地時間)には、「アリーナ·パリ·シュッド」でソウル市庁所属選手が参加する韓国とドイツのハンドボール試合を観戦し、選手たちを応援する。 今回のパリ五輪には、テコンドー、体操、ハンドボール、スポーツクライミング、フェンシングの5つの競技にソウル市庁所属選手11人が参加する。 2日目の26日(金)の午前には、セーヌ川沿いの「アンドレ·シトロエン公園(Parc André Citroën)」を訪問し、世界最大の熱気球であるバロン·ド·パリゼネラリ(Ballon de Paris Generali)と、公園の様々な建築物や庭園を視察し、庭園都市づくりに取り入れるポイントを探る。 バロン·ド·パリゼネラリの製造会社である「エアロフィル社(Aerophile Sas)」は、8月オープン予定の汝矣島公園の「ソウルの月」の製造会社でもある。 午後2時(現地時間)には、パリを訪れた世界の人々に韓国文化の多彩な魅力を発信するために設けたカルチャーコンプレックスかつスポーツ外交の拠点として活用している「パリ五輪コリアハウス」を訪問する。その後、パリ市主催のネットワーキングイベントおよび五輪開幕式の参加し、パリでのスケジュールを終える。 <重慶でバイオ産業生態系成長に向けた協力の土台づくり…重慶市長と会談で経済協力を約束> その後、中国の重慶市を訪問したオ市長は、28日(日)の午後2時(現地時間)、初スケジュールとして、大韓民国臨時政府庁舎に訪れ、白凡金九の胸像の前で黙祷し、祖国の独立のために命を捧げた愛国の烈士の犠牲と献身に感謝の意を伝える。ソウル市長が重慶にある臨時政府庁舎を訪問するのは今回が初めてだ。 庁舎訪問後、独立有功者の子孫との懇談会を設け、独立有功者の犠牲と献身に感謝する気持ちを伝え、ソウル市の報勲政策を紹介する。 重慶での2日目である29日(月)の9時(現地時間)には、「十八梯伝統風貌区」と「重慶湖広会館」を訪問し、最近観光都市に浮上している重慶の独特な魅力と歴史·文化を確認する。 「十八梯伝統風貌区」は、伝統と現代が絶妙に調和している木造建物が特徴的な場所で、「重慶湖広会館」は、中国で最も古い昔の会館である。 続いて午後には、「重慶大地生命科学団地」を訪問し、中国のバイオ産業育成策について聞き、ソウル市との協力について議論する。 「重慶大地生命科学団地」は、面積60万㎡の、約150社の企業が研究活動を展開する産業クラスターで、製薬産業を支えている。 この日の午後5時(現地時間)には、重慶市の胡衡華(胡衡华, Hu Henghua)市庁と会談し、文化·観光分野における都市外交の活性化や経済·産業分野における協力拡大について議論する。面談後、「ソウルバイオハブ」と「重慶两江新区開発投資グループ」の業務協約式にも参加し、両機関の発展と活発な技術·人材交流を応援する。 <オ市長、北京市長と6年ぶりに韓·中首都官僚面談、都市外交における新たな活力を期待> 翌日の30日(火)北京に移動したオ市長は、北京大学を訪問し、韓国と中国の優秀な若手人材交流を活性化する方策を共有する。 その後、北京市庁で殷勇(Yin Yong)北京市長と面談する。今回の面談は、6年ぶりに開かれる両国首都の官僚会合である。 北京市の殷勇市長は、中国人民銀行の副総裁を歴任、23年に北京市長に就任した。中国の31に省·直轄市·自治区で最年少の省長と呼ばれている。 ソウルと北京は、1992年の韓中修交の欲年に結縁協定を締結し、ここ30年間文化、観光経済など様々な分野で活発に交流してきた。今回の会合を通じて、両都市が直面しているアジェンダなど、経済を中心とする未来志向的な関係をさらに深め、都市外交分野に新たな活力を吹き込むことを期待している。 北京での2日目になる31日(水)の午前には、北京亦荘経済技術開発区にある中国初の省レベル規模の「北京ヒューマノイドロボットイノベーションセンター」を訪問し、北京市のロボット産業支援など、育成策について聞き、ソウル市のロボット産業に取り入れる方法を模索する。 「北京ヒューマノイドロボットイノベーションセンター」は、北京市の経済情報化局が主管し、北京·ジンチェン·マシナリー·エレクトリック(北京京城機電股分有限公司)、シャオミロボット、ユビテック、北京経済ロボット科技産業発展が共同で設けた。最近、電気駆動のみで動く人型ロボット「天工」を披露した場所でもある。 午後には、中国のシリコンバレーと呼ばれる「中関村」を訪れ、主な起業支援施設を視察し、韓国のベンチャー生態系における発展策やスタートアップ育成戦略を共有する。 バイドゥ、レノボ、テンセント、シャオミなど中国を代表するグローバル企業の多くが「中関村」で生まれ、現在約50社のベンチャーサポートサービス期間が入居し、3,000以上のインキュベーションプログラムを行っている。 続いて、オ市長は、午後5時(現地時間)、北京の「五棵松万達商城」で行われるソウルPRプロモーション「SEOUL之樂 in BEIJING」に出席し、北京市民を対象にソウルの魅力を発信する。 今回のプロモーションは、30日(火)、31日(水)の2日間ソウルの楽·ソウルの味·ソウルのライフ·ソウルの像のPRブースが設けられ、K-カルチャーを体験するプログラムで構成される。 最後の日となる1日(木)午前、オ市長は、「北京未来科学城(Future Science City)」を訪問し、ロボット·医療·エネルギー分野の政策について話を聞き、アジアを代表する先端産業都市に発展するための革新的なアイデアを構想する。 「北京未来科学城」は、世界の科学技術人材が安定的に定着するために、住居、文化、教育などインフラが整備されているのが特徴だ。 その後、北京に進出している大手·中堅企業と中小企業、スタートアップなど約30社と懇談会を開催する。企業との懇談会でオ市長は、中国での企業活動における難点や産業·経済の現状について話を聞き、対中国ビジネス環境整備に向けた現地進出企業支援策やソウルの経済政策の方向性を模索しながら中国でのスケジュールを終える。
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慶熙宮一帯がソウル広場の10倍規模の歴史文化公園に生まれ変わる

ソウル市、慶熙宮周辺の136,000㎡を再生する総合空間構想(案)をまとめ…2035年まで段階的に推進 7月10日(水)慶熙宮内の整備(案)が文化遺産委員会を通過…26年までに歴史庭園をつくる 25年1月に敦義門博物館村委託契約が終了、26年予定のソウル市教育庁移転を機にリノベーション 敦義門の復元は、長期的視野で市民·専門家の意見を聴取して推進 2026年、朝鮮後期を代表する宮の慶熙宮地に歴史庭園が設けられる。長期的には、2035年までに慶熙宮一帯にソウル広場の10倍にあたる都心の歴史文化公園がつくられる。 ソウル市は、慶熙宮地と周辺4カ所の公共敷地(国立気象博物館、ソウル市民大学と車庫、ソウル市教育庁、敦義門博物館村)約136,000㎡一帯に歴史文化公園をつくると発表した。慶熙宮地から始まるこの計画、10日に弘化門と崇政門の間における整備案(案)の審議が行われ、文化遺産委員会を通過した。 慶熙宮は、都心にある大規模の空間であるにも関わらず、知名度が低いため、1日の平均訪問客が1,500人に過ぎないのが現状。近くの京福宮が1日5万7,430人、徳寿宮が2万8,150人であることと比べ、非常に低い数値だ。 ※2023年6月~2024年5月 通信データ分析資料(ソウル市データ戦略課) また、この計画に含まれている国立気象博物館やソウル市民大学およびソウル市の車庫は、アクセス性が悪く、施設が老朽化し、市民の利用が少ない施設である。近くのソウル市教育庁も2026年に厚巌洞に移転するため、慶熙宮と一緒に開発できるようになった。 1932年に京城測候所があった場所に2020年10月に開館した「国立気象博物館」は、出入口がわかりづらいくらいアクセス性が悪いと指摘されてきた。ソウル市民大学と車庫は、施設が老朽化し改善が求められている。 敦義門博物館村は、2017年に敦義門第1区域の再開発事業を推進した際に、公共寄与で作られた文化施設である。当初「都市の組織」と「生活の組織(商業活動など)」を補填する村型博物館を設ける計画であったものの、コンテンツの拡張性が低く、今は物理的空間だけが残り、毎年約20億ウォンの運営費が使われている。 そのため、ソウル市は慶熙宮地一帯をリノベーションする総合的な空間構想(案)をまとめた。年内着工予定の慶熙宮地歴史庭園を皮切りに、敦義門博物館村の緑地化、漢陽都城および敦義門の復元など、2035年までに4大テーマで空間を改善する事業を推進する。  テーマ1:慶熙宮地歴史公園の助成および周辺の緑地ネットワークの連携 テーマ2:教育庁敷地の機能転換および歴史博物館の移転対策の模索 テーマ3:漢陽都城および敦義門の復元  テーマ4:敦義門博物館村の緑地化および空間の再構成  まず、慶熙宮地に歴史庭園を助成する。車路など歴史とは無関係な施設はなるべく排除し、宮の森など王の庭園をつくり、慶熙宮の品格を高める。空いている空間の特性を生かし、複雑な都心の中でも心身を癒す場所に変える方針だ。年内に弘化門と崇政門の間の空間から整備し始め、26年までに慶熙宮全体を変えていく。 慶熙宮の周りの物理的な境界も改善し、アクセス性を向上させる。新門内路の周辺は出入りしやすいように街路庭園をつくる。境界周辺は、塀を整備し、地形を克服した歩行路をつくり、緑地·歩行ネットワークを強化する。特に、ソウル市教育庁と気象博物館の周辺には、気候環境の森を助成し、教育·体験の場として活用する。 次に、2026年のソウル市教育庁の機能移転を考え、慶熙宮の西側は、市民大学、ソウル市車庫と一緒に空間活性化に貢献できるカルチャーコンプレックスに変えることについてソウル市教育庁と話し合う予定だ。 慶熙宮の特徴が分かる「ㄴ」字型の御道(王のみが通行する場所)の相当部分を占有している歴史博物館の移転が必要かどうかについても考える。ソウル歴史博物館は、ソウルの歴史と伝統文化を紹介する大事な文化資産として、慶熙宮地に建てられるのは簡単ではなかったものの、ようやく承認を受け、2002年にオープンした。時代の流れに沿って重なる歴史を紹介できるとの意見と、慶熙宮地ではないところにきちんと建てるべきであるとの意見など、様々な意見があり、適切な敷地を慎重に検討する計画だ。 そして、四大門のうち、唯一復元されていない敦義門の復元は、長期的な観点で市民の意見を聞いた上で推進していく。市は、昨年に数回にわたって専門家からの諮問を受け、貞洞通りの敦義門の復元基本構想(案)をまとめた。市は、この構想(案)をもとに、歴史学者や都市·交通など様々な分野の専門家、また市民からの意見を聴取する。(敦義門は、朝鮮時代の首都、漢陽の四大門のうち西大門であり、1915年に日帝が電車軌道を複線化する過程で撤去) 最後に、慶熙宮地一帯の活性化に向け、歴史庭園の助成と連携し、敦義門博物館村も再整備する。周辺と有機的に連携するために、連結性を高め、日常の憩いの場になれるようにオープンスペースを確保する計画だ。慶熙宮地とつながっている市民の休憩空間として活用できるように、アクセス性と開放感を確保した躯体的な再整備対策を今年の12月までにまとめる。 ソウル市の都市空間本部長は、「国家遺産の未来志向的な活用に関する新たなパラダイムが求められるタイミング」とし、「これまでは厳粛な雰囲気だった慶熙宮一帯が、文化と余暇のあるエネルギッシュな空間に生まれ変わり、ソウルの新しいランドマークになることを期待している」と述べた。 添付1 対象地および構想案 対象地の現況 対象地の現況 区分 位置(面積) 所有権 活用状況 合計 135,678㎡     慶熙宮地 新聞路2街2-1(101,174㎡) ソウル市   敦義門博物館村 新聞路2街170(9,104.9㎡) ソウル市 博物館、庁舎等※’25.1. 民間委託終了 ソウル市教育庁 新聞路2街2-77(13,062.8㎡) ソウル市教育庁 庁舎※’25.12 移転完了予定 ソウル市民大学ソウル市車庫 松月洞1-43(8,180.8㎡) ソウル市 庁舎 国立気象博物館 新聞路2街2-1(4,155.6㎡)...   Read more
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「人中心の先端技術、今年10月ソウルに集結」ついにベールを脱いだソウルスマートライフウィーク(SLW)

「人中心の先端技術、今年10月ソウルに集結」ついにベールを脱いだソウルスマートライフウィーク(SLW) [영문] Press Releases [간체] 新闻简报 [번체] 首爾政策故事 [일문] プレスリリース title=”Open new window” title=”在新视窗中打开” title=”在新視窗中打開” title=”新しいウィンドウで開く” 第1回SLWが10月10日~12日にCOEXで開催。展示会、授賞式、フォーラムで構成される総合ICT博覧 市政哲学である人中心の同行·魅力の価値を反映し、差別化された展示館にフォーカス 多くの海外都市·機関を招き、韓国国内のイノベーション企業の海外販路開拓を支 都市賞を受賞し、世界都市の成果を共有するとともに、未来都市と技術について話し合う場を設ける ソウル市は、「第1回スマートライフウィーク(SLW)」を10月10日(木)から12日(土)までの3日間、ソウルのCOEXで開催すると発表した。ソウル市のオ·セフン市長が、1月に米国の「CES 2024」で「スマートライフウィークを成功裏に開催し、3年以内にCESのように発展させられるように挑戦したい」と述べてから6カ月でのことだ。 市は、1月に革新的なテクノロジー企業を世界に発信し、未来技術のトレンドをけん引するグローバルプラットフォームを設けるとの内容の「ソウルスマートライフウィーク3カ年ロードマップ」を発表した。 「スマートライフウィーク(SLW)」とは、展示会と授賞式、フォーラムで構成される総合ICT博覧会である。昨年に別々のイベントとして行われた「ソウルスマートシティフォーラム」と「ソウルスマートシティ賞」、「弱者と同行する技術博覧会」を統合し、「ビッグデータ国際フォーラム」と「デジタル革新フェスタ2024」と連携して、さらに豊かになった。 行事概要 行事名:スマートライフウィーク (SLW; Smart Life Week) テーマ:先端技術で変えていく都市生活の未来 主催/主管:ソウル市·世界スマートシティ機構(WeGO)/ソウルデジタル財団 期間/場所:24年10月10日(木)~10月12日(土) / COEX スローガン:Human-Centric Tech、Connect to a Better Life ソウル市は、第1回であるだけに、市政哲学の「人中心の同行·魅力の価値」をプログラムに反映し、SLWのアイデンティティを構築する。また、多くの海外都市の政府関係者が参加し、韓国のイノベーション企業と交流を深めるグローバル博覧会にするために取り組む計画だ。 これまでの国内外におけるICT博覧会は技術披露に集中してきたが、SLWは、人中心の展示を企画。参加者が未来都市生活を直接体験できる革新的な技術を紹介し、オリジナリティを追求する。 また、ソウル市が持っている国際都市ネットワークとの戦略的連携を通じて、海外都市の政府関係者をバイヤーとして招き、ソウルのイノベーション企業の海外販路の開拓や投資誘致をサポートする。 市は、世界に202の会員を持つ世界スマートシティ機構(WeGO)の議長都市として、2022年「バルセロナスマートシティアワード」で最高都市賞を受賞。2023年からは「ソウルスマートシティ賞」を制定するなど、グローバルスマートシティのリーダーシップ認められている。 「スマートライフウィーク(SLW)」のプログラムは、▲展示館 ▲ソウルスマートシティ賞 ▲国際フォーラム·カンファレンスで構成された。 展示館は、先端技術で変えていく未来都市の日常を体験できる「ショールーム」と韓国のイノベーション企業の海外販路開拓を支援する「企業展示館」で構成される。 COEXの1階にあるB2ホールに設けられる「ショールーム」は、参加者が最先端ライフスタイルを体験できるように未来都市空間を各テーマに合わせて再現する。ハイクオリティの空間にするために、韓国を代表する大手企業が協力する予定であり、官民が手を組んで1つのショールームを披露する試みは今回が初めてである。一般市民にとってなかなか接することがない未来技術を集約的に体験できる空間になる予定だ。 <ショールーム参加企業 > ショールーム参加企業 No. 企業...   Read more
SMG 1,127