ソウル市民大学東南圏キャンパスが、プロのアーティストの作品を自由に鑑賞できる「市民ギャラリー」を通じて新たな文化芸術空間へと生まれ変わる。
6月から毎月ごとにテーマを定め、2022年の年末までに10の展示を開催する。東南圏キャンパスのマスコット、AIロボットの「クロエ」によるユニークな展示解説も目玉の一つだ。
ソウル市生涯教育振興院(院長キム・ジュミョン)の運営するソウル市民大学東南圏キャンパスは、6月から12月まで東南圏キャンパス内の2階と3階のスペースを活用した「市民ギャラリー」を運営し、多彩な展示連携プログラムを開催する。
2022年の一年間、市民ギャラリーの展示は旅行や自然等のさまざまな素材をモチーフとした油絵、韓国彩色画など、毎月新たな形の展示によって市民を迎え入れる。今回の展示には市民サークル2チーム、プロアーティスト8チームが参加する。
展示を観覧するだけでなく、事前に申請すれば作者と共に楽しむ体験プログラムにも参加することができ、AIロボットが読み上げる展示解説プログラムも毎月運営される。
ソウル市は、2022年で2年目となり拡大運営される「市民ギャラリー」がプロのアーティスト及び市民のサークルには展示の機会を提供できる空間であるとともに、観覧客には日常の中で文化芸術に触れることのできる空間となることを期待している。また、これまでコロナ禍に疲れている市民にとっては心の癒しとなる展示となることを希望している。
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市民ギャラリー全景 |
AIロボット「クロエ」が読み上げてくれる展示解説 |