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  • ソウル市、一千万の市民が共に作る都市農業博覧会を四日間開催

  • ソウル市総合ニュース SMG 6,304

     

        壊れた共同体文化を蘇らせるための都市農業博覧会が開かれる― 市民に都市農業に関する様々な情報と体験を提供することにより文化と産業としての都市農業の活性化を目指し、自然と共生する持続可能な都市をつくる―

        ソウル市は5月30日(木)~6月2日(日)の4日間、ソウル広場と龍山区(ヨンサング)ノドゥル菜園、衿川区(クムチョング)ハンネ菜園、江東区(カンドング)共同体菜園など、ソウル全域において「第2回ソウル都市農業博覧会」を開催すると27日(月)発表した。

        ソウル市関係者は、最近都市農業の流行によりその規模が拡大しているが、持続可能な農業・生態農業としての都市農業へ成長していく必要があるため、一千万のソウル市民とともにつくる都市農業祭を企画したと述べた。

        朴元淳(パク・ウォンスン)市長は開幕式において「昨年に都市農業元年を宣言して以来、100か所しかなかった都市菜園が1,600か所に増え、光化門(クァンファムン)広場には稲が育てられ、市庁の屋上には養蜂場が設けられるなど、自然と共にする都市ソウルが広く認知されるようになった」と述べた後、「市民は農場、屋上、家庭のベランダで様々な形で都市農業を実践しており、その中で共同体意識が芽生え、索漠としていた都市が次第に活気付いていることが感じられる」と語った。

        「第2回都市農業博覧会」では「一千万の都市農民がともにつくる一千個の都市菜園祭」をテーマに、▴都市農業展示体験館の運営、▴都市農業国際学術大会の開催、▴市民が参加する都市農業ツアー、▴都市農業体験など、参加型の様々なイベントが行われる。

        博覧会の4日間、ソウル広場では都市農業のすべてが体験できる7つのコンセプトの「都市農業展示体験館」が運営され、広場は様々な菜園に変身する。

        市民団体による「循環都市農業館」も運営される。ソウル都市農業ネットワーク、土暮らし研究所、エコ21など10の市民団体は「循環と再生」をテーマに、▴ミネラルウォーターのペットボトルをリサイクルして菜園用雨落ちづくり、▴キリギリスの巣作り、▴病虫害の予防および防除体験、▴葉野菜の植木鉢づくり、▴地の物に関する教育、▴五感体験など様々なイベントが開かれる。

        都市農業が体験できる様々なイベントも注目に値する。 ソウル市はソウル広場の中央に横7m、縦10mの田植え生態体験場を造成し、田植え体験の機会を提供する。田植えの方法については専門家が指導し、体験場にカモ、ドジョウなどを放し、自然の中の田んぼを再現している。

     

        その他にも毎日午前11時から2千人の方に、市民が野菜を育て、耕作の喜びが感じられるよう、サンチュ、チコリ、青梗菜など、育てやすい苗や有機質の肥料を先着順で配布する。(※30日は開幕式が開かれるので、2時から配布)

        また、6月2日(日)の午前11時からは、ソウル広場において都市農民が栽培した農産物とそれを用いたプロのシェフによる料理が味わえる文化市場「マルシェ@ソウル広場」も開かれる。

        今回の博覧会では、都市農業の現在と未来が眺望できる国際学術大会も開催される。 ソウル市は31日(金)の午後2時からソウル市庁本館3階会議室において、「都市農業シンポジウム」を開催する。そこでは韓国-日本-台湾の都市農業専門家が集まった中で海外の都市農業ケースを通じて韓国都市農業の発展を模索し、都市農民がのびのびと力を発揮するきっかけづくりのためのTED講演が行われる。

        今年のソウル都市農業博覧会の特徴の一つは、都心の各地でイベントを同時多発的に開催することにより、多くの市民の参加を誘導し、またソウル各地にある菜園を広く紹介することで都市農業に関する関心を高めるところにある。ソウル市は各菜園において開催される祝祭により参加しやすくするため、都市農業ツアーバスも運行する。ツアーコースは文来(ムンレ)都市菜園、弘大(ホンデ)菜園橋、合井(ハプチョン)菜園大陸、上岩(サンアム)トゥレ菜園、城北(ソンブク)芸術創作センター内部循環菜園などを巡回する予定である。

        ソウル都市農業博覧会の詳しい内容はホームページ(www.agro-cityseoul.kr)で確認できる。また、団体観覧はホームページまたは博覧会事務局へ電話(+82-70-4423-7143)で申込できる。

        朴元淳市長は「都市農業博覧会は都市農業の主人公が皆集まる楽しい祝祭の場だ」とし、「市民の参加が菜園を育む都市ソウル、幸せを育む市民がつくる共同体都市ソウル、農業を営む命の土地ソウルを作っていくだろう」と述べた。

     



        都市農業博覧会の概要
    • イベント名:第2回ソウル都市農業博覧会
    • 日時:2013年5月30日(木)~6月02日(日)、10:00~18:00
    • 詳細な内容
    区分 イベント 内容
    第2回
    ソウル
    都市農業
    博覧会
    第2回
    ソウル
    都市農業博覧会
    開幕式
    5月30日
    14:00
    • 開会宣言
    • 公式イベント
    • 都市農業に関するパフォーマンス
    • 箱菜園授受式
    • 展示館の巡回
    • 苗および有機質肥料の配布
    シンポジウム
    5月31日

    ワークショップ
    5月30日、
    6月01日~02日
    • ワークショップ1. 「都市農業と適正技術」
    • シンポジウム 「農業、都市を治癒する」
    • ワークショップ2. 「菜園からマーケットまで:生態的な暮らしのための都市企画」
    • ワークショップ3. 「ソウル広場での奇抜な想像”Grow Food, Not Lawn”」
    都市農業
    展示館
    5月30日~
    6月2日
    • 都市農業を理解してもらうための展示館
    • 情報館
      – 都市農業映像館(都市農業の現状およびメッセージの映像)
      – 都市農業学習館(農機具の展示および世界の都市農業に関するニュース)
      – 都市農業生活館(ベランダ菜園、都市農業アイテムの家具を展示)
      – 屋上菜園(循環菜園、リサイクル菜園)
    • 国際館(台湾館、日本館)
    • リサイクル館
      – 農水産食品公社展示体験館
    • ガーデン館
      – (社)韓国フラワー協会展示体験館
    • 大邱都市農業博覧会館
      – 大邱都市農業博覧会事務局広報館
    • 菜園館
      – ソウル農業技術センター運営館
    • 循環都市農業館
      – 10の市民団体による体験展示館を運営
    • 企業館(一般・社会的企業館)
    • シンボル造形物
    その他のイベント
    • マルシェ@ソウル広場
    • 野菜の苗の配布
    • 有機質肥料の配布
    体験イベント
    • ミニ花瓶づくり
    • 木工体験
    • ウィンドウファームづくり
    地域菜園イベント
    • ノドゥル菜園、ハンネ菜園、パジョリ屋上菜園
    • 上一洞共同体菜園、道峰洞環境に優しい営農体験場
    • ソウル市庁養蜂場
    イベント
    • トラックファーム
    • 都市農業ツアー(スタンプツアー+バスツアー)
    • リサイクル箱菜園公募展

     

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