ソウル市は、10月末までに外国人投資企業を直接訪問して現状を調査し、企業活動で直面する問題と提案事項を収集‧解消し、グローバルなビジネス環境を改善する計画だ。
ソウル市が初めて外国人投資企業を訪問して実施する今回の調査は、外国人投資企業の活動で実際に必要な支援政策の推進を通じてソウルを投資魅力都市に作り上げ、外国人投資企業の増額投資および新規投資の誘導はもちろんのこと、良質の雇用を創出し、ソウルの経済を活性化させるのが目的だ。
ソウル市は、企業訪問を通じて収集された苦情を▴人材採用▴資金‧金融▴マーケティング▴制度改善などの分野に分けた後、関連機関と協力して解決し、制度の改善や法令の改正も推進する。
これと共に、ソウル市の様々な外国人投資企業支援事業を紹介し、9月29日~30日の2日間、三成洞(サムソンドン)コエックスで開催される外国人投資企業採用博覧会でも案内を行うなど、優秀な人材の採用に役立てる計画だ。
一方ソウル市は、外国人投資企業のうち2010年に20人以上の人材を新規雇用した企業に対して、1人当たり最大300万ウォンまで補助金を支給する計画だ。
外国人投資企業の補助金支援事業は、2005年から現在まで、計32の外国人投資企業に24億3千5百万ウォンを支援した。
また、外国人投資誘致事業に貢献した市民や団体などを対象に、4千万ウォンの範囲内で報奨金も支給する。