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文化/観光ニュース

  • 「ソウル観光に追い風が吹く」、今年1月の外国人観光客、コロナ禍前の102%まで回復

  • ソウル市総合ニュース SMG 52

    • 今年1月、ソウルを訪問した外国人観光客数が90万人を記録、過去最多の2019年同時期の訪問者(88万人)を超え
    • オ(呉)市長、「セーフソウル」のメッセージやウィンターフェスタでソウルの楽しみ方を十分に提供した影響などと分析
    • 来年の目標「3‧3‧7‧7観光都市」…「安全で楽しみどころ満載の観光都市」のイメージ発信に注力

    最近、韓国の政治・社会的イシューにより「観光分野」が萎縮するのではないかという懸念とは裏腹に、追い風が吹いていることが分かった。ソウル市は、今年1月にソウルを訪れた外国人観光客が90万人を記録し、コロナ禍以前(88万人、2019年1月)の102%の水準まで回復していると発表した。

    昨年の1月(71万人)に比べると約27%増であり、特に「1月」は観光の閑散期であるにもかかわらず、過去最高の訪問者数を記録した2019年をさらに上回っている事実から、ソウル市は今年のソウル観光市場の展望も明るいと予想している。

    ○年間ソウルを訪れる外国人観光客数は、2019年に過去最高を記録(1,390万人)し、コロナ禍以降は2023年886万人→2024年1,314万人へと着実に回復傾向を示している。

    ソウルを訪れた外国人観光客の数:文化体育観光部による各年度の外国人観光客調査、ソウル訪問率を適用

    <オ・セフン(呉世勲)市長の「セーフソウル」のメッセージ…ソウルウィンターフェスタなどを予定通り開催、楽しみ方を提供>

    ソウル市は、ソウル観光が回復傾向を示した要因として、戒厳令発令以降の昨年12月16日(月)にオ・セフン(呉世勲)市長が海外の主要メディアの記者が参加するイベントで、英語・中国語・日本語の3カ国語で「ソウルは安全で、多彩な楽しみ方が用意されている」というメッセージを発信し、これと連携した「セーフソウル(Safe Seoul)」のPRに力を入れたことが功を奏したと分析している。

    また、ソウル市は今年1月にトリップアドバイザー(Tripadvisor)が選んだ「1人旅に最適な都市」1位にランクインし、海外で起きているサブウェイ・プッシュ(Subway Pushing)を恐れる必要のない、世界トップレベルで安全な「ソウル地下鉄システム」をも注目を集め、安心・安全の旅行ができるという認識が広まっていると見ている。

    さらに、小商工人・自営業者などのために準備したソウルウィンターフェスタなどのイベントの開催を取り消すことなく落ち着いた雰囲気の中で予定通り行い、見所と楽しみ方を十分に提供した点も、外国人観光客を引き寄せたと評価している。

    ○12月13日(金)に開幕したソウルウィンターフェスタは、クァンファムン(光化門)広場マーケット(~2025年1月5日)、ソウル・ランタンフェスティバル(~2025年1月31日)など、都心の見どころを提供し、イベント期間中、539万人の内外国人観光客が訪れた。

    市は、外国人観光客が長く滞在してソウルの魅力を体験できるよう、昨年12月末に「特別おもてなし週間」を実施し、ヨイド(汝矣島)やクァンファムン(光化門)で「移動観光案内所」を運営するなど、快適なソウル旅行のための取り組みを行った。

    <来年の目標「3‧3‧7‧7観光都市」…「安全で楽しみどころ満載の観光都市」のイメージ発信に注力>

    ソウル市は、2026年までに▴外国人観光客3千万人、▴1人当たりの支出額3百万ウォン、▴滞在日数7日、▴再訪問率70%の「3‧3‧7‧7観光時代」を達成するため、昨年から続けてきた積極的な観光マーケティング事業を今年も継続する。

    市は特に、トリップアドバイザー(Tripadvisor)がソウルを「過去と現在の魅力を一度に味わうことができる都市」と紹介したように、一人で訪れても安心で楽しみどころ満載の観光都市というイメージをアピールすることに注力する方針だ。

    ○今年の春には▴ソウルスプリングフェスタ(4月30日~5月6日)、夏にはハンガン(漢江)全域で様々なスポーツを体験できる▴のんびりハンガン(漢江)トライアスロン祭り(5月30日~6月1日)、秋には都心での癒しの時間をお届けする▴バーベキューフェスティバル(10月25日~10月26日)などが開催される。