ソウル市は、ソウルの高度な交通システムと都市鉄道政策を共有し、国際協力と交流を強化するため、アジア、北アフリカ、南米の3大陸にわたる4カ国の主要都市から都市鉄道政策決定権者を招待し、「海外都市鉄道関係者研修」プログラムを10月27日(日)から11月2日(土)までの7日間実施すると発表した。
研修プログラムの参加者は、各国の主要都市で鉄道分野の政策を策定し、建設・運営に携わる主要機関の決定権者であり、韓国の関連企業から推薦を受けた。審議委員会はその専門性と経歴を考慮した上でモンゴルのウランバートル、ブラジルのサンパウロ、モロッコのラバト、インドネシアのジャカルタの関係者を最終的に選定した。これらの都市は、交通問題を解決する上で潜在能力を秘めており、その交通インフラの改善に大きな影響を与えることができると判断された。
ソウル市は「弱者との同行」という基調をグローバルに展開し、今回のプログラムを通じて都市鉄道の計画や建設のノウハウ、運営管理システムを紹介する。また、建設中の現場と電動車製造会社の見学を通じて実質的な経験を共有し、各国と都市間都市鉄道の交流と協力発展方法についてディスカッションを行う。
2023年海外都市鉄道関係者研修の様子
ソウル市交通情報センター(TOPIS)見学
ソウル交通公社(シンジョン(新亭)車両基地)見学
シンリム(新林)線に乗車
交流・協力の発展方法についてディスカッション