キャリーケース配送の利用件数3.4倍増(270件→917件)
このような流れを受け、ソウル交通公社は今年4月、キャリーケースの保管・配送受付窓口の「T-Luggage」を従来の4カ所(ソウル駅/ホンデイプク駅/ミョンドン駅/キンポゴンハン駅)に3カ所(チョンノ3ガ駅/スソ駅/チャムシル駅)を加え、計7カ所に拡大した。
なお、観光客に利便性とコスパの良さを提供するため、キャリーケース配送サービス(往復2回)と無制限の手荷物保管サービスを組み合わせた「トタパス」を4月に展開している。この組み合わせで利用すると、配送と保管サービスをそれぞれ利用するケースより、最大30%の割引効果が得られる。
さらに、サービス利用の利便性も高くなった。従来のオフライン受付窓口(T-Luggage)とホームページ(www.tluggage.co.kr) に加え、手荷物預かりアプリ(トタロッカー) でもサービスが利用できるように改善された。また、グローバル旅行代理店(OTA)のCreatrip(www.creatrip.co.kr)と提携し、外国人観光客向けの海外販売チャネルも追加した。
ソウル交通公社は今後もキャリーケース配送サービスを拡大し続ける方針だ。
▲主要駅構内の受付窓口(T-Luggage、ソウル交通公社)
▲T-Luggageを利用するために待っている人々