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都市建築ニュース

  • ソウル市、路地・伝統市場などへ「ユニバーサルデザイン」を取り入れ、安全かつ快適に変身

  • ソウル市総合ニュース SMG 2,231
    ユニバーサルデザインとは、性別、年齢、身体状態、文化的背景などによらず、すべての使用者に対して配慮したデザインを意味する。ソウル市は、「公共空間のユニバーサルデザイン適用事業」として、▴住居地域:チュンシン(忠信)ウィッ城郭村(チョンノ(鍾路)区チュンシンドン(忠信洞))、▴伝統市場:ファゴク(禾谷)中央路地市場(カンソ(江西)区ファゴクドン(禾谷洞))、▴公共オープンスペース:カサンデジタルダンジ駅周辺(クムチョン(衿川)区カサンドン(加山洞))の3つの地域において環境改善を完了した。 丘陵地にある住居地域の「チュンシン(忠信)ウィッ城郭村」では、夜間でも安全に階段を登れるよう、老朽化した階段を整備し夜間照明と波形の手すりを設置した。「ファゴク(禾谷)中央路地市場」には、大きな文字、絵文字、照明などを活用した案内サインを新しく整備し直すことで、遠くからでも見やすいよう改善させた。「カサンデジタルダンジ駅周辺」では、会社員の喫煙場所として利用されていた公共オープンスペースに、ベンチと木が植えられた快適な休憩施設を設置してより多様な市民が利用できるようにした。 ソウル市は、市民が日常の中で毎日接する空間において、安全を脅かされたり不便を感じるという問題を、デザインを通じて減らしていくべく、2015年から「公共空間へのユニバーサルデザイン適用事業」を実施している。これまで、高齢者センター、保健所など8か所を改善しており、その過程と適用事例をガイドブックとして制作・配布して他機関と民間にも広まるよう促している。 今回事業が完了した3か所は、2018年から毎年公募を通じて選ばれた場所である。市と自治区が共同で各空間と主な利用者の特性を調査・分析したうえで、事業の全過程において実際の利用者である住民たちが活発に参加して、多様なニーズに対応した。特に、それまで当該地域にて推進中だった整備事業などの事業と連携することで、改善効果を最大限に高めることを心がけた。 ソウル市は、今回事業を完了した3つの地域と類似するタイプの別の空間でもユニバーサルデザインを適用できるよう、タイプ別ガイドブックを制作して、関連部署に指針として活用できるよう配布する予定だ。

    住居地域(チュンシン(忠信)ウィッ城郭村)

    住居地域(チュンシン(忠信)ウィッ城郭村)
    <改善前> <改善後>
    チュンシン(忠信)ウィッ城郭村 改善前 チュンシン(忠信)ウィッ城郭村 改善後
    チュンシン(忠信)ウィッ城郭村 改善前 チュンシン(忠信)ウィッ城郭村 改善後
    チュンシン(忠信)ウィッ城郭村 改善前 チュンシン(忠信)ウィッ城郭村 改善後

    伝統市場(ファゴク(禾谷)中央路地市場)

    伝統市場(ファゴク(禾谷)中央路地市場)
    <改善前> <改善後>
    ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善前 ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善後
    ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善前 ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善後ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善後
    ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善前 ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善後ファゴク(禾谷)中央路地市場 改善後

    産業団地(カサンデジタルダンジ駅一帯)

    産業団地(カサンデジタルダンジ駅一帯)
    <改善前> <改善後>
    カサンデジタルダンジ駅一帯 改善前 カサンデジタルダンジ駅一帯 改善後
    カサンデジタルダンジ駅一帯 改善前 カサンデジタルダンジ駅一帯 改善後
    カサンデジタルダンジ駅一帯 改善前 カサンデジタルダンジ駅一帯 改善後
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限