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  • ソウル市無料の公共Wi-Fi「カチオン」試験的サービスを開始

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    ソウルWi-Fi「カチオン」

    ポストコロナ時代にデジタルへの切り替えとオンライン化が加速化している状況の下、データ料金の心配をせず従来の4倍速の公共Wi-Fiを無料で使えるソウル市の「カチオン」が、2020年11月1日(日)に試験的サービスが開始される。 公園や遊歩道、昔ながらの市場、主要道路などほぼ全域の公共の場所で、スマートフォンのWi-Fi機能をオンにし、「SEOUL」を選択すると、利用することができる。場所によっていちいち接続しなおす必要がなく、最初に1回だけ設定しておくと、「カチオン」の設備が整えられたすべての場所で自動的に接続される仕組みなのだ。 ただし、市内バスのWi-Fiの場合、安定したデータ利用のため、「Public WiFi@ Bus_Secure_(路線番号)」により運営される。ユーザーの位置によっては、周りのバスのWi-Fi APの信号が重なると、接続と再接続が繰り返され、信号の途切れる現象が発生するおそれがあるためだ。 2020年11月1日にはソンドン(城東)区とクロ(九老)区を皮切りに、11月中旬にはウンピョン(恩平)区、カンソ(江西)区、トボン(道峰)区まで拡大して5つの自治区において順次試験的サービスを開始すると発表した。
    ※ 「カチオン(Kkachi On)」の名称は、ソウルの市鳥であり、良い知らせをもたらす吉鳥の「カササギ」と、Wi-FiがONになるという意味の「On」の合成語。ポストコロナ時代、オンラインで対面するという「オン(On)タクト」の意味も含まれている。
    ソウル市は、ビッグデータ、AI、IoT、セキュリティ、3Dマップのような第4次産業の新技術を実装するスマートシティ基盤をつくるとともに、通信事業者の回線を借りることなく、独自のネットワークを活用することで、通信コストの削減効果も狙えると期待している。 ソウル市は、コロナ禍以降、社会全般にオンライン・非対面サービスが普及したことで急増するデータ需要に応えるため、高い通信費が「デジタル格差(デジタル・ディバイド)」へとつながらないよう、誰でも享受することができる「通信基本権」を保障していくと発表した。 さらに、独自のネットワークを活用した公共IoT網の試験的サービスも、2021年より3つの自治区(クロ(九老)区‧ソチョ(瑞草)区‧ウンピョン(恩平)区)から始まる。公共IoT網とセンサーを活用し、セキュリティやPM2.5など、市民の日常と密接なかかわりのあるサービスを提供し、肌で感じることのできる政策を策定するため、都市のデータ収集‧活用にもスピードを上げる方針だ。 ソウル市は第1段階の5つの自治区における試験的事業の運営と成果を評価することで、計画を補完するとともに、関係機関との協議等を経て、残りの20区に対しても段階的に拡大し、2022年にはS-Netとカチオンサービスをソウル全域で実施することを目標に掲げている。 □ マウルバスとソウル市公共Wi-Fiの共通のセキュリティ接続方法 ○ 「Seoul_Secure」を選択し、 ○ Androidのスマートフォンでは、EAP方法を「PEAP」にし、CA証明書は「設定なし」または「なし」を選択した後、ID「seoul」、パスワード「seoul」を入力し、フェーズ2認証は「なし」を選択すると、セキュリティを保ったまま接続して使うことができる。 ○ iPhoneのスマートフォンでは、ID「seoul」、パスワード「seoul」を入力し、RADIUS証明書を「信頼」に設定すると、セキュリティを保ったまま接続して使うことができる。

    Androidの設定方法	
EAP方法を確認	
なし/確認	
CA証明書/設定なし/設定なしを選択	
特定の証明書がなく、セキュリティ接続が提供できません。	
小文字で入力	
パスワード/小文字で入力	
パスワードを表示	
自動再接続	
拡張オプションを表示	
キャンセル/接続	
	
	
iPhoneの設定方法	
キャンセル/パスワードを入力/接続	
ID/小文字で入力	
パスワード/小文字で入力	
キャンセル/証明書/信頼	
	
PEAPを選択し、フェーズ2認証とCA証明書は「設定なし」または「なし」を選択します。	
iPhone設定方法	
取消/輸入密碼/連線	
使用者名稱/輸入小寫字母	
密碼/輸入小寫字母	
取消/憑證/信任	
	
選擇PEAP後,第二階段驗證與CA憑證均選擇不設定或無

    □ 市内バスにおける公共Wi-Fiのセキュリティ接続方法 ○ 「PublicWiFi@Bus_Secure_(路線番号)」を選択した後、 ○ Androidのスマートフォンでは、認証(EAP)方式を「PEAP」にし、CA証明書は「設定なし」または「なし」を選択した後、ID「wifi」、パスワード「wifi」を入力し、フェーズ2認証は「なし」を選択すると、セキュリティを保ったまま接続して使うことができる。 ○ iPhoneのスマートフォンでは、ID「wifi」、パスワード「wifi」を入力し、RADIUS証明書を「信頼」に設定すると、セキュリティを保ったまま接続して使うことができる。 □ マウルバスとソウル市公共Wi-Fiの共通の一般的な接続方法(認証なし) ○ マウルバス、ソウル市公共Wi-Fiの一般的な接続(認証なし)は、スマートフォンのWi-Fi機能をONにし、「SEOUL」を選択するとすぐに接続できる。 ○ Wi-Fiに接続されると、ソウル市公共Wi-Fiのランディングページが表示され、自由にWi-Fiを利用することができる。

    Wi-Fi機能をONにして
選択
一般的な接続
    <ソウル市公共Wi-Fiのランディングページ>

    □ 市内バスにおける公共Wi-Fiの一般的な接続方法(認証なし) ○ 市内バスにおける公共Wi-Fiの一般的な接続(認証なし)は、スマートフォンのWi-Fi機能をONにして「PublicWiFi@Bus_Free_(路線番号)」を選択し、自動的に開くランディングページで、Wi-Fiボタンをタップすると接続できる。
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