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経済ニュース

  • ソウル市、スタートアップ企業の危機克服のために500億を投入

  • ソウル市総合ニュース SMG 687

    新型コロナウイルス感染症の長期化により、スタートアップ企業のエコシステムに前例のない衝撃が可視化されている。それを受け、ソウル市はソウル所在のスタートアップ企業に対する先制的かつ積極的な支援で、今の危機を機会に変える計画だ。 このため、総額500億ウォンの予算を投入し、今後成長可能性が高いとみられるバイオ・非対面などの有望分野を扱うスタートアップ企業の「1万人の技術人材」に対する人件費支援に乗り出す。成長の可能性は大きいが、新型コロナウイルス感染症によって困難な立場に立たされているスタートアップ企業の危機克服を支援して、グローバル競争で優位を占めるように助ける計画だ。 「技術人材1万人の人件費支援」の最も大きな目的は、スタートアップ企業が推進している技術や製品開発の日程がずれないように支援することだ。同時に、スタートアップ企業に従事する技術人材の雇用安定性を高め、雇用市場の衝撃緩和効果も期待できる。 「スタートアップ企業の技術人材人件費」は、常時雇用人数が5名以上の企業を対象に、1人あたり毎月100万ウォンずつ、5か月間支給する。15名以上の企業の場合は、最大7名まで人件費の支援を受けることができる。 ソウル市は、新型コロナウイルス感染症で財政的に厳しいスタートアップ企業が適したタイミングで支援を受けられるよう迅速に支援を行なうが、不正受給など企業のモラルハザードを防止するために、人件費の支援後には会計法人などに依頼して不正受給の有無を常時調査し、問題点が見つかった場合は支援金の返金措置をとる計画だ。 支援金の申請期間は9月7日(月)から9月25日(金)までの19日間で、ホームページ(http://www.applyhub.co.kr/support)から申請可能。2020年6月1日基準で、常時労働者が5名以上のソウル所在の技術スタートアップ企業であり、2018年以降の投資誘致の累積金額が1~50億ウォン以内であれば支援金の申請が可能だ。注意事項などその他の詳しい内容は上記ホームページの告知文から確認できる。
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