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文化/観光ニュース

  • ソウル市が低迷した美術界を支援し、ソウル随所を美術館に変身させる

  • ソウル市総合ニュース SMG 647

    新型コロナウイルス感染症の長期化による衝撃が経済全般に広まっている。特に美術館の休館、相次ぐ美術展示・イベントが中止または延期となり、美術界の作家たちが創作活動の機会を失って厳しい時期を過ごしている。 ソウル市は全国的に推進される「文化体育観光部公共美術プロジェクト」と連携し、ソウルの計25~50か所に芸術作品の設置、文化空間の造成、ストリートアート、メディア展示、小規模な共同体プログラムの運営など多様な公共美術プロジェクトを実現する「新型コロナ・ソウル公共美術プロジェクト」を推進する。 国家およびソウル市の予算総額130億ウォンを投入する大規模プロジェクトで、美術界の作家の創作活動を支援し、低迷した美術界を活性化すると同時に、市民に開かれた空間で文化に触れる機会を広める計画だ。 今回の公共美術プロジェクトは「文化体育観光部公共美術プロジェクト」と連携して推進するが、ソウル市は優秀な作品を確保するためにソウル市独自の差別化された企画を加え、まったく別のプログラムとして生まれ変わらせた。
    ※ 文化体育観光部公共美術プロジェクト「我が町の美術」 ◆ 事業目的:芸術家への雇用提供および住民の文化に触れる機会拡大 ◆ 事業概要:8,500名の作家が参加し、全国228か所の自治体で同時に行う公共美術プロジェクト ◆ 総予算:948億ウォン(国家予算 8:地方予算 2)
    ソウル市は第1段階として作品の基礎となる1,500点の作品企画案を専門家の審査により選定し、そのうち300点の作品を選ぶ。第2段階は市民・専門家の審査で100点の作品を選抜した後、最後に優秀作品25~50点(チーム)を厳選し、年末から現場に実現する予定だ。 作品企画案の発展過程では各分野の専門家によるコンサルティングが行われ、市-自治区-作家の間で緊密に協力して最適な場所や実現方法などを模索する。参加する作家は進出段階別に100万ウォン~最大総額500万ウォンの提案報奨金を支援され、最終的に選定された場合は文化体育観光部の4億ウォンプロジェクトに参加できる。作品選定の全過程は様々なメディアを通じて市民に公開される予定だ。 受付は9月4日~9月28日まで、オンラインで行われる。作家はプロジェクトを希望する場所または自治区が提案した対象地を背景に、アイデアを自由に提案できる。絵画・彫刻・メディアアートなど設置型作品だけではなく、小規模なコミュニティ活動のように無形芸術プログラムなども可能だ。 公募に関する詳しい内容と段階別の当選結果などは、公募展のホームページ(http://www.covid-19-seoul-publicart-project.com)から確認できる。

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