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都市建築ニュース

  • ソウル市、路地再生事業の成果共有会を開催

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    ソウル市がこれまで行ってきた路地再生事業の成果を確認し、事業地の住民と市民を対象に優秀事例を共有することで路地の再生事業地の活性化を図る場を設ける。 ソウル市が合計25の地域で「ソウル型路地再生事業」を推進している中、2019年10月23日(水)午後2時から市庁舎8階の多目的ホールで、パク・ウォンスン(朴元淳)ソウル市長と地域住民ら700人余りが参加するソウル市路地再生事業の成果共有会「Show Me The 路地」を開催する。 今回の成果共有会は、2018年から路地再生事業を行ってきた13か所の路地再生事業の基本及び実施設計計画が策定され、着工準備中にあり、2019年には12か所が追加で選定されたことに伴い、これまで各事業地で路地再生事業を行ってきた過程や住民らの参加と役割などを共有し、市民に路地再生の魅力と必要性を知らせるために設けられた。 今回の成果共有会は、大きく2つのイベントで行われる。まず「Show Me The Playing路地」として行われる第1部のイベントでは、▲路地再生事業地の住民が参加するコミュニティダンス、▲住民らが直接参加して作った路地再生ストーリー動画の上映、▲路地の班長任命式、▲「暮らしやすい村づくり公募展」授賞式などが開かれる。 「Show Me The 路地」として行われる第2部のイベントでは、 恋のスケッチ ~応答せよ1988~』などドラマを媒介とした路地再生の方向と未来について共に討論する▲路地再生ドラマトーク、大学生による路地ビジョンコンテストである▲Show Me The 60秒路地イベントが開かれる。 「路地再生ドラマトーク」では、映画評論家、路地再生事業の総括計画家、ソウル研究員などが専門家パネルとして参加し、ドラマ『恋のスケッチ ~応答せよ1988~』など路地の映像を見て、路地の再生に対する内容を市民と一緒に話し合い、クイズコーナーを実施する。 「Show Me The 60秒路地」は、大学生を対象としたコンテスト。路地再生の意味を3行詩や歌、ダンス、ラップ、ミュージカルなど様々な方法を使用した60秒の動画で表現し、これを専門審査委員と路地再生事業地の住民らで構成された聴衆評価団が直接評価し、授賞する作品を選定する。 パク・ウォンスン(朴元淳)ソウル市長は、「2018年から始まった路地再生事業は、ソウルの魅力を抱いている路地を市民と共に変化させ、歩きやすく、住みやすい場所を作るもの」であると述べ、また「路地再生地域の住民が直接参加した今回の成果共有会を通じて、路地の意味を蘇らせ、共同体を活性化させて生活の質を高めることに最善を尽くす」と語った。

    SHOW ME THE 路地! 路地再生事業の成果共有会事業概要

    □ 推進日時:2019年10月23日(水) 14:00~18:00 □ 場所:8階多目的ホール □ 参加人数:路地再生に関心を持つ市民、大学生、公務員、中間支援組織、地域別のサービス会社など約700名
    ○ (ソウル市) ソウル市長、都市再生室長、再生政策企画官、再生政策課長など ○ (大学生) 大学生路地再生アイディアコンテスト参加者約400名 ○ (事業施行建築家及び市民) 約25か所の路地再生関係者及び市民約300名
    □ 主な内容 ○ 路地を素材とした「ドラマトークショー」による路地「2段階ビジョン」の共有 ○ 大学生路地アイディア公募展「Show Me The 路地」開催 ○ 路地再生に関する地域別成果を共有・展示する「一坪ギャラリー」推進 ○ 一般市民の結束力と自発的な参加で作られた「コミュニティダンス」公演など