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都市建築ニュース

  • ソウル駅高架、「歩く道」として再生へ

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    つい最近までは自動車が走っていたソウル駅高架の上にカフェや図書館、野外舞台、バラ広場などの様々な便宜施設が設置され2017年4月に公開される予定である。ソウル市が45年の間、車道としての任務遂行を終えた老朽したソウル駅高架の総延長939mを人が「歩く道」として再生し、ソウル駅の一帯を17つの歩行路でつなぐ「ソウル駅7017プロジェクト」の基本設計案を確定した。

    記者説明会でパク・ウォンスン市長は「ソウル駅7017プロジェクトは車道としての役目を終えた高架をなくす代わりに再活用することで人が歩ける道にし、その活力を基にして立ち後れているソウル駅とその一帯に活力を吹き込むための新しい試み」と明かした。

    まずソウル市は市民の安全のため、2016年3月橋梁の保守補強工事に本格的に着工する。安全等級がE等級である支持装置264ヶ所は地震にも耐えられる免震装置に全面的に交換する。高架から周辺の地域に伸び行く17つの歩道については、エレベーター、エスカレーター、ブリッジなどで連結され、隣接したビルからはブリッジを通してすぐにソウル駅高架に歩いて出ることができるようになる。

    高架の上にはカフェ、図書館、野外舞台、花屋など、約20ヶ所の便益施設をはじめとして16の大小の広場など、様々な休憩施設や便益施設を整備して都心の中の市民の憩いの場所になる事が期待される。

    一方、新しく生まれ変わるソウル駅高架をあらかじめのぞくことができる「ソウル駅7017インフォガーデン」を2016年4月ソウル広場に設置して運営する予定である。模型展示、映像体験館、ブックカフェなどが運営され、実際の高架に置かれる11つの植木鉢を先にお目にかかる事ができる。

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