昨年一年間、ソウル市で発生した年間110万トンの可燃ごみのうち73万トンの生活ごみを、4ヶ所の資源回収施設(陽川区(ヤンチョング)、蘆原区(ノウォング)、江南区(カンナムグ)、麻浦区(マポグ))で焼却することで得られた焼却廃熱は、石油133万バレル、即ち1,850億ウォンの石油に相当する。
このようにして得られた再生可能エネルギーの量は、年間19万世帯に暖房供給できる量に値し、これはソウル市内の高層住宅(2010年基準で132万世帯)の約14%に暖房熱を供給できる量である。
生活ごみ1トンを焼却すると、1世帯で約90日間暖房熱として使用できる再生可能エネルギーが回収でき、4トンを焼却すると、1世帯が365日使用できるエネルギーが回収できることになる。
19万世帯のエネルギー使用量は、1世帯で1年間使用する平均暖房熱9Gcalを基準に計算した。