ソウル市は、5月4日から10月まで、南山コル韓屋村とソウル広場で伝統文化遺産のテコンドー常設公演と参加型イベントを毎週開催する。
今年は、伝統武芸の試演だけでなく、▴K-pop ▴ミュージカル ▴フュージョンなど、現代的解釈の創作公演も披露し、国内外からの観光客を楽しませる。
主な公演としては、オリジナルテコンドーである▴国技院のテコンドー公演(5月) ▴ミドン小学校テコンドーチームの公演(5月) ▴ミュージカルテコンドー公演(6月) ▴正統テコン(9月) ▴K-popコラボ公演(10月)などがある。
7月と8月には、昼間は暑いため、ソウル広場のステージで夜公演が行われる。ソウルの夏の夜、クールなキックとダイナミックなパフォーマンスで暑さを和らげるなど、観客にひと味違うテコンドーの魅力を発信する。
夜公演は、「テコンショー-DREAMER」というタイトルで、水曜日の夜に6回にわたって開催される。国楽(韓国の伝統音楽)と打楽にダンスを取り入れたテコンドー専門パフォーマンスチーム「ビガビ」がK-popに合わせた新しいテコンドーダンスを披露。「若者の明るくて希望溢れる未来」をダンス、歌、テコンドーで表現する。
また、市は、市民がテコンドーを直接体験できるように、▴撃破体験 ▴テコンドーの基本姿勢など参加型プログラムも行う
参加型プログラムを2つ以上体験し、個人のSNSにハッシュタグ(#ベコとテコン体験)を付けて投稿すると、ソウルヘチフレンズのキャラクターであるベコキーホルダーをもらえるイベントも用意されている。
韓国のテコンドーに馴染みのない外国人観光客は、公演を見る前にテコンドーを理解し、簡単に習ってみることができる外国人向けプログラムに参加できる。
プログラムは、英語で1回あたり30分間行われ、テコンドープムセや基本姿勢を習ってみる内容となっている。体験を終えた参加者は、修了証書とソウルの色(スカイコーラル)のテコンドー帯がもらえる。
プログラムに参加したい外国人観光客(個人·団体)は、30日からInstagram公式アカウント
◈ 外国人向けテコンドー体験プログラム
(@seoul_taekwondo_performance)の申請リンクから申し込みできる。現場でも申し込みを受け付ける。
2024ソウルテコンドー常設公演について詳しい情報やスケジュールは、Instagram公式アカウント(@seoul_taekwondo_performance)で確認できる。
ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「今年のソウルテコンドー公演は、ひと味違うテコンドーの魅力を伝える伝統と現代を融合させた多彩なパフォーマンスで構成されている」とし、「市民だけでなく、外国人観光客も楽しめる体験イベントも用意したので、家族、友人と一緒に有意義な思い出を作れたらと思う」と述べた。