昨年の年末から今年の1月までの38日間にわたって毎晩ソウルのランドマークである光化門と光化門広場を鮮やかな光で彩ったメディアファサードショー「ソウルライト光化門」が、国内外の訪問客およそ189万人が訪れる中、大団円に終わった。
ソウルライト光化門は、「メディアファサードショー」、「照明ライトショー」、「世宗文化会館外壁メディアギャラリー」、「大韓民国歴史博物館K-カルチャースクリーン」、「光造形作品」など、計20カ国の53人のアーティストがコラボして多彩なメディアアートプログラムを披露した世界レベルの光·照明ショーだ。
特に、光化門と光化門月台を中心に長さ400mの景福宮の壁をキャンバスに、映像と華やかな照明で構成されたプログラムは、訪問客の耳目を集めた最高のコンテンツだった。
メディアアートショーは、フランス、ドイツ、オーストラリアの作家らが参加し、5分くらいのデジタル映像を流す形で行われたが、その中でもソウルを背景に都市と自然が調和をなしている作品を光で表現したイ・イナム作家の光化山水図が反響を呼んだ。
「ソウルライト光化門」の訪問客の満足度も非常に高かった。アンケート調査結果、参加者の98.4%が満足したと回答、98.3%がまた来たいと回答した。
その他にも、光化門広場の西側の六曹マダンに設置された長さ14m、高さ4mの大型LEDには、デジタル基盤のネオ·ダダの国内外作家8人の作品も上映された。新しい未来環境とバーチャルヒューマンを紹介する「ミラーリングネイチャー」、「ミラーリングヒューマン」が登場する34台のLEDメディアキューブも市民の耳目を集めた。
市は、今年も「ソウルライト光化門」を開催する。ソウル市内の大学や協会との連携展示をはじめ、市民参加型コンテンツ、光化門ならではの年末カウントダウンイベントなど、老若男女誰もが楽しめるメディアアート展示を開く計画だ。
ソウル市のチェ・インギュデザイン政策官は、「メディアファサードショーソウルライト光化門の成果を機に、ソウルの魅力ポイントである光化門が、メディアアート作家の夢の舞台になるように、引き続き様々なイベントを開催する計画だ」とし、「光化門を伝統と現代、都市と自然、芸術と技術で現れる6つのソウルの魅力を盛り込んだ世界的なメディアアートのランドマークにしていきたい」と述べた。
添付<2023ソウルライト光化門>の現場写真
光化門メディアファサードショー
ハン・ホ–21c夢遊桃源図
クォン・チギュ–満月
クォン・チギュ–大転換
光化門広場六曹マダン–ミラーリングネイチャー/ミラーリングヒューマン
K-カルチャースクリーン(大韓民国歴史博物館)-「デジタル抽象」
光化門広場の北側テーマ館–「ダダの光」
世宗文化会館外壁のメディアギャラリー-「DroptheBit(光を意味する韓国語)」
ソウルライト光化門–シグネチャーメディアファサード&照明演出
光化門メディアファサードショー–ドローン撮影写真