ソウル市は「ソウル型リモデリング」という新概念を導入し、アパート(日本でいうマンション)も修正して再使用する「2025ソウル市共同住宅リモデリング基本計画」を発表しました。
「ソウル型リモデリング」とは、公共支援を受けてアパート(共同住宅)をリモデリングし、リモデリングを通じて増築された団地内の駐車場または附帯・福利施設の一部を地域社会に開放して共有し、公共性を確保する新しい方式です。
特に15年以上のアパートの場合、ソウル市が工事費や専門家によるコンサルタントなどの公共支援を通じ、住居地の持続可能性を高める内容を盛り込んでいます。
「ソウル型リモデリング」、どんな方式で行われますか?
①水平・垂直増築を通じた「世帯数増加型」リモデリング
まず「世帯数増加型」は水平・垂直増築を通じて世帯数を増やすことで、14階以下のアパートは2階、15階以上のアパートは3階までの増築が可能です。
②設備や修理などを通じ、住居環境を改善する「オーダーメイド型」リモデリング
現在「オーダーメイド型」リモデリング方式はソウル市内の1,870の団地が可能対象地として分類されており、これは設備や修理などを通じて住居環境を改善する「低コスト」方式です。
「ソウル型リモデリング」は、今後「地域再生」と「公共性」を一度に実現できるものとして期待されています。短期的には行政的支援を先制的に開始し、このために「ソウル市リモデリング支援センター」を設置してワンストップ(one-stop)に情報を提供し、リモデリングの初期事業性分析を行うためのコンサルタントも支援します。
長期的には積極的な財政支援案を用意して「ソウル型リモデリング」を持続活性化します。さらに、整備事業の推進が遅々として進まないカンブク(江北)の一部地域のうち、住民たちがリフォームを希望する場合は「ソウルリモデリング」のモデル団地として選定し、モデル事業を推進する計画です。