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都市建築ニュース

  • 「スマートソウルマップ」、エシカル消費を助ける地図、交通弱者向け散策路、新型コロナウイルス選別診療所などの外国語マップを提供開始

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,014
    「スマートソウルマップ」(都市生活マップ)は、Excelのような文書になっている行政情報を地図に表示して見やすく視覚化したデジタルマップである。専用のプログラムを設置しなくてもパソコンやスマートフォンで簡単に検索できる。現在、児童保護エリア、ベジタリアンレストラン、民願書類自動交付機など93のテーマ別に該当の地図を提供しており、NAVER MapやKakaomapのような民間のマップサービスとも情報を共有している。 ソウル市は、「市民のエシカル消費を誘導しながらコロナ渦で大変な時期を過ごしている小商工人を助け、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために外国人の情報収集を簡単・迅速にし、交通弱者の利便性を高めることなどを目的に3種類のマップサービスを新たに提供する」と、その旨について説明した。 ○ エシカル消費を助けるマップ: 「善の影響力店」とは、給食カードを利用する低所得階層の児童を対象に無料で食事を提供する店などの自発的な市民の集まり。また「ウィセーブ店」とは、毎月利益の一部を後援しているセーブ・ザ・チルドレンの寄付キャンペーン参加店舗。ソウル市内だけでなく、全国の地図を提供してエシカル消費への参加を誘導する計画だ。
    エシカル消費を助けるマップ
    「善の影響力店」マップ (全国サービス) 「ウィセーブ店」マップ (全国サービス)
    「善の影響力店」マップ (全国サービス) 「ウィセーブ店」マップ (全国サービス)
    交通弱者向け散策路: 周辺の地下鉄駅で降りて目的地まで行く様々なルートを▴優秀(おすすめ)、▴普通(保護者同伴なら可能)、▴不良(おすすめできない)に細分化して表示し、情報不足のためにアウトドア活動を積極的にできない交通弱者なども散策路などを選ぶ時に活用できる。特にこのマップは「2020年ソウル型ニューディール雇用事業」の一環として、当時参加した青年たちが60か所余りの歩行道路を実際に歩きながら調査した。
    交通弱者向け散策路
    「交通弱者向け散策路」マップ (詳細内容)ヨイド(汝矣島)公園の周辺
    「交通弱者向け散策路」マップ  (詳細内容)ヨイド(汝矣島)公園の周辺
    新型コロナウイルス感染症選別診療所の外国語マップ: 外国人も選別診療所や臨時選別診療所を簡単に探して検査できるよう、英語・中国語・日本語の3か国語対応の地図を制作し、ソウル市外国語ホームページ(http://english.seoul.go.kr)にてサービスを提供する。ソウル市は、今後ともソウル市に住む外国人が必要とする情報を手軽に得られるよう、様々なテーマの都市生活マップを開発・提供する予定だ。
    新型コロナウイルス感染症選別診療所の外国語マップ 1
    新型コロナウイルス感染症臨時選別診療所マップ(英語版)
    新型コロナウイルス感染症臨時選別診療所マップ(英語版)
    新型コロナウイルス感染症選別診療所の外国語マップ 2
    トンデムン(東大門)区庁周辺(中国語版) ソウル市庁周辺(日本語版)
    トンデムン(東大門)区庁周辺(中国語版) ソウル市庁周辺(日本語版)
    選別診療所選別診療所 臨時選別診療所臨時選別診療所
    ソウル市は無料の公共Wi-Fi「カチオン」の位置マップ、デジタルデバイドを解消するためのキオスク位置マップなど多様な都市生活マップを準備している。今後とも市民が必要とする情報や知っておくべき生活情報を継続して発掘し、地図の内容も常にアップデートして市民の暮らしの質を高めていく計画だ。 また、2021年2月25日から新しいマップ視覚化サービスを提供し、マップ情報の可読性や視認性を高める計画だ。例えば、これまで点・線・面で表示していた地図に、施設の密集度やサービスの特典範囲なども確認できる様々な機能を追加して利用者の利便性を高める。 現在、施設等の建物は「点」、散策路などの道路は「線」、都市再生地域のような一定のエリアは「面」で地図上に表示しているが、それに加えて今後は「線」の場合、直線、曲線、点線、流れ線などに細分化し、地図が示す意味を視覚的に一目で把握できるようにする。 代表的な例として、保育所の密集度、自動交付機の分布図のように、市内にある施設を一目で把握できるよう施設が多い場所、少ない場所にわけて色で区分して表示する「ヒートマップ(heat map)」方式を適用する。公共Wi-Fiサービスが利用できる場所は、その影響圏(エリア)を示すバッファー(buffer)機能を取り入れる。 ソウル市は、これまで利用者が制限されていた地図の視覚化機能を一般市民も利用できるよう、専門家向けソフトウェアを「スマートソウルマップ」にも取り入れる。これによって今後は一般市民をはじめ市・区の懸案・課題解決を担当している公務員など幅広く活用できるものと期待される。
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限