「ソウル・デザイン・ハンマダン2010」の開幕式が9月17日、メインとなる来賓とソウル市民、1500人が参加する中、蚕室(チャムシル)メイン・スタジウムで行われ、21日間の祭典の幕を開けました。
呉世勲市長は開会式の挨拶で、「今回のデザイン・ハンマダンは、韓国内外の参加企業が昨年に比べ2倍以上に増加し、市民が参加するプログラムも多くなった。21日間、1千万人のソウル市民と外国人観光客はデザインを通してハッピーになるだろう」と述べました。
市民一人一人が主人公となるソウル・デザイン・ハンマダンの開幕式では、多くの市民が参加して「グリーン・パフォーマンス」が繰り広げられました。グリーン・パフォーマンスは、リサイクル品を楽器として活用したエコ・オーケストラ、ノリダンのピンペンポン・ガラショー、そして子供たちの笑い声や水の音、鳥の鳴き声などが調和した子ども合唱団の公演で構成されました。
特に開幕式には、オンラインを通じて参加を希望した市民1千人がスマートフォンを利用して開幕を祝うメッセージをその場で発信し、そのメッセージは大型電光掲示板にリアルタイムで映し出されました。
10月7日まで続く今回のイベントは、蚕室(チャムシル)総合運動場と4大デザイン・クラスター[麻浦(マッポ)弘大(ホンデ)・東大門(トンデムン)DDP・江南(カンナム)新沙(シンサ)地区・九老(クロ)デジタル団地]を中心に繰り広げられ、▴子供たちには「創造力を育むデザイン」を、▴女性には「生活の中のデザイン」を、▴デザイナーや学生には「知識を分かち合い、コミュニケーションするデザイン」を、▴社会から疎外されやすい階層には「お互いに思いやるデザイン」を、見て、感じて、体験してもらうための多彩なプログラムが用意されています。
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