昨年８月１日にオープンした光化門(クァンファムン)広場が、オープンから６カ月で来場客１千万人突破を目前にしている。光化門広場の来場客は１日平均５万人で、このままだと２月にはこれまでの延べ来場客数は１千万人を突破するものと期待されている。


  光化門広場は、景福宮（キョンボクグン）や清渓川（チョンゲチョン）など周辺観光地から近く、興味深いコンテンツが豊富で、ソウル市民やソウルを訪れた観光客なら誰もが一度は訪れる都心の中の憩いの場として定着しつつある。

  来場客の増加によって、光化門広場の周辺商圏も活気を帯びている。光化門広場のオープン以来、広場の周辺にあるドーナツ専門店やアイスクリーム専門店は売り上げが大きく伸びている。


  しかし、このように市民からよい反応を得ている一方で、オープン初期に安全上の問題が提起されており、最近では人工構造物の過剰な設置など、広場の管理・運営やアイデンティティをめぐって多様な意見が示されている。このため、当分は広場に新たな施設を設置するよりは、光化門広場のアイデンティティを確立するために、市民や専門家などによる討論会を開き、各界の意見を総合的に吸い上げたうえで最終的な運営案を具体化する計画だ。