チョンガク駅の近くにあるソウル観光プラザ・観光情報センター ⓒホン·ヘス
コロナ禍で途絶えていた空の便の運航が再開され、海外から韓国を訪れる観光客も大幅に増えた。今回は、ソウルの観光情報を集めたところがあるということで、ソウルの一風変わった観光スポットが気になる観光客のために、取材してきた。
チョンガク駅からチョンゲチョン(清渓川)の方に歩いて6分のところにある「ソウル観光プラザ・観光情報センター」は、ソウル観光に関心のある人ならば誰でも気軽に訪れることができるスペースだ。
落ち着いた雰囲気の中で休憩できるロビー ⓒホン·ヘス
窓の外を眺めながら休憩できる座席 ⓒホン·ヘス
ソウル観光プラザの1階は、旅行者カフェとして運営されており、配置された旅行関連の図書や観光パンフレットをロビーにある椅子に座って、寛いで読むことができる。特に、窓際のテーブルにはコンセントが設けられているので、移動で残量が減ったスマホを充電することもできる。多言語対応で相談を行っている案内カウンター ⓒホン·ヘス
様々なソウル観光の案内情報が用意されている。 ⓒホン·ヘス
英語版の観光情報誌 ⓒホン·ヘス
案内カウンターには、外国人観光客のために英語、中国語、日本語で対応できるスタッフが常駐している。カウンターの下に設けられている本棚には、様々なソウルの観光スポットに関する情報が掲載されたパンフレットが用意されている。これらが無料提供されているのは、観光客にとって嬉しいサービスだ。
パンフレットは多言語で製作されているので、韓国を訪れた外国人の知り合い(知合いでも間違いではないが、知り合いの方が一般的)に渡しても喜んでもらえるかも知れない。ソウルで楽しめる山登り、伝統市場、食べ物、韓流に関する情報などが満載なので、ソウル市民にも知られていないソウルの魅力を見つけられるのではないだろうか。
プサン(釜山)市の協力により、プサン(釜山)の観光情報も充実している。 ⓒホン·ヘス
一角にはプサン(釜山)の旅行情報が集められているスペースもある。他地域と提携し、その地域の情報も収集されているので、旅行計画があれば一度訪問するのも良さそうだ。
多彩なお土産が陳列されている。 ⓒホン·ヘス
「ソウル象徴観光記念品」の公募で受賞した商品が陳列されている。 ⓒホン·ヘス
お土産にぴったりなソウルの観光記念品 ⓒホン·ヘス
「ソウル象徴観光記念品」公募で受賞した多彩なお土産も陳列されている。ソウル市のマスコットである獬豸(ヘチ、想像上の動物)のデザインがあしらわれたタンブラーやフィギュアはもちろん、螺鈿で装飾が施されたお盆、ソウルの観光スポットが形象化されたキーホルダーやマグネットなど、ソウル観光の思い出になるおしゃれで多様な商品がたくさんあって、お土産はもちろん、自分用に買って帰るのも良さそうな商品がずらりと並んでいる。
海外旅行の後に余った硬貨を両替できる所 ⓒホン·ヘス (終了)
配置されている封筒に硬貨を入れて投函すると、両替してくれる。 ⓒホン·ヘス (終了)
外国の硬貨を両替してくれる機械も設置されているが、海外旅行の後に余った硬貨は銀行で両替できない場合が多く、引き出しの片隅に放置されることもよくある。だが、このような硬貨を国別に封筒に入れて案内に書いてある通りにアプリをダウンロードして申請すれば、業者が回収した後、口座に入金してもらえるという。旅行の後に余った外国の硬貨の処理に困る人には、ありがたいサービスだ。 (終了)
チョンガク(鐘閣)まで行く手間を省きたいなら、ソウル観光財団のホームページにアクセスすると、現場にある案内パンフレットをPDFファイルでダウンロードできるので利用してみよう。
<ソウル観光プラザ・観光情報センター>