ソウル市市民聴の地下にある太平ホールで行われた結婚式第2号の写真
市庁で結婚式?市民の多くが、このような夢を抱いていたと思います。そして今、それが夢ではなく現実になりました。
ソウル市の新庁舎の地下に、旧庁舎で一番美しかった太平ホールを、以前の姿のとおりに復元し、そこで市民の結婚式を行うことにしたのです。 先週の土曜日に第2号の結婚式が行われました。以下に紹介するのは、これをデザインしたイ・ナミ先生が書かれたものです。新庁舎市民聴の太平ホールでの結婚式、皆さんにも是非お勧めします!^^
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昨日太平ホールで第2号の市民結婚式が行われた。
市民聴のオープン式の日に取材陣でにぎわっていた第1号の結婚式とは異なり、静かで素朴な雰囲気の中で行われた第2号の結婚式は、「小さいけれど意味深い結婚式」のタイトルのようにとても素敵な結婚式だった。
結婚式の演出のテーマである「大地のための裁縫」のコンセプトは「フルーツ」だ。フルーツを利用して式場を飾り、結婚式が終わったら来客に分けるというアイディアだ。赤いりんごがライトに照らされて輝いている姿は、今日の主役である新郎新婦が、これから築いていく幸せな家庭を現しているように思える。そしてりんごのようにかわいくて元気な子宝に恵まれた家庭。小さくてかわいい裸足で家のあちこちを走り回る子供たちの幸せそうな笑い声が聞こえてくるような気がする。
上の階の窓から結婚式を見ていた市民の会話に耳を傾けると、「あんなふうにも結婚式できるのね」
周りの人々が異口同音に同じような話しをしているのを聞きながら、「小さいけれど意味深い結婚式」が市民に好印象を与えているという小さな確信を持つことができた。