昨日の午後は、ずっと鐘路2・3街一帯の宝石店と関連業者を見て回りました。宝石関連業者がこれほど密集している街はないでしょう。地下室の奥まった小部屋で新羅の金銅冠を制作した職人らの子孫らしく、肉眼では見えない珠を集めて宝石をつくっていました。
しかし、この街は、職人らの高齢化や贈り物文化の退潮、政府による財政支援の欠如などにより衰退の一途をたどっています。昨日の現場点検と懇談会、これまでのコンサルティングを生かして、ソウル市はここに、宝石博物館や国際ビジネスセンター、ジュエリー・エキスポなどを通じて、ジュエリー商店街の復活と世界的なジュエリータウンの建設を目指します。