ソウルグローバルセンターは、小学生の児童を持つ外国人・結婚移民者の家庭の父兄150人を対象に、子女が実りのある夏休みを過ごすことができる方法や家庭における養育方法をアドバイスする「夏休み対策、多文化家庭父兄招聘説明会」を7月17日午後2時、明洞(ミョンドン)のソウルグローバル文化観光センターのヘチホールにて開催した。説明会のテーマは「実りある夏休みの過ごし方」である。
ソウルグローバルセンターは今年の2月、多文化家庭(国際結婚家庭)の父兄150人を対象に、就学準備と健康な学校生活というテーマで「就学説明会」を開き、好評を得た。
今回の説明会では、ソウル仁憲(インホン)小学校の教師キム・ウンギョン氏と日本人教師の成田真美氏が小学生の夏休み活用法、学校生活情報および父兄の役割に関する情報を提供し、多くの外国人や多文化家庭の父兄が子供養育について抱く疑問点について答える場となった。
まず、実りある夏休みが過ごせるよう、▴夏休みの宿題のやり方、▴推薦図書の読書法、▴ボランティア活動、▴体験プログラム、▴健康管理などに関する様々な情報を提供し、親としての役割についてもアドバイスした。
とくに、説明会を進める仁憲小学校のバイリンガル担当教師、成田真美(日本)氏は、ソウルに住む多文化家庭の母親として、自らの子供養育の経験と、学校の子供たちのケースに基づき、参加者に有益な情報を提供した。
この日の説明会では、韓国語に不自由を感じる父兄のため、英語、モンゴル語、ベトナム語、ロシア語、タガログ語の5つの通訳ボランティアが手伝った。
他にも、韓国人と日本人により構成されたハーモニー合唱団の特別公演、お連れの子供さんのための韓紙工芸体験、家族相談コーナーも行われた。