ソウルメトロが365mc病院と共に、7号線カンナムグチョン駅に設置された「アート健康寄付階段」に集まった寄付金1,035万ウォンをソウル文化財団に届けた。
ソウル文化財団を通じて、寄付金は障害のある芸術家たちの電動車椅子を充電できる充電所を建てる用途に使用される予定だ。「アート健康寄付階段」の「アート(芸術)」という意味を活かし、障害のある芸術家たちの移動権を保障し、スムーズな創作活動を保障する意図が込められている。
ソウルメトロと365mc病院は、2017年3月にカンナムグチョン駅にエスカレーターの代わりに階段を利用する人の数だけ寄付金が貯まる「アート健康寄付階段」を一緒に設置した。
両機関は、階段の利用客1人あたり、10ウォンずつ365mc病院から支援する方法で寄付金を集めた。2019年は「健康」という意味を活かし、2018年に434万ウォン、2019年に520万ウォンを大韓赤十字社ソウル支社に危機家庭緊急医療費として寄付したことがある。
2019年の「アート健康寄付階段」の利用者数は517,579名だった。2017年の利用者数は434,168名、2018年には518,016名だった。両機関は健康寄付財団の運営3年目を迎え、寄付金の支援を2倍に上げ、利用客1人あたり10ウォンから20ウォンに上げた。
「アート健康寄付階段」には階段を上がりながら芸術作品を鑑賞できるように、西洋画家のジャイム(JAIM)と写真作家のホン・ソンヨンさんの作品が描かれている。階段を利用すると「普通に歩く」よりも3倍、「早歩き」よりも2倍のカロリーを消費することができ、とても健康に良い。