ソウル市は「国際交流複合地区」の造成に向けたチャムシル(蚕室)総合運動場一帯のマスタープランと各施設別のガイドラインを発表した。チャムシル(蚕室)総合運動場一帯の41万4205㎡が、30年ぶりの来る2025年にソウルのグローバル競争力を先導する国際ビジネス交流の中心空間として生まれ変わる。
ソウル市は五輪開催地という価値と歴史性を生かし、メインスタジアムは保存及び再生し、このような背景を踏まえて総合運動場一帯を展示やコンベンション、スポーツ、公演、エンターテインメント空間が調和したグローバルマイス(MICE)の拠点にするという計画を確定した。メインスタジアムを除いた野球場、プール、室内体育館など従来の体育施設は全面再配置して新築する。
特に野球場はハンガン(漢江)の川辺に場所を移し、ハンガン(漢江)を背景に最大規模の3万5000席の観覧を楽しめるソウル市のユニークな名所になるものと期待される。
マイス施設については、専用面積10万㎡以上の大規模な展示やコンベンション施設と1,500室規模の特級ホテルを大量に新設し、計19.5万㎡に達する展示・コンベンション施設が整備されて国際的規模の都心型展示やコンベンションクラスターに位置づけられるだろうと期待される。
2016年から各種行政手続きに入り、2019年から3段階にわたって段階的に2025年に着工する予定である。