呉世勲市長は7月21日にコエックスで開かれた「第14回ソウル国際漫画アニメーション・フェスティバル(SICAF2010)」の開幕式に出席し、ソウルの新たな収益源として期待される成長産業である漫画・アニメーションに対して継続した育成・支援をしていく方針を明らかにしました。
呉市長は挨拶の席で、「ソウル市は毎年、SICAFに積極的な支援を行っており、漫画・アニメーション専門支援機関であるソウル・アニメーション・センターを設立して制作やマーケティングに対する支援を行うことで、関連産業が発展するように多くの努力を傾けている」と述べました。
また、呉市長は、「世界を支配するのは想像力である」というナポレオンの言葉を紹介し、「長い間、私たちの想像力を養ってきた漫画やアニメーションは今後、ソウルの競争力を向上させる中核産業になるだろう」と強調したうえで、「今後、ソウル市はこれら創造的産業の育成・発展のために積極的に支援を行っていく」と述べました。