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文化/観光ニュース

  • 体の不自由な人や高齢者にも便利になったソウル観光

  • ソウル市総合ニュース SMG 4,134

    ソウル市が、観光弱者の観光享有権を基本権として保障していく予定だ。まず、食事し、宿泊し、楽しむ観光施設にバリアフリーやユニバーサルデザインが普及されるよう、ミョンドン(明洞)やイテウォン(梨泰院)などの6つの観光特区を中心に、ホテルやレストランなどの私企業及び公共施設に便益施設を設置・改修・補修するため最大1千~1億ウォンの費用とコンサルティングを支援する。

    体の不自由さが観光の不便につながらないよう、障害の種類別‧対象別に特化した観光コースを拡大開発し、旅行会社と協力して観光商品化の推進も行う。バリアフリー観光施設・優秀観光商品には認証マークを付けてPRする。ソウル市が車椅子リフト付き観光バスを直接購入し、福祉館など団体観光にも対応する。

    ソウル市の120以上の主な観光施設に対する全数調査をもとに、各施設のアクセシビリティ情報(スロープ・多目的トイレ・障害者用昇降機などの有無)をイラスト記号で表示する新しいガイドブックを2018年から配布する。また、旅行の計画から予約、レンタカーなどのサービスをワンストップで行える「バリアフリー観光支援センター」を2018年上半期に開設する。体の不自由な人向けの文化観光解説士を3倍以上(8人→28人)に拡充し、観光解説士がいる徒歩観光コースも5つまで拡大する。(現在はトクスグン(徳寿宮)、キョンヒグン(慶熙宮))

    ソウル市は、このような内容を骨子とする4大分野・12課題の「バリアフリー観光都市造成計画」を発表した。観光福祉の拡大は、新政府が提示した100大国政課題のひとつだ。4大分野とは、①物理的環境と移動便宜の向上 <観光施設>、②カスタマイズ型観光コンテンツの開発提供 <観光コンテンツ>、③観光情報アクセシビリティの強化 <観光情報>、④社会的認識と観光サービスの改善 <社会的認識>だ。

    1つ目に、韓国内外の観光客が多く訪れる地域の観光施設を改善し、バリアフリー観光バスのような専用車両を拡大して、観光弱者が気軽に不便なくアクセスしやすい環境づくりを目指す。

    2つ目に、観光弱者向けのカスタマイズ型コンテンツを開発・提供する。現在29個あるバリアフリー観光コースに加え、障害の種類別、高齢者、乳幼児連れの家族などに対象を細分化し、毎年10個前後で新たに開発する計画だ。官民の協力を通じて障害者と低所得層に旅行をプレゼントするプロジェクトも推進する。

    3つ目に、観光情報アクセシビリティを強化する。主な観光施設のアクセシビリティ情報を盛り込んだソウル市観光ガイドブックを新たに製作して配布し、ソウル市観光公式サイト (www.visitseoul.net) のモバイルアプリでも提供する。「出入口スロープの有無」、「多目的トイレの有無」についてイラストで表示し、アクセシビリティ情報を提供する方式だ。

    また、「バリアフリー観光支援センター」を2018年上半期に開設‧運営する。ここでは旅行プランの作成や予約から障害者用観光車両、車椅子、ベビーカーレンタル申し込みなどのワンストップサービスを利用できる。

    4つ目に、観光弱者のための専門人材(文化観光解説士)を3倍以上追加養成し、観光業界従事者への教育を通じてサービスの改善と社会的認識の普及に努める。

    バリアフリー観光地の例:トンデムン(東大門)デザインプラザ

    アクセシビリティ 案内サービス
    ① アクセシビリティ: 地下鉄の出口とつながっており、車椅子でアクセスしやすい ② 案内サービス: 案内デスクとチケットブースが低くて便利
    停車便利 出入口
    ③ 駐車スペース: エレベーター付近に障害者用駐車スペースを配置 ④ 出入口: 幅が広く、段差・勾配・手すりなどもしっかり整備されている
    通路 洗手間
    ⑤ 通路: 段差がなく、スロープになっていて移動しやすい ⑥ トイレ: 多目的トイレが各階ごとに設置され、洗面台の下部に十分な空間がある
    便益施設 その他
    ⑦ 便益施設: すべての便益施設に段差がなく、自動ドアが設置されている ⑧ その他: 点字パンフレットを提供し、車椅子や歩行器レンタルが可能
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限