ソウル市は、9月1日~2日、ソウル市の姉妹友好都市をはじめ、世界各国の文化を楽しめる、ソウル市の代表的なグローバル・フェスティバル「2018ソウル世界都市文化フェスティバル(Seoul Friendship Festival 2018)」を、ソウル広場や武橋路(ムギョロ)、清渓川路(チョンゲチョンロ)などで開催する。
「世界都市文化フェスティバル(元『地球村ハンマダン』)」は、1996年10月「ソウル市民の日」を記念して開催された。それ以来、毎年、市民が世界各都市の文化公演や食べ物を楽しみ、ソウルと世界都市との文化交流を深めることができた歴史を持つフェスティバルと言える。特に今年は、「ソウルと世界都市との文化交流」という趣旨を、より多くの人に理解してもらうため、フェスティバルの題名を「地球村ハンマダン」から「ソウル世界都市文化フェスティバル」へと変更した。
9月1日(土)の14時50分には、武橋路から清渓広場、ソウル広場に繋がる道路で、世界都市パレードが行われる。韓国伝統の吹打隊が先頭に立ち、その後を世界70ヵ国の旗手と、15の姉妹友好都市からの公演団が、各国固有の衣装を着て続く。
今年のフェスティバルは、ソウルの姉妹友好都市15ヵ所と70ヵ国の在韓外国大使館が参加する。そして、15の海外都市の文化公演、57ヵ国の食べ物展、53ヵ国の世界都市観光広報展、11の国際機関・NGOの広報展、世界結婚文化フェスティバルの構成となっている。
まず、LAのチア・リーディング、北京の武術と変面、ニュージーランドのマオリ民族舞踊、アフリカのモザンビークの伝統舞踊などの公演を、ソウル広場で観ることができる。
毎年大人気の「世界都市食べ物展」は、武橋路と清渓川路で楽むことができる(9月1~2日の12~18時)。インドのタンドリー・チキンやトルコのケバブのように、よく知られている食べ物から、まだ見慣れていない南米地域の「エンパナーダ」や、スイスの「レスティ」など、各都市で人気のある食べ物を味わうことができる。
「都市観光広報展」には、53ヵ国が参加する。ソウル広場の周辺にブースを設け、各都市のいろんな伝統小物を展示・販売し、魅力的な観光コンテンツも紹介する(9月1日の12~18時/2日の12~17時)。
「世界結婚文化フェスティバル」では、各国の結婚文化をテーマに、様々な公演や展示、体験プログラム、イベントなどが用意されている。特に、韓国を含め10カ国の結婚礼服を着た外国人たちのパレード(9月1日の14時に20分間)と、ベトナムの伝統婚礼の再現イベント(9月1日の14~16時)を通じて、異国の結婚文化を体験することができる。
最後に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や、グリーン・ピース(Green Peace:環境保護NGO)、セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children:世界最大の児童救護NGO)などの国際機関とNGOが協力し、国際救護活動についてPRするほか、ソウル市民が参加できる多様な体験プログラムも運営する。
詳しくは「ソウル世界都市文化フェスティバル」のホームページ(seoulfriendshipfestival.org)と、フェイスブック(www.facebook.com/seoulfriendshipfestival)で確認できる。電話でのお問い合わせは、ダサン・コールセンター(02-120)まで。
ソウル市のパク・ウォンスン市長は、「『2018ソウル世界都市文化フェスティバル』は、15のソウルの姉妹友好都市から伝統公演団をお招きし、世界70ヵ国が参加する、ソウル市の代表的なグローバル・フェスティバルと言える。今後も世界主要都市との協力で、世界的な都市問題を解決し、さらにはソウルが東アジアの平和首都と位置づけられるよう、あらゆる努力を尽くしていきたい」と述べた。
1. 海外姉妹友好都市の公演団の参加状況
2. 世界都市観光広報展の参加状況/p>
3. 世界都市食べ物展の参加状況
4. 国際機関および国際NGOの参加状況
5. 世界都市文化フェスティバルのイメージ(ファイルは別途添付)
6. フェスティバルの全日程