- QRコードだけで入場可能なのはもちろん、駐車料金割引・無人手荷物預かり所など様々なサービスも
- 8月11日(8時)から世宗Sシアターで上演のミュージカル「マザーバラード」で無人検札システム開始
- 問診表の作成から発券まで可能な「モバイルチケット」を下半期目処に導入…安全な観覧環境作りへ
世宗(セジョン)文化会館では、ポストコロナ時代に観客が安全に公演を観覧できるよう、国内の公演会場として初めてQRコードを活用した「無人検札システム」を導入する。
観客が世宗Sシアター前の「スピードゲート」を通ると、チケットに印刷された固有のQRコードが読み込まれ検札完了となり、非対面または案内スタッフや他人との接触を最小限に留めて公演会場に入場できる。これまでは会場スタッフが、観客の入場券を一枚一枚、手で検札していた。世宗文化会館では、世宗Sシアター前に入館証をかざして入場する「スピードゲート」を新たに設置し、ゲートにはQRコードリーダーとモニターを配置。検札システムにチケットを読み込ませるだけで、観客はモニターからも自分の座席番号を確認でき、会場側は検札システムが収集したデータを基に観客の入場状況をリアルタイムで把握できる。
QRコードだけで会場への入場はもちろん、これまでと同様に駐車場割引や無人手荷物預かり所をはじめ様々なサービスを利用できる。
世宗文化会館は11日(火)午後8時、世宗Sシアターで上演されるミュージカル「マザーバラード」から無人検札システムの運営を開始すると発表した。
世宗文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、会場での防疫体制の拡充をはじめQRコードを活用したWEB問診システムの導入やサーマルカメラの設置など、観客が安全に公演を観覧するための取り組みを先駆けて積極的に行ってきた。
今回、導入された無人検札システムのほかにも、問診票の作成から発券まで一度で行える「モバイルチケット」を下半期導入を目指して構築している。無人発券所やキオスク発券機などの情報技術を積極的に活用し、安全かつスマートな会場環境の醸成を推進している。
世宗文化会館のキム・ソンギュ社長は「ポストコロナ時代に合わせ、安全な観覧に向けた非対面サービスを準備している。様々な分野で非対面サービスの適用を進め、観客の安全な観覧に向けて取り組み続ける公演会場にしていきたい」と語った。
【添付1:無人検札システムの写真】