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ハンガン(漢江)大橋の歩行橋が100年ぶりに復活、2021年開通予定
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都市建築ニュース
ハンガン(漢江)大橋の歩行橋が100年ぶりに復活、2021年開通予定
ソウル市総合ニュース
登録日
2019/03/27
投稿者
SMG
ヒット
9,584
ソウルのヨンサン(龍山)とノリャンジン(鷺梁津)をつなぎ、ノドゥル島が広がるハンガン(漢江)大橋は、今から100年前にハンガン(漢江)歩行橋という名前で初めて開通された。名前の通り、ハンガン(漢江)を歩いて渡ることができた最初の橋で、当時ハンガン(漢江)歩行橋を建築する過程において橋を支えるために土手を築いたが、それによって形成された人工の島が現在のノドゥル島である。ハンガン(漢江)歩行橋は、1950年に起きた韓国戦争によりたった3日で破壊され、その後1981年に双子のアーチ橋で車中心のハンガン(漢江)大橋が開通された。 ソウル市はハンガン(漢江)大橋の南端にある従来の橋を利用し、ノドゥル島とノリャンジン(鷺梁津)をつなぐ歩行者専用橋を2021年に再び開通する予定だ。1917年に「ハンガン(漢江)歩行橋」が初めて開通して以来、約104年ぶりに復活することになる。 ハンガン(漢江)大橋の南端(ノドゥル島~ノリャンジン(鷺梁津))のアーチ構造と従来の橋脚を利用し、車道はそのまま維持しながら双子橋の間の空間を利用して幅10.5m・長さ500mの歩行橋を新しく作る。ニューヨークの象徴物であり全世界の観光客が訪れる名所の「ブルックリン橋(Blooklyn Bridge)」のように、1階は車道、2階は歩道として運営する計画だ。歩行者の利便さを高め、道路施設により断絶されていたノリャンジン(鷺梁津)一帯の地域をつなぐとともに、ユニークなデザインとコンテンツを取り入れて新しい観光スポットとして整える。 ハンガン(漢江)大橋歩行橋(百年橋)は、ノリャンジン(鷺梁津)方面では2020年初めに撤去予定の「ノリャンジン(鷺梁津)高架車道」とつながり、ノドゥル島方面では自動車専用道路によって断絶されたノドゥル島の東側と西側を連結する歩道橋とつながる。またエレベーターを設置し、オリンピック大橋下部の水辺歩道とは垂直につながることになる。こうなると、ノドゥル島・ハンガン(漢江)大橋歩行橋・ノリャンジン(鷺梁津)一帯が歩道によって途切れることなく連携される。 ハンガン(漢江)大橋歩行橋の設置は、自然と音楽中心の複合文化空間として2019年9月末に開場予定の「ノドゥル島」へのアクセス性を高めるためでもある。市民がノリャンジン(鷺梁津)からノドゥル島へ、簡単に手軽に行き来できるようにするという計画だ。 歩行橋には▴ハンガン(漢江)と周辺の景色を360度眺望できる展望台、▴様々なイベントが開かれる広場、▴ミニ芝生など緑のくつろぎ空間などが造成され、単純に通り過ぎるだけの空間ではなくシドニーの「ハーバーブリッジ」のように歩行橋自体を楽しめるようにする。 ソウル市は新しい百年橋となるハンガン(漢江)大橋歩行橋が見どころ・楽しみどころ満載の新しい観光スポットとなれるよう、2019年5月中に国際懸賞設計公募を推進し、創意的なデザインを募集する。2019年に設計を完了し、2021年6月には市民に公開する予定だ。 長期的にはノドゥル島を中心に、ノリャンジン(鷺梁津)水産市場~ヨイド(汝矣島)~ソニュド(仙遊島)公園~タンインリ(唐人里)文化創作発電所~キョンイ(京義)線森の道~ヨンサン(龍山)公園をつなぐハンガン(漢江)周辺の広域歩行ネットワークを実現する。
鳥瞰図
鳥瞰図
< 傾斜地を活用した展望デッキ >
< 様々なイベントが開かれる百年広場 >
< 傾斜地を活用した展望デッキ >
< ハンガン(漢江)大橋南端の百年橋全景 >
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