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都市建築ニュース

  • トクスグン(徳寿宮)石垣道、全区間開放

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    トクスグン(徳寿宮)石垣道、全区間開放

    ソウル市は、これまで断絶されていたトクスグン(徳寿宮)石垣道を再び市民の元へと返すべく、2014年から続いたイギリス大使館との長きにわたる交渉を経て、全区間を開放する。 2017年8月「トクスグン(徳寿宮)石垣道」の未開放区間の一部(大使館職員宿舎前~英国大使館後門、100m)を開放したのに続き、未完のまま残されていた最後の70m区間(英国大使館後門~正門)も、ソウル市・文化財庁が協力して推進したことで、1年3か月の時を経て実現した。 ソウル市はイギリス大使館の正門からセジョンデロまでの既存の石垣道には模様をつけて舗装しなおし、石垣に似合う杭を設置して歩行スペースを確保した。石垣に沿って雰囲気の良い景観照明も設置した。 また、トクスグン(徳寿宮)石垣の内側を、周辺の景観にもマッチしかつ歩行者が快適に歩くことができるよう、傾斜路は歩行デッキに、水平な区間は土の道とし、トクスグン(徳寿宮)の訪問客との動線を区分するために木製の欄干を設置した。 その一方で、トクスグン(徳寿宮)石垣の内側の歩行路は、夜間におけるトクスグン(徳寿宮)の建物の安全などを考慮してトクスグン(徳寿宮)観覧時間である午前9時から午後6時までの開放とし、毎週月曜日はトクスグン(徳寿宮)の休業日のため開放しない。 開放される石垣道を歩いてみると、道に沿って植えられた古木の独特な姿がこれまでの歴史を物語っているようで、また両脇に見える古宮と英国式建築がそれぞれ異なる魅力を醸し出している。春夏秋冬の各季節の特色を味わい尽くせる道となると期待されている。