世界デザイン首都ソウル2010を迎え、ソウルのあちこちで多様なデザイン展示会が開かれています。そのうち、東洋と西洋の代表的な半島国で、固有な食べ物文化で有名な韓国とイタリアがひとつの食卓に向かい合って座るおいしい展示会が注目を集めています。
これは、ソウルデザイン財団と在韓イタリア大使館が共同で主催する『デザイン、韓国とイタリアの交流展』で、先週末の16日(土)から12月31日(金)まで東大門(トンデムン)歴史文化公園イベントホールで開かれます。
展示は、衣食住のうち最も大きな比重を占める「食」文化であるフードデザインと、「住」文化であるホテルデザインに分けて行われます。
フードデザインは、韓国のデザイナーがデザインした様々な食器をイタリアのグッチーニ社の技術力によってプロトタイプ作品として実現し、韓国デザイナーの名前を世界に知らせる展示になるものとみられます。
ホテルデザインは、韓国のデザイン会社とイタリアのデザイナーのコラボレーションによって新しいホテル・インテリア・デザインを実現し、韓国の伝統家具や小物を現代風にデザインしたホテル・スイートルームを観覧することができます。