ソウル市が2011年上半期、海外のニュースを分析した結果、ヨーロッパ、米州、アジア、アフリカなどで報道されたソウル関連のニュースは、合計286件、1日平均1.5件であることが分かった。
とくに、世界のマスコミは従来の観光地中心ではなく、ソウルの隠れた名所と魅力に注目し、ソウル市民のライフスタイルや文化生活の特集なども組んだ。
国によって関心分野も異なった。「欧米圏」ではソウルの自然や都心で楽しめる伝統文化と料理、そしてソウル市民のライフスタイルへの関心が高かった。「日本」ではあまり知られていない隠れた名所や韓流への関心が高く、「中国‧東南アジア」ではモダンで洗練された場所やショッピングスポットを多く扱った。ソウルがあまり知られていない「中南米」や「アフリカ」のマスコミも最近、環境にやさしいソウルの魅力について賞賛を含んだニュースを報道している。
ニュースは新聞が117件で全体の41%、オンラインが51件で18%、通信社が43件(15%)、雑誌が33件(12%)、テレビが32件(11%)、ラジオが10件(3%)という結果であった。
ソウル市は2008年から本格的に外信へのマーケティングを行っており、今まで北朝鮮との関係だけが注目される傾向にあったものを、ソウルの観光、文化、芸術、韓流などに関心が向けられるよう、外信とのネットワークを強化し、絶えずニュースソースを提供し、取材サポートも行っていると述べた。