冬を迎えたヨーロッパの小都市のような異国的なお店やキラキラ輝く装飾など、地中海のクリスマスの風景がソウルでも見られる。真冬でも熱帯や地中海のように青々とした植物を鑑賞できる「ソウル植物園」で、2019年の冬、特別な展示会とイベントが開かれる。
ソウル市は2019年12月11日(水)から2020年1月19日(日)まで「2019ソウル植物園ウィンターガーデンフェスティバル」を開催する。
特にソウル植物園のランドマークである温室ではユニークなツリーと熱帯植物との幻想的な調和を楽しめる。
さらに熱帯館では、蘭の女王と呼ばれる「カトレヤ」をはじめコチョウラン、シンビジウム、オンシジュームなど韓国ではなかなか見られない洋蘭30種類余りが、池の周辺やスカイウォークを中心に展示される。
地中海館ではメリーゴーラウンドやスケートで遊ぶ子どもたち、ワイン樽を積み重ねたワイナリー、ツリーを移動している馬方など白い雪が降り積もったミニアチュアの村が見どころ。また、白樺の家やジャングルジムの形をした大型キューブツリーも展示される。
そして野外のテーマガーデンでは、冬の枯れ木の間に飾られたビッグポット(Big Pot)の雪だるまやサンタクロース、トナカイをはじめ、木で造られたキツネ、クマ、ペンギンなどと思い出の記念写真が撮れるフォトゾーンが設けられる。