カード一枚で旅に役立つ外国人専用の観光パス「ディスカバーソウルパス(Discover Seoul Pass)」は販売開始から2年も経たず2万5千枚が販売され、高い人気を集めている。これにより、ソウル市はソウル旅行の必須アイテムとして定着させるため、ソウル観光財団と共同でサービスと機能を大幅アップグレードさせた改正版を5月9日(水)にリリースした。
「ディスカバーソウルパス」は、ソウル市が2016年7月から販売を開始した外国人専用の観光パスだ。カード一枚で人気観光地の入場から公共交通機関の利用、ショッピング割引、韓流文化体験まで、観光客の多様なニーズに合わせてソウルの代表観光スポットを便利かつ効率的に楽しめる。
改正版「ディスカバーソウルパス」は、大きく5つの分野においてアップグレードされた。①利用可能な施設の拡大、②モバイルパスのリリース、③交通の利便性向上、④パス券種の多様化、⑤販売所・受取所の拡大である。
第一に、無料で入場または割引提供を受けられる観光スポットが従来の32か所から66か所に拡大された。
第二に、モバイルパスをニューリリースした。「ディスカバーソウルパス」アプリをインストールすると、アプリを通じていつでもどこでも即時に購入・使用できる。オフラインでパスを購入した後のアプリ登録またはオンラインで購入してから現場で受け取る方法などの煩わしさが解消される見通しだ。
第三に、交通の利便性が向上した。従来のT-money機能にインチョン(仁川)国際空港-ソウル駅間の空港鉄道(AREX)片道1回搭乗券、都心のシティツアーバス1回搭乗券、ソウル市公共自転車「タルンイ」の24時間利用券が追加された。
第四に、これまでの24時間券と48時間券につづき72時間券が新しくリリースされ、パス券種が多様化された。販売価格は、24時間券:39,900ウォン/48時間券:55,000ウォン(従来価格と同様)で、72時間券は70,000ウォンだ。モバイルパス価格も同一である。
第五に、37か所だった従来のオン・オフライン販売所が50か所に拡大された。
一方、パス利用者の移動ルートをビッグデータで分析した結果によると、24時間券を利用する外国人観光客は主にキョンボックン(景福宮)をまずはじめに訪問し、Nソウルタワーでソウルの夜景を眺めながら旅の一日を締めくくることが分かった。
使用先、使用方法、購入方法などの詳細については、https://www.discoverseoulpass.comから確認できる。
ソウル市と(財)ソウル観光財団は、外国人個人旅行者(FIT)が旅を便利に楽しめるよう、
ソウルを代表する歴史・文化・楽しみどころへの無料入場または割引特典を受けられる
ディスカバーソウルパスを発行しています。
※より詳しい詳細については、https://www.discoverseoulpass.comから確認!