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プレスリリース

  • ソウル市-SKT、接種後の異常反応をAIが迅速に確認する「ワクチンケアコール」導入

  • プレスリリース SMG 280
    • ワクチン接種後、異常反応が出た人にAIが電話、内容をモニタリングし対応方法も案内
    • 道峰区が10月テスト事業を実施、高い満足度を確認…市とSKTがMOU締結、12月から13の区が先に導入
    • 市、ワクチンケアコールの導入により電話相談業務が激減、異常反応への迅速な対応も可能に

    ソウル市は、新型コロナウイルスのワクチンを接種した後、異常反応が出た人に対する迅速なモニタリングを行うことで自治区の業務軽減を可能にする、接種後異常反応AI電話案内サービス「ワクチンケアコール」を導入する。12月に13の区に先に導入し、その後ソウルの全自治区に拡大していく計画だ。 「ワクチンケアコール」サービスは、保健所の担当者がシステムに異常反応者の情報を入力すれば、SKテレコムのAI「NUGU(ヌグ)」が電話をかけ、▲痛み、▲発熱、▲筋肉痛、▲頭痛など接種者の症状をモニタリングするもの。 異常反応の受付内容が重症または危険な症状だと判断される場合、担当者が直接電話をかけて確認を行う。異常反応を伝えた人との通話履歴をAIが反応別に整理するため、担当者がその内容を確認したり、接種後どこが不便だったのかをモニタリングし異常反応が見つかったらすぐ対応することもできる。 異常反応の症状中、迅速な対応が必要な心筋炎、心嚢炎、血小板減少症を伴う血栓症(TTS:Trombosis with Trombocye penia Syndrome)について案内し、追加接種後の異常反応についても引き続きアップデートする計画だ。 ワクチンケアコールサービスは発信専用のもので、自治区別に「010-4700-9XXX」の番号が割り当てられ、受信者の画面には、上記の電話番号とともに機関名が表示される。また、受信時の番号で電話をかけると、自治区別担当者の番号を案内される。 ソウル市はSKテレコムとワクチン接種後異常反応AI電話案内サービス、「ワクチンケアコール」の提供のため、11月26日業務協約を締結した。 これに先立ち、市は10月道峰区(トボング)とワクチンケアコールのテスト事業を行った。その結果、接種後の異常反応の受付3141件(全体の85%)をAI電話サービスが代行し、職員が直接電話をかける件数が1日100件以上減少し、担当者の満足度が非常に高いことが判明した。また、電話をかけられる前に文字メッセージでAIコールの事前案内を行ったため、不満を示す苦情もなかった。 NUGUワクチンケアコールの高い対話認識率(96.2%)など優れた品質のおかげで対話中断になったケースは2%に過ぎず、職員の業務軽減に非常に役立っていることが分かった。 ソウル市は25の自治区のうち、このサービスをまだ申請していない12の区に対して、毎月成果分析資料を共有し持続的に参加を促すことで、このサービスをソウル全域に拡大していく方針だ。 パク・ユミソウル市民健康局長は「今回のMOUにより、AIを活用した迅速なモニタリングができるうえ、人が直接電話に対応するモニタリング業務を効率よく運営できるようになった。今後異常反応者に対してより迅速に対応ができると期待されている」と話した。
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