ソウル市と文化財庁は15日、「クァンファムン(光化門)ウォルデ(月台)新しい道公開」イベントを開催して、クァンファムン(光化門)ウォルデ(月台)と周辺の広場を公開し、クァンファムン(光化門)広場再構造化事業を終了した。
ソウル市は、2021年6月に発表した「クァンファムン(光化門)広場補完・発展計画」に従って、▴広場の歴史性強化、▴歴史文化ストーリーテリングの強化、▴広場周辺との連携活性化に重点を置いてクァンファムン(光化門)広場再構造化工事を実施した。特に、クァンファムン(光化門)ウォルデ(月台)、ヘチ像、埋葬文化財の復元など歴史性の強化に重点を置いて、クァンファムン(光化門)広場の再造成を推進してきた。
2022年8月に発掘調査から始められたクァンファムン(光化門)ウォルデ(月台)復元は、広場の歴史性を強化する中核事業として、ソウル市と文化財庁が共同で完成させた。
ウォルデ(月台)とは、宮殿や建物の前に設置された広い石壇で、朝鮮時代に王と民がコミュニケーションを交わした空間だ。これまで、クァンファムン(光化門)ウォルデ(月台)の一部はクァンファムン(光化門)前の道路の下に埋もれていた。
ソウル市は、1920年代に日本によって破壊され撤去されたウォルデ(月台)の復元は、韓国民族の歴史的誇りを鼓吹させ、歴史的・文化的空間を回復する意味を持っていると説明した。
本事業によって、クァンファムン(光化門)広場は、歴史文化ストーリーテリング基盤の楽しみどころと広場周辺と連携した文化・夜景コンテンツなどを同時に享受できる空間として定着する予定だ。
2022年8月には再構造化を通じて広場の幅を従来の1.7倍広げて、広場の全体面積約1/4が森と木陰が豊かな公園となり、市民の憩いの空間として再開場した。
再構造化の過程で発掘された井戸と門跡は露出展示され、ユクチョ(六曹)通りの痕跡は活かされ、過去の司憲府の門跡には、クァンファムン(光化門)広場一帯で発掘された埋葬文化財を観覧できる展示場を設置し、市民が日常でクァンファムン(光化門)広場の歴史を見て楽しめるようにした。