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プレスリリース

  • ソウル市駅舎内の撮影の再開、再び増加傾向へ

  • プレスリリース SMG 161
    • ソーシャルディスタンス解除後、撮影需要が増加…比昨年上半期、倍増の見込み
    • 今年上半期だけで駅舎内の撮影90件を記録…1位は緑莎坪駅
    • MVやドラマのロケ地として「新設洞駅の幽霊ホーム」など特色のある空間に注目
    • 公社館内の施設物の撮影は公社HPで申請可能

    ソウル交通公社(以下「公社」)は、今年上半期に行われた映画・ドラマ撮影の支援が6月現在90件を記録し、コロナ禍以前の水準に戻りつつあると発表した。

    地下鉄は市民の日常生活に深くかかわっていることから、映画やドラマのロケ地としてよく使われてきた。19年には年間336件で、毎日撮影が行われるほど人気だったが、コロナ禍によりソーシャルディスタンスの実施が本格化した20年には66件に急減した。

    <ワクチンなど防疫状況の改善による駅舎内の撮影の増加>

    公社は防疫の一環として20年2月から映画撮影の支援を中止していたが、撮影の潜在的な需要を考慮し、21年6月からは営業終了後撮影ができるよう部分的緩和を始めた。21年10月から運行時間帯での撮影制限を解除したが、マスクや発熱チェックなど防疫措置は完備する必要がある。

    駅舎内の撮影件数はドラマを中心に大幅に回復している。22年6月現在まですでに90件の撮影が行われているという。これは昨年1年間の総撮影件数を超えており、今後もっと増加すると思われる。

    <2022年ロケ地No.1は6号線の緑莎坪駅>

    公社が運営する館内施設物のうち、今年上半期最も多く撮影が行われた場所は、6号線緑莎坪(ノッサピョン)駅(7件)だ。地下の芸術庭園のほか、光が差し込む美しい構造により、様々な企業PRの場としても反響を呼んでいる。

    ▲緑莎坪駅での撮影:Arirang TV、KB国民銀行Youtubeより

    また、6号線ワールドカップ駅(4件)、2号線聖水(ソンス)駅(3件)も撮影名所として有名だ。ワールドカップ駅は大規模な待合室やエレベーターを備えており、作中の登場人物が地下鉄で出社・退社する姿を撮影する場所として活用されている。

    ▲ワールドカップ駅(KBS Youtubeより)

    <「新設洞駅の幽霊ホーム」など少し変わった空間もMVやドラマのロケ地として人気>

    ソウルの地下鉄駅の中でミュージックビデオやドラマのロケ地として一番有名なところは、2号線新設洞(シンソルドン)駅にある「幽霊ホーム」だ。案内表示板や黄色い安全線など70年代における駅舎の形がそのまま保たれていることや歳月の痕跡が感じられる独特な雰囲気から撮影要請が多く寄せられている。

    ▲新設洞の「幽霊駅」の撮影様子:国立國學院Youtubeより

    駅舎内に隠れた特別な空間は5号線永登浦市場(ヨンドゥンポシジャン)駅、2・6号線新堂(シンダン)駅にもある。乗り換えを考慮してあらかじめ建設した空間だが、その後路線建設の過程で使用しなくなった。コンクリートやレンガで造られた昔のままの場所としてドラマ・映画のロケ地としてよく活用される。

    ▲永登浦市場駅の有休空間

    ソウル交通公社のキム・ジョンファン広報室長は「地下鉄は市民の日常の空間なので、多くの撮影支援の要請が受け付けられている」としながら「世界最高水準と評価されるK-地下鉄の様子がK-コンテンツを通じて露出し、韓国のプレゼンスが高まることを期待する」と述べた。

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