ソウル市は、ソウル市民と外国人3,827人を対象に、「ソウルの魅力」のアンケート調査実施結果と、アンケートの中の「ソウルの魅力TOP 50」を選定、12日に発表した。

    アンケートは、8月10日～28日までの19日間、ソウル市民2,907人と外国人920人を対象に、ソウル市ホームページをはじめとしたオン‧オフラインで行われ、分析はリサーチ専門機関のニールセンが担当した。

    アンケート結果によると、ソウル市民は「漢江」を、外国人は「多彩で美味しい食べ物」をそれぞれソウルの魅力1位に選んだ。

    特に、「多彩で美味しい食べ物」は、アジア人と非アジア人すべて1位に輝くほど人気が​​高かった。

    ソウル市は、今回のアンケートがこれまで一般的に行われてきた選択式アンケート方式から脱皮し、自分が思うソウルの魅力を3つ記述式に回答し、その理由まで書くようにすることで、今まで把握できなかったソウル市の多彩な魅力を再発見するきっかけとなった。

    アンケートの結果を順位別にみると、ソウル市民はソウルの魅力の1位に「漢江」、2位に「古宮」、3位に「便利な公共交通機関」、4位と5位にそれぞれ「南山」と「清渓川」を挙げた。

    また、外国人は1位に「多彩で美味しい食べ物」、2位は「便利な公共交通機関」、3位は「親切で温かい人々」を挙げた。

    外国人の回答を見ると、「メインディッシュよりも多いおかず」、「直に焼いて切って食べるカルビ」、「色の美しい調和」などを理由に「食べ物」を1位に挙げ、「乗り換えシステム」、「都市の隅々まで伸びている地下鉄」 、「快適な地下鉄駅やバス停」など、「便利な公共交通機関」に深い印象を受けていることが分かる。

    また、何かしてあげようとする「親切で温かい情を持つ人々」を3位に選び、注目を集めた。ソウル市は、今回の結果を韓国・外国人のための観光アイテムの開発に活用し、オンラインコンテンツなどとして製作し、ソウルの魅力を世界にPRする計画だ。