ソウル市の主導によって創立された、スマートシティ分野における最初かつ最大の国際協議体、「世界スマートシティ機構(WeGO)」の第5次総会(ソウル総会)が、18日(月)15時にトンデムン(東大門)デザインプラザにてオンライン・オフラインで開催される。
世界スマートシティ機構(WeGO、World Smart Sustainable Cities Organization)は、世界の都市・企業間におけるスマートシティに関する協力・交流を促進して、持続可能な発展を模索するため、ソウル市の主導によって創立されたスマートシティ分野初の都市・企業の国際協議体(PPP、Public Private Partnership)である。2010年の創立当時は会員都市50都市から出発し、現在は158の世界都市をはじめとする全213の都市・機関・企業が会員として参加する世界最大規模の国際協議体へ成長を遂げた。
「ニューノーマル時代におけるあらゆる人々のためのスマートソリューション(New Normal with Smart Sustainable Solutions for All)」というテーマで、議長都市であるソウル市をはじめモスクワ、ウェリントン、成都、バンコク、ウランバートルなど50の都市代表と国際機関、ICT企業など、全150名以上がビデオで参加して知恵を出し合う。
今回のソウル総会は、「創立10周年」である昨年2020年に開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡散により中止され1年延期となり、議長都市であるソウルで今年2021年に開催されることとなった。前回の4次総会から4年ぶりに開かれる総会である。
WeGO創立10周年を記念して開催されるこのソウル総会は、WeGOの長であるオ・セフン(呉世勲)市長の開会の辞(ビデオ)を皮切りに幕が上がる。▴創立10周年記念行事(開幕式)、▴WeGO持続可能都市アワード授賞式、▴機構の運営方向を論議する本会議、▴都市・IT企業の広報などのプログラムが展開される。
第5次WeGOソウル総会は、ライブソウル(
http://tv.seoul.go.kr)とWeGOのYouTubeチャンネル(
https://www.youtube.com/channel/UCZlWjleK_PwJuSgOgTxFipA)で生中継され、誰でも視聴することができる。